香港極妻日記

海外生活30年目の「極妻(極道ではなく、極楽なアメリカ人妻の略)」の楽しい香港での生活、旅行、美味しいモノ、愛犬の話等、さくっとご紹介♪

カンドゥルのハウスリーフで、お昼前にシュノーケル、その1♪

朝食後にヴィラに戻ると10時を過ぎていたので、少し休憩してから。。。

 

10時半からまたまたハウスリーフをシュノーケルすることに〜。

 

 

ちょっと雲は出て来た感じも、全然モーマンタイです。

 

 

若干波は出て来た感じも、十分穏やかです。

 

 

よくビーチからエントリーしてすぐの海中の様子はこんな感じですよ、と紹介する為に毎回撮影していますが、今回は海面にご注目を。

 

 

波が穏やかなのが伝わりますよね?

 

 

過去の投稿で、波がすごい日の画像をご覧いただくと、それはもう海面が激しく高く超うねりまくってますから(笑。

 

 

海面の穏やかなキラキラした水光が海底をキラキラ輝かせていますよね。

 

 

この現象をコースティックと呼ぶそうですが、綺麗ですよねー。

 

 

コースティックを目で追っていると、あっという間にアライバル・ジェッティに到着。

 

 

ちびたのお魚さんの群れもキラキラです。

 

 

ズームしていますが、実際に見ると本当にキラキラして美しいんですよ。

 

 

ドロップオフに来て、ぐるりと見回してみたところ。。。

 

 

潮流がちょっとだけ出始めたようで、プランクトンが減って透明度が増しています。

 

 

ただ、プランクトンと一緒にお魚さんの数まで減っちゃった感じです。

 

 

ヤガラさんの数は不思議と増えていますが(笑。

 

 

ヤガラさんたちの後ろに大きなツバメウオが見えますねー。

 

 

白くて綺麗なチョウチョウウオのペア、どうしても口がひょっとこに見えちゃいます。

 

 

今日もニモ・ファミリーが食べられるのを頑張って阻止しています。

 

 

このブイのスタンドが見えてきたら。。。

 

 

ルンバ海亀さんの寝床ですが、またお尻を出して充電中でしたー(笑。

 

 

 

 

 

 

 

 

モルディブ旅行にオススメのお天気アプリ♪

昨今の地球温暖化とエルニーニョ現象の影響からか、昨年末からは乾季というのに強風や曇り空や雨の日が多く、先月2月はベスト・シーズンとは信じられないくらいに酷い強風と暴風雨といった悪天候続きの1か月でした。

 

3月2週目半ばくらいからはベスト・シーズンらしい快晴が続いていますが、かなり暑く海水温も上昇中で更なる珊瑚の白化が危ぶまれているんだとか(汗。

 

gokutsuma.hatenablog.com

 

モルディブ気象庁(MET)によると、モルディブでは3月から4月にかけて気温が上昇し、低い雲、弱い風、高い湿度によってさらに悪化すると、また世界気象機関がエルニーニョの年を予測していることから、気温はさらに上昇することが予想されます。

 

 

 

 

モルディブのお天気を検索すると、沢山のお天気サイトが出て来ますが、いつ見てもどれを見ても何だか似たような予想だったりしますよね。

 

大抵は過去のデータを基にした平均的な予想なので、大抵「晴れ」か「晴れ、時々曇りか雷雨」といった感じのざっくり予報なんだとか。

 

その中でも一番当たる確率が高いのは、やはり地元モルディブの気象庁の予報。

 

気象庁のサイトは、こちら

*警報&注意報が出ている時は気象庁のサイトのトップにバナーが現れます。

 

モルディブの異常気象が気になるので日頃からチェックしていますが、FacebookX(Twitter)でも常時アップデートされているのでフォローするのをオススメ↓

 

 

↑Twitterやfacebookではこんな感じで警報&注意報が出ますが、順にホワイト<イエロー<オレンジ<レッドとより強い警戒となります。

 

2月から3月頭にかけては、ホワイトとイエローの強風と大雨注意報がほぼ毎日出ていましたよ。

 

 

 

 

 

そしてモルディブ滞在中にハウスリーフでシュノーケルを楽しまれる方におすすめなのが、windyのアプリ。

 

色々な会社のアプリがあり、これが人気みたいですが個人的に使い辛くて使っていません。

Windy.com - 天気とレーダー

Windy.com - 天気とレーダー

  • Windyty, SE
  • 天気
  • 無料

apps.apple.com

 

 

私はノーチラスのバトラーから「一番当たるので愛用中」と教えてもらったのが下のアプリで、それ以来ずっと使っていますが、無料+課金なしで見られる情報だけで十分です。

うぃんでぃー (Windy.app)

うぃんでぃー (Windy.app)

  • Windy Weather World Inc
  • 天気
  • 無料

apps.apple.com

 

アプリをダウンロードしたら、ウィンド・サーフィンを選んでください。

 

そうすると風とうねりがメインの予報が見られるので、シュノーケルの場合はそれで十分カバー出来ます。

 

場所の検索は、例えば今連載中の「Nautilus」と入れて検索するか、出て来ない場合は近くのリゾート名を入れて検索して、地図を動かして行くと見つかるかと。

 

ここまでのプロセスもこの先も全て無料で一切の課金なしで、ウィンド・サーフィンの予報だけで十分です。

 

 

 

例えばどんな感じで使うのかというと、とある日のノーチラスの水上ヴィラから見たドロップオフがこんな時にアプリを見てみると。。。

 

 

↑緑の矢印は風向きと風速で、青の矢印はうねりで風波によって生まれたうねりが風の向きと関係ない波の向き。

 

緑の矢印が10kts以上あると強風という感じで、矢印の反対側に当たる部分が比較的風がなくて穏やかだったりします。

 

青の矢印を起点として泳ぎ始めると波に押されてドリフトし易いかも、という感じ。

 

 

つまり上の状態は、水上ヴィラからゼイトン&スパにかけて風がめっちゃ強くて、タイムからボートが停泊しているハーバー辺りから右側のビーチ・ヴィラにかけては風が弱いということ。

 

そして青の矢印に従ってドリフトしようとするなら、水上ヴィラの先端から左回りでタイム&ハーバーにかけて流されるように楽に泳いで行けますし、水上ヴィラ先端から右回りでゼイトン&スパにも行けますが左側から強風が吹いているので↓みたいに荒波の中を泳がないと行けない、という感じです。

 

 

 

 

滞在中の別の日の風速10kts以下の時のアプリがこんな感じでした。

 

 

満潮や干潮時間によって防波堤に当たる波がこんな風にザッパーンとなるので激しく見えますが、ドロップオフのライン(水色から紺色に変わるライン)を見ると、確かに上の別の日よりも若干穏やかですよね。

 

 

ノーチラスのハウスリーフの風や波の強さは、ベスト・シーズンの2、3、4月を除いては年間を通してこんな感じと聞きました。

 

 

 

ちなみに今月2週目から快晴続きでベスト・シーズンらしく安定しているモルディブですが、ノーチラスの今日明日の風速とうねりの予報はというと、こんな感じ。

 

 

昨夏の強風時とは大違いで、風も波もうねりも殆どなくて、とても穏やかな海で最高のシュノーケル日和となりそうですね。

 

 

旦那さんの仕事の都合さえつけば、今すぐノーチラスに飛んで行きたいくらいのベスト・コンディションですねー。

 

昨今は温暖化の影響でか、たったの数時間で風向きがこんなに変わるんですねー。

 

なのでノーチラスや大半のリゾートでも季節を問わず島のあちこちで波による侵食が起こる毎日で、常に海底の砂を吸い上げては侵食したビーチに吹き出して補充する為の作業船が活躍してるんですね。

 

ノーチラスに限っては、ハウスリーフでのシュノーケルが一番の目的で行かれる方は、高いお金を払っても2、3、4月狙いがいいかもですが、2月はベスト・シーズンのはずが強風や曇りや雨と最悪の1ヶ月だったので、もうこの先は益々「運」でしかないモルディブのお天気かと。。。

 

ともかくリゾート滞在中にこういうアプリを使うと、何時から何時までがどの辺りが穏やかとか分かるので参考になりますよ。

 

風向きや波やうねりとはまた別に、ハウスリーフのドロップオフではたまに強い潮流(カレント)も発生したりするので、やはりダイビング・センターのスタッフに滞在中の「ストロング・カレント・エリア」を毎朝確認してから、どうぞです。

 

 

 

 

 

ハウスリーフでシュノーケルを楽しむ際に便利なアプリ&サイトはもう一つあって、以前お話しした満潮と干潮時間が分かる、こちら。

 

jp.tideschart.com

開くと干潮や満潮時間は一目瞭然なので説明要らないかと思いますが、サイトもアプリも両方あるので便利な方を使ってくださいね。

 

 

 

干潮時と満潮時について、いつがベストなのかが分かりづらいですよね。

 

これまでのモルディブのスタッフ勢から聞いたハウスリーフのドロップオフでシュノーケルする際の関係性をまとめますと。。。

*潮の満ち引きに関係なく、早朝(サンライズから1時間くらい)がベスト。

*干潮時の2時間前くらいから砂が沈澱し始め透明度が上がる。

*干潮時は珊瑚やお魚さんとの距離が近くなる。

*干潮時は地形によるが珊瑚が近くなりドロップオフに出入りし辛くなる。

*満潮から干潮に変わる前後が潮止まりとなり潮流が穏やかになる。

*満潮時や満潮時にかけてはより波が大きくなったり流れが速くなる。

*満潮時は砂が巻き込まれて視界が悪くなり易い。

*満潮時は地形によるが珊瑚に触らずドロップオフに出入りし易くなる。
*満潮時は珊瑚やお魚さんとの距離が遠くなる。

 

という感じで、リゾートのハウスリーフの地形にもよりますが、ドロップオフに出入りし易くて、波が穏やかで透明度が高い時間帯を狙って楽しんでくださいね。

 

ドロップオフには行かずにハウスリーフ内側の浅いところやビーチの近くでシュノーケルする場合も干潮時に近い方が波も穏やかで透明度もより高くなるとは思いますが、珊瑚がより近くなるので踏んだり触れないようにくれぐれも注意して楽しんでくださいね。

 

 

 

 

 

補足ですが、今月と来月はモルディブでもラマダン期間中です。

 

www.instagram.com

 

今年のラマダンは3月10日から4月10日と1年で最も暑い時期と重なり、断食中の熱中症や疲労など、暑さによる病気の可能性が高まっていると警告しています。

 

ラマダンとはイスラム教徒の義務で、約一ヶ月間のサンライズからサンセットまでの間は飲食をしないんです。

 

飲食の他にも、煙草を吸ったり嘘をついたり悪口を叩いたり喧嘩したり性行為などといったありとあらゆる欲望を断ち、良い振る舞いをすることが推奨されているそう。

 

じゃあいつ飲食して良いのかというと、サンセット後からサンライズまでの間で、多くの人はサンセット後と明け方の2回で、特に夜の食事は普段以上に沢山食べるそう。

 

モルディブのリゾートのスタッフの中にもイスラム教徒は大勢いると思いますが、ラマダン期間中は昼間の通常業務はもちろんのこと、海でのアクティビティのアテンドやシュノーケルやダイビングなど、もし厳格な教徒であればお水すら口にしないかもしれないのでかなりキツイでしょうね。

 

旅行者の方々も、くれぐれも午前10時くらいから午後4時くらいまでのUV指数が激高の頃は、しっかり水分補給して、脱水症状や熱中症に気をつけてくださいね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

モルディブから生中継@モルディブのリゾートのライブカメラ♪

モルディブに行きたくても休みが取れなかったり円安で無理〜!という方にオススメなのが、モルディブのリゾートに設置されているライブカメラ♪

 

www.skylinewebcams.com

 

↑のサイトを開いて、ライブカメラを見てみたいリゾートの画像をクリックしてから、再生▶️ボタンをクリックすると、しばらくして15秒くらいのコマーシャルが流れます。

 

コマーシャルが終わり次第、右下に現れるスキップ⏭️ボタンをクリックすると、リゾートのライブカメラが見られますよー。

 

 

モルディブは今どんなお天気かなあと思ったら、リゾートをクリックするだけ♪

 

 

 

エルニーニョ現象の影響で連日強風と大雨だった先月は、どのリゾートの動画もどんよりした色で悲しかったですが、3月2週目に入ってからは快晴が続いているので、絵に描いたように美しいモルディブのビーチが見られる今です。

 

 

 

日本とは時差が4時間(リゾートによっては3時間)あるので、お昼前くらいから夜までが丁度綺麗なモルディブの景色が楽しめるかと。

 

最近はお天気が良くてサンセットも美しいので、モルディブのサンセットを眺めながら日本の自宅で晩酌を楽しむ、なんてことも出来ますね。

 

 

 

 

他の幾つかのリゾートのサイトにもライブカメラがついています。

 

 

 

ハイダウェイ・ビーチ・リゾート。

www.hideawaybeachmaldives.com

 

 

 

コマンドゥ。

www.komandoo.com

 

 

 

クレドゥは、サンドバンク(砂州)の動画を日本時間の11時くらいに観ると、スタッフが荒波による侵食でむき出しになった砂袋に砂をかけて隠しているのが見られます。

www.kuredu.com

 

 

 

リリービーチ・モルディブのウェブカメラ。

www.lilybeachmaldives.com

 

 

 

Cora cora(コラコラ)のライブカメラは、なんと海の中、ハウスリーフですよ。

www.twitch.tv

 

www.coracoraresorts.com

 

ずっと見ていると、たまに大きなお魚さんがカメラ前にドアップで現れたりも。

 

こういうハウスリーフのライブカメラはリゾートの良い宣伝になると思うので、他のリゾートもどんどん真似して欲しいところ。

 

 

 

それでは、皆様素敵な週末を。

 

 

 

 

 

 

 

 

モルディブ・ヴェラナ空港のVIPラウンジ@CIPラウンジ♪

21時45分に無事到着しましたー。

 

5分ほどタクシングした後にドアが開きタラップを降りると、イミグレへと移動するシャトル・バスが目の前に停まっていました。

 

 

今回は友人がヴェラナ国際空港のVVIPラウンジ@CIPラウンジに招待してくれたので、バスには乗らず、バスの隣に停車している黒塗りの車で移動です。

 

車の横に待機していたCIPラウンジのスタッフ2名が笑顔で挨拶し、ドアを開けてくれました。

 

車に乗り込むとヴェラナ国際空港のイミグレがあるビルを通り越して、ぐるっと回って裏側にあるCIPラウンジがあるVIPターミナル・ビルへと向かいます。

 

↓VIPターミナル・ビルについて。

gokutsuma.hatenablog.com

 

 

 

飛行機からCIPラウンジ内に移動する動画を見つけました。

 

www.youtube.com

 

動画の通り、タラップを降りるとスタッフが車の横で待機してくれています。

 

車に乗って3、4分でCIPラウンジのあるビルに到着し、ドアの中に入りパスポートを提示するだけで入国審査の手続きが完了し、手荷物をX線に通したら上階へ。

 

スタッフと一緒にエレベーターに乗り、降りると目の前がCIPラウンジです。

 

好きな席に座ると、スタッフにパスポートの提示を求められ、同時に預け入れ荷物の数を聞かれるのでスーツケース2個といった感じで答えます。

 

あとはラウンジでまったり寛いでいると、しばらくしてスタッフがピックアップしたスーツケースの画像をスマホで見せに来るので、それで間違いがないか確認するだけ。

 

預け入れ荷物の数など特に問題がなければ、そのまま階下に運んでおいてくれます。

 

 

 

我々はノーチラスの滞在ですが夕方以降は水上飛行機が飛んでおらず翌朝のフライトになるので、今夜はマレにあるホテル・ジェン・モルディブ・マレに宿泊です。

 

www.shangri-la.com

 

予約時にお願いしたホテルの送迎車が来るまで友人とおしゃべりを楽しむことに。。。

 

 

 

ストレッチがてらブログ用にとスマホ撮影するついでにドリンクを選んでいるとスタッフがすぐ隣にやって来て、私が選んだドリンクをテーブルに運んでくれました。

 

 

右側の壁沿いに食べ物がブッフェ形式に並んでいます。

 

 

フライトの多い昼間の時間帯にはもっと沢山の食べ物が並んでいるそうですよ。

 

昨年末にも利用しましたが、サンドイッチ、カレー&ライス、中華系の炒飯と焼きそば、マフィンなどの焼き菓子、サラダ、フルーツ、ケーキ数種類、ナッツという感じ。

 

 

ドリンクはコーヒー類と各種ティーバッグに、ソーダ類やジュース類など。

 

 

↑下の方にはお子さん用ドリンクにヨーグルトもありましたよ。

 

 

 

左の壁沿いに男女別々のトイレがあります。

 

 

突き当たりには免税店があり、左隅には上がってくる際に利用したエレベーター。

 

エレベーターはこちら側にも↓もう一つあります。

 

*昨年末の画像ですが昨夏と同じで変わってないので使用しましたー。

 

 

 

客層はというと、中にはカジュアルないで立ちのイギリス人やアメリカ人ゲストもいましたが、一番多かったのは中東とロシアの富裕層といった感じ。。。

 

この数年のモルディブの国別観光客トップ3にロシアがずっと入っていたり、豪華なプライベート・ジェットやスーパーヨットでやって来ては一番大きなヴィラに数週間単位で滞在したりするロシア人家族を見ていると、今年度オスカー受賞した「The Zone of Interest(関心領域)」が少し重なってしまい、やや複雑な気持ちに。。。

 

中東は家族連れが多く、中にはメイドや子供と同じ数のナニー数名と一緒に旅行している大家族もいたりしたので、多分プライベート・ジェット層かと。

 

 

 

このVIPラウンジが開設される前は、プライベート・ジェットのゲスト専用ラウンジを利用させてもらったことが何度かありますが、こんなに広くも豪華でもなく飲み物や食べ物も少なく、ただハリウッド・スターや有名アスリート選手などに遭遇しました。

 

gokutsuma7.exblog.jp

 

アスリート選手は後で旦那さんに言われて気付くくらいとスルーでしたが、ハリウッド・スターはオーラが違うので否が応でも分かってしまい、内心ドキドキわくわくとミーハー心でいっぱいも表向きは全く興味なしのいちゲストを演じ切りました(笑。

 

遭遇したセレブの中で断トツで性格が良かったのはジョン・レジェンドとクリッシー・テイゲン夫妻で、評判通りリゾートや空港スタッフらと気軽に談笑したり記念撮影を快諾したりと大変気さくな人柄でした。

 

当時のラウンジは冷房が強かったのでトイレに行く度にクリッシーと一緒になっては、笑顔でハローの挨拶で始まりに続き、寒いよね?トイレが近くなるよね?から、どこに泊まったの、あら、〇〇だったの?あのレストラン良かったよね、という感じで、一般ゲストと同じノリで盛り上がってくれた何とも気さくでチャーミングで足の長い(私のお腹くらいまで足でした、笑)の女性でした。

 

 

 

話はCIPラウンジに戻り。。。

 

今回は友人の招待でしたが、元々ノーチラスの昨夏(2023年8月)のオファーには、往復どちらかのCIPラウンジの無料招待が含まれていました。

 

今回ノーチラスに行くにあたり、大変参考にさせていただいたのがブログ仲間でもあり友人でもあるパウダーブルーさんとMiaさんでした(大変お世話になりました)。

 

pwdrblue.exblog.jp

 

mia-travelista.com


パウダーブルーさんはノーチラスの恐らく女性バトラーのミスで行きのCIPラウンジのオファーを忘れられた模様(汗。

 

pwdrblue.exblog.jp

 

Miaさんはノーチラスの同じ女性バトラーがギリギリまで連絡して来なかったり、会わない日もあったそうなのでビックリですよね(汗。

 

mia-travelista.com

 

お二人のバトラーは偶然にも同じ女性だったようで、もしかしたらアジア人担当なのかと思って、ちょっと不安になりました。。。

 

宿泊の1週間前に担当する旨のメールをくれたバトラーが男性と分かって安心したものの、リゾートのマネージメント&シェフ以外のスタッフの中で一番優秀で高給取りの人材がバトラーを務めているのが通常なので、1人でも残念なバトラーがいる=マネージメントがダメダメということになります。

 

よって他のバトラーも優秀とは限らないので念の為に確認すべく、到着3日前に「行きのCIPラウンジの手配確認」のお願いメールをすると「既にご友人が手配済みです」との返信がすぐ来たので、ちゃんと仕事が出来るバトラーと分かり一安心でした。

 

ノーチラスのGMは昨年新しい方に変わったので、昨夏の訪問時とは色々と(良いか悪いか分かりませんが)変わっているかと思います。

gokutsuma.hatenablog.com

 

 

 

そして昨夏の訪問時にエグゼクティブ・シェフだった冨田賢吾シェフも昨秋にノーチラスから去って、現在はアマンプロのエグゼクティブ・シェフをされています。

www.instagram.com

 

www.facebook.com

 

シェフとはほんの少ししかお話ししませんでしたが、偉ぶることなくとても気さくで物腰が柔らかく、優しい笑顔で「お好きな物を言ってくだされば何でも作りますよ〜」とサービス精神旺盛で気遣いに溢れたチャーミングな方でした。


アマンプロはヴィラの狭くて古くて暗い感じと虫の多さ、そしてメイン・ダイニングの食事がフィリピン料理で苦手で一度しか行きませんでしたが、香港や中国からの富裕層ゲストも多いので、冨田シェフのインスタに出てくる和風っぽいメニューはきっと大変喜ばれるかと。

 

ちなみに今現在のノーチラスのシェフは不明です。

 

 

 

高級リゾートの中では、CIPサービスを無料提供しているところも増えて来ましたね。

 

現在のノーチラスの特典については、サイトでどうぞ。

www.thenautilusmaldives.com

 

 

 

もしご自分でCIPサービスを予約したい方は、こちらで。

letsgomaldives.com

 

2024年3月現在のラウンジ使用料は1人300ドルとお高めですが、元々ハリウッド・スターやプライベート・ジェットの富裕層なんかの為に始められたサービスなので、まあ妥当な料金かと。

 

我々一般のゲストにとっては、宿泊先のリゾートの特典としてCIPラウンジがあればラッキー♪という感じで、大喜びしちゃうサービスですよね(笑。

 

 

 

22時25分にラウンジのスタッフが来て「マレの宿泊先であるホテル・ジェンのスタッフが運転する車が到着したので階下にご案内します」と我々の荷物を運んで、エレベーターに乗って案内してくれました。

 

 

 

 

 

 

 

 

カンドゥル・モルディブの朝食

水上ヴィラ周辺のドロップオフで1時間以上も時間を費やしてしまい、時計を見ると8時半を過ぎていたので、慌てて早朝シュノーケルから戻り、シャワーを浴びました。

 

昨夜のおやつのクリスマス・クッキーが冷蔵庫の中にあったそうですが、私がシュノーケリングに出かけている間に旦那さんがコーヒーと一緒に食べてしまったそうで、画像はなし(笑。

 

朝食へ出掛ける支度が終わり、ふとプールに目をやると、白い頭の鳥さんがプールの水を飲みに来ていました。

 

 

朝一番に海で泳ぐと身体が一気に軽くなり、気持ち良く爽快になれます。

 

 

香港の海もこれだけ綺麗だったら毎日泳ぎまくるのになあと(苦笑。

 

 

 

暗くて鬱蒼としていたヴィラの中庭、見る度に勿体無いスペースだなあと。

 

 

9時過ぎにレストランへと出発。

 

 

歩いて数十歩でバーに到着〜。

 

 

メイン・レストランのマーケットに着くと、9時過ぎとあって流石にビーチに近い席は既に埋まっていました。

 

 

マーケットのテーブルは、ビーチ側、中央、島側の3列に分かれています。

 

 

一年を通して風通しが悪い無風エリアらしく、新型コロナに罹患しているゲストがいたので、なるべく感染しないように島側の離れた席に座りました。

 

 

今朝のブッフェも特に変わり映えのしない内容。

 

 

↓は毎日ほぼ同じ。

 

 

↓はたまにパンが違うくらい。

 

 

↓はフルーツの価格や入荷によって違う模様。

 

 

↓は、半分くらい日替わりでしたが、似たような感じでした。

 

 

ココアを水で解いたようなチョコが手にベトつくドーナッツ。

 

 

最初にドリンク&温製メニューとお水を持って来てくれますが、注文後はひたすら手酌タイム(笑。

 

 

低価格帯のリゾートの割にフレッシュ・ジュースやスムージーの種類が豊富な点はとても嬉しかったです!

 

 

旦那さんは、既にナイフとフォークでカット寸前ですが、オムレツとベーコン。

 

 

私は温製メニューからブリトーを注文。

 

 

やはり2022年末の時点ではコロナ明けでゲストも来始めた頃だったようで、安いインドの粉なのか古い物を在庫処分しているのか、ブリトーの皮が本当に残念でした。

 

どちらかというと嗅覚と味覚に優れている方なので特に気になりましたが、ヨーロッパのゲストはそう気にせず食べていたので、多分私の鼻が良過ぎるのかもですが。。。

 

コロナ前の2019年と比べると、昨年通しては8割くらいまで、今年の頭は2019年レベルまでゲストの数が戻ったそうで、今は新しくて良い粉を使っていると良いですね。

 

汚く見えますが、カットして開くとこんな感じです。

バラバラにカットした訳ではなくて、具材の卵焼きがバラバラなんです。

 

 

お豆がほんの少しで、後はソーセージと卵焼きがメインですが、ソーセージは冷凍でか乾燥してスカスカのスポンジ状だったので、お豆と卵だけ食べました。

 

ヨーグルトとトマトのサイド・ディッシュは美味しかったですよ。

 

 

 

物足りないので、チョコレート・オレンジ・マフィンとスイカとパパイヤ。

 

 

ちなみに手酌はもちろんのこと、空いたグラスもお皿もあまり片付けてくれないので、回転寿司みたいに所狭しと重ねて積み上げてあります(笑。

 

チョコレート・オレンジ・マフィンは、20年くらい前の風味で、そろそろレシピをアップデートした方が良いような?もしくはイギリス人が好む伝統的なレシピなのかも?

 

30年近く前にアメリカに越して初めてマフィンと出会い、アメリカのレシピの砂糖は半分にして丁度日本の甘い方のマフィンの甘さになると学んだ私にとって、甘さはアメリカ並みですが砂糖の問題ではない感じでした。。。

 

なんなんでしょうかね、独特の古臭い風味しかいないのは、やはり2022年末の古い粉のせいだったのかもですね。

 

モルディブの高級リゾートのパンや焼き菓子のレベルがここ10年程でググッとレベル・アップしたものの、やはり低価格のリゾートやローカル・リゾートでは、まだまだみたいですね。

 

 

 

ヴィラに戻ると、丁度ハウスキーパーさんが掃除に来ていました。

 

 

掃除の邪魔にならないように、しばらくビーチで過ごすことに。。。

 

 

実はプール・ヴィラのデッキ・チェアに座っていたら蚊に刺されたので、慌ててビーチに避難した、というわけでした(笑。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

モルディブで大活躍の日本人建築家♪

モルディブのCIPラウンジの投稿を書いている最中に、CIPラウンジがあるVIPターミナルを手掛けた日本人建築家Yuji Yamazaki氏のことが気になり、色々と調べながらあれこれ書き足しているうちに長くなってしまったので、こちらを先に投稿することに(笑。

 

多分モルディブ好きでもそんなに興味ない話題かもですが、本当に素敵なデザインなので良かったらご覧くださいませ〜。

 

 

 

まずは山崎氏が手掛けたVIPターミナルのビル。

 

maldives.net.mv

 

VIPターミナルやクダドゥにフラワリにカギは知っていましたが、フィノールもなんですねー。

 

www.designlabfa.com

 

www.yyany.com

 

チャンパ&クラウンのホスピタリティには疑問てんこ盛りですが(笑)、ジェッティやレストランにヴィラなどのハード面に関しては一度は泊まってみたいなと思ってしまう素敵なデザインばかりですねー。

 

 

 

 

 

以前宿泊したフラワリも彼が手掛けています。

 

gokutsuma5.exblog.jp

 

フラワリに関してはジェッティやレストランにバーや海中レストランなど素敵でしたが、ハード面の美しさに見合ったおもてなしではなかったのが残念でした。

 

 

 

 

 

またヴィラに関してはデベロッパーではなくゼネコンの問題と思いますが、色々と欠陥や問題点が多く、当時のGMとスタッフの対応も非常に残念でした。

gokutsuma5.exblog.jp

 

 

 

 

 

山崎氏がモルディブのリゾートを手がけることになったのは、2010年にメール・モルディブでバケーション中にクラウン&チャンパのフセイン氏と出会ったのがきっかけだったとは。。。

 

hoteliermaldives.com

 

関係ないですが、山崎氏の元奥さん、ジェニーヴァ・カーさんなんですねー。

才能があって仕事が出来て、イケメンで優しそうで、仕事に関するSNSくらいでメディアにあまり出ないところも好感度大ですし、きっとかなりモテるんでしょうね。

 

 

 

 

 

モルディブのリゾート開発のパイオニアといえば、Universal Group会長のMohamed Umar Manik (MU Manik)と、Champa Group株主のHussain Afeefの2人が、これまで40年以上に渡りモルディブのリゾート開発に多大なる貢献をして来た事で有名。

 

パイオニアである2人の話は多くのリゾートのスタッフからスタッフに、スタッフからゲストにと語り続けられ、地元で知らない人はいない程、というかモルディブ政府から長年に渡り名誉な称号や優遇措置を受けているので、地元民は2人を褒め称えるのは別として彼ら&一族を色々優遇させるのはもう十分だと反発する声も。

 

確かにどちらもリゾート開発だけじゃなく、本人や親族らが複数の企業の株主&経営していて、水上飛行機から銀行に食品会社に空港ターミナルに政治家にとモルディブの大企業の大半を牛耳っている今なので、日本の政治家と大企業が血縁関係で結ばれ長年潤い続ける縮図とちょっと似ているので反感を買うのかもですね。

 

そんな2人は今現在もモルディブ観光産業協会(MATI)の理事会役員を任されていますが、マニーク氏は体調不良を理由にMaldives Airports Company Limited(MACL)の会長を先月辞任したばかりなので心配ですね。。。

 

 

 

 

 

パイオニアである2人が保有するリゾートは、いずれもハウスリーフの良い島が他に比べてダントツに多いことで知られていますよね。

 

またモルディブの大半のリゾートが外国人スタッフにマネージメントを任せているのに対し、マニーク氏は人種関係なく従業員全員に平等にチャンスを与え、モルディブ人スタッフもやる気と能力次第でGM始めマネージメント職にガンガン起用したり、賃金やベネフィットも良く、全スタッフから信頼&尊敬されています。

 

マニーク氏のリゾートはどこに行ってもスタッフ全員が楽しそうに笑顔で働いていたり、10年以上と長く働くスタッフも多く、見ているこちら側も幸せな気持ちになれて、どのリゾートもローカルならではの暖かいおもてなしでリピーターが多いです。

 

フセイン氏のリゾートはフラワリと宿泊キャンセルしたクダドゥしか知りませんが、フラワリのスタッフに笑顔は少なく、イヤイヤ働いている投げやりな態度のスタッフもいて、残念ながらサービスにとてもムラがありました。

 

安定&安心のユニバーサル系リゾートとは対照的に、チャンパ&クラウン系リゾートはモルディブ人スタッフの間でも微妙な感想をよく聞くので、ハウスリーフの良いリゾートに興味が湧いても、またフラワリとクダドゥみたいに「やっぱり辞めておけば良かった」と後悔しそうなことになりそうでなかなか行けません(苦笑。

 

 

 

 

 

参考までに昨夏にクダドゥにしてやられた案件です(笑。

gokutsuma.hatenablog.com

 

でもクダドゥのエグゼクティブ・シェフの腕は良さげなのと、ハウスリーフの良さにも定評があるので、ハウスリーフ見学ツアーがあれば行きたいかも(笑。

 

 

 

 

 

クダドゥと同じくらいハウスリーフが良さげで気になっているのが、カギ。

今の所GMとシェフも悪くないので、あとはホスピタリティだけなんですが。。。

ホスピタリティの他にもう一つ気になるのが、水上ヴィラのトイレ。

 

 

www.tripadvisor.com

 

サステナブルなんでしょうか、トイレのドアがありません(苦笑。

 

www.discoverwithtwo.com

 

 

 

 

 

そういえばフラワリもリビングに比べてバスルームがとても広かったものの。。。

広いバスルームなのにバスタブがなくて、まるでバスタブが忽然と消えたみたいに

謎の大きな空間があって、妙な違和感がありました。

 

 

もしかしたらここにバスタブを設置する予定だったのかと疑うくらいで。

せっかく素敵なデザインだったのに、ホテル側からコスパ削減の指示が入ってバスタブの導入&設置を諦めた、そんな妄想すら頭に浮かぶくらいの違和感でした。

 

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別のバスタブ付きのヴィラは格上かと思いきや、なぜかデッキにバスタブがあり、企業側のどうだ、斬新なコンセプトだろう?ゲストの為に考えてるだろう?とスギちゃんのアフレコで脳内再生されてしまったくらい嫌らしい計算と同時にコスト削減&節減モードが前面に出過ぎてしまい、せっかくのバケーション気分が萎えちゃうんですよね。

 

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なぜそんなにトイレのドアがないことに拘るかというと、一つは日本人の女性目線かもしれませんが、トイレのドアを閉めて使用したいということ。

 

好みですが透明なガラスの壁やドアだとしても、ないよりあった方がいいと思います。

 

そしてもう一つはキャセイ・パシフィック航空の機内や香港のモールやホテルのトイレを使用したことがあればもうお分かりと思いますが、床の水浸し案件です(汗。

 

モルディブのリゾートで働くスタッフ数名に彼の国のゲストにまつわる話を聞いた際、トイレやヴィラの床に痰を吐いたり、トイレの床に使用済みのペーパーや生理用品を積み上げたり床は水滴だらけと聞いて、本当にゲンナリして同情したことがあります。

 

そしてモルディブのリゾートでは、ランデリやジョアリなどの一部の高級リゾートを除いて日本の高級ホテル並みにトイレの床まで掃除をするリゾートは本当に少なく、トイレの床まで綺麗に水洗いしたり消毒したり拭いたりすることはまずありません(涙。

 

よって、カギみたいなオープン・スタイルのトイレをもし彼の国のゲスト勢が使用する場合を想像しただけで、、、(汗。

 

 

 

 

 

一見大理石(または大理石調フローリングか分かりませんが)で、ゴージャスに見えるんですが、、、シャワーとシンクを隔てるように一枚だけガラスがあるだけで、バスルームのシャワーとトイレのドアも仕切りも殆どなし(汗。

 

カギのスタッフが毎日シャワーを使って壁から床まで全て綺麗に洗ってくれるならいいんですが、モルディブのこのランクのリゾートのスタンダードとしては、せいぜいモップくらいで洗わないと思います。

 

トイレ周りを拭いたモップで、そのままバスルーム全体にとかリビングとかまでと考えただけで、、、(汗。

 

 

 

 

一般的にホテルなんかのシャワールームの床は排水しやすいように若干スロープになってたりするんですが、モルディブの大半のリゾートのシャワー・ルームの床は笑えるくらいに真っ直ぐだったり、逆に排水溝付近が高くなっていたりするんです(汗。

 

これは単に何も考えずにデザインしたり、適当に作っちゃったからだと思います。

 

フラワリでもシャワーの周りにガラスの囲いも壁もなくて、シャワーを浴びる度に当然あちこちに水が飛び散ってシンクの前まで水浸しになり、小さなバスマットでは拭い切れないくらいに辺り一面が水浸しになりました(汗。

 

 

バスマットはすぐベタベタになり、仕方なく身体を拭いた後のバスタオルで床を拭くしかなくて、でもバスタオルで拭くのも嫌で、またなぜリゾートで拭き掃除しないとダメなのか、でも拭かないと滑って転ぶしで、もう理不尽過ぎて悲しかったです。

 

オープンなトイレに関してはチームの女性スタッフのフィードバックも含めて全員一致のGOプランだったのか、かなり疑問に思いました(汗。

 

まあ日本人以外はオープンなトイレはあまり気にしないのかも知れないですが、やはり衛生的にもビジュアル的にも換気の面でも、、、ですよね(涙。

 

 

 

 

 

多分ですが、モルディブに限らず数年前からトイレのドアや囲いがガラスだけだったりと結構オープンな形式のホテルが増えましたよね。

 

あれなら無くても同じなんじゃないかという意見が出たのか知りませんが、フラワリの建設プランニング中に低予算でガラスドアなんかを全部無しにしてみて、どれくらい不評だったりクレーム来るかと試してみたら、特にクレームがなくて、それならとカギも同じように低予算コースにしたような気がしたり。。。

 

 

 

 

 

山崎氏が手掛けたモルディブの最新リゾート、Jawakaraです。

 

www.instagram.com

 

先日友人が宿泊しましたが、ハウスリーフがないそうなので私のモルディブの候補リゾートのリストからは完全に外れました。

 

Jawakaraは低予算なのか、なんだかバリみたいな素朴な感じはいいんですが。。。

Jawakaraのサイトを見ると、素朴さを通り越して既に数年経過してるくらい安っぽく写っているので、せっかくの美しいデザインがなんだか勿体無いですねー(涙。

 

jawakara.com

 

 

 

 

 

おさらいとして、山崎氏が手がけたモルディブのリゾート(プロジェクト)の数々。

 

www.yyany.com

architizer.com

 

特に空からの眺めがとても美しいんですが、最近のリゾートはドローン撮影禁止なので、もし水上飛行機から見られるのであれば楽しみにしたいところですね。

 

 

 

 

 

おまけとして。。。

クダドゥやフラワリなんかの家具やインテリア用品に興味がある方は、こちら。

 

pdf.archiexpo.com

 

 

 

 

 

 

モルディブの最近のお天気について

先日モルディブのお天気について投稿しましたが、やはり昨年発生したスーパー・エルニーニョ現象の影響で12月から2月、特に2月は環礁によっては連日強風や大雨といった嵐のような最悪の1ヶ月でした。

 

gokutsuma.hatenablog.com

 

特に2月に嵐のような悪天候が続いていたリゾートでは、防波堤があってもビーチの侵食が進むほどの酷い荒波で、多くのリゾートのビーチの砂の深い所に埋められていた土台兼波よけ用の砂袋なんかが露出してしまうなど、本当に悲惨な状況でした。

 

 

 

 

 

3月に入り、5日くらいに少し天候が崩れたものの、先週半ばからはザ・ベスト・シーズンという感じの快晴が続いているので、ようやくエルニーニョ現象からの悪天候も収束に向かったのでは、という見解で皆安堵していました。

 

ところが今週に入ると今度は雨が全く降らず、無風で日照りのようなドピーカンの好天続きで、昨日から急上昇しているという体感気温はなんと42度に達したそう(汗。

 

 

モルディブの気象庁も政府も警察庁もこぞって、水分補給をしっかりすることと日陰のない屋外でのアクティビティは控えることの二つを特に注意喚起している現在。

 

我々ツーリストは何を注意したら良いかというと。。。

サンドバンク(砂州)でのピクニックやビーチで遊ぶ際や屋根がないボートの上での長時間の日焼けは脱水症状や熱中症を起こし易いので、特にお子さんや高齢者、そして若い人でも昼間からアルコール摂取する人は要注意だそう。

 

 

 

 

 

またモルディブ旅行仲間からの連日のチャットを見ていると、先週末からジリジリ焦げてしまいそうな暑さが続いており、ビーチで日焼けしようものなら干からびそうとか、暑過ぎてヴィラのエアコンが効かないという書き込みも見られました。

 

特に水上飛行機で移動した人達からは、快晴は嬉しいけれど暑過ぎて機内のファンが全然効かなくて機内がものすごく蒸し暑いから、充電タイプのミニ扇風機でもないと遠いリゾートの場合は汗だくになるわよ、という書き込みを幾つか見ました。

 

今月と来月モルディブに行かれる場合で特に汗かきの方や小さいお子さん連れのファミリーは、ミニ扇風機や叩くと冷える冷却剤みたいなものを持参すると良いかもですね。

 

 

 

 

 

そして昨年末から危惧していましたが、既に昨年末の時点で世界中の海水温が1.5度も上昇している中、この日照りのような異常な暑さが続くと今年の春から夏にかけて、また珊瑚の白化(ブリーチング)が起きそうで心配です(涙。

 

モルディブ全体の珊瑚が6割以上(場所によっては9割近く)と壊滅的に白化してしまった2016年の春も、3年近く続いたスーパー・エルニーニョ現象の影響からでした。

 

白化現象は温度と光と栄養分の極端かつ持続的な変化によるストレスから、珊瑚に共生する藻類が追い出されてしまうことで白くなってしまうんだそうです。

 

2016年に珊瑚が白化した後、モルディブ環境庁が珊瑚のストレスを減らすべく、各リゾートに堆積、汚染、草食動物の乱獲を減らすことで、サンゴ礁の回復力を高めて白化現象を乗り切ろうと頑張っていました。

 

ところがそれ以降も地球温暖化による気候変動と異常気象により、毎年風や波が強くなり大半のリゾートでビーチの侵食が問題になっており、ここ2、3年で急遽防波堤を設置するリゾートが増大しています。

 

防波堤を設置しても侵食が進んでいるリゾートもあり、リゾートの多くが防波堤に関係なく浚渫と砂の補充をする為の作業船を保有していて、季節によって風と波の向きが変わるので年間通して作業しているリゾートもあるくらいです。

 

それでもリゾートによっては珊瑚の移植をしたりゴミ拾いをしたり、なるべくストレスを減らそうとここ数年色々と頑張って来たようですが、またもや海水の温度急上昇となってしまったら、これまでの全ての努力が水の泡になりそう(涙。

 

 

 

 

 

また珊瑚礁の回復に欠かせないのがガジガジくんことブダイ(パロットフィッシュ)やパウダーブルーなどのサージョンフィッシュなんかの草食魚なんだそうで、どちらも死んだ珊瑚や海藻を食べることで珊瑚の再生や育成を促すんだそう。

 

 

そして以前もお話ししましたが、珊瑚礁の大半がガジガジくんが藻がついた古い珊瑚を食べると、珊瑚の骨格のメインである炭酸カルシウムで出来た食用に適さない物質を腸内で粉砕して、砂として排泄しています。

 

よく海中でガジガジくんを見つけると、驚いて逃げる際に白い粉状のものをお尻から出していますが、あれが全部珊瑚から作られたウンチであり、皆が綺麗と喜んでいるモルディブやハワイのビーチにある白い砂なんですよー(笑。

 

なので、白い砂浜に立って感動した際はガジガジくんに感謝を忘れぬよう(笑。

 

そういうわけで、ブダイやサージョンフィッシュなどの草食魚の漁獲や購入を控えることも今後地球温暖化とサステナブルな点からも、大事な点ですね。

 

 

 

 

 

また地球温暖化による気候変動や異常気象により日本で梅や桜が早く開花してしまうのと同じで、もしかしたら海中でも似たようなことが起こりかねないですよね。

 

毎年海亀の産卵は5月から10月の特に5月から6月にかけてが多いそうですが、もしかしたら4月くらいと早くなったり、逆に暑過ぎると産卵しなくなるかも知れません(涙。

 

 

海亀と違って産卵時期がズレると困るのが、ゴマモンガラです。

 

 

実は私も昨夏ミライドゥ滞在中に噛まれました。

 

ゴマモンガラの産卵期間は年中を通してという話もありますが、モルディブに限っては春、特に4月と5月が多いそうで、その時期になると襲われるダイバーの数が一気に増えるそうです。

 

ミライドゥのスタッフの話によると、ゴマモンガラの産卵時期はやはり春だそうで、昨夏は温暖化の影響で涼しかったようで時期がずれて7、8月が産卵シーズンだったそう。

 

通常2、3、4月はモルディブのベスト・シーズンで快晴が続くんですが、先月までの大雨と寒さから、今月に入り一気に暑くなったことから、もしかしたら今年の産卵は5月ではなく、3月から始まるかも知れませんし、もしかしたら雨季に入ってから通常通り涼しくなることがあれば6月以降にずれ込むかも知れません。

 

私が噛まれた時期が以前とズレているのと同じで、これまで噛まれなかった季節にも注意する必要があるかも知れません。

 

 

 

 

 

リゾートのハウスリーフで、もし砂地に寝転がっているようなゴマモンガラがいたら、巣に産卵した卵が孵化するまでの約5日間側で見守り続けている母親なんだそう。

 

*ミライドゥのスタッフからは産卵した母親に攻撃されると聞いたので、以前そのように投稿しましたが、調べたところ攻撃するのは父親が多いと最近知りました。

 

巣の真上から両手でYの字に広げた状態の逆三角状のエリア数十メートルが危険区域で、父親のゴマモンガラが砂地から5メートルくらい上のあたりで常に警戒しパトロールしていて、そのエリアに入ったら最後攻撃されるんだそうです。

 

最初は威嚇目的でフィンや足に軽く噛みつく程度が多く、その際にそこそこの衝撃を感じるので、もしゴマモンに襲われたのが分かったら絶対に慌てず、正面から見つめ合い、足のフィンを使ってゴマモンと向き合いながら後方にゆっくり逃げてください。

 

私は知らなかったんですが、ゴマモンは野生の動物なんかと同じで、後ろ姿を見せて走って逃げたら最後、延々と追いかけられて酷い目に遭うんだそう(汗。

 

↓動画の女性も後ろ姿を見せた途端に追いかけられてますよね。

 

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ゴマモンは敵と見做して攻撃するぞとターゲットを見据えた瞬間、まず威嚇する為に最初のひと噛みは本気では噛まずに、力弱めで噛むんだそうです。

 

なので私も気付かずに泳いでいた際に突然威嚇されて噛まれましたが、足に少し歯形がついた程度で済みました(汗。

 

↓ビデオを貼り付けましたが、頭上に時々トサカみたいな感じでヒレを立てるのが分かりますか?

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↑頭上のヒレが立ったら、威嚇の合図なので攻撃されかねないと覚えてください。

砂地や珊瑚の下で横になっているゴマモン、そしてなぜかヒレを立ててるゴマモンがいたら、慌てずにその場からゆっくりと決して後ろ姿を見せないように離れてください。

 

 

 

私がミライドゥで噛まれた際はドロップオフを泳いでいましたが、リーフからは5メートルくらい離れていたので、全然ゴマモンの姿すら視界に入っておらず、1ミリのヒントすら貰えないまま突然後方から噛みつかれて参りました(苦笑。

 

ゴマモンが襲う際は、野生動物みたいにひたすら追いかける訳ではなくて、一度噛んだら引き返し、また助走をつけるように突進して噛む、という繰り返しなんです。

 

最初に足を軽く噛まれた際に、何かが当たったのかと思って振り返ると、そこには恐ろしい顔つきの大きなゴマモンが歯を剥き出しにして再度突進してくる最中で(汗。

 

まさにこんな感じで、青天の霹靂でしたから(笑。

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2度目の突進で噛まれそうになった際はフィンをバタバタさせて反撃したので、またゴマモンが引き返していったんですが、すぐにまた助走をつけて怖い顔して突進してくるんですよ。

 

ものすごく怖くて、でも毎回引き返すのであれば、クロールで全速力で泳いだら逃げ切れるんだと思ってしまい、そこから先は後ろ姿を見せたまま必死に泳いで逃げたので、その後も延々と追いかけられました(苦笑。

 

何度も突進され続けては噛まれそうになって、その都度フィンでキックしてやり過ごし、また全速力で泳いで逃げようとしてはの繰り返しで、数十メートル追いかけ続けられました(汗。

 

最終的には心臓が破裂しそうになりもうこれ以上泳げない!無理!という状況だったのと同時に逃げるから追いかけてくるのかもと気づいて、それで正面に向き合って、フィンキックで交わしながら反撃し続けたら、それから3回くらいで諦めてスゴスゴと巣の近くに帰ってくれました(汗。

 

最初に上記のようにゴマモンと向き合って、フィンでゆっくり後ろ向きに逃げていたら、きっとすぐに諦めてくれたかと(苦笑。

 

 

 

 

 

ちなみに検索して見つけた情報ですが、ゴマモンなどのトリガーフィッシュの産卵は、月の周期や潮の満ち引きなどと大きく関係してるんだそう。

 

月に関しては、満月の2~6日前、新月の3~5日前に産卵が見られるそう。

潮汐に関しては大潮の1~5日前に、そして潮の満ち引きについては、日没前後に満潮になる日に産卵がよく見られるんだそうですよ。

 

実際私が噛まれた日も新月の3日前でした。

 

というわけで、今春にモルディブに行かれる方はもしかしたら産卵の時期に当たるかも知れないので、新月と満月の前後数日間は気をつけてくださいね。

 

 

↑ちなみに産卵時以外であれば、顔付きは恐ろしいですが人間が近寄ると逃げちゃうくらいに気弱だったりするゴマモンなので、これくらい近づいても平気なんですが、一度噛まれて以来しっかり距離を取るようになりました(笑。

 

また昨夏のミライドゥ滞在時にスタッフから「ゴマモンと同じトリガーフィッシュの産卵が遅れて始まり、水上ヴィラの右側にあるチャネルの辺でゲストが威嚇されたので注意してください」と言われた際のトリガーフィッシュは以下の2種類でした。

 

 

どちらも噛むことはなかったそうですが、やはりトリガーフィッシュの性格は気が荒く、また顎は珊瑚の岩を噛み砕けるほど力強いので、見かけたら静かに離れるのがベストかと。

 

それでは皆さま、どうぞ良いお天気に恵まれますように。。。