香港極妻日記

海外生活30年目の「極妻(極道ではなく、極楽なアメリカ人妻の略)」の楽しい香港での生活、旅行、美味しいモノ、愛犬の話等、さくっとご紹介♪

クダドゥ モルディブ プライべートアイランド 

今夏のモルディブ旅行は、前半と後半の1週間ずつをそれぞれ別のリゾートに宿泊する予定で、クダドゥは後半の8日間を予約していました。

 

クダドゥはモルディブで5本の指に入る超高級リゾート。

シュヴァル・ブラン・ランデリやリッツやヴェラよりも高い宿泊料金の代わりに、AAA(なんでもどこでもいつでもお好きな我儘を叶えちゃいます)をモットーにした、全部込み込みオールインクルーシブ(食事とワインなどアルコールを含むドリンク、アクティビティ、エクスカーション、ダイビング、スパなど全てを含む)の謳い文句で2018年に鳴物入りでオープンしたリゾートでした。

 

サイトを見る限りヴィラに関しては正直好みではなく、以前宿泊して散々な目に遭ったフラワリと同じモルディブでも何かと評判の悪いクラウン&チャンパ・リゾーツ(C&C)経営なので、今ひとつ食指が動かないまま数年経ちました。

 

フラワリの悲惨な旅行記は、こちら。

*詳細はこちら

gokutsuma5.exblog.jp

 

でも、お友達の旅行ブロガーであるMiaさんのクダドゥ旅行記を拝見して、ヴィラの居心地の良さやハウスリーフの美しさとおもてなしに感動して、これはもう行くしかないと!

 

*クダドゥ以外にもモルディブはじめ世界中の素敵なリゾートの旅行記など知りたい情報満載のMiaさんのブログはこちら♪

mia-travelista.com

 

*Miaさん、ブログでの追記情報ありがとうございました❤️

mia-travelista.com

 

 

 

ところがモルディブに向かう途中、クダドゥから突然防波堤の工事をするとメールが入って、もうビックリでした。

色々と考えた上で宿泊予定の3日前にキャンセルしましたが、メールのやり取りにC&Cの経営理念がはっきりと表れていました。

 

我々以外にも同じ目に遭ったゲストは大勢いたようですが、所詮南の島だからと諦めに近い泣き寝入りケースが殆どと思われますが、もしこれがハネムーンだったり生涯に一度の大切な旅行の場合、本当に悔しくて腹立たしくて悲しい思い出になってしまいかねないので、そういった警告も含めて書き記すことにしました。

 

おもてなしの心が全くない残念なホスピタリティで、以前は全て無料だったオールインクルーシブも幾つか有料となり、かつ(トップ命令と思われる)大嘘つきのスタッフにメールで威圧された経緯を全てお話しします。

 

 

 

要約しますと、今夏のモルディブ旅行は前半と後半で2軒のリゾートに直接予約し、クダドゥは2週目の宿泊予定でした。

 

ところがモルディブに向かう途中でクダドゥからメールが入り、ハウスリーフに巨石を積み上げて防波堤を作る工事を急遽決定したので、嫌なら(一番安い)姉妹リゾートであるフラワリにクダドゥの料金で宿泊させてあげましょうと(汗。

 

クダドゥとフラワリを日本のホテルで例えると、アマン東京からアパ・ホテルくらいの差があります。

 

つまり、嫌ならアマンの宿泊料金を払ってアパ・ホテルに泊まれば、オールインクルーシブ(食事とスパなど無料)にしてやるから有り難く思えという感じのオファーなんです(汗。

 

但しフラワリの一番高くてウリである海中レストランに限っては、ランチに限って一回だけ無料と、どんだけセコいんですかー、という(苦笑。

 

 

 

防波堤の工事の為の巨石の輸入や人材を確保するには最低でも2ヶ月はかかるのでは?と突っ込むと、政府が突然決めたことで我々は命令には逆らえない、とあくまでも政府の独断で前日くらいに突然決まったという内容の大嘘をメールに言い訳として書いて来ました。

 

素人の私が考えても巨石や人材だけに終わらず、ハウスリーフの1年間の潮流や風向きやビーチの侵食などのデータから、どこにどれくらいの高さと長さで防波堤を作り、防波堤の切れ目をどこにするかは非常に大事だと思うので、ものすごい時間をかけて計算したり計画するのが必要だと分かります。

 

呆れつつも何度かメールでクレームし闘いましたが、政府の一存だとクダドゥは被害者ヅラして、最終的には煙に巻く事に成功したと自負していたような感じで終わりました。

 

 

 

モルディブに詳しいSNS仲間や友人ブロガーさんらや現地で働く友人やスタッフらに相談した結果、クダドゥをキャンセルして以前滞在したリゾートに変更したおかげで楽しく満喫出来ましたが、SNS上では「クダドゥが静かに影響なしでやるというならきっと大丈夫だろう」と信じてそのまま滞在を決めたゲスト数十名が「騙された、酷い目にあった、工事の騒音が島のどこにいても聴こえてくる、魚がいない、大金支払ったのにサービス最悪、割引すらない、返金もしてくれない、意味不明な言い訳ばかり、詐欺だ、2度と行かない!」といった内容の書き込みがあり、本当に可哀想でした。

 

我が家は再訪したリゾートで手厚い歓迎を受けたものの、モルディブに向かう途中にクダドゥからの爆弾メールを貰い、初めて訪れる前半のリゾート滞在中に急遽他のリゾートを探したり連絡を取ったり交渉したりするのは、本当にストレスでしかなかったです。

 

モルディブのリゾート探しや交渉は普段から私の担当でして、他の候補先リゾートのメモがあったり、Miaさん始めとするモルディブに詳しい友人ブロガーさんらの優しい励ましのお言葉と情報のおかげで前向きになれて(本当にありがとうございます❤️)、前半に滞在していたバア・アトールの他のリゾートも幾つか滞在したことがあったので、幸い良いリゾートにすぐに変更出来ましたが。。。

 

もし我が家が日本から来ていて英語が苦手だったりしたら、ものすごいストレスで、でもどうにも出来ずのまま、クダドゥを信じるしかなく宿泊してみたものの、同じように悲惨な目に遭っていたかも知れないと思うと、本当にゾッとしました。

 

 

 

モルディブの幾つかのリゾートで働くスタッフらの話によると、クダドゥは昨年末くらいまではホスピタリティも良くハウスリーフも素晴らしいリゾートだったようですが、「やはりシステム的に上手くいかなかったのか投資家らが離れていったのか知らないが今年に入ってから急におかしくなっている」そうで、前GMが去った今春からGM不在のまま半年以上続いており、モルディブやリゾート関連のSNSの書き込みによると、やはり今後の先行き不透明感が漂っている状況みたいです。

 

もしクダドゥなどクラウン&チャンパ・リゾーツに予約を入れている方は、大至急旅行代理店さんに確認してもらってくださいね。

 

コマンドゥに関しては防波堤の工事を終えたばかりだそうですが、お魚さんが戻って来るのに最低2、3ヶ月くらいはかかると聞きました。

 

クダドゥに関しては工事が始まったばかりで、9月末までの予定だそうで、もしずれ込むと年末くらいまでお魚さんが戻って来ないかも知れないです。

 

また日本の代理店さんもピンキリだと思うので、もし不安であれば、万が一モルディブへ向かう際やリゾート滞在中に何かしら不具合があった場合の対処や補償内容についてきっちりと確認してから向かってくださいね。

 

 

 

 

 

 

さてさて。

ここから先はかな〜り長くなりますが、今回の大騒動の顛末を備忘録代わりに残しておきますので、モルディブに興味がある方やリゾート選びで迷っている方など、宜しければお時間のある時にでもご覧くださいませ。

 

 

 

今夏に2週間ほど休みが取れたので、モルディブ再訪にあたり、2軒のリゾートを1週間ずつ予約しました。

 

我が家は毎回リゾートのウェブサイトからメールでやり取りしたりして直接予約しています。

 

日本の優秀な代理店と違って香港の代理店はいい加減そうなのと、CXやアメックスなどの抱き合わせパッケージ等もありますが、過去の経験からしても、アメリカや香港から予約する場合は、リゾートに直接予約した方がかなり安く+多くの特典がついて来るので毎回そうしています。

 

今回はどちらも6月中にメールでやり取りして、6月末から7月頭にデポジットを入金し、7月末には残金を支払済みです。

 

どちらもモルディブで上から数えて5番目以内に入る超高級リゾートで、ハウスリーフも極上と聞いて、大変楽しみにしていました。

 

とはいえ、2軒目のリゾートであるクダドゥは、以前宿泊して酷い目にあった悪評高いフラワリと同じクラウン&チャンパ・リゾーツなので、どうしても一抹の不安がついて回りました。

 

クラウン&チャンパ・リゾーツの姉妹リゾートの一覧です。

https://www.crownandchamparesorts.com/about-us.html

 

一覧の中には今年オープンしたカギがあり、ハウスリーフが良さげで候補に入っていましたが、トイレのドアがないのが理解出来ず候補から外れましたが、フラワリと同じオペレーションなのでサービスと食事は最悪を想定してください。そしたらフラワリと同じで、そこまで悪くはなかったと楽しめるはずです。

 

フラワリでの残念な旅行記は、こちら

gokutsuma5.exblog.jp

 

 

予約前のそんな私の不安を拭い去ってくれたのはクダドゥの予約担当レセプションのメール対応でした。

 

毎回どんな質問をしても的を得た回答と迅速かつ的確な対応で、やはり一泊4,300〜7,000ドル以上もするだけあって、フラワリと同じグループ会社でもクダドゥだけは別格で優秀なスタッフを揃えているんだなあと思い、ちょっと安心しました。

 

 

では、メールのやり取りを時系列でご紹介します。

 

6月22日に予約。

6月23日にデポジットとして宿泊代金の20%を支払い済み。

7月19日に宿泊代金の全額を支払い済み。

7月27日に滞在中のプリファランス(食事、アクティビティ、スパなどの好み、*1)を事前にオンライン回答済み。

7月28日のメールには、滞在プランは既に好みからカスタマイズ済みで、折り返し担当バトラーが連絡し一緒に追加とのこと。

8月2日のモルディブ出発日前日になってもバトラーからの連絡がなく、我々のプランをチェックしてみると。。。

我々の滞在プランには、希望していない有料ダイビングが連日入っており、2度と行きたくないフラワリの海中レストラン(有料)と、希望していないジンベエ(有料)の予約ばかりで、他のゲストと間違えていると思いレセプションにメールすると、担当バトラーが折り返すからそっちと決めてくれとのこと(*2)

8月3日にモルディブへ向かう為にシンガポール航空のラウンジで乗り継ぎ便を待つ間にメールが入り「急遽4日から防波堤を作ることになった」と。

8月3日と4日にクダドゥの予約係とメール合戦し、どうするか保留しつつ他のリゾート探し。

8月7日(予約日の3日前)に、担当バトラーから挨拶メール。

8月8日に無料キャンセルの通知。

8月15日に無事全額返金。

 

*1

https://www.kudadoo.com/my-lifestyle-preference/

*2
クダドゥ宿泊の予約は8月10日からとまだ1週間先なのでバトラーも決まってないのかと諦めましたが。。。

8月2日の翌日にはモルディブ入りする訳で、我々としては前半のリゾート滞在中に、クダドゥでの滞在プランの為にあれこれ考え時間を費やすことなく、前半リゾートでのステイを100%満喫したいので、これも本当にストレスでしかなかったです。

元々我が家はその時の気分で動きたいタイプで、シュノーケルや釣りなど希望のツアーや取りにくいスパやレストランの予約以外は、当日の気分でランチやツアーやディナーを決めたいんです。

なので、こういう事前にプリファランス聞いて滞在期間中びっしりカスタマイズって、プランや予約好きな方にはドンピシャなシステムですが、まったり&気分派の我々には100%面倒でしかなかったです。

ただモルディブの超高級リゾートでは今こういうスタイルがトレンドみたいですね。

前半のリゾートでも事前にプリファランスと共に大量のレストランやスパやツアーのメニュー&プライスがオンラインで送られて来ました。

最初のマッサージだけ予約して、後はリゾート入りしてから決めればいいかと特に予習せずに入り、リゾート入りする直前にクダドゥの爆弾メールが来たので、それからは精神的に全く余裕なし(涙。

現地でメニューを見る暇もなく、気付いたら香港に戻ってから見てみたら、あら、素敵なビーチ・ディナーとかヴィラでのBBQなんてメニューもあったのね、そういえばMiaさんのブログで拝見して素敵だなあと思っていたのにクダドゥのせいですっ飛んでしまったわね、ちょっとやりたかったかも、と後悔した始末(笑。

まあ、そういう性格の我々なのでこればかりは自業自得ですね。

今回しっかりお勉強させてもらいました(笑。

 

 

 

話は戻りまして、ここで少しだけクダドゥの料金や制度について解説します。

 

クダドゥは繁忙期は一泊7,000ドル前後するみたいですが、今夏は閑散期とあって一泊4,300ドルくらい。

数字だけ見比べると一見お得な感じはしますが、それでもかなーりお高い宿泊費で一瞬ドン引きしちゃうんですが。。。

究極のオールインクルーシブらしいので、飲食やアクティビティやスパなど全てが含まれており、実質、食べ放題+遊び放題で4,300ドルくらいなんだとか。

 

同じランクの高級リゾートに宿泊すると、宿泊費(大抵朝食付き)だけで閑散期でも3,000ドル前後は必至で、そこにランチ、バー、ディナー、アルコール、ドルフィンやシュノーケルやボート・ツアーなどのアクティビティ、マッサージやフェイシャルなどのスパをプラスしていくと、あっという間に数千ドル以上が加算されるので、よく考えると込み込みで4,300ドル前後(閑散期限定)ってかなりお得な気がして来ますよね?

 

クダドゥのサイトには以下のようにオールインクルーシブの内容が記載されています。

*朝昼晩に限らず、一日中好きな場所で好きな物を食べ放題

*デスティネーション・ダイニング(好きな場所で食事)

*指定のワインやシャンパンやカクテルにハードリカーなど飲み放題

*スパでのトリートメント

*アクティビティ

*エクスカーション

*フラワリのレストラン&バーの利用(料金は含まれません)

*ブロンズというプロ写真家による30分の撮影+50枚の画像入りUSB+プリント1枚

 

ところが最近オールインクルーシブの内容が幾つか変わったらしく。。。

 

アクティビティに関してはリゾートから一番安いボートやドーニで20分以内くらいで行けるハンドライン・サンセット・フィッシングや姉妹リゾートのハウスリーフでのシュノーケルの送迎などは以前と変わらず無料のようですが、それ以外の遠出となるアイランド・ホッピング(二つ以上の環礁で行う)なんかでのシュノーケルに関しては不明です。

 

ハニファルベイのマンタ・ツアー、ジンベエ・ツアー、ビッグ・フィッシング、サンセット・クルーズ、他のリゾートへの移動手段などはプライベート・ツアーとなり、クダドゥのスタッフから勧められたラグジュアリー・ボートであるベラのボート代金として2時間で3,000ドル(3時間で4,000ドル、4時間で5,000ドル、6時間で7,000ドル、1日貸切で8,000ドル)でした。

 

そしてダイビングも初回のファン・ダイブ以外は全て有料で、お値段は分かりませんが、上記のプライベート・ボート料金になるかも知れません。

 

ワインに関してはそこそこの銘柄(多分日本の市価で2万円以下のもの)を無料サービスにしていたようで、お代わりし放題”らしい”ので、ワイン税がべらぼうに高くて日本市価の3倍以上するのがモルディブのワイン価格なので、ワインの銘柄によってはお得かも知れないです。

 

ところが、やはりリゾート側としても、ゲスト的にはお得だけど我々的には全然儲からない、と2、3年経過してようやく気付いたみたいで、今現在は80種類のワインと6種類のシャンパンのみ無料となったそうで、SNSの情報によるとオープン当初に比べて、食事やワインの質が徐々に落ちているそうなので、あまり期待し過ぎない方が良いかもです。

 

道理でこちらの好みを知っていてもそれらを無視して、我々の滞在プランに勝手に有料レストランや有料のダイビングやジンベイ・ツアーをびっしり詰め込んで来たのだなあと(汗。

 

クダドゥにはプリファランス以外にもメールのやり取りを何度もしており、空港からの手配もあるので我々がいつからモルディブ入りするのかも把握していて、前半のリゾートからの移動手段としてスピードボート(有料)の予約もしていましたし、また過去のメールのやり取りからも私がどれだけハウスリーフでのシュノーケルが好きかちゃんと知っているんですが、それらも無視してのゴリ押し勝手な滞在プランでした。

 

要するにクダドゥでは、プライベート・ボートでダイビングなどのアクティビティやエクスカーションにバンバン出かけたり、価格を気にせず有料のビンテージ物のワインをバンバン開けちゃうような富裕層のゲストを一番に好み、あとは特にボートなど使わずシンプルな滞在プランを好むリゾート側にとってプロフィットが出やすいまったり系のゲストならまあ歓迎なんでしょうね。

 

どこのリゾートも本音は同じかもですが、そういうのが最初から滲み出ちゃうのって、ホスピタリティとは真逆でギラギラしていてゲンナリでした。

 

オールインクルーシブの内容については、いつどう変わるか分からないので、直接クダドゥまたは代理店さんに問い合わせてくださいね。

 

 

 

さて、いよいよここからは、メールのやり取り全貌大公開です。

 

前半のリゾートに向かうべくトランジット先のシンガポール航空のラウンジでまったり休憩していたところ、クダドゥからメールが届いたので開いてみると、、、

 

「Dear 極妻ご夫妻

 

Warmest greetings from Kudadoo Maldives Private Island by Hurawalhi.

 

I hope this email finds you well.

 

We would like to inform you that Kudadoo will proceed with installation of rock walls to defend the island from further erosion of the island will take place starting from August 4, 2023 until September 30, 2023.

 

The purpose of this project will be to enhance the protection of the island against the constant change of ocean currents. The project is scheduled to take place within the middle center part of the ocean residence lagoon.

 

The obstruction is behind the residences, which will only be visible by entering the ocean walk way to reach the residences. This will not affect any residence view to the ocean and also have no effect on guests visiting The Retreat.

 

Kudadoo has taken all the necessary precautions to mitigate any disturbances and to adhere to the maximum safety regulations.

We understand that this might not be what the Kudadoo guests expects upon their stay, however, we assure that maximum effort has been taken in consideration by the Resort Operations team to provide a seamless Kudadoo experience with minimum disturbance and inconvenience. 

 

Please note we are not cancelling your existing booking but should you be concerned of this update, we are pleased to offer Hurawalhi as an alternative resort stay or your booking can be amended for future travel dates excluding festive period with same package rates confirmed or booking can be canceled at no charge.

 

We appreciate your understanding towards this project decision which is compulsory for the resort to maintain a healthy island life. 

 

Should You wish to cancel or amend the booking, please advise us by not later than August 10 2023.

 

Our sincere apologies for any inconveniences caused on this short notice.

 

I remain to your disposal for any further clarifications on above update,」

 

*大事な部分だけ翻訳しています。

 

「クダドゥは侵食対策として8月4日から9月30日まで防波堤の設置工事を施工することとなりました。

 

このプロジェクトの目的は、海流の絶え間ない変化に対する島の保護を強化することであり、オーシャン・レジデンスのラグーンの中央部分で行われる予定です。

 

障害物(防波堤を作る為に積み上げる石材の山)はレジデンスの後ろにあり、レジデンスに向かうジェッティからしか見えませんし、レジデンスの視野にも入りません。また、ザ・リトリートを訪れるゲストの視界にも何ら影響はありません。

 

クダドゥは、あらゆる障害を軽減し、最大限の安全規制を遵守するために必要なすべての予防措置をします。

 

クダドゥにご滞在されるお客様のご期待に添えない場合もあるかと存じますが、リゾート運営チームは、ご迷惑を最小限に抑え、シームレスなクダドゥ体験をご提供できるよう、最大限の努力をしております。

 

なお、ご予約のキャンセルは承っておりませんが、代替リゾートとしてフラワリをご用意させていただくか、または同じパッケージ料金でフェスティバルの期間を除く将来のご旅行日にご予約を変更いただくか、または無料でご予約をキャンセルさせていただきます。

 

当リゾートの健全なアイランドライフを維持するため、このような決断をせざるを得ないことをご理解くださいますようお願い申し上げます。

 

ご予約のキャンセルまたは変更をご希望の場合は、2023年8月10日までにご連絡ください。

 

急なご連絡でご迷惑をおかけし、誠に申し訳ございません。

 

上記の件に関しまして、何かご不明な点等ございましたら、何なりとお申し付けください。」

 

 

 

まー、びっくりでした。

普通こんな大掛かりな工事をする場合、しかも魚影の濃いハウスリーフで定評がある場合は、少なくともプランが決定した2、3ヶ月前には予約しているゲスト全員にお知らせしますよね??

 

前半のリゾート滞在中にバトラーさんにこの話をしたところ。。。

以前とあるゲストからお祝いの為に一定期間のリゾート貸切の希望が来た際、とりあえずダメ元でその期間に既に予約を入れていたゲスト全員に連絡を取り、そのリゾートと同額またはそれ以上の高級リゾート(シュヴァル・ブラン・ランデリやヴェラやソネバ系列など)のお好きなカテゴリーの宿泊費を無料提供することで全員喜んで合意してくれたそう。

そして希望先のリゾートの予約手配は勿論のこと、お詫びとして代替えリゾートでの宿泊料金と交通費も全て負担したそうです。

太っ腹ねと言うと、それがゲストに迷惑をかけるリゾートがすべき当然のお詫びであって、うちのゲストだけじゃなくモルディブに来てくれる全てのゲストに最高のバケーションを過ごして欲しいのが僕たちの願いですから、とバトラーさん。

同じモルディブの老舗リゾート会社として、本当に対極のプロ中のプロとも言える素敵な姿勢だったので、聞いていて惚れ惚れしちゃいました。

 

 

 

話はクダドゥに戻り。。。

 

モルディブに明日から行くので担当バトラーさんが決まったら即教えてくださいね、とメールした、その翌日にこれですよ!

 

まあレセプションなどはマネージメントの意向で動いているので彼らを責めても仕方ないですが、本当に呆れた会社です。

 

トランジット中のシンガポールのラウンジで、これを読まされる身になってくださいという感じです。

 

 

 

キレていても仕方ないので(日本語に翻訳しましたが)こんな感じで私が英文で返信しました。

 

「言葉も出ません。 どうしてこんなことをするのか信じられません。私たちは今日モルディブに向かう途中で、私たちの休暇の初日と1軒目のリゾートでの滞在を台無しにしましたね。

 

今回のプロジェクトにどんな理由があるにせよ。  少なくとも数ヶ月前にはこのプロジェクトのことを知っていたはずです。  誰も当日や前日に決めたところですぐに材料を確保して運んだり人材を集めることはできません。  他のリゾートを探すのが大変になるギリギリまで、わざと私たちに黙っていたのではないかとさえ思える。 

 

あなた方のFacebookやインスタグラムをチェックしましたが、まだ公の場でこのことを公開していませんね。 全くもって不親切です。  ギリギリまで未来のゲストに伝えないなんて、とても卑劣で無責任です。  今時こんな不親切なことをゲストにしたら、ネット上でどんな被害が出るかとか考えたことすらないようですね。

 

もし私が支配人なら、AAAとしてのおもてなしとして、このようなことを事前に決めたら、すぐに皆に伝えると思います。  もし本当に直前の決断なら、せめて極上のハウスリーフで有名なリゾートなので、このような騒動の間はゲストを受け入れないか、もし受け入れたとしても迷惑料金として半額以下などのオプション付きでゲストに提供するでしょうね。  

 

工事の間、魚はみんなどこかに消えてしまいます。  本当に信じられない。  私がどれだけシュノーケリングが好きか、これまでやり取りしたメールで知っているくせに。 不親切極まりないです。

 

なぜギリギリまで教えてくれなかったのか、きちんと説明してください。」

 

 

 

そしてそれに対する返信がこちらです。

 

「Dear 極妻夫妻

 

Good morning from Kudadoo and thank you for your reply!

 

We truly understand your frustrations since this has been communicated on the last minute, but kindly be advised that, Due to the change of ocean current, Kudadoo is unfortunately facing extreme Beach erosion which needs to be attended soon to ensure the sustainability of the island as an environmentally conscious resort.

 

We have therefore consulted with the Environment Protection Agency of Maldives who have advised us to immediately take precautions for the health of the island.

 

We are now left with no choice but to proceed with installation of rock walls in designated areas of the island for island restoration.

 

Once again our very sincere apologies for all the inconveniences caused.

 

Looking forward to your kind response on how to proceed with your booking.」

 

「土壇場でのご連絡となりましたので、あなた方のご不満は心より理解しておりますが、海流の変化により、残念ながらクダドゥ島は極度の海岸浸食に直面しており、環境に配慮したリゾートとしての島の持続可能性を確保するためには早急に対処する必要があることをご理解ください。

 

そのため、モルディブ環境保護庁に相談したところ、島の健康のために早急に対策を講じるようアドバイスを受けました。

 

現在、島の修復のため、島の指定区域に岩壁の設置を進めざるを得ない状況です。

 

ご迷惑をおかけしたことを深くお詫び申し上げます。

 

予約の進め方についてご回答をお待ちしております。 」

 

 

 

またまたビックリです。

 

それはあくまでもリゾート側の事情=言い訳でしかなく、嘘だらけの返答で本当に呆れ返りました。

 

環境保護庁には事前にどのような工事をするのか報告して許可を貰う事は必要だと思いますが、環境保護庁が200数十軒あるリゾートの防波堤を仕切っているとは思えないですよね??

 

あり得ない話ですが、もし仮に本当に政府の指示でやるとしても、同じく材料の確保に輸入に人材の確保など集められる訳ないですからね。

 

このメールを貰った時点では、既にマレのホテルに滞在していたので、本当にストレスでいっぱいのスタートになりました。

 

 

 

呆れ返りつつも、めげずに頑張って英文で返信しました。。。

 

「最後の質問だけに答えて、残りは無視していただき大変ありがとうございます。

 

確かに緊急事態のようには聞こえましたが、建設に関するコンサルティングと計画は今週行われた訳ではありませんよね。 少なくとも数か月前もしくは遅くても数週間前に相談を始めたはずで、なぜその時に私たち含むゲスト全員に知らせなかったのですか?  ゲスト全員にギリギリまで内緒にすることでキャンセルを避けようとしたとしか思えません。 それは非常に卑劣で汚い考えです。 そして土壇場での悪夢のようなこのサプライズに対して、補償やオファーは一切ないんですね。

(まだクダドゥの工事が始まっても、もしかしたら静かにやればハウスリーフへの影響は少ないのかもと少しだけ期待していたので、以下のように補足しました)

それでは騒音も含めた施工状況の写真や動画を送っていただけませんか。 ハウスリーフから魚が少なくなったり、何かしら変化があればフィードバックを聞きたいです。 友人が以前そちらに滞在していた時の画像があるので、状況を比較したいと思います。 それらを見た上で、私たちがクダドゥに行くかどうか決めたいと思います。 ありがとう。」

 

 

 

そしてクダドゥからの返信がこちらです。

 

「Dear 極妻夫妻

 

As a last minute notification from us,  you have every right to think that we withheld the information from guests to avoid cancellations, but please note that, this was a forced last minute decision from the Environment Protection Agency of which we do not have pictures or videos of the construction since the work starts tomorrow.

 

We are offering options of relocating the guests to our sister resort Hurawalhi with same AAA meal without any limitations, One free Lunch at 5.8 Undersea restaurant and use of our champagne pavilion bar. Please note that, since this is last minute any cancellation is free of charge.

 

In regards to the house Reef, this will not be affected and we do not expect any changes.

 

I remain to your disposal for any further clarifications on above update,」

 

「私たちからの直前の通知として、キャンセルを避けるために私たちがゲストに情報を差し控えたと考える権利がありますが、これは環境保護局からの直前の強制的な決定であり、明日から工事が始まるので工事の写真も動画もありません。

 

ゲストを姉妹リゾートのフラワリに移動し、制限なしで同じ AAA の食事、5.8 アンダーシー レストランでの無料ランチ 1 回、シャンパン パビリオン バーの使用を提供するオプションを提供しています。 直前のキャンセルのため、キャンセルは無料です。

 

ハウスリーフに関しては影響はなく、変更も予想されません。

 

上記の更新内容についてさらに詳しいご説明がございましたら、お待ちしております。 」

 

 

 

またまたしれーっと大きな嘘をついています。

 

このメールを貰った時点では、既に1軒目のリゾートに着いていたので、バトラーさんやマネージメントのスタッフ数名に相談し確認していますが、やはりこれは大嘘でした。

 

*防波堤の設置に関しても、リゾートの増改築と同じで、各リゾートのオーナー・サイドが決断すること。

*工事のプランが決まったら後日書面でまとめて環境保護庁にも申請するが決めるのはリゾート側。

*滞在中のリゾートが防波堤プロジェクトを開始する際も、3ヶ月以上前からインドなどの採石場からの輸入が必須で、マンパワー(人材)を集めるにも2ヶ月くらい前から募集をかけないと無理。
*以前滞在中のリゾートが某ゲストのお祝いの為に一定期間貸切を希望した際は、その期間に予約を入れていたゲスト全員にそのリゾートと同額またはそれ以上の高級リゾートの手配をして、お詫びとして別リゾートでの宿泊料金を全て代わりに支払ったそう。

 

それに比べて、クダドゥのお詫び、すごくないですか??

クダドゥの一泊4,300ドルの料金を支払って、なんと姉妹リゾートのフラワリ@一泊500ドルに宿泊させて貰えるんですって(笑。

制限なしでクダドゥと同じ食事内容だとしても、一泊500ドルの都会のワンルーム・マンション的なヴィラですからね(汗。

しかもフラワリのレストランの中で一番高い(がサービスぐだぐだの特に美味しくない)海中レストランでの無料ランチ一回と超太っ腹(笑。

人気のディナーじゃなくて、ランチということも凄すぎます(笑。

シャンパン・パビリオンでのシャンパンは多分多くのリゾートで朝食に無料でサーブされる泡物と推測。

 

そして何故か上から目線の「土壇場での告知だからキャンセル料は無料にしてあげるざーます」との優しいオファーまで(笑。

 

おまけに、ハウスリーフについては「影響は全くなく、何の変化もありません!」と、無駄に自信だけあって全く根拠のない断言、出ちゃいましたー(笑。

 

そして動画や画像を送ったら最後、大量のキャンセルが出ると分かっているので、4日後にキャンセルするまで全く送って来ませんでした(苦笑。

 

 

 

今回の件では色々な方々からアドバイスを頂きましたが、その中でもとあるSNSのコミュニティのリーダーからの助言や情報が大変役に立ちまして、チャット会話の中から、彼女のメッセージのみ抜粋して翻訳したものをお届けいたします。

 

「これは最悪ね。 正直に言うと、クダドゥアとフラワリの両方を所有するクラウン&チャンパ内の色々なリゾートはしばらく前からこの工事をやっているのよ。

 

今現在、彼らは同様の作業を行うためにコマンドゥを閉鎖していて、クレドゥのゲストもとてもしょぼい代わりのリゾートを提供しているの。

 

フラワリ島は素晴らしい島だけど、クダドゥー島ではないものね!!

 

運営側の対応が最悪ね。 彼らは、少なくともこの作業を開始する意図があることを知っていたはず。 コマンドーに予約したゲストらへの通知も直前に知らされたようで、私が聞いた話によるとクダドゥと同じく酷い対応だったと聞いているわ。

 

クダドゥのメールのレスに関してですが、ある部分だけは真実ね。 だけど勿論彼らはそれを自分たちに都合良くすり合わせて調整しているわよね。

 

彼らはモルディブ全ての島が悩まされている浸食問題に対処する為に政府に資金を申請し、数か月前に授与されています。 彼らは7月初旬からコマンドゥで防波堤の工事を行っていて(8月頭の時点で)まもなく完了する予定なの。

 

クダドゥは比較的近くにあり、どちらも小さな島なので、同じ作業員を現在クダドゥ島に移しているように思えるわ。

 

彼らはおそらく大型の建設機械であるJCBタイプの掘削機を使用して岩石を所定の位置に移動させ、もちろん重量物運搬船が島を行き来して岩石を運び込むことになるでしょうね。

 

長期的にはハウスリーフを守ることになるだろうし悪影響はないと思うけど、短期的にはハウスリーフに生息する珊瑚や潰瘍生物全てがとてつもなく大きなな混乱をもたらすでしょうね。

 

正直なところ、クダドゥの高額な滞在費を考えると、私も腹が立つと思うわ。

 

私があなたの立場だったら、クダドゥの代わりに他のリゾートを探して、苦労して稼いだお金をクラウン&チャンプ・リゾートなんかに渡さないようにすると思うわ。

 

彼らは嘘をついてるわね。

 

私の知っている限り、彼らは数カ月前に環境庁からの資金提供を申請し、7月初旬にコマンドーでの作業が開始された。 それが現在(8月頭)完了しつつあるから、作業員を移動しているところなの。

 

残念だけど彼らに真実を自白させることは出来そうにないわね。

 

現在、新しいリゾートが沢山あるけれど、スタッフの何割かは外国人のみではなく地元出身者でなければならないという政府の規則があるから、多くのリゾートが人手不足の問題を抱えているの。

 

ローカルの雇用は良い考えとは思うけど、ホスピタリティなどの基準がはるかに高い高級リゾートに相応しい十分なトレーニングを受けたスタッフが明かに少な過ぎるのよね。

 

現在、モルディブの殆どのリゾート島には砂を採取する小型船や機械が設置されているの。 そうしなければならないのは残念だけど、高潮と地球温暖化により、全てが変わりつつあるの。リゾート島が水上ヴィラやボートの桟橋などの建造物を建てるとすぐに島の周りの潮流が変化して、結果砂浜も変化してしまうのよね。」

 

という感じで、リーダーには色々と教えてもらいました。

 

 

 

色々な方からの助言を頂き、最悪の状況を回避出来た今夏のモルディブ旅行でした。

 

ところがクダドゥの嘘いっぱいのメールを信じ込んでクダドゥに行かれた方は8月12日から残念な目にあったみたいで、我が家は10日からの予定だったので本当に行かなくて正解みたいでした。

 

トリップアドバイザーのフォーラムでその方が書かれたクダドゥの防波堤についてのトピックです。

www.tripadvisor.co.uk

 

現在クラウン&チャンパ・リゾーツ内のリゾート(クダドゥ、コマンドゥ、クレドゥ、フラワリなど)を検討している方は是非ともご覧ください。

 

お使いのブラウザー機能で翻訳すると、いかにクラウン&チャンパ・リゾーツがダメダメか皆さんのコメントから分かるかと思います。

 

抜粋です。。。

33. Starting today there is major disruption. A huge barge of boulders arrived today and are being unloaded around the clock. The noise can be heard across the entire island even inside the residences. We were told we could move to Hurawalhi if we were disturbed by the noise. The construction is supposed to last 2 months. Anyone that has a reservation in the next 2 months may want to cancel. If you transfer to Hurawalhi it would be the same rate as Kudadoo which makes no sense. We have not had the experience we were hoping for.

33番目の投稿: 今日から大規模な混乱が発生しています。 今日、巨石を積んだ巨大なはしけが到着し、24時間体制で荷降ろしが行われています。 騒音はレジデンスの中でも島全体に響き渡る大きさです。 騒音が気になる場合はフラワリに移動してもよいと言われました。 工事期間は2ヶ月の予定だそう。 今後 2 か月以内に予約をしている人はキャンセルすることができます。 フラワリに乗り換えるとクダドゥと同じレートになってしまい意味がありません。 私たちは期待していたような経験をしていません。

 

同じ方の続報です。。。

38. We only have 1 night left. For us the first 4 nights were fine but now that they are unloading the big boulders it has changed the experience completely. 6 nights for $20000. Thinking about asking for part of the money back for the last 2 nights. I doubt they will do anything to make it right.

38番目の投稿:残りあと1泊ですが、最初の4泊は問題ありませんでしたが、今では大きな岩を降ろしているので、完全に状況は変わりました。 6泊で20000ドル払ってますが、最後の2泊分のお金の一部を返金してもらうことを考えています。 彼らがまともな対応をしてくれるとは思えないですけどね。

 

今の所、彼女からの写真やレビューのアップデートはありませんが、無事返金して貰っていると良いですね。。。

 

彼女のコメント前後の他の方のコメントを読む限りでは、クラウン&チャンパ・リゾートは昔からこういう残念なリゾートとしての悪評があるようですね。

つまり我が家がフラワリで受けた質の低いサービスも通常営業だった模様(苦笑。

 

初めてのモルディブ旅行の場合で、モルディブ=田舎にある南の島、という感じで期待ゼロで行かれる場合は、特にそう気にならないかとは思います。

 

しかしモルディブの他のおもてなしの心を持つまともなリゾートに宿泊されたことがある場合は、ホスピタリティに関してかなりの落差を感じるかと思います。

 

そして万が一トラブルになった場合はリゾートからのフォローは一切なしと最悪の状況を想定しておくと、そこまで落ち込まずに済むかも知れないです。

 

 

 

トリップ・アドバイザー をチェックしてみると。。。

 

9月末まで防波堤の工事中のクダドゥのレビュー 

騒音や防波堤については何も記載されていませんね。

 

www.tripadvisor.com

 

8月頭に防波堤の工事を終えたばかりのコマンドゥのレビュー

防波堤や騒音について何も記載されていませんね。

 

www.tripadvisor.com

 

皆さん、予定日ギリギリに受け取った防波堤の工事メールに憤慨し、ドタキャン連発で行くのを辞めたからですかね。。。

 

どなたか実際に宿泊された方のレビューがあると良いのですが、また見つけたらこちらに追記しておきますね。

 

 

 

今日現在クダドゥのFacebookやInstagramを見ても、最近の投稿に防波堤や工事の様子が映っていない古い画像や映像を使用しているようなので、正直にアップして欲しいところですね。。。

 

 

 

9月18日、追記です。

インスタグラムをチェックしたところ。。。

最近クダドゥに宿泊したゲストの投稿に防波堤が写っていますが、どうやらノーティラスみたいにドロップオフ一周の防波堤ではなさそうですね。

 

レストラン前のビーチにある防波堤。

FelixYunfei on Instagram: "🍻"

 

ブランコの真ん前ですね。

FelixYunfei on Instagram: "LET'S GO TO THE OCEAN!!!"

 

もし、ビーチの一部であれば、ビジュアル的には少し残念かもですね。

ドロップオフに設置してないのであれば、ハウスリーフには影響ないかも知れません。

 

とりあえず2023年の夏の時点での工事は、ビーチの侵食を防ぐ為に防波堤を少し設置したみたいですかね??

 

 

 

と、ここで一つ。

8月頭に我々や予約したゲスト全員にモルディブ入りする直前に工事のメールをした際に、ざっくりではなくリゾート・マップの画像と防波堤の設置箇所の詳細をせめて添付しておくべきでしたよね。

 

そうすれば、前日に知らされてパニックになったであろう我々を含むゲストの皆さんも、そこまでの酷いストレスにはならなかったでしょうし。

 

まあ、このような詳細を知らせようと思う気持ちがある経営理念を持った企業であれば、工事をすると決めた2ヶ月くらい前に知らせてるんですけどね(苦笑。

 

 

 

また今回はビーチサイドの防波堤の工事だけで済んだかも知れませんが。。。

モルディブの地球温暖化による侵食はモルディブ全ての島で現在進行形で日に日に大きくなっている問題なので、クダドゥに限らず、今後こういった防波堤の工事はいつ始まるとも限らないので、どうぞキャンセル料が掛かる前に代理店または直接リゾートに工事予定の有無を事前確認してくださいね。

 

 

 

ここでモルディブの砂について興味のある方だけ、ご覧ください。

 

世界中の海洋で砂を集めてはコンクリートとして使用し長年建築工事が進められていますが、モルディブも然りです。

砂の略奪について、その悪影響を詳しく解説している方のブログを見つけましたので、抜粋してリンクを貼っておきますね。

 

「沈みゆくモルディヴと過熱する世界の砂市場」

 インド洋に浮かぶ島嶼国家モルディブでは、海に潜ってサンゴ砂を集め、開発業者に売る商売が何年も続けられてきた。しかし海面上昇が進む中、砂の採取による被害でモルディブは深刻な状況に置かれている。砂浜の侵食が驚く程早く進み、家を守ろうとする住民の必死の努力にもかかわらず、100を超える島々が居住不能となり、首都マレのようなより大きな島に人口が集中している。過密状態にあるマレの土地に、新しい家々が建つことになる。皮肉なことに、新たな建築には更なる砂が必要である。」

砂の略奪が将来の世界を危うくする - COCCOLITH EARTH WATCH REPORT

今現在も将来的なダメージを考えす、それを金に飽かせて世界規模で行なっている代表がドバイですよね。

 

そしてこちらは「モルディブにおける海岸およびリーフの人為的改変の実態とその影響」についての論文。

モルディブの島などの過去と現在の画像を使用し解説しているので侵食などのダメージが大変わかりやすいです。

 

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jscejoe/76/2/76_I_774/_pdf

 

 

更に興味を持たれた方には「砂の争奪戦や砂マフィア」について。 

 

「砂」の争奪戦:環境破壊と砂マフィア - GNV