香港極妻日記

海外生活30年目の「極妻(極道ではなく、極楽なアメリカ人妻の略)」の楽しい香港での生活、旅行、美味しいモノ、愛犬の話等、さくっとご紹介♪

モルディブで大活躍の日本人建築家♪

モルディブのCIPラウンジの投稿を書いている最中に、CIPラウンジがあるVIPターミナルを手掛けた日本人建築家Yuji Yamazaki氏のことが気になり、色々と調べながらあれこれ書き足しているうちに長くなってしまったので、こちらを先に投稿することに(笑。

 

多分モルディブ好きでもそんなに興味ない話題かもですが、本当に素敵なデザインなので良かったらご覧くださいませ〜。

 

 

 

まずは山崎氏が手掛けたVIPターミナルのビル。

 

maldives.net.mv

 

VIPターミナルやクダドゥにフラワリにカギは知っていましたが、フィノールもなんですねー。

 

www.designlabfa.com

 

www.yyany.com

 

チャンパ&クラウンのホスピタリティには疑問てんこ盛りですが(笑)、ジェッティやレストランにヴィラなどのハード面に関しては一度は泊まってみたいなと思ってしまう素敵なデザインばかりですねー。

 

 

 

 

 

以前宿泊したフラワリも彼が手掛けています。

 

gokutsuma5.exblog.jp

 

フラワリに関してはジェッティやレストランにバーや海中レストランなど素敵でしたが、ハード面の美しさに見合ったおもてなしではなかったのが残念でした。

 

 

 

 

 

またヴィラに関してはデベロッパーではなくゼネコンの問題と思いますが、色々と欠陥や問題点が多く、当時のGMとスタッフの対応も非常に残念でした。

gokutsuma5.exblog.jp

 

 

 

 

 

山崎氏がモルディブのリゾートを手がけることになったのは、2010年にメール・モルディブでバケーション中にクラウン&チャンパのフセイン氏と出会ったのがきっかけだったとは。。。

 

hoteliermaldives.com

 

関係ないですが、山崎氏の元奥さん、ジェニーヴァ・カーさんなんですねー。

才能があって仕事が出来て、イケメンで優しそうで、仕事に関するSNSくらいでメディアにあまり出ないところも好感度大ですし、きっとかなりモテるんでしょうね。

 

 

 

 

 

モルディブのリゾート開発のパイオニアといえば、Universal Group会長のMohamed Umar Manik (MU Manik)と、Champa Group株主のHussain Afeefの2人が、これまで40年以上に渡りモルディブのリゾート開発に多大なる貢献をして来た事で有名。

 

パイオニアである2人の話は多くのリゾートのスタッフからスタッフに、スタッフからゲストにと語り続けられ、地元で知らない人はいない程、というかモルディブ政府から長年に渡り名誉な称号や優遇措置を受けているので、地元民は2人を褒め称えるのは別として彼ら&一族を色々優遇させるのはもう十分だと反発する声も。

 

確かにどちらもリゾート開発だけじゃなく、本人や親族らが複数の企業の株主&経営していて、水上飛行機から銀行に食品会社に空港ターミナルに政治家にとモルディブの大企業の大半を牛耳っている今なので、日本の政治家と大企業が血縁関係で結ばれ長年潤い続ける縮図とちょっと似ているので反感を買うのかもですね。

 

そんな2人は今現在もモルディブ観光産業協会(MATI)の理事会役員を任されていますが、マニーク氏は体調不良を理由にMaldives Airports Company Limited(MACL)の会長を先月辞任したばかりなので心配ですね。。。

 

 

 

 

 

パイオニアである2人が保有するリゾートは、いずれもハウスリーフの良い島が他に比べてダントツに多いことで知られていますよね。

 

またモルディブの大半のリゾートが外国人スタッフにマネージメントを任せているのに対し、マニーク氏は人種関係なく従業員全員に平等にチャンスを与え、モルディブ人スタッフもやる気と能力次第でGM始めマネージメント職にガンガン起用したり、賃金やベネフィットも良く、全スタッフから信頼&尊敬されています。

 

マニーク氏のリゾートはどこに行ってもスタッフ全員が楽しそうに笑顔で働いていたり、10年以上と長く働くスタッフも多く、見ているこちら側も幸せな気持ちになれて、どのリゾートもローカルならではの暖かいおもてなしでリピーターが多いです。

 

フセイン氏のリゾートはフラワリと宿泊キャンセルしたクダドゥしか知りませんが、フラワリのスタッフに笑顔は少なく、イヤイヤ働いている投げやりな態度のスタッフもいて、残念ながらサービスにとてもムラがありました。

 

安定&安心のユニバーサル系リゾートとは対照的に、チャンパ&クラウン系リゾートはモルディブ人スタッフの間でも微妙な感想をよく聞くので、ハウスリーフの良いリゾートに興味が湧いても、またフラワリとクダドゥみたいに「やっぱり辞めておけば良かった」と後悔しそうなことになりそうでなかなか行けません(苦笑。

 

 

 

 

 

参考までに昨夏にクダドゥにしてやられた案件です(笑。

gokutsuma.hatenablog.com

 

でもクダドゥのエグゼクティブ・シェフの腕は良さげなのと、ハウスリーフの良さにも定評があるので、ハウスリーフ見学ツアーがあれば行きたいかも(笑。

 

 

 

 

 

クダドゥと同じくらいハウスリーフが良さげで気になっているのが、カギ。

今の所GMとシェフも悪くないので、あとはホスピタリティだけなんですが。。。

ホスピタリティの他にもう一つ気になるのが、水上ヴィラのトイレ。

 

 

www.tripadvisor.com

 

サステナブルなんでしょうか、トイレのドアがありません(苦笑。

 

www.discoverwithtwo.com

 

 

 

 

 

そういえばフラワリもリビングに比べてバスルームがとても広かったものの。。。

広いバスルームなのにバスタブがなくて、まるでバスタブが忽然と消えたみたいに

謎の大きな空間があって、妙な違和感がありました。

 

 

もしかしたらここにバスタブを設置する予定だったのかと疑うくらいで。

せっかく素敵なデザインだったのに、ホテル側からコスパ削減の指示が入ってバスタブの導入&設置を諦めた、そんな妄想すら頭に浮かぶくらいの違和感でした。

 

gokutsuma5.exblog.jp

 

 

 

 

 

別のバスタブ付きのヴィラは格上かと思いきや、なぜかデッキにバスタブがあり、企業側のどうだ、斬新なコンセプトだろう?ゲストの為に考えてるだろう?とスギちゃんのアフレコで脳内再生されてしまったくらい嫌らしい計算と同時にコスト削減&節減モードが前面に出過ぎてしまい、せっかくのバケーション気分が萎えちゃうんですよね。

 

gokutsuma5.exblog.jp

gokutsuma5.exblog.jp

 

 

 

 

 

なぜそんなにトイレのドアがないことに拘るかというと、一つは日本人の女性目線かもしれませんが、トイレのドアを閉めて使用したいということ。

 

好みですが透明なガラスの壁やドアだとしても、ないよりあった方がいいと思います。

 

そしてもう一つはキャセイ・パシフィック航空の機内や香港のモールやホテルのトイレを使用したことがあればもうお分かりと思いますが、床の水浸し案件です(汗。

 

モルディブのリゾートで働くスタッフ数名に彼の国のゲストにまつわる話を聞いた際、トイレやヴィラの床に痰を吐いたり、トイレの床に使用済みのペーパーや生理用品を積み上げたり床は水滴だらけと聞いて、本当にゲンナリして同情したことがあります。

 

そしてモルディブのリゾートでは、ランデリやジョアリなどの一部の高級リゾートを除いて日本の高級ホテル並みにトイレの床まで掃除をするリゾートは本当に少なく、トイレの床まで綺麗に水洗いしたり消毒したり拭いたりすることはまずありません(涙。

 

よって、カギみたいなオープン・スタイルのトイレをもし彼の国のゲスト勢が使用する場合を想像しただけで、、、(汗。

 

 

 

 

 

一見大理石(または大理石調フローリングか分かりませんが)で、ゴージャスに見えるんですが、、、シャワーとシンクを隔てるように一枚だけガラスがあるだけで、バスルームのシャワーとトイレのドアも仕切りも殆どなし(汗。

 

カギのスタッフが毎日シャワーを使って壁から床まで全て綺麗に洗ってくれるならいいんですが、モルディブのこのランクのリゾートのスタンダードとしては、せいぜいモップくらいで洗わないと思います。

 

トイレ周りを拭いたモップで、そのままバスルーム全体にとかリビングとかまでと考えただけで、、、(汗。

 

 

 

 

一般的にホテルなんかのシャワールームの床は排水しやすいように若干スロープになってたりするんですが、モルディブの大半のリゾートのシャワー・ルームの床は笑えるくらいに真っ直ぐだったり、逆に排水溝付近が高くなっていたりするんです(汗。

 

これは単に何も考えずにデザインしたり、適当に作っちゃったからだと思います。

 

フラワリでもシャワーの周りにガラスの囲いも壁もなくて、シャワーを浴びる度に当然あちこちに水が飛び散ってシンクの前まで水浸しになり、小さなバスマットでは拭い切れないくらいに辺り一面が水浸しになりました(汗。

 

 

バスマットはすぐベタベタになり、仕方なく身体を拭いた後のバスタオルで床を拭くしかなくて、でもバスタオルで拭くのも嫌で、またなぜリゾートで拭き掃除しないとダメなのか、でも拭かないと滑って転ぶしで、もう理不尽過ぎて悲しかったです。

 

オープンなトイレに関してはチームの女性スタッフのフィードバックも含めて全員一致のGOプランだったのか、かなり疑問に思いました(汗。

 

まあ日本人以外はオープンなトイレはあまり気にしないのかも知れないですが、やはり衛生的にもビジュアル的にも換気の面でも、、、ですよね(涙。

 

 

 

 

 

多分ですが、モルディブに限らず数年前からトイレのドアや囲いがガラスだけだったりと結構オープンな形式のホテルが増えましたよね。

 

あれなら無くても同じなんじゃないかという意見が出たのか知りませんが、フラワリの建設プランニング中に低予算でガラスドアなんかを全部無しにしてみて、どれくらい不評だったりクレーム来るかと試してみたら、特にクレームがなくて、それならとカギも同じように低予算コースにしたような気がしたり。。。

 

 

 

 

 

山崎氏が手掛けたモルディブの最新リゾート、Jawakaraです。

 

www.instagram.com

 

先日友人が宿泊しましたが、ハウスリーフがないそうなので私のモルディブの候補リゾートのリストからは完全に外れました。

 

Jawakaraは低予算なのか、なんだかバリみたいな素朴な感じはいいんですが。。。

Jawakaraのサイトを見ると、素朴さを通り越して既に数年経過してるくらい安っぽく写っているので、せっかくの美しいデザインがなんだか勿体無いですねー(涙。

 

jawakara.com

 

 

 

 

 

おさらいとして、山崎氏が手がけたモルディブのリゾート(プロジェクト)の数々。

 

www.yyany.com

architizer.com

 

特に空からの眺めがとても美しいんですが、最近のリゾートはドローン撮影禁止なので、もし水上飛行機から見られるのであれば楽しみにしたいところですね。

 

 

 

 

 

おまけとして。。。

クダドゥやフラワリなんかの家具やインテリア用品に興味がある方は、こちら。

 

pdf.archiexpo.com