排水管脇で食事中の海亀さんに別れを告げて、アライバル・ジェッティを目指します。
行きに出会ったブルーのお魚さんの群れにまた会いましたー。
綺麗なブルーですばしっこいこと。
と見惚れていたら、僕たちも綺麗でしょとばかりにヤガラさんの群れが続きます(笑。
ここら辺からサプライ・ジェッティまではお魚さんが少ないか殆どいないので、フィンキックで戻ります。
元気いっぱいの珊瑚エリアに入ったので顔を上げてみると。。。
サプライ・ジェッティまではもう少しです。
波がない日にフィンキックすると、最も簡単にスーッと進めちゃうのでサメさんにでもなった気分で猛スピードで泳いでいたら、サメさんが現れましたー。
あんなに深くは潜れないので、やっぱり私はせいぜいヤガラさんレベルかと(笑。
どんどん進んで行って。。。
サプライ・ジェッティに到着しましたー。
相変わらず、この下にはヤガラさんとちびたくらいしかいません。
シュノーケルしに降りてきたゲストと目があったので手を振りあいました〜。
ジェッティを超えてすぐのところで、またまた海亀さんを発見〜。
しばらくじーっと浮かんでいましたが。。。
海面に顔をあげて何回か呼吸した後。。。
少し離れたところへ行ってしまいましたー。
どこに行こうか決めていないみたいで、途中でまたじーっとしていました(笑。
と、そこへサメさんがやって来ましたー。
時計を見ると既に12時過ぎていたので、急いでフィンキックしてヴィラに戻ることに。
ルンバ海亀さんのところまで来ると、珍しく充電中じゃないと思いきや、呼吸しに上がっただけで、また充電ステーションに戻ってしまいました(笑。
ルンバ海亀さん近くのドロップオフからリーフ内側からビーチに戻るとサメさん。
ビーチに着いて立ち上がると、さっきすれ違ったサメさんが見えましたー。
今回は10時半から12時半まで、プール・ヴィラ前のビーチからエントリーして、アライバル・ジェッティを右折して、レストランとサプライ・ジェッティを超えて、水上ヴィラの少し手前で強い潮流(ストロング・カレント)を感じたのでUターン。
水上ヴィラの少し前にある排水管からサプライ・ジェッティにかけては珊瑚が密集していて大変綺麗で、排水管の辺りにはお魚さんや海亀はいたものの、それ以外の場所にはお魚さんは殆どいませんでした。
早朝にこの辺りで見たブ数千匹のブルーの群れはいなかったので、カンドゥルに限ってはやはり早朝の方が群れに出会う確率は高いかと。
*下の画像の右上のアライバル・ジェッティから時計回りでぐるっと進み、左下の角くらいまで行きました。
水上ヴィラの少し手前のリーフ内側を散策したところ、かなり浅瀬で干潮時でなくとも珊瑚に触れそうになり、ビーチから水上ヴィラ沖のドロップオフまでは簡単に行き来不可能と分かり、ドロップオフに戻りました。
上の画像は、ヴィラにあるタブレットに入っているシュノーケルやウォーター・スポーツについてのハウスリーフのマップです。
サプライ・ジェッティから水上ヴィラにかけてのリーフ内側には、マスクに斜めの線が入ったシュノーケル禁止のマークとSUPサップ禁止のマークが入っていますね。
下の画像は古い時代のカンドゥルのシュノーケル・マップですが、上と比べるといくつか温暖化の影響を受けていることが分かりますね。
分かりやすいように再度並べてみましたが。。。
昔水上ヴィラ前にあったサンセット・パビリオンは常時波が荒いので撤収され、水上ヴィラ左端にあったシュノーケルのチャネルも無くなりました。
温暖化の影響で海面が上昇したり、以前より波が出るようになったり大きな波になったり、潮流も激しくなって(ストロング・カレント)水上ヴィラの前でのシュノーケルは余程波がない穏やかな日以外は不可能となりました。
私も今回の滞在中に2日だけ波がない機会に恵まれて来れましたが、それ以外の日は風も波も潮流も激しくて危険だと判断して引き返しました。
今回みたいに穏やかな日にシュノーケルをしたゲストらが、午後から潮流を無視してか甘く見たようで、ものの見事に帰れなくなり、ダイビング・センターのスタッフらに助けを求めてはボートで救出されるゲストが10数組いました。
ちょっと重複しちゃいますが、、、ハウスリーフのことを書く際にもしかしたら初めてご覧になる方がいらっしゃるかもと思い何度も書いていることがあります。
私の実感ですが、、、カンドゥルに限らず、モルディブの多くのリゾートで以前に比べて波が激しく高くなり、砂が流されて侵食が増えています。
10年くらい前までは島を軽く一周出来たリゾートですら、今では波や潮流のせいで危険区域が増えて、島の半分くらいしか行けなくなっているところも多いようです。
風が強く波がある時も注意は必要ですが、波よりも潮流の方がより怖いので、もし泳いでいて波ではなく、なんか変な流れみたいなのを感じたらすぐに戻ってくださいね。
浮かんでいるだけなのに楽ちんに進めている時は流されてる場合が多く、逆に頑張ってフィンキックしても全然進めない時も強い潮流がある証拠です。
脚力に自信があっても泳ぎが得意でも甘く見ない方が良いかと。
どうぞシュノーケルの際は、まずダイビング・センターのスタッフに安全なエリアを確認してから楽しんでくださいね。