カンドゥルに着いた翌日メキシカン・レストランについて訊ねたところ。。。
週3日だけの営業、しかも1日2組限定なので事前予約は必須とのことでした。
その場で予約しましたが、一番早くてクリスマスの今日と大盛況の様子。
期待に胸を膨らませて、足取り軽くランチに出発です♪
ここがプール・ヴィラ#105の右側ですね。
その次にあるのが、バーやレストランへの入り口。
今日は無風なので、ここでランチしたら漏れなく蚊に刺されまくりかと(苦笑。
最初はビーチの前を通ろうとしたんですが、ものすごく暑くて退散(笑。
木陰のあるシーグリルの脇を抜けて。。。
ビーチに到着です。
目指すはサービス・ジェッティにある小屋、もとい水上レストランです。
ジェッティ両脇には、侵食対策として深い所から砂を採取して散布する為のボート。
イタリア人夫妻と一緒にランチかと思いきや、ツアーに参加らしくボートに。
と、ここでもiPhoneとタフを比べてみることに。。。
上のビーチが黄色いのがiPhoneで、下のビーチが白っぽいのがTG−5。
ジェッティ挟んで反対側も。。。
上のビーチが黄色いのがiPhoneで、下のビーチが白っぽいのがTG−5。
撮影していたら、頭の天辺がジリジリ焦げてきそうな暑さなので。。。
ビーチを一枚だけ撮影して、ダッシュで小屋へと向かいました。
笑顔の可愛いシェフはインドネシア人で、昨年末で一年目だそう。
以前はシナモン時代のドナクリ(現在はハイダウェイ・コレクション)で働いていて、やたらと大きい島で移動が大変だったらしく、今は小さな島で楽ちんとのこと。
週に3日のみで1日2組限定なので大人気で予約が取れないと思っていましたが、今日は我々だけと貸切状態だったので、ちょっぴり不安な気持ちに。。。
メニューをチェックしてみると。。。
タコ(タコス)とセヴィーチェがメインで、あとはチュロ(チュロス)のみ。
ナチョスかワカモレかケサディーヤの気分だったので、一瞬狼狽えました(笑。
タコスはハードシェルも好きですが、ふわふわのソフト・シェルも好きなので、どんなシェルか楽しみです。
セヴィーチェは、メキシコからの移住者が多いサンフランシスコ在住時に本格的なメキシカン・レストランが幾つかあったのでたまに食べましたが、過去一番美味しかったのはワン&オンリー・ロスカボスのメキシカン・シェフが作ったセヴィーチェです。
メニューを見ると、サンフランシスコ時代に見たことない素材の組み合わせだったので、どれを選んだら良いか分からなくてシェフのお勧めから、タコスとセヴィーチェそれぞれ2品ずつオーダーして、旦那さんとシェアすることに。。。
凪の時間、という感じで風も波もなく穏やかですが、ものすごく暑い〜!
水上ヴィラ側とサプライ・ジェッティには、通年ものすごい風が吹いてくるらしく、それでPVCのブラインドを下げていましたが、下げると今度は無風になって揚げ物の高温も手伝って、漏れなく熱射地獄になるという(汗。
天井にファンでもつけないと、シェフがいつか熱中症で倒れてしまうかも(汗。
椅子の背もたれが攻撃的な感じで、もたれたら暑そうなので辞めておきました(笑。
タコスはメインという感じみたいで、まずはセヴィーチェが登場。
ペスカードとやらで、レッド・スナッパー、パンプキン、チリ、コーン、レッド・オニオン、コリアンダー、ライム。。。
えーと、、、斬新過ぎて、最早上手い言葉が見つかりません(笑。
白く大きなブツ切りの物が鯛で、黄色が甘くない西洋南瓜を柔らかく煮た物です。
魚と南瓜かと油断して噛むと、一瞬石かと思ったほど硬いフライド・コーンが主張しまくり、歯が割れてないか心配になるくらいの衝撃とかなりスリリングな食感(笑。
フライド・コーンの存在感が強すぎて、歯が心配になりながら、恐る恐る避けて食べる始末(汗。
味はライム・ジュースが絞ってあるかな?くらいで超ぼんやりした風味でした。
我々の思う本格的なセヴィーチェからはかなり遠くアレンジしてあって、不味くはないですが、特に美味しくもないです。
しかもものすごい量で、朝食のシリアルの倍以上はあるかと。
柔らかい魚とカボチャに、ガリガリに硬いナッツ、もう不協和音でしかありません。
これを全部食べるのは苦行に近いので、辛い物が苦手なフリをして、ごめんなさいですが半分以上残しました(汗。
旦那さんは、ATUNというツナとキュウリのセヴィーチェ。。。
一口味見をしましたが、ぼんやりした風味とほぼ同じ食感。
今時のリゾートのランチの価格帯からすると半分以下と激安なので、まあ許される範囲内かもですが、正直これはないなあと思いました。
セビーチェは残念も、流石にタコスは外しようがないもんねと半ば祈りつつ。。。
私はPESCADO FRITO、揚げたレッド・スナッパー、赤キャベツ、サワークリーム、オニオン、コリアンダー。
旦那さんはCARNE ASADA、グリルしたアンガス・ビーフ、ハラペーニョ、チリ、サルサ、アボカド、オニオン、コリアンダー。
旦那さんとシェアして、両方食べてみましたー。
肝心のタコスのシェル、皮の部分ですが、粉自体が美味しくなかったです(涙。
レシピなのか粉が古いのか、今まで食べた中で一番無理でした。
市販の皮を輸入して使って欲しいくらい、本当に美味しくなかったです。
中の具材だけ食べて、ごめんなさいですが皮は残しました(汗。
タコスの皮に限らず、カンドゥルのパスタもパンもパンケーキもワッフルも、粉の味がダイレクトに伝わる系は、ごめんなさいですが、本当に不味かったです。
これはコロナ明けの2022年末だったので粉が古かった、だけでありますように。
昨日日本のニュースで粉にカビが混入して廃棄処分という報道を観ましたが。。。
カンドゥルで粉物を食べた後に鼻詰まりとかなかったので、カビではないと思います。
アレルギー体質なので、そういうのには敏感ですぐ反応が出るので。
どちらかというと、インドとかの安くて不味い小麦粉という風味でした。
間違っていたら、ごめんなさいですが、本当に粉物は昨年末の時点に限っては全滅でした。
昨年末から大勢の旅行者がモルディブを訪れているので、流石に一年後の今では古くて安い粉は使い切ったと思うので、今はもう普通に美味しいレベルかも知れません。
というか、それを願って書いています。
話はタコスに戻り。。。
スナッパーは衣をつけて揚げてあるので端はカリカリでクリスピーも、たっぷりソースが掛かった部分は衣が分厚いが故に、ふにゃふにゃのぐにゃぐにゃ。
ごめんなさいですが、ふやけて美味しくない衣は剥がして食べました。
ビーフはスパイスが効いて美味しかったですが、肝心のソースがどちらもピザ・ソースみたいな風味で、タコスを食べている感じではありませんでした。
なんだか物足りなかったので、勧められるがままにチュロ(ス)を。。。
ものすごく蒸し暑い中、笑顔で揚げ物をしてくれた優しいシェフに感謝です。
チュロスはシュー生地みたいな柔らかなタイプで嵩がなく、お腹いっぱいでも入る系。
シナモンと砂糖にチリペッパーをまぶしてあって、味付けはなかなかでした。
つまむと千切れるくらいにふにゃふにゃで柔らかく、中は生焼けのシュー生地みたいにとろとろの半熟状態なので、好き嫌いが大きく分かれるかも。
私も硬めの揚げドーナツみたいなチュロスが好きなので、リピートはない感じです。
無茶苦茶暑くて、水着の上に薄手のプルオーバーを羽織っただけなのに超汗だく。
暑い中ありがとうとシェフにお礼を言って、早々に退散しましたー。
帰りにタイドをチェックしてみたり。。。
レストランを覗いたら、スタッフの誰からも教えて貰っていないクリスマスの特別ランチ・ブッフェを開催していました(涙。
道理でメキシカン・レストランには我々しかいなかったわけですね。。。
たった30室しかない小さなリゾートなのに、どうしてこういう特別なイベントをゲスト全員に連絡しない、出来ないんでしょうかね??
ざっと見たところですが、、、。
お寿司やお刺身やパンが数種類に、サラダやカレーなど色々な料理がありました。
メキシカン・レストランを予約した際に、クリスマスの日だねという会話もスタッフとしていたので、その際にクリスマスにはこういうブッフェもありますよと知らせるチャンスもあったわけで、もうなんだかなあ、です。
メキシカンが残念過ぎたので、余計に悲しくてたまりませんでした(涙。
マネージメントは、ゲストを喜ばせることよりも、いかに食材をケチるかとかコスパ削減しか考えてないのかもと思ったほど。
こういう日々の小さな問題や不満があっても、朝昼夜どこにもマネージメントの姿はなく、下のレベルに話しても上には伝わらずそのまま笑ってスルーなので問題解決にもならず、不満が溜まり過ぎるとやがて諦めとなり、もう2度と来ないリストに。。。
それでも大人気の理由は、ハウスリーフと安い価格、あと水上ヴィラくらいかと。
以前はビーチも理由の一つだったみたいですが、侵食がかなり進んでいました。
モルディブのリゾートに求める項目が、ハウスリーフ、低価格、お酒や食事の質や量に拘りなしのオールインクルーシブ、くらいであれば、カンドゥルは◯かと。