アライバル・ジェッティを右折して、レストランを超えると、ニモと柔らか珊瑚がいっぱいのエリアに続いて、元気いっぱいの珊瑚の森へと続きます。
テーブル珊瑚の下にロブスターでもいないかなと覗いた瞬間、ヤガラさん(笑。
ロブスターもタコもいませんでした。。。
サービス・ジェッティのハシゴが見えて来ました。
ここからもドロップオフに直接入れるんですね。
沢山泳ぎたくない方、泳げない方にも便利で良いですね。
サービス・ジェッティの下はというと。。。
濁っていたので目を凝らして見ましたが、特に何もいませんでした。
サービス・ジェッティを超えてすぐの所は、ボートの出入りに要注意ですよ。
最初に一時停止して、通る際は何度も顔を上げて確認&アピールしながら通ります。
珊瑚はサービス・ジェッティ周辺が一番よく茂っていて綺麗です。
珊瑚は豊かも、お魚さんはそんなにおらずで、何だか勿体無い感じ。。。
ヤガラさんだけはボディガードみたいに真横にピタッとついてますけどね(笑。
モルディブの多くのリゾートで珊瑚が白化する中、大変貴重な珊瑚の群集も。。。
お魚さんは私専属のボディーガードであるヤガラさんくらい(笑。
進行方向に水上ヴィラが見えて来ましたー。
が、ここからが異常に距離が長くて、また潮流の強いこと!
シュノーケル前のルーティンとして事前にカンドゥルのマップや画像をよく観てからエントリーしたので、大体の地形は頭に入っていましたが、想像以上に遠かったです。
まず、カンドゥルのリゾート・マップがこちら。
*カンドゥルのサイトから。。。
マップでは、アライバル・ジェッティからサービス・ジェッティまでの距離と、サービス・ジェッティから水上ヴィラの一番近い左端までは、同じくらいに見えますよね。
そして事前に頭に叩き込んでいた画像がこちら。
*カンドゥルのサイトから。。。
上の画像では、アライバル・ジェッティからサービス・ジェッティまでと、サービス・ジェッティから水上ヴィラまではほぼ同じくらいに見えますよね。
但し、画像は撮影する箇所により手前部分が拡大されるので、実はかなり不確かな情報なので、上の画像もサービス・ジェッティ周辺が2割増しくらいと計算すべきかと。
別の画像を見てみると。。。
*カンドゥルのサイトから。。。
今度はサービス・ジェッティの左側からの撮影と思われ、その部分の距離が長め。
*左端のデッキみたいな物は、以前は温暖化による潮流や侵食もない時代の物で今は撤去されているみたいです。
数年前までは、波も穏やかで泳いで簡単に辿り着けたり休憩出来たんでしょうね。
更に別のアングル画像を見てみると。。。
*カンドゥルのサイトから。。。
今度は水上ヴィラの端からのアングルなので、これまた拡大されていますね。
でも実際に水上ヴィラの手前まで泳いだ際は、本当にこれくらいの距離感だったので、個人的には、この画像が一番近いのではと思います。
もしかしたら、潮流や波が凄かったので、より長く遠く感じたのかもですが。。。
多分一番大きさが正確と思われるカンドゥルのマップに戻りますが。。。
*カンドゥルのサイトから。。。
黄色い丸をご覧になると分かるように、アライバル・ジェッティから時計回りに半周すると丁度サービス・ジェッティですね。
そのくらいの距離感で更に半周すると、やはり水上ヴィラの左端の沖合くらいですね。
後日実際にその箇所まで泳いだ際の距離感と比例していると思います。
以下は、ダイビング・センターのスタッフに聞いた話ですが。。。
上の画像のピンクの線は、一年を通して沖から島に向かって波がある箇所。
赤い線は、2、3、4月を除く一年を通して潮流(カレント)が強い箇所。
滞在中、赤い線上で10組以上の欧米人ゲストが島に戻れなくなり、沖合からSOSのシグナルである手を振り、ダイビング・センターのスピードボートで救助されました。
潮流は左右どちらかの強い流れだから「行きはしんどくても帰りは流れに乗って楽に帰れる」というケースが多いですが絶対ではなく、離岸流みたいに左右からの潮流が交わる箇所や潮流プラス強い波もある箇所は、一度入ると出られなくなったり、出ようと必死にもがいて体力だけが消耗してしまうケースも。。。
カンドゥルのケースのように、両方から潮流があったり潮流と波で疲れて戻れなくなるケースで、たまたま水上ヴィラやスタッフが目視して助けに出られる場合はラッキーですが、離岸流みたいに沖に流されてしまったり、スタッフもゲストも見ていない(または見えない箇所の)場合は、最悪死に繋がりますので要注意です。
なので私は常に潮流を感じた時点で、どれくらい強い潮流なのかをチェックする為に、わざとリラックスした状態で数メートル流されてみて、そこから元の位置まで泳いで戻り、余裕で戻れる場合は少し先へと進みますが、もし頑張ってフィンキックしないとダメだと感じたり、フィンキックしても進まない場合は、すぐに断念して引き返します。
勿論まだスタートしたばかりで体調も良い場合は、頑張ってフィンキックして先へと進みますが、自分の体力的に半分くらいは消耗したかな?ちょっと疲れたかも?と感じた場合は引き返して、代わりに潮流のない箇所を往復するなど余裕を持って楽しみます。
少し話は逸れますが。。。
ピンクの線は風が強くて侵食が激しく、水上ヴィラの真後ろに当たるデュプレックス・プール・ヴィラからアライバル・ジェッティにかけてのビーチが激減していました。
水上ヴィラのジェッティ右側のビーチ。
*石や砂袋を敷き詰めていますが、メンテされてないのでそれらが露出しています。
水上ヴィラのジェッティ左側のビーチ。
*同じく植物の根元に大量に積み上げられた砂袋が露出しています。
チェックアウト当日のお昼からはプール・ヴィラに新しいゲストが入るということで、代わりにデュプレックス・プール・ヴィラを使わせてもらいましたが、ヴィラからビーチに降りる際には飛び降りないと行けない高さで、ビーチからヴィラに戻る際には砂の急斜面をダッシュで駆け上がらないと戻れないというまるで罰ゲーム並みでした。
小さなお子さんや高齢の方で足腰の弱い方などは登れないかもです(汗。
1日でこんなになるとは思えないので、昨年末はコロナ禍か(モルディブの新リゾート乱立による)万年の人材不足かで人手が足りず、この状態が続いているのかもですね。
デュプレックス・プール・ヴィラ前は植物の根元に砂袋が置かれていましたが、半分くらいは流されていたので、人員的にも予算的にもフォロー出来ないのかもですね。
今は経費削減もなく、人員もビーチの砂もしっかり補充もされていると良いですね。
話は、シュノーケルに戻り。。。
サービス・ジェッティから水上ヴィラにかけては潮流が強く濁りも強め。
まだ体力があったのと潮流があっても戻って来れる感じだったので、頑張ってフィンキックして進んでみましたが、特に珊瑚が綺麗とかでもなく。。。
お魚さんはこの珊瑚岩の下にいたくらいで、
辺り一面見渡す限りガラガラでした。
すぐ先に見えて来た排水管も、漏れる汚水を求めて魚影が濃くなるそうですが。。。
顔を上げてみると、まだまだ水上ヴィラまでかなりの距離があります。
排水管が古くて漏れているみたいで、汚水目当てのお魚さんが集まっています。
が、私は汚水まみれになりたくないので、フィンキックして退散〜。
つづく。。。