22時25分にCIPラウンジのスタッフが来て、マレでの宿泊先であるホテル・ジェン・モルディブ・マレの迎えの車が到着したと教えてくれました。
CIPラウンジのスタッフが代わりにピックアップしたスーツケースは既に車に載せてくれたそうなので、我々はスタッフと一緒に手荷物を持ってエレベーターで降りるだけ。
スタッフのエスコートでCIPラウンジの免税店脇にあるエレベーターに乗って一緒に降りますが、玄関や車のドアも開けてくれるので、まさにVIP気分で車の中に。
ホテル・ジェンの運転手さんはとても気さくな人でいい感じ。
いよいよ出発ということで先方にボート乗り場が見えて来ました。
ヴェラナ国際空港の国際線ターミナルです。
数年前に設置された色が変わるLEDネオンライト、ものすごく安っぽく見えるんですが誰も注意しないんですかね(苦笑。
ネオンライトがなかった昔の方が、全然モルディブらしくて好きでした。
昔はここでボートで行けるリゾートのボート待ちをしたものですね。
マレのホテルもつい最近まではボートで渡っていましたもんねー。
それにしても、LEDネオンライトの眩しくて派手でチープなこと(汗。
なんだか東南アジアのチープな酒場を彷彿とさせます。。。
ボート乗り場沿いに車を走らせてしばらく行くと、シナマーレ橋が見えて来ました。
シナマーレ橋(ディベヒ語: ސިނަމާލެ ބްރިޖް、英語: Sinamalé Bridge)は、モルディブのマーレ島、フルレ島、フルマーレ島を連結する海上橋で、中央のフルレ島を経由して3島を繋げている。全長1.39kmのこの橋は自動車2車線に加えてオートバイ車線と歩道があり、2018年8月30日に開通。元来この橋は中国・モルディブ友好橋(英語: China–Maldives Friendship Bridge)あるいは中国・モルディブ友好大橋と呼ばれていたが、それは中国政府から資金提供を受けていたためである(wikiより)。
シナマーレ橋について運転手さんに質問すると、マレ在住の空港労働者にとっては本当に足の便が良くなったから感謝の気持ちでいっぱいと答えつつも、建設期間内に受けた珊瑚のダメージや負傷者については悲しく、またインフラ設備が整い嬉しい反面、スリランカが借金まみれになってインドに救われた話もあるので中国への借金が嵩んでいることも心配している様子でした。
そういえば荒波の中で工事し続けて大変だったことはニュースで知っていましたが、海の中に橋を作る=メンテナンス費用が莫大に嵩むことや同時に別の橋をパラレルで作るくらいの勢いでメンテナンスしないと塩にやられて追いつかないという話をSF在住時にベイブリッジを建築された方に聞きましたが、どうしているのかなと思い聞いてみると、やはり全くメンテナンスされてませんでした(汗。
コロナ禍の3年間があったとしても橋が完成してから6年目に入る今なので、最初にこういったことも想定してお願いしていたとは思えないので、どこまでモルディブはナイーブ(世間知らずとかウブとかお馬鹿さんという意味で、繊細という意味ではありません)なんだと聞いたこちらがハラハラしてしまいます(汗。
そんな「友好橋」を降りるとすぐ街中なのですが、この夜はちょうど連休の前夜らしく、学校や仕事終わりにカフェやレストランで集っていたそうで、その帰りなのか街にはバイクで走り回るローカルでいっぱいです。
以前ボートでマレに移動した際は、波止場からバスで2ブロックほどでホテルだったので。今回マレの街並みを見て意外と沢山お店があることにびっくりでした。
リゾートのスタッフはチョコレートが大好きで(海外のチョコは美味しくても高く、ローカルが買い求めやすいチョコレートは質が悪いので)昔はよくベルギーや日本のチョコレートを手土産にしては大喜びされましたが、最近は色々な輸入品が買えそうな店が増えているようでした。
よくわかりませんが小洒落た感じのお店も多かったです。
昔は輸入というとインドやスリランカくらいが、今ではドバイや中国経由で色々と増えているんでしょうね。
信号待ちの際に何でも屋さん風のお店を見ていたら、スタバのサーモ・ボトルを発見して、もしかしたらタオバオかアリババ経由かもで思わず笑ってしまいました(笑。
それにしても夜11時なのにすごい数の人とバイクで、運転手さんも普段の倍くらいと。
普段は5分ほどで着くそうですが、今回は橋からホテルまで渋滞の中20分近くかかり、モルディブ時間の夜11時(香港時間の夜中2時、汗)にホテルに無事到着しましたー。
降りる際に運転手さんが「昨日まで2週間くらいずっと嵐みたいな悪天候が続いていたけど今日から晴れてしばらく良いお天気が続く予報だけど、もしかしたら君たちが太陽を運んで来てくれたのかもだね、おやすみ!と笑顔で挨拶してくれました。