香港極妻日記

海外生活30年目の「極妻(極道ではなく、極楽なアメリカ人妻の略)」の楽しい香港での生活、旅行、美味しいモノ、愛犬の話等、さくっとご紹介♪

香港のキャセイ・パシフィック航空の最新情報。

空港業界の見通しでは、年内に世界的にキャパシティ(座席供給量)が10%増加して2019年のレベルを超えるとの予想ですが、キャセイ・パシフィック航空(CX)が新型コロナ前のキャパシティに戻るには、あと3年くらいかかるそう(涙。

 

香港からのCXのモルディブ直行便はいつ?どころの話じゃなさそうですね(苦笑。

 

経験のあるパイロットの数が全然足りてないそうで、2023年1月からパイロットの数は151名しか増えておらず、2019年第4四半期の3,885名と比較して1,300名も足りていない今現在だそうです(汗。

 

www.hkaoa.org

 

新型コロナ禍の3年間は航空業界は本当に大変でしたよね。

 

香港は上のサイトにも書かれているように大量解雇と鎖国のWパンチ(昭和、笑)でしたからね。

 

世界各地でも給料の激減(パイロットは走行距離&時間が減るので)や大量解雇、早期退職、他業種への転職などなどその数は半端なく多かったですし、そしてコロナ以降の今はというと整備士の専門学校の生徒数が激減しているそうですね。

 

新型コロナも今は落ち着いていますが、今後また別の新たな感染症などが起こらないとは限りませんからね。

 

コロナ禍で日本や香港などで航空会社から酷い仕打ちを受けた操縦士や整備士の方々が沢山いらしたので、海外からの呼び寄せもかなり難航していたり、日本や香港で生まれ育った方で国外へ転出された方も少なくないそうですね。

 

アジアの中でも日本は順調に回復しているみたいですが、パイロットが大量引退する「航空業界2030年問題」もあり、あと数年しかないのでちょっと心配ですよね。

 

www.moneypost.jp

 

 

話はCXに戻り、CXが新型コロナ前のキャパシティに戻るには、あと3年くらいかかるとの話ですが、香港国際空港は拡張工事を進めているので3年後となると、更に今の倍近くはパイロット始めとするスタッフが必要になると思うので、全然足りません(汗。

 

そしてCXの30%の株主である中国国際航空(エア・チャイナ)に近々買収される可能性と買収後はワンワールドからスターアライアンスに移行する可能性も出て来ました。

 

viewfromthewing.com

 

simpleflying.com

 

スターアライアンスになれば、我が家はユナイテッドのステイタスもありますし、マイレージも沢山あるので問題ないですが、これまでJALをメインで使って来た方には残念なニュースですね。。。

 

JALやカンタスにしてみれば、これで一気に顧客が増えそうな感じもしますが。

 

このニュース以降、エア・チャイナに変わるとサービスや機内食が激しく低下するのではという書き込みを沢山目にしましたが、既にCXのサービスや機内食はシンガポール航空やJALなんかのそれとは大きな差があるので、私にしてみればユナイテッド航空からデルタ航空になるくらいの差かなと(苦笑。

 

CXのエグゼクティブは既にエア・チャイナが占めていますし、買収によってパイロットや整備士に機体も確保出来るので、もう時間の問題のような気も。。。

 

ただやはり機体や整備士については一抹の不安があるので、安全と最高のサービスと美味しい機内食で定評のあるJALの香港〜名古屋便の就航を願う毎日です(笑。

 

JALといえば、JALのモルディブ直行便のニュース、なかなか出て来ませんね(汗。

 

gokutsuma.hatenablog.com

 

昨年末のモルディブ旅行の際に空港スタッフと日本の旅行代理店のスタッフから聞いた話なので間違いないと思っていましたが、どうなっているんでしょうかね(汗。