昨年末までモルディブ旅行だったので、新年のご挨拶をと思い下書きしていた昨日の午後、突然地震速報が入って来ました。
今回の地震により被害にあわれた皆様に心からお見舞い申し上げます。
皆様の安全と被災地の一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。
北陸在住の友人らの安否が確認出来て若干安堵したものの、その後も心配で津波や広がる火災のニュース、L字テロップにACジャパンのコーマーシャルを繰り返し観ているうちに福島の津波を思い出してどんどん落ち込んでしまいました。
私が心配して落ち込んだり自粛しても何の役にも立たないので、今の自分に出来ることとして、皆様の安全と被災地の早い復興をお祈りしつつ、ネットで北陸のお店から名産品などを沢山買ったり、少ないですが寄付することで応援しようと思いました。
また311の際に悲しみや不安から落ち込んでしまった時に私の気分転換となったのが、テレビのドラマや歌番組やお笑い番組だったり、友人知人のFacebookやInstagramやTwitterにブログだったので、私のブログもどなたかの気分転換になったり、ほんの少しでも元気になれたり、くすりと笑えるといいなと思い、いつもより笑える要素多めにバージョン・アップして書き直しました。
大晦日ギリギリにモルディブから香港に戻って来たので、2日前にヘルパーさんに冷蔵庫で解凍してもらっておいたリブアイの3キロ塊を常温に戻している間に、マッシュド・ポテトや付け合わせの野菜やわさび入りローストビーフ・ソースを仕込みました。
ヘルパーさんが休みでワン・オペで忙しくて、最初フライパンで外側に美味しい焼き色をつける際に何を考えたのか蜂蜜入りのバターで焼いてしまい、炭焼き風に(笑。
マッシュド・ポテトは、皮を剥いてカットしたジャガイモとニンニクを一緒に蓋して少なめのお水で蒸し茹でにして、柔らかくなったらマッシュして、フランスの岩塩入りバターとミルクを少し加えて、ぐるぐる〜。
みじん切りのガーリックをオリーブオイルで炒めて作ったガーリック・オイルをロースト・ビーフや野菜にかけてオーブンで焼くんですが、オイルだけ使い残ったガーリックはマッシュド・ポテトに混ぜ混ぜしちゃいます。
そして仕上げにトリュフ・パウダーを加えて、出来上がり〜。
我が家はステーキやローストビーフなんかのお肉はSteak Kingから購入しています。
どのお肉も美味しいですが、特にMargaret River WagyuのM9がオススメ♪
かなりの霜降りマーブルですが、ローストして程よく脂が抜けるのとマーガレット・リバーの和牛の脂は融点がそれ程低くない(気がする)ので、歳でも食べられます。
お肉の中心温度が50度になったらオーブンから取り出して、ホイルを被せて肉汁が落ち着くのを待つ間に開けたのは、お気に入りのシャンパンでハッピー・バースデー♪
私の誕生日だったので、乾杯する際に旦那さんが歌ってくれました(笑。
2002年なのでまだ丁度飲み頃になったばかりという感じもしましたが、それでもとろっとろに甘くて濃厚で美味しかったです。
そして同じくまだ若いので30分前の抜栓でいいかなとお気に入りの赤もオープン。
昔ナパまで車で30分くらいのところに住んでいたので、近所の酒屋さんなんかで普通にお手頃な価格で買えちゃう美味しいナパやソノマのワインがデイリー・ワインでした。
そんな近所の酒屋さんで働いてるスタッフの何名かは、実は有名なワイナリーのワイン・メーカーさんだったりして、当時カリスマ的な100ドルくらいのワインを買おうとしたら「これはブランドだけで美味しくないよ、こっちの誰それが作ったワインは今は無名で30ドルなんだけどそのワインの数倍美味しいから」と勧められたワインが2、3年後に手に入らなくなる程の大人気になったり、「誰それ」が超有名なワイン・メーカーになっていた、なんていうケースがちょいちょいあって楽しかったです。
2000年代の当時カリフォルニア州で一番ワインの販売量が多かったコスコでは本当にお手頃な価格だったんですが、あのオーパスワンですら130ドルちょっとで買えた記憶で、すごく好きではなかったのに毎年ケース買いしてましたからねー(笑。
そしてオーパス・ワンといえば、モンダヴィの従兄弟とかいう当時副社長だったかの70代男性がいて見学時に声をかけられて仲良くなったんですが、これがまた大の日本人女性好きらしくて、旦那さんと一緒にワイナリー見学した際に見そめられました(笑。
同じ頃にナンパされたJALのCAさんと私の2人が(勝手に)現時点での奥さん候補だと聞かされましたが、当時彼は2度目か3度目の離婚をしたばかりでナパの12億円だかの豪邸と車数台と数億円を持っていかれたとか、僕と結婚して別れたら同じくらいあげるよとか、もう口説き文句がバブル時代の不動産屋の社長みたいで笑えましたが、とても気前の良いおじいさんでした(笑。
日本から家族が来た時もレストランでもてなしてくれたり、家族まで口説き始めたり(笑、旦那さんと一緒でも「離婚したらすぐ連絡してね」と私に耳打ちしながら 1991年や1996年のヴィンテージをポンポン開けて試飲させてくれたりと、イタリアの血が濃いなあって感じの陽気なおじいさんでした。
旦那さんも冗談で「とりあえず3年くらい我慢して結婚&離婚してナパの豪邸とかもらっちゃう?」なんて笑ってましたが、お金持ちなのにプリナップ(結婚前に不動産含む資産や生活上の義務や離婚の条件などの法的契約書)なしで何度も結婚するって、モンダヴィ・ファミリーはどんだけお金持ちなんだと当時はびっくりでした。
*カリフォルニアのワイナリーのオーナー・ファミリーが皆さんお金持ちでそういう暮らしをしているわけではなく、多くはお金も愛情もワイン作りにひたすら注いでいるところが多く、その次はよりビジネス的だったりするので、まあでもどの家庭にもそういう人は少なからずいる、というお話と思って読んでください。
当時はスマホもなく知人としての付き合いだったので、その後どうなったのかは知りませんが、ロバートやピーターと同年代で、当時ご馳走してもらったのはトーマス・ケラーのお店で彼の電話一本で当日すぐ席が取れたり、オーパスワンでも好き放題やってる感じなのにクビになったりしなかったので、本当に親戚だったのかもですね(笑。
当時は本当にカリフォルニアのシャルドネとカベルネが大好きでしたが、香港に来てからは最初アメリカのワインが少なかったのもあって、フランスやイタリアやオーストラリアのワインを飲んでいるうちに若干好みが変わりましたが、やっぱりカリフォルニアのワインはわかりやすい美味しさで今でも大好きです。
閑話休題。
30分後にスライスしてみると、いい感じのミディアム・レアに♪
シャンパンとフルボディの赤に合わせて、Cheese Clubから取り寄せたゴルゴンゾーラに美味しい蜂蜜をかけて、同じくチーズクラブから取り寄せたトリプル・クリームのチーズとアーモンドをつまみながら、紅白歌合戦の観戦タイム(笑。
香港のスーパーで売っているビーフだと痒くなっちゃうカイですが、ステーキ・キングのビーフだと全然平気なので、たっぷりレア部分をご相伴。
近所に美味しいケーキ屋さんがないので今年もバースデー・ケーキは諦めていたんですが、旦那さんがチムのK11にあるローズウッドまで買いに行ってくれましたー。
そして、サプライズの美味しそうなお節も♪
美味しそうな匂いにつられたカイが二足歩行で背伸びして狙ってました(笑。
紅白も終わり、いつもの就寝時間をとっくに過ぎてるので、ねむねむ星人のカイ。
11時59分くらいになって、カウントダウンの花火がスタート♪
ちょっと大気汚染で霞んでいますが、綺麗です。
テレビやラジオやネットをつければ音楽やMCと楽しめるんですが、広東語だとちょっと盛り下がってしまうので、敢えてご近所さんが雇ったDJの音楽で楽しみました(笑。
今回の花火は久々にゴージャスで、10分も過ぎると風がないのでモクモク(笑。
それでもフィナーレまでの12分間しっかり楽しめましたー。
最後は盛大な打ち上げ花火で、フィニッシュ。
花火が終わるとご近所さんが一斉に「Happy New Year!」と叫んでいました(笑。
広東語や音楽と共に花火を楽しみたい方は、こちらで。
*オープニングが無駄に長いので、4分まで進めてご覧ください。
途中でコマーシャル中断とかにイライラしちゃう方は、Braveのブラウザーに下のリンクを貼り付けて中断なしでご覧ください。
そして元旦の朝の香港は大気汚染と雲に包まれてとすっかり平常運転(笑。
旦那さんもヘルパーさんもキリスト教なので、キングさんたちが訪れるという1月6日まではまだクリスマスのデコレーションを飾ったままの元旦の朝でしたが、香港のテレビ局で再放送されていた紅白を観ながらお節を頂きました〜♪
1人故、豪華なお節に申し訳ないくらい無作法なテーブルで失敬(笑。
カイ@1人じゃないですよ〜、僕もご相伴に預かる気満々ですよ〜。
数年ぶりに美味しいお節を頂いて、新年早々有難い気持ちでいっぱいに。
あけましておめでとうございます。
皆様のご健康とご多幸をお祈りいたします。
2024年もよろしくお願いいたします。