先へ進むと濁りが少なくなり、元気な珊瑚もニモ・ファミリーもいっぱい。
ドロップオフの大きな珊瑚岩にもニモが棲みついています。
ブイのコンクリートが見えたので、どこら辺か顔を上げてみると。。。
スタッフ数名がハウスリーフで一番珊瑚が綺麗で魚影が濃いと話していたレストラン正面のドロップオフでしたー。
進行方向に、ドロップオフに出入りし易いチャネルがあるというサービス・ジェッティが見えて来ました。
レストラン前からサービス・ジェッティまでは、スタッフが話していた通り、珊瑚もニモの数も本当に沢山です。
まさにニモ・マンションという感じが続きます。
どんだけ〜という感じで辺り一面にイソギンチャクが広がっていますが、実はその割にニモの個体数はものすごく少ないな、という印象でした。
他のお魚さんたちに食べられてしまったのか、夜中に他所からボートで盗みに来て海外の熱帯魚店に密輸してるのか、はたまた地球温暖化が原因なのか。。。
水温が一度でも上昇すると、珊瑚やお魚さんが産卵しなくなったり、産卵して孵化しても成長しなかったりするそうで、ニモもメスにならずにオスばかりになったら最後減ってきちゃいますもんね(涙。
ニモは24度から30度くらいまでが適温らしいですが、イソギンチャクは25度がベストで、28度以上になると共存している褐虫藻が逃げ出し栄養が摂れなくなり白化(現象)するそうなので、このイソギンチャクが茶色いうちはまだ大丈夫かと。。。
ただ、今冬はスーパー・エルニーニョ現象が発生というニュースを今朝見ました。
前回のスーパー・エルニーニョが発生した2015年は暖冬で雪不足なのに一部大雪などの異常気象だったようですが、世界中でも異常気象による災害が沢山起こり、翌2016年はモルディブの海面水温が上昇し珊瑚礁の7割近くが白化した哀しい年でもありました。
現在も世界各地の海面水温が下がらないようなので、モルディブの海もですが、全世界で異常気象からの災害が起こらないよう切に願うばかりです。。。
と、深いところをサメさんがパトロール中。
先へと進むと、更にニモ&柔らか珊瑚が増えて来て。。。
もう圧巻です。
ニモの数は少ないですが、これだけ隠れ蓑があると、沢山増えても困らないですね。
こんなにイソギンチャクの数が多いハウスリーフは初めてかも知れません。
更に進んで行くと、元気な珊瑚がいっぱいのエリアが広がっています。
ブイを超えて。。。
美しい珊瑚が続く中、更に進みます。
2016年以降に訪れたモルディブのリゾートは8軒くらいですが、こんなに珊瑚が元気で豊かだったのは、カンドゥルとファールフシくらいの記憶です。
つづく。。。