バトラー制度がないカンドゥルでは、ゲストへの案内やチェックインはイタリア人のインターンシップ生の担当でした。
インターンシップ生による島内の案内も終わり、ビーチ・プール・ヴィラに到着。
各ビーチ・ヴィラには門扉があり、ドアを開けると。。。
古さは否めないですが、こぢんまりとした玄関ホール?中庭?
剪定していない植物が伸び放題になって鬱蒼と茂っています。
オープン当初はきっと植物の背丈も低く開放感もあって、ここからもビーチが眺めたり、太陽光が降り注いで明るくて、さぞかし居心地の良い場所だったのではと。
昨年末の時点では、プライバシー重視か植物が目隠し以上に伸び放題の状態。
蜘蛛や変な虫がいたり、ゴキブリも出たり、蚊にも沢山噛まれたので、我々は一度も利用せず。
右手に小さなデッキがあり、ダイニング・テーブルとソファーが。
玄関ホールやデッキの広さから、さぞかし中は広いと勘違いしがちですが。。。
妙なデザインで、玄関ホールとデッキの方が広かったです(苦笑。
上のガラス戸が玄関で、このデッキで履き物を脱いで、玄関マットで砂を落としてヴィラに入る感じでした。
*もちろん決まりではなく、ヴィラ内でサンダルを脱いでも大丈夫ですよ。
ライトをつけても微妙に暗く、デッキ?中庭?はデッド・スペースでした。
ガラス戸からヴィラの中に入ると、、、ごめんなさいですが臭かったです(汗。
古い家屋特有のこもった匂いと、ちょっとカビ臭い匂いがしました。
もしかしたらコロナ禍の2、3年の間、ずっとゲストが少なくて遮光カーテンを閉め切ったままで空気の入れ替えをしなかったせいかもですね。
または上の画像のように植物が茂っていて日陰が多く、湿気が篭りやすい状況なのかも知れないですね。
本当は窓を開けっぱなしにして空気を入れ替えるのが一番手っ取り早いかと思いますが、窓を開けると蚊が入ってくるので、とりあえずカーテンを開けっぱなしにして太陽光を取り入れ、後はエアコンで湿気を飛ばしていたら、3日目くらいからクローゼット以外は匂いが薄くなって、4日目には湿気臭さは消えました。
クローゼットの湿気臭さとカビみたいな匂いはずっと染み付いている感じで、最後まで匂いは消えずで、洋服やバッグに匂いが移りそうで正直悲しかったです。
私はアレルギー性鼻炎がある割にはやたらと鼻が効く方なので余計気になりましたが、こういった匂いが気になる方は、風通しが良くバスルームの日差しが強い水上ヴィラの方が良いかも知れないですね。
こじんまりしたミニ・バーは、後ほど説明するとして。。。
ベッドからプールを眺めて。。。
この手の椅子って、リラックス出来なくないですかね??
座り心地は数分であれば悪くはないですが、読書したり長時間は疲れるんですよね。
また食事をしようにもテーブルがとても小さくてお皿も乗らないですし(汗。というわけで、こちらの椅子は殆ど荷物置き場と化していました。
ちょっと引いてしまったのが、椅子の上に置かれていたこちらのバッグ。。。
滞在中に使用して良いと言われたビーチ・バッグですが、汚れてるんですよ〜。
持ち手部分だけじゃなくて全体的にすごく汚れていて、触りたくないくらい(涙。
ご丁寧にタグがついていて。。。
「滞在中に好きなだけビーチ・バッグ使ってね、でも家に持ち帰りたいならブティックで売ってるから買ってね」と。
どうせお持ち帰り禁止グッズなら、毎回しっかり洗濯して頂きたいかと。
もう他にも色々とせこくて、せっかくのモルディブ旅行のワクワク&キラキラ数値みたいなのとテンションが一気に下がりました(涙。
もちろん、昨今のモルディブのリゾートの中では激安価格の部類に入るので、致し方ないかもですが、それを踏まえても、すいません、テンション下がりました(涙。
モルディブのリゾートによくあるフラットで寝転べるソファーやデイベッドがないので、正直昼間のヴィラでの居心地は今ひとつでした。
ヴィラ内では、上の画像の椅子に座るか、下の画像の椅子に座るか、ベッドに寝転がるかの3択のみ。
デスク周辺のプラグ数が極端に少ないです。
持参した複数ポートの充電器がなかったら全然足りなくて、毎回抜き差ししないとダメでかなり面倒だったかと。
私はデジカメの充電器のプラグも必要で複数ポートの充電器でも足りなくて、ミニ・バーの電気ケトルのプラグを抜いて、そこに充電器を刺して使っていました。
古いヴィラなので仕方ないですが、これまでに訪れたリゾートでこんなに足りなくて困った事はなかったです。
今時はスマホにタブレットにヘッドフォンやデジカメなど一人で複数のデバイス充電が当たり前なので、ここら辺はしっかりアップデートが必要かもですね。
一応ヴィラにはタブレットが置いてありましたが、我々のiPadと違って、ものすごく遅くて使い勝手が悪くて、すぐフリーズしたり、大した内容もなく、イライラしただけで終わりました(苦笑。
カンドゥルにはバトラーがいませんし、フライヤー(チラシのような日程表)もありません。
毎日のイベントやレストランの特別メニューなどは、朝食時などにレストランなどで居合わせたスタッフが口頭が殆どで、クリスマス限定ディナーなどに限っては使い回しのフライヤーで説明する感じでした。
カンドゥルは初めてだったので英語を話す我々でも、いきなり口頭で「今日は○○ツアーや○○風のスペシャル・ディナーがある」と言われても内容の想像が付かず、え?それってどんな感じなの?と何度か詳しく聞き返さないと内容を理解出来ずで、ちょっと面倒でした。
そして毎朝必ず説明があるならともかく、説明がない日の方が多くて(苦笑。
夜レストランに行くと何度か知らされていないディナーが横で開催されていて、美味しそうなので参加しようにも既に満席でアウトだったり(涙。
他にも無料カクテルのイベントなどもあったみたいですが、いずれも全く説明がなくて残念でした。
英語が話せなかったとしたら、もう間違いなく全てよく分からないまま終わっていたかもなので、こういうのはフライヤーにするか、エコ対策としてワッツアップなどで全員に送信するとか、漏れがないようにして欲しいですね。
また我々が直接リゾートに予約したパッケージに含まれていた特典ツアーなども、インターンシップ生からの説明はなく、バトラーもいないので、結局誰からもフォローされることなく、特典ツアーは催行されずに終了しました。
日本からの皆さんは多分代理店を通されると思うので、そこら辺は確認してくれると思うので大丈夫とは思いますが、事前にチェックを忘れず、そして現地でもチェックイン時に念押ししてフォローした方が良いかと。
ベッドはこんな感じ。
後日の旅行記と重複しますが、マットレスは大きめのボンレスコイルで、かなり年季が入っているようで、腰の辺りが沈んでしまい、身体が少しくの字になる感じで、夜中くらいから首、肩、腰が痛くなって何度か目が覚めたり、毎朝起きると身体が痛くて辛かったです。
ストレートネックだったり肩こりや腰痛持ちの方で、ご自宅でも寝つきの悪い方なんかだと、正直ちょっとこのベッドはしんどいもです。
ベッドにはGMによる手書きのカード@懐かしの絵葉書です!
気になるミニ・バーはというと。。。
我が家はUltimate Inclusions@$210++ per person per nightでした。
いわゆるプレミアムのオールインクルーシブ料金@一人210ドル追加です。
以下は昨年末の時点でのアルティメット・インクルージョンの案内です。
We are pleased to inform you that you may upgrade your meal plan to Ultimate Inclusions. The charges will be $210++ per person per night and the benefits are as follows:
• Breakfast, lunch, dinner at any of our 5 intimate à la carte gourmet restaurants, during their opening hours
• Over 30 handpicked, international wines and sparkling wines included, available at all 5 restaurants and Vilu Bar, and included in your very own villa wine chiller
• Wide range of international branded premium spirits available in-villa and all outlets, extensive martini / cocktail list and European beers
• All soft drinks, juices, smoothies, specialty coffees and premium teas, mineral water
• 10% discount on all Varu Spa treatments
• One private Snorkeling Tour around Kandolhu house reef with guide or one Champagne + Canapé Sunset cruise, once per person per stay
• Complimentary snorkeling equipment and unlimited usage of a wide range of non-motorized water sport
*以下は翻訳サイトのコピペです。
アルティメットインクルージョンにアップグレードしていただけることになりました。料金はお一人様1泊210ドルで、特典は以下の通りです。
- 5つのアラカルト・レストランでの朝食、昼食、夕食(営業時間内)
- 30種類以上の厳選されたインターナショナルワインとスパークリングワイン(5つのレストランとヴィル・バーでご利用可能、ヴィラ専用のワインセラーに収納)
- ヴィラ内およびすべてのアウトレットで、国際ブランドのプレミアムスピリッツ、豊富なマティーニ/カクテルリスト、ヨーロッパのビールをご利用いただけます。
- 全てのソフトドリンク、ジュース、スムージー、スペシャルティコーヒー、プレミアム紅茶、ミネラルウォーター。
- Varu Spaでのトリートメントが10%オフ
- カンドゥルハウスリーフでのシュノーケリングツアー(ガイド付き)またはシャンパン+カナッペ付きのサンセットクルーズ(お一人様1滞在につき1回飲み)
- シュノーケリング用具とモーターを使わないウォータースポーツを無料でご利用いただけます。
*最後から2番目のシュノーケル・ツアーまたはサンセット・クルーズの特典が、スタッフの誰一人からも説明もオファーもないまま終わりました(涙。
話は戻り、オールインクルーシブなので以下のお酒やスナック類は全て無料。
毎日飲んだり食べた分だけ自分で請求書に数を書き込んで申告すると、翌日担当スタッフがそれらを補充してくれる仕組みでした。
上の画像の2と書き込んだ部分に、その日飲んだり食べたりした本数を書き込むだけ。
右側の金額部分は(オールインクルーシブは)必要ありませんでしたよ。
いちいち記入するのは面倒ですが、多分これはゲストが飲んだり食べたことにしてスタッフがくすねたりしないようにとの予防策でしょうね。
ボトルのお水も何本でも無料でした。
無料のスナックも毎日食べた分だけ申請すると補充されます。
奥から、ポテチ2種類、ハリボー、オリーブ、チョコレート・バーの6種類。
オリーブはそんなに食べないですし(我々は手付かず)、チョコレート・バーは激甘+微妙な風味で、ハリボーも食べませんし、ポテチ2種類を毎日1、2袋食べるか食べないか、くらいでした。
ポテチに関しては、これが意外と普通に美味しくて、ちょっと小腹が空いた時に量が少なくて罪悪感が少なかったので(苦笑。
出来ればナッツ類とかドライ・フルーツなんかのヘルシー系もしくは、小さくても美味しいチョコがあると嬉しいですが、まあ予算の関係でアウトなんでしょうね。
*上の画像の左側に写っていますが、こちらのポットのプラグを外して、デジカメの充電器などに使用していました。
ハード・リカー類も無料&毎日補充ですが、ワインとカクテル以外飲まないので手付かずで終了。
こちらのフルーツはウェルカム・ギフトらしく、一度きりでした。
テーブルが小さくお皿が落ちそうでグラグラ・ゲーム並みのスリリング(笑。
モルディブのリゾートに着くと、大抵ワイン・クーラーに入ったシャンパンがウェルカム・ドリンクとして素敵な感じでディスプレイされているんですが、カンドゥルにはありません。
ないというとアレですが、オールインクルーシブなのでワイン・セラーの中にワインもスパークリング・ワインも幾つかあるので、ご自分で勝手に好きなだけどうぞ、というスタンス。
どんなワインがあるかというと。。。
ざっと見ていただくとお分かりになるかと思いますが、スクリューキャップの廉価版のワイン率が高かったです。
ヴィラの宿泊価格やオールインクルーシブの価格からしたら当然ですね。
冷蔵庫の中にはどんな物が入っているのかというと。。。
冷蔵庫の中にモエとブーブのボトルを見つけちゃったた、そこのあなた!
残念でした〜!!モエとブーブだけは別枠でどちらも有料でしたー(笑。
他の全てのドリンクは無料で、こんな感じのセレクションでした。
オレンジとりんごのジュースに冷えたミネラル・ウォーターも。
扉の上には、ミニ・タイプのクリーマー?フレッシュ?も。
他には食器類と。。。
お水は無料ですよと記載されたボトルネックにつけるタグが2枚。
一番下にはシャンパンやワイン・グラスなど、そしてガラス・ドーム。
とまあこんな感じで、ちょっとテンション下がったまま、クローゼットとバスルーム編へと続きます。