今日はオンコールのマンタ・ツアーに参加表明し、午前10時から午後2時半まで待機していましたが、残念ながらハニファルベイに現れたマンタの数は数枚にとどまり、午後2時半過ぎには申し込みをしていたゲスト全員がキャンセルをして流れました。
多くのツアーの最低催行人数は4名なので、もし数枚のマンタでも一緒に泳ぎたい場合は、その旨をバトラーに伝えると、ゲストが4名集まれば催行される可能性があります。
ただし、ハニファルベイでは多い時は100枚から300枚という数のマンタが出る時もあるので、僅か数枚よりも次回のツアー(大抵のリゾートでは1日おきに催行)に賭けたいというゲストも多く、また料金も高いことなどから、キャンセルする傾向にあるようです。
ちなみに、オープン当初はミライドゥでは、悪天候でない限りマンタの数に関係なくツアーが催行されていました。
当時、ハニファルベイに最も近いリゾート@キハ・ビーチのダイビング会社はが、近くてドローンを問題なく飛ばせる範囲内という条件のもと、ドローンを酷使して常にマンタの数を確認していました。
そして、マンタが沢山現れると急遽ツアーが催行され、マンタ・トルネード(別名ぐるぐるマンタという100枚単位のマンタが次から次へと現れて舞う様子)に遭遇する確率が高いことから非常に人気があり、周辺の高級リゾートから羨ましがられていました。
もちろん独占することはせず、同ダイビング会社のスタッフは、顔見知りのリゾートのスタッフにも情報をシェアしては、他のリゾートのボートも急いで出発したりしましたが、距離があるリゾートが到着する頃には、マンタは既にプランクトンの捕食を終えて他の場所に移動していることがよくあったりしました。
やがて、ハニファルベイのレンジャーは、ボートからの監視にドローンを導入し、入場制限しているので毎日ベイに入れずリゾートやライブボートの数は決まっているので、それらがちゃんと守られているかチェックしたり、それらのゲストが45分制限を守っているか、マンタを触ったりしていないかなど厳しく監視するようになりました。
やがてハニファルベイのレンジャーは、ボートからの監視にドローンを導入し、ベイでは入場制限があるため、その日ベイに入ることができるリゾートやライブボートの数は限られており、それらが適切に守られているかを確認するために、また参加者が45分の制限を遵守しているか、マンタに触れていないかなどを厳しく監視する体制が整いました。
さらに、当日のツアー許可を受けているリゾートやライブボートには、レンジャーから直接マンタの数をスマホなどで画像と共にアップデートされる仕組みも導入されたそうです。
昔まだレンジャーがドローンなしの頃にバア環礁にあるリゾートのマンタ・ツアーに参加した際の様子です。
話は戻り。。。
旦那さんはマンタはもう十分ということで代わりに予約をしていたスパにお出掛けしたので、1人でお散歩してみることに。
お隣のヴィラの前庭を歩いていたら、カメレオンを発見。
撮影中じっとしていたら、カメレオンも私が動き出すまで、じっと様子見していました(笑。
夕方3時のビーチはとても暑いですが、ものすごーく綺麗です。
というわけで、さくっとヴィラに戻り、水着にマスクとシュノーケルのみで、シュノーケルしてみることに。
世界中の海がこんなに綺麗だったら、もっと平和なのかも、なんて思ったり。
モルディブの夏季は空いているので、こんな美しいビーチが独り占め♪
数年前までは年に2回のモンスーン移行も天候パターンも平年通りでしたが、ここ4年程はモンスーン移行の時期がずれ込んだり、乾季のベスト・シーズンに強風や雨が降ったり、逆に雨季が安定していたりと、天候パターンもぐちゃぐちゃな昨今。
乾季のモルディブの天候については保証がなくて最早ギャンブルに近い感じの昨今だったりして、もしかしたら今年からは乾季の中でもベストと呼ばれる3月の凪の月も、4月以降にずれ込んじゃうのかなあ、なんて。
ということは、逆に夏季(雨季)の安くて空いている時期を選べば、普段手の届かなかった高級リゾートに宿泊できたり、しかも空いているのでプライベート感を満喫できたり、雨季だからと期待せず訪れたのに逆にこんな感じの素晴らしい天気に恵まれたら、もう一気にお得感マシマシだったりしますよね。
でもそんな保証もなく、この先は残念ながら地球温暖化による影響は加速する一方だと思うので、日本始めとする世界中で起きている悪天候や異常気象と同じく、もう諦めて寄り添うしかなくて、モルディブ滞在中は、もし天気が良ければ超ラッキー、もし天気が悪くても美しいモルディブにいられること自体が超ラッキー、というスタンスで楽しまないとですね。
実際にモルディブ滞在中に悪天候に見舞われた欧米や香港の友人らも同じ感覚で、雨でも嵐でも、美しいモルディブのリゾートのバーやヴィラで昼間から美味しいカクテルやシャンパンを飲んで日がな一日まったりするのも悪くないわ、という感じで開き直って楽しんでいます(苦笑。
モルディブでは、強風と高波の日が増加しているため、昨年末から風力発電と波力発電に関するプロジェクトがスタートしたようでが、モンスーンの時期には雷雨を伴い、台風並みの強風が吹き荒れて、海も非常に荒れるので、安全性だけでなく、メンテナンスや修理の面でも課題が多そうですね。。。
それでは夕方3時過ぎのビーチ・サイドの海の様子です。
波止めの周辺にちびたがいっぱい。
シマシマさんは大中小とサイズがバラバラ。
波止めの周辺をチェックしてみると。
生憎今日はヒラメは見つかりませんでした。
波止めの上には蟹さんがいっぱいです。
波で出来たグラデーションみたいな砂紋の美しいこと。
波止めを超えると、綺麗なお魚さんがいましたー。
いつも浅瀬でちびたの群れを捕食しようと追いかけているアジの仲間です。
こんな感じで、思い立ったらすぐ波打ち際で泳げるのもビーチ・ヴィラの醍醐味ですよね。
顔以外に日焼け止めを塗っていなかったのと、今夜はカクテル・パーティがあるので、早めに上がることにしました。
ヴィラに帰る途中にある、ヤドカリさんてんこ盛りのエリアをチェックすることに。
↓ヤドカリさん、何匹いるか分かりますか??
正解は、6匹でしたー。
大きなヤドカリでも2センチ弱で、ちびたになると3ミリとかなんですよー。
ヤドカリさんにまた明日ねと挨拶をして空を見上げると、フルーツバットが飛び立つところでした。
モルディブの大抵の島にはフルーツ・バットがいるそうで、ミライドゥでも夕方から夜中にかけてよく飛んでいる姿を見ましたよ。
ヴィラに戻るとまだ5時前で、パーティの支度までに全然余裕がありました。
というわけで、日焼けしないように日陰に入って、今日会えなかったマンタを作ってみましたー。
30分くらいでチャチャっと作った割には悪くないよね??と自画自賛してみたり(笑。
プライベート感が満喫出来る水上ヴィラも大好きですが、ビーチ・ヴィラはこんな感じで思い立ったらすぐに色々と遊べちゃう点がいいんですよねー。
前回の海亀さんのサンドアートはこちら。