香港極妻日記

海外生活30年目の「極妻(極道ではなく、極楽なアメリカ人妻の略)」の楽しい香港での生活、旅行、美味しいモノ、愛犬の話等、さくっとご紹介♪

モルディブのハニファルベイで、ぐるぐるマンタ

ランチを終えてヴィラに戻り、午後は画像の整理をしながら過ごし、旦那さんがスパのマッサージに出かけるというので見送った後、時計を見たら夕方の4時でした。

 

*前回のキャンセルとなったマンタ・コールの投稿です。

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さすがにこんな遅い時間からマンタ・ツアーは無理だろうと思い、代わりにビーチを散歩しようと準備をしていると、バトラーからワッツアップのメッセージが届きました。

 

ダイビング・センター@オーシャン・ストーリーズからの転送で、「レンジャーによると、たった今マンタが50枚以上出て来たとの連絡が入ったので、急遽マンタ・ツアーを催行します。」といった内容でした。

 

バア環礁のマンタ・シーズンは、5月から11月と言われており、通常は5枚から10枚程度、多い時は50枚以上、そして運が良いと最大で200枚以上のマンタが見られるそう。

 

我が家も過去にモルディブでは4回ほどマンタ・ツアーに参加していますが、多くても5枚程度だったので、50枚なら御の字という感じです。

 

ちなみにマンタが沢山出るのは満月の頃、そして次に新月の頃だそうなので、もし将来マンタ目的で夏のバア環礁を訪れる予定の方は、ぜひ満月もしくは新月に合わせてみてくださいね。

 

 

 

話は戻り。。。

バトラーからのワッツアップのメッセージには、「4時45分に出発するので、参加したい方は折り返し連絡ください。」とのことで、旦那さんはスパで相談出来ませんでしたが、特に予定はなかったので参加することにしました。

 

バトラーからのワッツアップのメッセージは、旦那さんを含むグループ・チャットで送られてくるので、詳細はわかると思うので、旦那さんには「これからマンタ・ツアーに参加するから、また後でね。」とだけメッセージを送り、ツアーの準備を始めました。

 

 

 

実はマンタ・ツアーはこれが初めてではなくて、以前アミラやキハバーなどからも参加したことがあり、どちらも午前10時とか遅くても午後2時の出発だったので、こんな夕方近くにマンタが来るのはともかくとして、視界がただでさえ良くない今日なのに、プランクトンの濁りが強そうなハニファルベイで観られるのか謎でした。

 

そこでバトラー経由でオーシャン・ストーリーズのボスに聞いてもらったところ、「夕方でも日没の午後6時までは太陽光で割とよく見えるのと、先週も一昨日も200枚近く出ていて、マンタはかなり近くまで接近してくるので、視界については問題なく楽しめると思います」とのことでした。

 

 

 

というわけで、さくっと参加表明した後は急いで着替え、事前に用意していたシュノーケルやカメラなどが入ったバッグを持って、4時35分にヴィラを出ると、なんと嬉しいことに玄関前でバトラーがバギーで待っていてくれました〜。

 

ミライドゥは小さな島なのでバギーに乗って2分後にはアライバル・ジェッティに到着します(笑。

 

 

それでも遅刻したら申し訳ないと焦っていたので、ヴィラまで迎えに来てもらえるのは本当に嬉しかったですし、バギーに乗る時も忘れ物がないか確認してくれるので、とても安心できました。

 

 

 

ジェッティではオーシャン・ストーリーズのボスやスタッフが待機中でした。

 

 

普段はドーニで出かけるそうですが、今回はサンセットまでまもないのでスピード勝負ということで、一番早いボートに乗り込みます。

 

 

キャプテンに挨拶して、参加する他のゲストらにも挨拶していると、最後に駆け込んできた欧州人カップルが、手に大きなテイクアウトの箱を抱えて「遅れてごめんなさい」と。

 

 

皆笑顔で「ハロー!全然大丈夫ですよ!」と答えると、遅刻したカップルは「もう3時半過ぎてたし、流石に今日はマンタ・ツアーはないと思ってバーに行って遅いランチを注文したら、直後にマンタ・コールが入っちゃって、もう焦ったよ〜。秒でドリンクを飲み干す間に、スタッフが出来立てのランチを箱に詰めてくれたんだけど、お腹ぺこぺこだよ〜。」と苦笑いでした(笑。

 

別のゲストも、「こっちは昼寝していたよ。」とか「私はスパのマッサージが終わったばかりで、まだ全身オイルでベトベトよ。」なんて感じで和気藹々と楽しい空間に(笑。

 

 

 

ゲストは欧米やアジアからのゲストが総勢7名と、キャプテンとクルー、そしてガイドが2名。

 

 

普段は大人数が乗船出来るドーニなので、閑散期でGMの許可が貰える場合はゲストのリクエストがあればバトラーも一緒に同行して楽しめるそうでしたが、スピード勝負の今回はスピードボートで行くこととなり、定員は12名だそうで、バトラーはお見送りになりました。

 

定員以内とはいえ船内はやや狭いということで、極力荷物を減らす為と紛失予防ということで、履いてきたビーチサンダルなどはジェッティに脱いで、まとめて保管してくれることになりました。

 

 

 

全員が揃ったところですぐにブリーフィングとなり出発しましたが、ハニファルベイに向かう船内で、ゲスト全員が免責などの書類にサインして、料金190ドル+税金などの請求書にもサインしました。

 

この料金には、ユネスコの生物圏保護地域であるハニファルベイへの入場料が1人あたり20ドル含まれており、その費用は活動に充てられているとのことです。

 

2021年以降はモルディブではチップの代わりにサービス・チャージを全ての料金に加えて徴収する制度が全てのリゾートで適用されているので、190ドル+税金の中にチップも含まれているので、チップを支払う必要はありません。

 

私は個人的にボスには毎日リーフ情報などアップデートして貰ったりととても親切にしていただいたので、降りる際にボスに「スタッフと分けてください。ありがとうございました。」とチップを渡しました。

 

こちらがオーシャン・ストーリーズのボスで、ガイド歴数十年のキャリアなんですが、自らゲスト全員分のマスクを洗ってくれました。

 

 

ブリーフィングの内容は、ざっくりですが、以下の通りです。

 

まずは、モルディブ政府が定めた規則で違反すると罰金が課せられることとして。

*海の中に入っていられる時間は45分以内

*マンタやジンベイザメとは最低でも3メートルの距離を保つ

*マンタやジンベイザメの進行方向を横切ったり進行の邪魔をしない

*もしマンタやジンベイザメが近づいてきたら去っていくまで動かない

*マンタやジンベイザメには触れない

*撮影と動画は許可も、フラッシュは禁止

 

そして、ガイドから安全に関する注意として。

*視界が悪く、他のリゾートのボートやゲストが多い為、迷子になりやすいので、勝手にあちこち泳ぎ回らず、必ずガイドの後ろについてグループで行動する

*沢山の人がマンタの周りを泳いでいるので、常に左右や海面を確認して、他の人のフィンや腕などに注意を払う

*途中で疲れたり気分が悪くなった場合は、先頭または後尾のガイドに知らせて、指示に従って安全にボートに戻る

*万が一、はぐれてしまった場合は、停泊しているボートに安全を確認しながら近づき、そのボートのスタッフにミライドゥのボートと連絡を取ってもらう

という感じでした。

 

 

 

ミライドゥからハニファルベイまではボートで10分ちょっとくらいでしたが、ハニファルベイの入り口に到着すると、そこから湾内まではマンタとツアー参加者の安全からも時速5マイル(時速9キロメートル)の制限速度以下で運航しなければならない決まりになっているので、スピードを落としてノロノロ運航になりました。

 

15分くらいかけて亀さんのスピードでラグーンに向かい、ラグーン区域では制限時速2マイル(時速3キロメートル)以下で運航して、プランクトンを食べにくるマンタを見ながらシュノーケルが楽しめるフィーディング・ポイントに向かいますが、その間に船内でマスクとフィン以外のシュノーケルの身支度を済ませておくようにとの指示があり、全員急いで身支度しました。

 

以前は、フィーディング・ポイント以外の場所でマンタやジンベイザメを見かけると、どのボートもその周辺に近づいてゲストを楽しませていましたが、2012年以降は安全や混乱を避けるために、シュノーケリングができるエリアはフィーディング・ポイントに限られるようになったようです。

 

またラグーンに限らず、ジンベイザメがいる付近にはボートが近づくことは禁止されており、少なくとも海洋生物から50メートル離れて運航しないといけないそうです。

 

 

 

少し話は逸れますが、ジンベイザメが観察できる南アリ海洋保護区(SAMPA)では、以前は規制がなかったため、ジンベイザメの半数近くがボートによる怪我を負ったり、観光客が事故で亡くなる事例が続出したことから、急遽新たな規制が導入されました。

 

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これまで規制がなかったことが不思議なくらいですが、今後はジンベイザメの怪我が減少し、ストレスも軽減されることで、少しずつ個体数が回復していくことを願っています。

 

 

 

話は戻り。。。

マンタを観察しながらシュノーケリングができるフィーディング・ポイントに到着しても、すぐに海に入れるわけではなく、そこに集まるボートやゲストの数は、レンジャーがドローンでしっかりと監視しており、入る順番や人数が決められている為、混雑している時には待機することになります。

 

幸いにも、既に夕方5時を過ぎていたため、他のボートは3艘しかおらず、すぐにレンジャーから海に入れる許可が下りました。

 

フィーディング・ポイントでエントリーする直前に、ガイドから再度説明がありました。

 

 

ざっくりですが、マンタに触ったり近づき過ぎたり追いかけないこと、とにかく離れないでグループで行動すること、マンタが現れるポイントまで常にフィンキックして泳ぐことになるので覚悟して頑張ること、不安な場合はボートに残ること、入ってから途中でギブアップする際はガイドにその旨伝えて安全確認しながらボートに戻ること、という感じでした。

 

 

レンジャーの情報によると、今はマンタが50枚どころか100枚以上もいるそうで、目の前にいるシュノーケルを楽しんでいるグループを見ていると、どうやら沢山のマンタがいるようで、たまに歓声が上がっています。

 

 

ボートの先端と後尾から順に、慌てずに、でも急いで海にジャンプインするように、との指示があり、私も順番にジャンプインしました。

 

 

視界はこんな感じで、思っていたよりも夕方5時過ぎの海は明るくてホッとしました。

 

 

マンタに興味はあれど恐怖感を抱く女性ゲストが一人いたんですが、ボスが片手で彼女が掴むレスキュー・ブイを引っ張りながら、もう片方の手でゲストの為にGoProで撮影しつつ先導してくれました(笑。

 

そのゲストはブイにしっかり掴まりながらも興奮している様子で、自身もGoPro撮影したりと、ものすごく楽々コースを満喫していました(笑。

 

 

 

ゲスト全員が飛び込むのを待っている間に海中を眺めていたら、数枚のマンタの白いお腹が見えましたー。

 

 

我々が来るのを待っていてくれたんだね〜!ありがとう、マンタ〜!と心の中で話しかけているうちにどこかへ消え去っていきました(涙。

 

 

 

全員が揃ったということで、ボスに続いてフィンキックしながら、マンタを探して移動開始です。

 

皆下を向いてひたすらマンタを探しながら泳いでいるので、時々こうして顔を上げては、ボスを見失わないように、他のゲストにぶつからないように、誰かのフィンで蹴られないようにと、注意しながら進みます(笑。

 

 

波が穏やかで、予想以上に泳ぎ易かったのですが、視界が悪かったので逸れないようにと、しっかりとボスの後をついて行きました。

 

顔を上げると↑のような状況で、濁った海の中も視界が悪くて見づらいですが、顔を上げて探そうとしても海面に太陽の光がキラキラと反射していて、なかなか見分けがつかず、迷子になりやすいというのは本当だと実感しました。

 

 

 

しばらくするとすぐに突然どこからもともなくマンタの群れが現れましたー!

 

 

我々の周りを数十枚かそれ以上のマンタが上下左右に大きな口を開けて行き交います。

 

 

コンデジのタフしか持参していなかったので、動画モードに切り替えてスイッチを探している間に、マンタの群れは忽然と消えてしまいました(涙。

 

 

 

と、またガイドの後について進んで5分くらいすると、突然別の方向からマンタの群れが現れましたー!

 

 

大興奮しながら撮影したり眺めていると、5分くらいしてまたどこかへ行ってしまいました。

 

 

 

ハニファルベイは結構広くて、そんなに深さはないもののプランクトンの濁りで視界が悪かったりするので、目視だとなかなか簡単には見つかりません。

 

それではどうやってマンタを見つけるかというと。。。

 

レンジャーが巧みにドローンを操作してはマンタがいるポイントを周りのクルーに伝えると、すぐにクルーがポイントを指差して知らせるのでそれを見たガイドが「あっちだよ!着いてきて!」とゲストに声掛けしては皆で一斉にひたすらフィンキックで進み続けます。

 

ところが全速力でそのポイントに到達した頃には既にマンタの群れは別のポイントに移動していたりという朝練ならぬ夕練のような悲しい繰り返しも何度かありました(苦笑。

 

 

でもちゃんとこうしてまた舞いながら待っていてくれるマンタもいてくれて。

 

 

上下左右からマンタの大群が押し寄せてきては、ギリギリのところで、くるん、です。

 

 

かなり近くで舞ってくれただけでも大感激なんですが、なんと噂に聞いていたマンタ・トルネードことぐるぐるマンタの登場に皆の興奮が止まりません。

 

 

英語では、サイクロン・フィーディングというそうで、EXILEのチューチュートレインのサークル・ダンスみたいに、先頭のマンタからちょっとずつ頭をずらして後ろに続くマンタの行列が旋回しながらやってくるんですが、それがサイクロンだったり、トルネードだったり、ぐるぐると呼ばれる起源だそうです(笑。

 

マンタの数が50枚を超えると、サイクロン・フィーディング、またはマンタ・トルネード、そして日本語のぐるぐるマンタ、が観察できるそうですよ。

 

マンタの数が100枚を超えると、温厚なマンタたちも我先にと行動し、列を乱して上下左右に舞いながら大きな口を開けて豊富なプランクトンを食べまくるんですが、時にはぶつかり合うこともあったりして、そのカオスな光景は堪りません。

 

マンタが次々と現れて、まるで3Dのマンタ映像を巨大スクリーンで見ているような不思議な感覚に陥りました(笑。

 

 

ちなみに興奮した際の一般的なゲストの行動はというと、こんな感じで、フィンを蹴り散らかしてかなり危険です(苦笑。

 

 

こちらは前出のボスが引率しているマンタを怖がって海に入るのを躊躇っていたゲストですが、すぐにマンタは怖くないと分かったようで、後半では自ら進んでマンタに近づくほどに変わっていました(苦笑。

 

幸いボスが停止していたので、このゲストがマンタに近づこうとしても抑止されて動けなくてセーフでしたが(笑。

 

というわけで、過去にツアーで興奮したゲストにフィンで何度も蹴られた経験がある私は、しっかり距離を取ってぐるぐるマンタを鑑賞しました。

 

 

ものすごい数で、話に聞いていた通り、マンタが互いにぶつかりそうになったり、我々のところをギリギリで掠めたりと、もれなくカオスな状況と最高でした(笑。

 

後からレンジャー経由でもらった報告によると200枚近かったそうです。

 

 

どこから来るかな〜と遠くのマンタを観ていたら、私の真下から現れてビックリしたり(笑。

 

 

マンタの行列を撮影していたら、延々と続くのでどんだけ〜、と心の中で叫んだり(笑。

 

 

大きな口を開けて、本当に目と鼻の先まで近づいてきて、こちらは同じ箇所で浮遊しているんですが、ギリギリのところまでマンタが攻めてくるので、あくまでも冷静にルールを守って浮遊しつつも、もう内心は大興奮です(笑。

 

 

振り返れば奴がいる、という感じで、360度ぐるりとマンタに囲まれちゃいました(笑。

 

 

映画グランブルーのようなショットも撮れました(自画自賛、笑。

 

 

ちなみにマンタの個体の識別は、白いお腹の部分のシミによってされるそうですよ。

 

人間のシミと同じく、マンタも歳を重ねるにつれてシミが増えるそうですが、モルディブ始め世界中の海洋ではマンタ・トラストなどのスタッフやツーリストらが撮影して常に個体のアップデートをして個体数を把握しているんだそうです。

 

私の上の画像のようにはっきりとお腹のシミが識別できる画像が撮影できた場合は、マンタ・トラストなどに送るとデータとして活用してくれるそうなので、皆さんもマンタを見かけた際は鮮明な画像で協力してみてくださいね。

 

 

 

終わりの頃になると、プランクトンの濁りに加えて日が沈み始めたりしてドローンでもハッキリと捉えることが出来なくなり、もう皆もそこそこ満足していたり疲れてていたりで、また来たら教えてね、という感じで、その場にプカプカと浮かんでいました。

 

私はまだまだ諦めたくなかったので、目を凝らして海中を見つめていると、またまたマンタが出てきてくれましたー!

 

 

すぐにガイドに大声で知らせて、皆でマンタ鑑賞会です!

 

 

きゃー、近い、近い!あまりにも近くて触れないようにと身体をのけぞってみたり(笑。

 

 

たっぷりとぐるぐるマンタを堪能したところで、タイムズアップ!時間となりました。

 

あっという間に40分が過ぎて、「ボートに上がる時間です、僕の後をついてボートに向かってください。」と言われて、皆でボート目指して進んでいきましたが、ちょっと名残惜しかったので後ろを何度か振り返りながら進んでいると、嬉しいことに最後にマンタ3枚が出てきてくれました。

 

生憎ボート目指してフィンキックしながら進むところだったので撮影は出来ませんでしたが、最初から最後までマンタてんこ盛りで、大感動でした。

 

 

 

ボートが停泊している場所は、こんな感じでお魚さんが少しいる感じでした。

 

 

我先にと上がりたがるゲストがいたので、またフィンで蹴られると大変なので少し離れた場所で順番を待っていました。

 

 

ボートに上がる際には、ハシゴの手すりに掴まるとすぐにボスとガイドがフィンを脱がせてくれるので、我々は手すりを持ってハシゴを上がって行くだけです。

 

 

ハシゴの下に足を掛けると、そのタイミングでボートの上にいるスタッフが手を差し伸べてくれるので、自力で上がらなくても、引っ張ってあげてくれる感じで、これまた楽でしたよ。

 

ボートに上がるとすぐにタオルを渡されるので、順番にボートの後ろにある簡易シャワーで顔や手を洗い流してからタオルで拭いていました。

 

ボートのシートが革製なので既にタオルが敷き詰められていましたが、「すいませんがシートが濡れないように腰回りにタオルを敷いてくださいね。」と言われた点が、ちょっとクスッと笑えましたが、きちんと皆さん従って腰にタオルを巻いて座ると、「ご協力ありがとうございます!」と言われて、なんだか子供になった気分で可笑しいねと皆で笑い合いました。

 

 

 

皆が座るとフルーツ串が配布されて。

 

 

続けてフルーツ・ジュースも配布されました。

 

 

海の中に居られる時間は45分間という制限の中で、終わってみるとあっという間で物足りない感じもしましたが、ぐるぐるマンタ、最高に楽しめました!

 

 

帰りもフィーディング・ポイントからハニファルベイの出入り口を出るまでの20分間くらいは、ちょうどサンセット・タイムで綺麗な夕焼け空を皆で撮影タイムとなりました。

 

 

ゆっくりゆっくり進むので、その間にボスから今日の感想やマンタやジンベイザメに関する興味深い話や経験談を聞いたり、皆で質問したりして楽しかったです。

 

数日前のツアーの際は、マンタ200枚超えに加えて、なんとジンベイザメが2匹も現れたそうで、行けば良かった〜!と嘆くゲストがいたり(苦笑。

 

珍しく視界がクリアな日にマンタ・トルネードに遭遇した際の動画を見せてくれた際には、ゲスト全員が欲しがるので帰りの船内でエア・ドロップで飛ばしてもらったり(笑。

 

参加したゲスト同士でもハウスリーフやツアーの情報や撮影した画像や動画を見せ合って盛り上がったいして、互いの連絡先を交換し合ったりして盛り上がれるのが、こういう皆で頑張るツアーの醍醐味ですよね。

 

皆で盛り上がっているうちに、あっという間にミライドゥに到着です。

 

 

ジェッティでは各ゲストのバトラーが待機していて、バギーでヴィラまで送ってくれました。

 

 

カートで送ってくれたバトラーにお礼を述べて、一緒に楽しんだゲスト夫妻にも「またね。」と挨拶をして、ヴィラに戻ると、、、。

 

なんとバトラーがフラワー・バスの支度をしていてくれましたー。

 

 

可愛いアートみたいで綺麗ですよねー。

 

たまに植物アレルギーが出ることがあるので入りませんでしたが、綺麗なお花は大好きなので嬉しかったです。

 

旦那さんに報告しながら、さくっとシャワーを浴びて、ディナーの支度です。

 

 

 

 

 

参加してみた結果、次回に向けて今回の良かった点や、準備しておけばよかったこと、忘れてしまって後悔したことをまとめてみました。

 

*事前に荷物をまとめておいたので、すぐに出かけられた。

*全身ラッシュガード着用していたのでプランクトンに刺されなかった。また全身ラッシュガードの場合は日焼け止めを塗るのは顔だけで海にも優しい。

*主にブログと記念にタフで撮影し、画像は鮮明も、ぐるぐるマンタの迫力や醍醐味はやはり動画の方がより伝わるし、後日見返しても楽しいのはGoProの動画。

*タフの動画撮影はズーム機能がある点は良いが、マンタが目の前まで来たのでズーム機能は必要なかった。

*タフの動画の映像はGoProと比較して、暗くて見辛く、またピント調整の音が入って煩い。

*最新のGoProはズーム機能はないが、マンタが迫ってくる際にも広角でより迫力ある動画が撮影できる。

*他のゲストがインスタ360で撮影した動画も、GoProと比較して、暗くて濁りがあり写りが悪い。

*他のゲストが防水用ハードケースに入れたiPhoneで撮影した画像と動画が、意外と綺麗だった。

 

特に画像や映像に拘らないのであれば、ミライドゥのガイドが動画を撮影してくれるので、後日バトラーを通じてその動画を受け取ることができるので問題ないと思います。

 

 

 

チップについてよく質問されることがありますが、2021年から宿泊費や食事代、ツアー、スパなどすべてにチップが含まれるシステムに変更されましたので、追加でチップを支払う必要はありません。

 

マンタ・ツアーにもチップが含まれており、特に追加で渡す必要はありませんが、私は毎日沢山質問したりとお世話になっていたので、チップを用意しておいて渡せて良かったと思っています。

 

もしツアーの際にチップを持参するのを忘れても、後日ダイビング・センターに行って渡せますが、昼間はツアーで留守にすることが多いので、なかなか会えないケースも多いです。

 

また、最近のモルディブのリゾートでは、チェックアウト時にチップを個別に指定し、クレジットカードで最終日にチップ分を加えて精算することが主流になっているため、わざわざ米ドル紙幣を持っていく必要はありません。

 

昨夏に訪れたオール・インクルーシブのリゾートでは、スパのセラピストや特定のウェイター、ソムリエ、バトラー、ガイドの方々にとても良くしてもらったので、個別にチップを渡したいと思いました。

 

最終日にクレジットカードで支払いたいとバトラーに伝えると、チェックアウトの際にチップ用のプリント用紙をヴィラに持ってきてくれました。

 

その用紙はレストランやスパ、マリン・スポーツなどのセクションごとに分かれていて、リクエストに応じてセラピストの名前も記載されていたので、我々はそれぞれに渡したい金額を記入し、合計を精算時にクレジットカードで支払いました。

 

昨年末に訪れたオール・インクルーシブではないリゾートでは、最終日にバトラーにワッツアップで「以下の金額をチップとして加えて精算してください。バトラーに〇〇ドル、ウェイターに〇〇ドル、ガイドに〇〇ドル。」とメッセージを送りました。

 

すると、オフィスで請求書と一緒にまとめたプリント用紙を持ってヴィラに来てくれて、クレジットカードでの精算ができたので、現金を持たずに済んでとても便利でした。

 

日本に住んでいる方にとっては、ドル円の変動のタイミングもありますが、両替の手間が省けるのは嬉しいポイントかもしれませんので、ご参考までに。