香港極妻日記

海外生活30年目の「極妻(極道ではなく、極楽なアメリカ人妻の略)」の楽しい香港での生活、旅行、美味しいモノ、愛犬の話等、さくっとご紹介♪

カンドゥル・モルディブのダイビング・センター♪

ランチの後は、レストランの更に奥にあるダイビング・センターに。。。

 

 

奥といっても、島内の道に戻って少し進む程度とすぐ近く。

 

 

正式名称は「Noovile sports」ですが、ダイビング・センターで通じます。

 

 

色味からするとものすごく古くて「昭和?」と思っちゃいますが、サップのイラストもあるので、比較的新しいものが日焼けしただけなんでしょうね。

 

 

サプライ・ジェッティの左側から水上ヴィラにかけてのハウスリーフ内はシュノーケルとサップ禁止のマークがあるので聞いてみると。。。

 

その周辺は珊瑚が沢山あり、干潮時はギリギリになるので両方禁止区域だそう。

 

満潮時であれば大丈夫か聞いてみると、満潮時かつ波もなくて余裕で通れたり、泳ぎが得意でシュノーケル歴も長くて、突然波を被ったりマスクに海水が入ってもパニックになって立ち上がったりしないレベルであれば、まあ珊瑚に触らなければ行ってヨシという感じでした。

 

 

 

ここ数年は泳げない人の方が多い中国などからのゲストも多く、モルディブにある200軒を超えるリゾートのハウスリーフで、溺死したり潮流や波に流されて行方不明になるゲストが毎年10組近くいるようです。

 

リゾート側としては、個々のゲストが泳げるかどうか、珊瑚などの海洋生物についての知識やマナーがあるかないか、そこら辺が判断出来かねるので、事故などを未然に防ぐ為に危機管理対策として一応禁止している感じです。

 

 

 

今夏に再訪したミライドゥもハウスリーフで有名ですが、バトラー経由でダイビング・センターのスタッフから、ハウスリーフのどの辺でモンガラが産卵中なので行かないようにとか潮流が強い箇所など色々と情報が回って来ました。

 

カンドゥルもハウスリーフが有名なリゾートですが、水上ヴィラ周辺で10組以上がドロップオフから戻れなくなりレスキューされた件は、私が水上ヴィラ周辺の潮流(カレントの強さ)を尋ねるまで教えてくれませんでした。

 

モンガラも注意喚起すべき案件ですが、ドロップオフから自力で戻れなくなりスピードボートでレスキューされた案件も、下手したら流されたり溺死しかねないというかなり危険な状況なので、どうしてゲスト全員に注意喚起しなかったのか、大変疑問でした。

 

 

 

滞在中に満潮時に上の遊泳禁止区域を少しだけチェックしてみた感想ですが。。。

 

水上ヴィラ周辺のドロップオフは思っていた以上に潮流が強くて、これ以上は危険と察知して引き返しましたが、潮の満ち引きは時間と共に変わるので、今度は反対側からも強い潮流を感じ始めて、潮流に挟まれて本当に身動きが取れなくなりました。

 

強い潮流(ストロング・カレント)とは、どれくらいかというと。。。

日本の流水プールの流れであれば、私は余裕で逆走出来るので怖くありません。

カンドゥルの潮流は、場所によっては川の流れに近い恐怖を感じました。

 

これはヤバいと思ってクロールで必死に頑張りましたが、疲れただけで一向に進まなかったので、ハウスリーフの中程まで進んで、潮流のない箇所を探して戻ろうとしましたが、ハウスリーフ内にも強い潮流の箇所が沢山あり、かつ大きな波に流されました。

 

水上ヴィラの沖から島にかけて強風と大きな波があるんですが、ハウスリーフの珊瑚も場所によってはかなり背が高く遠浅になっているので、もし干潮時だったら波に身体を持って行かれて、珊瑚の上に叩きつけられて血だらけになっていたかも知れないです。

 

ビーチ側へと波に押し流されつつも、どうにか潮流と珊瑚を避けて、サービス・ジェッティまで戻れた時は、本当にホッとしたのと同時に自然は恐ろしいと確信しました。

 

 

 

スタッフとも話していましたが、数年前まではこういった強い潮流はなかったので、やはり地球温暖化でモルディブの潮流も海流も随分と変わってしまったようでした。。。

 

昨今のモルディブは温暖化の影響から悪天候が多く、以前よりも強い潮流(潮の満ち引きにより、毎日何度か周期的に変わる海水の流れを指します)や大きな波も増えて侵食も広がって来ているのは、スタッフだけじゃなく我々ゲストも実感しています。

 

リゾートがある島ごとに、季節によって風向きや時間によって潮流も一昔前とは全然違うので、到着したら一番にダイビング・センターなどのスタッフに質問して、潮流の強い(ストロング・カレント)箇所、視界の良し悪し(ビジビリティ)、出入りし易い出入り口(パッセージ、チャネル、エグジット&エントリー・ポイント)などしっかり確認してから海に入ってくださいね。

 

 

 

下には、2週間分のタイド(潮汐)や月のサイクルの表が貼ってありました。

 

 

正面にはサービス・ジェッティが見えます。

大抵のアクティビティのツアーはここからの出発だそう。

 

 

色々なエクスカーションがあり、バンヤンツリーみたいにボードに掲載されていて、なんだか古き良き時代のモルディブみたいで懐かしい感じがしました。

 

 

他にもプライベート・ボートやウォーター・スポーツにダイビングなども。

 

 

我々がお願いしたのは、こちらのリーフ・ホッピングのツアーと。。。

 

 

バイト・アット・ナイト、所謂サンセット・フィッシングのツアーです。

 

 

中を覗いてみると。。。

 

 

マスク、シュノーケル、フィンの3点セットを無料で貸してもらえます。

 

 

ブリーフィングや支払いもここで行うみたいですね。

 

 

カンドゥルがあるノース・アリ・アトールの大きなマップが壁一面に。

 

 

パッチワークっぽい海亀さんと。。。

 

 

イルカはどちらも夢に出て来そうな顔付きですね(苦笑。

 

 

ツアーの予約も終わったので、歩いてヴィラに戻ります。