名古屋のテーラテールで美味しいクロワッサンを食べて以来、香港でもずっと美味しいクロワッサンを探し求めていますが、なかなか見つかりません。
セントラルで用事が済んで、ドライバーさんを待つ間に立ち寄ったお店は。。。
日本からは既に撤退したパティシエのドミニク・アンセル氏のお店。
2013年くらいにクロワッサン・ドーナツ、クロナッツを発明した方だそう。
創始者が日本人が発音し辛い名前にした云々で有名?なルルレモンのお隣。
香港では2019年末にチムのハーバーシティに一号店、その後セントラルやパシフィック・プレイスにもオープンしました。
NY店やラスベガス店など一斉にコロナ前にオープンしたみたいで、コロナ禍で大変だったようですが、日本以外のお店は今でも頑張ってる模様。
ドミニク・アンセル名物?の創作ケーキは全く興味なし。
目指すはクロワッサンということで、幾つか買ってみました。
パッケージは可愛いですよね。
黄色が一番食欲が湧くカラーだと昔TVで観た記憶。
クロワッサンは、生地の層が見事なくらいに均等で空洞がいっぱいで外側もパリパリ。
しかも超でかた。
隣は大さじのスプーンですから。
均等な空洞はお見事で、パリパリサクサク感が100%でしっとりが0%と、パリパリサクサク選手権があったら優勝かもですが、大好きなバターがジュワッと広がる系ではなし。
テーラテールの齧った途端に舌と鼻腔に広がるバターの香りや、口の中いっぱいにジュワッと溢れるバターの風味が好みなんですよね。
パンオショコラは、黒い縞の部分がチョコ生地で、硬いのなんのって。
特に味もしないので、剥がして食べました。
中のチョコは普通に美味しくて、生地はとっても層が綺麗で均等な空洞のパリパリ系。
クロワッサンと同じく、軽くてパリパリっとした生地のみで、生地自体の旨みや深みがなし。
こちらも定番人気らしい、DKA (Dominique's Kouign Amann)、キャラメライズしたクロワッサンのクイニアマンは、やたらと甘くてバリバリに硬い印象でした。
お砂糖がこれでもか状態でまぶしてあるので甘い物がお好きな方にはピッタリですが、バターやクロワッサン本来の美味しさを求める方には違うかと。
手土産にいい感じだと思ったのは、クロワッサン・トースト。
パリパリサクサク100%の生地の外側にコーティングされたメープルシロップがいい仕事をしていて、甘過ぎず、パリパリなんだけど外側が少しだけジュワッ&カリッとしてと、いい感じに助けられています。
個別包装されていて、500mlの缶詰大と大きなサイズ。
上部と外側にメープル・シロップたっぷり絡ませてあるので、下記の画像みたいに横にスライスすると下部分はメープルの味が超薄くて悲しくなります(笑。
カットする際は、くれぐれもケーキみたいに縦にカットしてくださいね。
ドミニク・アンセルのパリパリサクサク100%のクロワッサンに、モルディブのリゾートのパリパリサクサク10%+しっとりべっちょり90%のクロワッサンを足して、2で割った生地にバターを50%くらい増量して欲しい感じ(笑。
香港でもバターの風味溢れる美味しいクロワッサンが食べたいなあ。。。
*2024年1月31日で香港の全店舗クローズ。