香港極妻日記

海外生活30年目の「極妻(極道ではなく、極楽なアメリカ人妻の略)」の楽しい香港での生活、旅行、美味しいモノ、愛犬の話等、さくっとご紹介♪

ファールフシ・モルディブのハウスリーフについて♪

ファールフシ・モルディブのハウスリーフは個人的にまた行きたいなと思うくらい気に入っていたので、実は翌夏に行こうと思っていたらコロナ禍が始まり、3年後にはマネージメントがエメラルドに変わってしまい、オールインクルーシブのリゾートになったので辞めました。

 

下のハウスリーフの空撮画像を見ると、余裕で軽く一周出来そうな感じですよね。

 

ところが画像の上側にあるジェッティから、時計回りに水上レストランまでの間は潮流が強くて行けません。

左側の水上ヴィラの先端からジェッティに向かう箇所も常に波があり行けませんでした。

 

スタッフの話によると、一年に数回だけ潮の流れが穏やかになる日があるんだそう。

つまり一年の大半は、特に画像右端は波や潮の流れが強く危険でお勧めしないんだとか。

 

 

どうしても行ってみたいという方には、二つの方法があると思います。

 

一つは矢印の潮の流れを利用し、ジェッティを起点としてスタートする方法。

ジェッティのサイドから左右に分かれ、潮流に乗ってドリフトして行く感じです。

もちろん潮の流れや高い波がある時は危険なので、くれぐれもスタッフと同行するか安全確認をして下さい。

 

リゾートによっては、アクティビティ・センターのメニューに、ハウスリーフのガイド・ツアーがあったりするので、初めてシュノーケルをする方や、知らないハウスリーフの初日のシュノーケルは不安という方にもおすすめです。

 

もう一つは、ダイビング・センターに頼み、プライベート・ボートで行く方法。

多分ダイビング・センターに頼めば、有料で矢印や好きな所に連れて行ってくれます。

泳ぎの得意なスタッフも一緒なので、更に安心と思います。

 

ただ、そこまでしてどうして私が行かなかったかと言いますと。。。

休みの日にシュノーケルをしているというスタッフ数名が「特に行かなくてもいい」と話していたからです。

 

そして皆が口を揃えて、、、

「一番魚影が濃くて楽しいのはヨガ・パビリオン周辺だよ。

波はあるけど珊瑚が美しくて魚影が濃い時が多々あるのがヨガ・パビリオンを超えた場所で、あとは水上ヴィラから時計回りにジェッティに進むと魚影の濃い箇所も一部あるよ。

水上ヴィラの袂近くにある大きなラグーンには、特に何もいなかったよ。」

という感じでスタッフ数名が似たような印象だったので、私はパスしました。

 

 

ファールフシのハウスリーフはドロップオフだけじゃなく浅瀬にも珊瑚がみっちりと茂っています。

丁度調査に来ていた政府のスタッフお墨付きの珊瑚が豊富な島の一つなんだとか。

 

私はどうしても綺麗な珊瑚が見たい!という方ではないですが、ハウスリーフが平らだったり短いところよりは、ハウスリーフ内に珊瑚が茂っている方が好きです。

魚影がとても濃いドロップオフも圧巻というか水族館のタンクの中に入っちゃったような感覚で楽しめますが、珊瑚が茂っているリーフの中を泳いでいるとサメやエイや海亀やニモなど色々なお魚さんが飛び出して来ては、私に気づいてビックリして逃げたり、どこからともなく群れが突然現れて舞いながら移動して行ったり、カラフルなお魚さんたちがあちらこちらでくるくる舞って遊んでいる姿が間近で見られるリーフの方が、なんというか本来の自然の姿+宝探しみたいな感じで好きなんだな、と今夏(2023年)訪れたモルディブのリゾート2軒のリーフで泳いでみて強く感じました。

 

そんな宝探し系のファールフシのリーフで1週間の滞在中に遭遇したのは。。。

イーグルレイ10枚、スティングレイ2枚、ナポレオン・フィッシュ1匹、海亀2匹、サメは大中小と10匹以上、ロブスター数匹、そして黒いお魚さん始めとする沢山の群れに、色々な種類のカラフルなお魚さんいっぱい。

 

ハウスリーフ内は水上ヴィラ〜水中レストランの区域しかチェックしていません。

ドロップオフは深くて低めも、手前の珊瑚が茂っていて高さが結構あります。

よって、干潮時には抜けられなくなる恐れもあるので要注意です。

 

下の画像を見ても分かるように、パッセージらしきものは右端の一箇所のみ。

元々はこちらにアライバル・ジェッティを建てたそうですが、1年間侵食や波の様子をモニターしてからの営業開始だったそうで、その間に右端のジェッティに水上飛行機もボートも近づけないくらい荒波の日々ばかりだったそうで、一度そちらを壊してから、画像丈夫にアライバル・ジェッティを再建設したそうです。

 

水上ヴィラの宿泊時には干潮時に限ってはドロップオフに出入りし辛かったです。

水上レストランの脇に少しだけ通り抜けられる隙間はありますが、場所を把握していないと分かりづらく、また波があると干潮時は珊瑚にぶつかる危険がありました。

ヨガ・パビリオンまで行って、上から通り道を確認すると良いかと思います。

ジェッティ周辺は多分遊泳禁止区域ですが、ボートの近くを通らず、建物の両脇からビーチに入り込む感じであれば、通れるかも知れないのでスタッフに確認して下さい。

 

画像にありますアルファベットについて。。。

 

A、私が宿泊したスーペリア・ウォーター・ヴィラから満潮時にドロップオフに抜けて、右に曲がってすぐの所に不気味ですが黒いお魚の群れが沢山いました。

B、ナポレオン・フィッシュがいつもこの辺に出没していました。

C、ロブスター岩と黒いお魚の群れが数千匹いた箇所。

D、いつもデジカメや私を突いて来た黒いお魚さんのいた箇所(笑。

E、魚影が濃く、ニモやウツボもいて、イーグルレイも出没した箇所。

F、ヨガ・パビリオンの下から大量に湧き出るグレーのお魚さんなど。

G、珊瑚が美しく、海亀がよく出た箇所。

H、波が荒く潮流も強いが稀に穏やかな日は行ける箇所で、イーグルレイ10枚が出没。

 

個人的にはプレジデンシャル・ビーチ・ヴィラから真っ直ぐ沖に進むCがお気に入り。

お天気の良い日で満潮時であれば簡単に辿り着けます。

但し満潮時でも珊瑚の上から波まで50cmくらいなので、泳ぎが得意な方限定かと。

もし途中で波を被ったりパニックになっても珊瑚しかないのでその場で立てません。

もし無闇矢鱈とフィン・キックしまくると珊瑚に触れてダメージを与えるかもです。

 

但し、こちらは12月末の情報です。

モルディブのリゾートは一年中どこも同じ感じで魚影が濃かったりする訳ではなく、季節によってはお魚いっぱいだったりガラガラだったりと極端に違う場合もあるので、事前にリゾートにメールで魚影の濃いベストの時期を聞いてみてくださいね。

 

また季節以外にも天候や風向きによっても全然違っていたりしますし、昨今の地球温暖化の影響で、乾季や雨季に関わらず悪天候の日も増えているみたいです。

残念ながら、もうこればっかりは運でしかないと思います。。。

 

 

ちなみに、ファールフシ時代のリゾート・マップがあるんですが。

シュノーケル愛好家にとって、とても親切にまとめられているので置いておきます。

 

 

ちょっと分かりづらいかもですが、ざっくり説明しますと。。。

赤い波打つ3本線があるところは、波が荒い箇所。

ハウスリーフはジェッティ周辺以外はシュノーケル可能。

ビーチの波打ち際に見えるお魚は、小さいサメがよくいる箇所。

水上ヴィラの右側(ジェッティ側)には、ブルーの珊瑚、パウダーブルーなどサージョンフィッシュ、ブラックティック・リーフ・シャーク(サメ)がいるそう。

上の箇所から袂にかけては、ムラサメモンガラ、水玉のフグ、ススメダイなど。

ジェッティ右側付近は、珊瑚が一番茂っていて、チョウチョウウオ、ウツボ、黒い尻尾みたいなツカエイ、パウダーブルーなどサージョンフィッシュがいるそう。

ヨガ・パビリオンの右側には、ブダイ、ツノダシ、アカエイがいるそう。

プレジデンシャル・ビーチ・ヴィラからドロップオフまでは300m。

右端のビーチ・ヴィラからドロップオフまでは150m。

ウォーター・スポーツ・センターくらいからドロップオフまでは350m。

 

多分ユニバーサルがファールフシをオープンした2019年前の情報かと。

2019年末に我が家は宿泊しましたが、ちょっと違う情報だと思いました。

やはり海は季節や気温やその時々のコンディションによって全く違うみたいです。

 

以上、くれぐれもお気をつけて、ファールフシでの楽しいシュノーケリングを♪