香港極妻日記

海外生活30年目の「極妻(極道ではなく、極楽なアメリカ人妻の略)」の楽しい香港での生活、旅行、美味しいモノ、愛犬の話等、さくっとご紹介♪

ファールフシ・モルディブのダイビング・センターの失態。

本日は最終日ということで、夕方の出発時間ギリギリまで楽しみたいところ。

ところが、その大事な時間をまたもやダイビング・センターに振り回されてしまいました(涙。

 

当時のファールフシのアクティビティ・ツアーは、ダイビング・センターを経営する別会社による別々のシステムで、リゾート側は一切管理しておらず。

よってヴィラホスト経由での予約や変更や管理やフォローは基本的にしておらず、直接自分達でやり取りをするという面倒なシステムでした。

 

昨日の午前中に予定していたマンタ・ツアーのキャンセルや延期は、天候など自然によるものは仕方ないねと簡単に諦められます。

問題は午後から海の状況が良くなれば催行しますと朝に言われて、そのまま午後2時まで全く連絡がなく、連絡しても誰も出なかったこと。

そして、ようやく午後2時に電話があり、催行可能と連絡があっても、スタッフのミスでボート予約がされておらず、ボートは夕方4時まで空いていなかったこと。

マンタのツアーは、通常は午前中か遅くとも午後2時くらいの出発なので、遅過ぎるので泣く泣くパス。

 

朝電話があってから午後2時までの間に何度も連絡がないか確認したりで、旦那さんはジムへ行けず、私も連絡がないかとかやたらと時間が気になって、いつものようにじっくりとシュノーケルを楽しむことが出来ませんでした。

またランチ・タイムも、いつ出発の連絡があるかも分からないので、忙しない感じでゆっくり楽しめませんでした。

 

モルディブは思い立った週末に行っちゃう?なんて感じで気軽に行けない場所です。

モルディブでの宿泊日数が例え3日だろうと2週間だろうと、滞在中の毎日、24時間は本当に貴重で、それを無駄にされるととても悲しくなります。

もしこれが悪天候の中の珍しく晴れた1日だったりしたら、もう本当にやり切れないですもんね。

彼らにとってはありふれた日常かも知れませんが、我々にとっては本当に大切な特別な1日、1時間、1分なんですから。。。

 

滞在中に楽しみにしていたシュノーケリング・ツアーも、ツアーの催行は最低4名からだそうで、連日他の参加者がおらず催行なしと判明するのは、こちらから何度も電話をかけてスタッフが運良くセンターにいた時だけ。

何度も連絡をするのは本当に面倒で、そういうのも含めてのヴィラホスト制度というのに、別会社というだけで全て自分達で電話しないとダメなのはストレスでしかなかったです。

またもし英語が話せない場合は、電話すること自体が相当なストレスでしかないですよね。

 

グループ・ツアーの最低催行人数は4名でしたが、滞在中のいつかは集まるだろうとたかを括っていたことは私のミスでした。

今考えると、ここ数年訪れた大抵のリゾートでは、ツアーの催行人数は最低4名からと謳っていても、実際に集まらない場合はリゾートの好意で我が家2名もしくは他のゲストと3名だけでもプライベート・ツアーとしてではなく、グループ・ツアーの料金でボートを出してくれるところが殆どだったので、多分それに慣れてしまっていたんでしょうね。

 

ファールフシは別会社という珍しいシステムなので、リゾート側のそういうオファーは全くなしでした。

でも最初から「グループ・ツアーの参加者は連日ほぼいないので個人でプライベート・ボートで行くしかないですよ」なんて感じに的確なアドバイスがあれば即そうしましたが、そう教えてくれたのは滞在最終日間近になってから(汗。

当時の常駐スタッフの連絡ミスが多く対応もぐだぐだで、無駄に日にちだけ過ぎてしまい、本当に残念でした。

 

 

というわけで、マンタと泳げる?シュノーケル・ツアーは翌日にずれ込み。。。

最終日の12時半からの予約で、午後4〜5時の間にファールフシを出発予定なので、午前中にハウスリーフのシュノーケルを満喫した代わりにランチを抜いての参加となりました〜。

 

プレジデンシャル・ビーチ・ヴィラから集合場所であるアクティビティ・センターまでは歩いて2分くらい。

水上ヴィラのジェッティを挟んだ向こう側に位置します。

 

 

正面には大きなラグーンが広がっていますが、スタッフ曰く「魚はいないし、特に見どころはないよ」でした。

 

 

ファールフシのアクティビティは、ウォーター・スポーツ・センターの管轄。

ダイビング・センターはアライヴァル・ジェッティの隣にあり、シュノーケル・ツアーなどは水上ヴィラのジェッティ脇のこちらでした。

 

 

集合時間間近になってもスタッフも誰もいないので、暇つぶしに撮影しました。。。

 

 

以前は下の画像にあるピザ小屋がありましたが、侵食が激しく閉鎖されていました。

今はもう残ってないかもですね。

 

 

予約時間の12時半を過ぎても、誰も来ません。そして電話も通じません。

 

 

我々が振り回されたのは、ユーロ・ダイバーズという最近モルディブの多くのリゾートで見かける会社です。

 

 

今回はプライベートで2時間で555ドルなので少し安くしてくれた模様。

 

 

今は違うかもですが、モルディブでサップが有料は珍しいかも(汗。

大抵のリゾートではモーター式は有料も、それ以外は今時無料が殆ど。

 

 

一応ハウスリーフでシュノーケルというツアーもありましたが。。。

催行は4名からなので、家族友人合わせて4名なら一人この価格ですが。

繁忙期であればすぐ埋まるかもですが、閑散期は集まらない場合が多いかも。

家族友人で2名の場合は、有料プライベート・ボートで行くしかありません。

 

 

12時45分を過ぎても、誰も来ないわ電話も通じないわで立ち往生していたら。

そこへ救世主とばかりに、ヴィラホストが偶然通りかかってくれました。

はい、別会社の別システムなので、当然ヴィラホストは把握しておりません。

今時とても珍しいシステムだなあとビックリでした。

 

 

哀れに思ったヴィラホストがリゾートのスタッフに電話をかけまくり、ようやく聞き出せたツアーのスタッフの携帯番号に電話してくれました。

 

ところが、まだ沖にいるらしく、ファールフシに戻るのに20分は掛かるとのこと。

ということは早くても1時5分、そこから2時間となると、シャワーを浴びたり着替えたり荷物を詰めていたら出発に間に合いません。

 

 

ヴィラホストも、流石にちょっと時間がタイト過ぎるので諦めた方が良いですねと。

というわけで、ようやく予約出来たツアーを仕方なくキャンセルという(涙。

 

 

一度もマンタやシュノーケル・ツアーに行けないまま終了(涙。

 

 

結局ボートが戻って来たのは、約束の時間から45分を過ぎた1時15分でした。

 

なんでも前のゲストが海からなかなか上がって来なくて、時間が押してしまったとか。

プライベート料金なので、ゲストが自由に好きなだけ延長して遊びたくなる気持ちは分からなくもないですが。。。

次のツアーの予約が入っていて、特に終わりの時間が決まっていて絶対に遅れて行けない場合は、スタッフが時間通りに上がるように急かすのが常識だと思うので、この言い訳には呆れてしまいました。

 

もう一つの言い訳が、カレント(強い潮流)があるからと少し遠回りして戻って来たから遅れたそうですが、合計で45分遅れはないかと。。。

 

とてもルーズであり得ないとヴィラホストにクレームしていたら、これまでに沢山のゲストから大量にクレームが来ているそうで、別会社の別システムは本当に混乱しか招かないので困っていますと話していました。

 

 

今はどこの経営かとネット検索してみると、今現在も同じユーロ・ダイバーズ。

 

*ファールフシ・モルディブのダイビング・センター@ユーロダイバーズ

https://www.euro-divers.com/wp-content/uploads/2021/03/FAARUFUSHI-FACTSHEET-ENGLISH.pdf

 


モルディブの多くのリゾートがユーロ・ダイバーズと契約しているみたいですが、こういう失態はスタッフによってで、決して会社全体がそうではないと願いたいです。

下手すると我々みたいに振り回されるだけ振り回されて、一度もツアーに行けないまま終わってしまうこともあるので、要注意。

 

悪天候やマンタがいないなど、そういったことは仕方ないので納得です。

でもスタッフが足りないせいや、予約し忘れだとか連絡ミスや連絡不十分という初歩的なミスだったり、ダイビング・センターとリゾートが連携していないことから、こういった問題が起きるのであれば、最悪です。

 

ファールフシやユーロ・ダイバーズに限らず、モルディブに行かれる方は、どうぞ初日にリゾートのスタッフに確認して、余裕を見て早めに全て予約してくださいね。

 

もし英語が苦手という方は、翻訳機を使って直接交渉することも可能ですが、ストレスになる場合は事前に代理店を通して手配してもらうか、直接予約した場合はリゾートに文面が残るメールでその旨やりとりした方が後々証拠になって交渉し易いと思います。

 

そして何度かけても誰も出ないとか、連絡が来ないとか、そういう不安が出て来たら、すぐにバトラー(ヴィラホスト)に相談して、代わりに動いてもらってください。

 

例えば1週間のステイだとしても、毎日絶対に晴れとも限りませんし、運が悪いと快晴だったり催行可能な日は1日限り、なんていうこともないとは限りませんから。

そして風が強かったり波が出ていたりすると、視界が悪くなったりお魚さんが少ないなんてことも多々ありますからね。

魚影の濃さや海亀やマンタの数はもう運でしかないので、晴れがベストとも雨がベストとも言えませんが。。。

 

色々な意味を込めて、グッドラックです。