サンセット・カクテルを楽しんだ後は、今夜はタイムでディナーをすることに。
ナイボリ・バーからタイムまでバトラーが一緒に付き添ってくれて、タイムのウェイターに引き継いだ後は、「エンジョイ!」と笑顔で去っていきました。
冷たいお水と冷たいおしぼりをサーブされて、さくっとリフレッシュ出来ました。
メイン・レストランであるタイムのメニューはイン・ヴィラ・ダイニング(ルーム・サービス)のメニューと全く同じだったので、ちょっと飽きてしまっていて食べたいものが見つかりませんでした。
迷っているとスタッフから「タイムにはインド人シェフがいるのでメニューにないインド料理も作れますよ」とのことなので、それではシェフにローガン・ジョシュを作れるか聞いてみてくださいとお願いしました。
しばらくするとキッチンからインド人シェフがわざわざテーブルまで来てくれて、「作れますが、30分ほどかかりますが大丈夫ですか?」と聞かれたので、前菜を食べたりして待っているので全然大丈夫です、とお願いしました。
しばらくするとブレッド・バスケットが来ました。
見た瞬間にオリーブだと分かったので、オリーブがあまり好きではない旦那さんに、オリーブをマッシュした感じのディップだからバターを勧めると、「僕は違うと思うよ。」と言いながら一口食べて、「やられたー、君の言う通りでオリーブだったー。」と苦笑いしていました。
突然中央のテーブルから大きな怒鳴り声が聞こえて来ました。
やって来たのは中国人ファミリー@総勢8名と大きなグループで、子どもたちは普通に静かに話していましたが、父親らしい男性の声が出川を遥かに超える大声で話しています(汗。
最初あまりの大きさに喧嘩しているのかと思いましたが、単に普通に家族に話しかけているだけでした。
しばらくすると更に大きくなったので見てみると、タブレットでオンライン・ビデオ通話を始めたようで、モルディブの高級リゾートのお洒落なレストランの雰囲気が、一気に香港の安い飲茶店みたいになっちゃいました(笑。
たまにフランス人やロシア人、お酒を飲んでいるイギリス人やイタリア人も結構大声になる時がありますが、さすがに食事中にタブレットでビデオ通話をする人はいないので、流石に引いちゃいました。
旦那さんと、やっぱりミライドゥに移ると決めて正解だったかも知れないね、と。
前菜はブッラータ・チーズをシェアすることにしましたが、ミニと書いてあったのでてっきり小さいサイズと思いきや、かなり大きくてびっくりです。
前菜のチーズを食べ終わって大音量のビデオ通話をBGMに(笑)ワインを飲んでいると、女性スタッフがやって来て、「申し訳ありませんが、ローガンジョシュは30分から45分くらい掛かるみたいです。」とインフォームしてくれて、お水を注いでくれました。
これまでに見た事なかった女性スタッフで、他のスタッフとは違ってちゃんと接客の仕方を分かっているようで、わざわざ遅れることを逐一報告してくれて嬉しかったです。
8月のモルディブは閑散期なので、ゲストの数が少ない時期にスタッフが交代で長期の休みを取ったりするので、もしかしたらこの女性スタッフも休み明けの出勤で今まで見かけなかったのかも知れないですね。
女性スタッフが事前に教えてくれた通り、40分ほどで熱々のローガンジョシュのセットが到着しましたー。
ラムがなかったらしく代わりにチキンのローガンジョシュで、ライスもついて来ました。
少し遅れてチャパティも来ましたが、急いで出したからかいつもより焼けていなくて、中がちょっぴり生焼けでした。
パパダムとチャツネと野菜サラダもあります。
ローガンジョシュは胸肉でしたがなぜかとても硬くて噛みきれないくらいに筋がありましたが、カレー・ソースはスパイスが効いていてとても美味しかったです。
味は最高ですが本場に近い辛さのようで、あまりの辛さにワインやお水をがぶ飲みしたり野菜サラダを完食していたら、それを見ていた女性スタッフがやって来て「野菜サラダをもっとお持ちしましょうか?」とオファーしてくれたので、お願いしました(笑。
届いた野菜サラダをすごい勢いで食べていたら、それも見ていたみたいで女性スタッフがまたやって来て、「辛そうなのでヨーグルトをお持ちしましょうか?」とオファーしてくれたので、そちらもお願いしました(笑。
するとヨーグルトを食べた途端にスーッと辛味が飛んで、それからはカレー・ソースとライスを食べては、辛くなったらヨーグルトを食べて和らいで、という繰り返しで無事お肉以外は完食できました〜。
まだお腹に余裕があったのと口の中をリセットしたくてデザートにアイスクリームでも食べたかったんですが、中国人のお父さんが延々と大声でビデオ通話中だったので、早くまったりしたくてデザートは諦めてヴィラに帰ることにしました。
別のスタッフが来てデザートを聞かれたので、ちょっと話し声が大きいのが気になるので帰ります、と言うと、そうですか、で終わりました(笑。
レストランの入り口付近に1歳くらいの赤ちゃんを抱っこしたロシア人ファミリーがいて、赤ちゃんはよく泣いていたんですが、食事中に泣き出すと両親のどちらかが抱っこしてあやして、それでも泣き止まない場合はどちらかが食事の途中に赤ちゃんを連れてヴィラに帰っていました。
今夜も少しぐずっていて、横を通る際に挨拶をしたら、「今夜も煩くてごめんなさいね。」と言われたのでビックリして、「いえいえ、全然ですよ。すごく可愛くて天使みたいで、いつも見る度に癒されてますし、今夜も全く気にならなかったので、ゆっくりご家族で楽しんでくださいね。」と言うと、「いつも優しい言葉をかけてくれてありがとう。おやすみなさい。」とにっこり笑ってくれました。
可愛い赤ちゃんの元気な泣き声の方が、ビデオ通話の大声なんかよりも数百倍癒しでしたよ〜!とお伝えしたかったくらいでした(笑。
たまには帰りにビリヤードでもしちゃう?と言いつつも。。。
今夜は眠いから次回やろうね、という感じで結局一度もしないで終わりました(笑。
ノーチラスのランドスケープは昼も夜も本当に素敵でした。
美しい夜空を見上げながら、ジェッティを歩いて帰ります。
水上ヴィラのジェッティのライティングもとっても綺麗。
ノーチラスの島はどこにいてもいつでも絵になるというか、ビシッと決まっていましたよー。
水上ヴィラに戻ると、今夜のお菓子がテーブルの上に置いてありました。
滞在中に一番美味しかったお菓子が今夜のフィナンシェでした。