滞在2日目のランチということで、探検がてらメイン・バーのウィンクのランチをチェックしてみることにしました。。。
今日はずっと曇りの予報ですが、まあ涼しい点は良しとしましょうか(笑。
一番手前の水上ヴィラは、半分くらいビーチ・ヴィラになっていましたー(笑。
この日の干潮時間は3時で、この時は1時過ぎでしたが、ほぼ干潮時くらいに水位が低い日でした。
プール付きのヴィラが少ないせいか、曇り空でもプールやビーチには10名ほどゲストがいます。
バーで仲良くなった欧州人ゲストらの中には、「いつも一番安いビーチ・ヴィラに滞在してプールやビーチで寛ぐことで、(水上ヴィラとの差額から)浮いたお金で年に何度もモルディブに来れるからね。」なんて羨ましいことを話している人が結構いましたよ。
そんなに年に何回も長期間の休みが取れるのが羨ましい限りです。
モルディブの多くのリゾートに設置されている海中ブランコですが、ノヴァは干潮時も海中という感じで設置されていて、映え写真を撮りたくても海に入るのは嫌というゲストも一定数いたので、別の映えスポットが必要かもですねー。
ソウル・キッチンには行かずに。。。
スパの脇からビーチに出て。。。
水上レストランのミズを通り過ぎると。。。
メイン・バーのウィンクが見えてきます。
ミズは鉄板焼でセット・メニューだったので、一度も行きませんでした。
曇り空なのでちょっと映えません(笑。
ウィンクに到着しましたー。
奥にプール・テーブル(ビリヤード台)なんかもありました。
モルディブに行き始めた頃は滞在中に一度はビリヤードや卓球をして遊んでいましたが、歳のせいか(笑)いつの間にかすっかりヴィラでまったり派になりました。
昼間の綺麗なザ・モルディブちっくな写真を撮りたかったんですが。。。
なんだかホラー映画のオープニングみたいな色目になりましたね(笑。
メイン・バーのウィンクでは、各自勝手に好きなところに座ってサービスを待つシステムみたいでした。
我々もビーチ・サイドのテーブルに勝手に座ってしばらくすると、スタッフが来て、まずはヴィラ番号を聞かれました。
ヴィラ番号をチェックするとオール・インクルーシブ(AI)のゲストだと分かる仕組みになっているらしくて、AIだと大半のアルコール&ノン・アルコールのドリンクが無料なので、請求書もきませんでしたし、サインの必要も一切ありませんでした。
旦那さんは赤を、私はまずお水を貰い、フード・メニューを見せてもらうことに。
とスタッフから、「ウィンクのアラカルト・メニューは有料で、ここにあるメニューは大抵ソウル・キッチンのブッフェにあるので、食事をされるのであればソウル・キッチンをオススメします。」とアドバイスされたので、ドリンクだけ飲んで移動することに。。。
ソウル・キッチンに着くとレセプション係が笑顔で歓迎してくれました。
笑顔で歓迎?と思うかも知れませんが、ソウル・キッチンのレセプションにいる女性スタッフは笑顔が可愛くて人懐っこい女性ばかりで、ちゃんと名前を覚えていてくれたり、好みのドリンクも把握しているので、今日も同じテーブル&ドリンクで良いですか?とテーブルに着くまで終始ニコニコ笑顔なんです。
残念ながら今朝のガラガラな雰囲気とは違って、入り口からすぐのメイン・セクションはほぼ満席状態で、特にロシア人ゲストの声が大きかったので、いつもと同じテーブルは諦めて、ブッフェ・ルーム前の離れたセクションの窓際のテーブルに座ることにしました。
ドリンクの注文を済ませると、早速ビュッフェ・ルームへ。
明日はクリスマス・イブということで、少しずつクリスマスのデコレーションが増えていました。
入り口のすぐ右手には、ラップ式のサンドイッチに。
野菜のクリーム・スープに。
チキン・ブロスのスープに。
好みの具材でサンドイッチを作ってくれるコーナーらしく、具材が並んでいました。
イギリスのプディング・ケーキみたいなのがありました。
日本人には馴染みがなさそうな、ミンスミートが入ったブレッド・プディングの上にメレンゲをスプレッドして表面をバーナーで焦がしてありました。
その他にも中央のコーナーにはカット・フルーツや。
パンが並んでいました。
今日の午後にでも完成予定でしょうか、ジンジャーブレッド・ハウスですね。
冷蔵ケースにはリンゴとフルーツ・サラダに、ケーキは。。。
パンダン・ムースに。
バナナ・ホワイトチョコレート・キャラメル・ケーキに。
ブラックチョコレート・ガナッシュに。
ブラックベリー・アーモンド・ケーキの4種類でした。
お隣にはチョコレート・ソースやナッツなどトッピングと。。。
その横には日替わりで3種類のアイスクリームがありました。
好きなフレーバーをスクープして、好きなトッピングを載せるシステム。
その隣にはミニ・サイズのアペタイザーが並び。。。
ツナに。
デビル・エッグ・サラダに。
グレープフルーツとフェンネルのサラダ。
その隣にはトーストしたバゲットの上に。。。
ビーフ・サラミや。
チキンのムースに。
ブルーチーズとアップル・コンポート。
その隣にはサラダ・バーがあり。。。
日替わりで色々な野菜が並んでいました。
その隣にもサラダが4種類あって、自分で作るのは面倒なのでよく食べていましたが、どれも美味しかったですよ。
そして通路を挟んでライブ・キッチンのコーナーでは。。。
チキンやイカに好きな具材で焼きそばを作ってくれるみたいでした。
タイとかアジアのビーフの炒め物や。
カリフラワーのフライも。
実は後日気付きましたが、ノヴァのこうした揚げ物なんかは自分で好きなソースやディップをつけて食べるシステムだったようで、揚げ物自体は殆ど味付けなしでした。
それを知らなかった我々は最初の頃に、すごく薄味というか味がないね?味付けするの忘れちゃったのかな?ヘルシー志向かな?京都のシェフかな?なんて感じでツッコミながら、カラッと揚がっているのに勿体無いね、なんて話してました(笑。
欧州人が断トツに多くて、あとはロシア人少しに1割以下がアジア人というゲストの割合でオール・インクルーシブでビュッフェが主体となると、味の好みがバラバラなゲストでも満遍なく楽しめるように自分で味変するシステムに行き着いたんでしょうね。
マスタード・ソースを始め、レモン・バター・ソースに、シラチャ・ソース、ケチャップなど色々あって、リクエストすればキッチンにあれば対応してくれる感じでした。
フライド・チキンも、ソースの存在を知らなかった我々は、「惜しいね、カリカリでジューシーで美味しいけど味が全然しないねー」と(笑。
ソースで味変と知っていたら、きっと食べ過ぎて大変なことになっていたので、ヨシとします(笑。
ソテーしたニンジンもありましたが、「これまた味がしなさそう」と取るのを辞めてしまったので、ちょっと栄養の偏りがあったかもです(笑。
続いてはパスタ・コーナーで、毎日昼夜必ずありましたよー。
ソースは、クリーミー・ペスト、ビーフ・ボロネーゼ、トマト・ソース、アーリオ・オーリオ(ペペロンチーノ)、チーズ・ソースの5種類。
シェフに、好きなパスタを指差しながら、「ソース名、プリーズ」で通じますよ。
空いている時はテーブルまで持って来てくれましたが、混んでいる時は横で邪魔にならないように待つ感じでした。
サイズは、(スモールかミディアムかビッグ)サイズ、プリーズで通じます。
先茹でしてあった点は非常に残念でしたが、一昔前に当時では非常に珍しいオール・インクルーシブの先駆けリゾートのコンスタンス・ムーフシで先茹でパスタを食べた際に意外と美味しかったのを記憶しています。
先茹でというか茹で過ぎ感が苦手な場合は、茹で過ぎてもコシが残りやすい右端のペンネが一番マシかも知れないです。
アラビック・ブレッドに。
ロティに。
日によってはひよこ豆のクラッカー、パパダムもありました。
チキンのイタリア風トマト煮込みに。
ライスの横には日替わりの2種類のカレー。
南瓜とツナのカレーに。
ダール(レンティル豆)のカレー。
トリュフ・ポテトに。
シーフード・ボールのトマト・ソース煮込みに。
野菜のカポナータに。
タイのムニエルのリークとキャベツ・ソースに。
ベークド・マック&チーズ(海老入り)に。
左端のライブ・ステーションでは、ジョアリで働いていたチベット出身のシェフがスタンバイしていて。
タコに、ジャックフィッシュに、チキンと色々な野菜などの中から、好きな具材を選んで、細い麺と一緒にアジア風ヌードルを作ってくれました。
こちらも日替わりで、お肉や魚介類と野菜の炒め物だったり、今回みたいに麺と一緒に炒めた焼きそば系だったりとバラエティに富んでいましたよ。
テーブルに戻ると、お願いしておいたドリンク類が置いてありました。
スイカ・ジュースの代わりにカット・スイカ(笑)と、グレープフルーツのサラダが意外と美味しくて、ブルーチーズのラスクも美味しかったですがパンが無茶苦茶硬かったです(笑。
またブッフェに戻り、2皿目を取ってきましたー。
ソースが必要と知らなくて薄味のチキンやカリフラワーやビーフの唐揚げに頭を傾げつつ(笑)、カレーはどちらもまあまあで、トリュフ・ポテトはトリュフの香りが殆どなしもフライド・ポテトとしては美味しかったです(笑。
マック&チーズとパパダムは普通に美味しくて、カポナータも野菜とトマトの旨み凝縮で、チキンのトマト煮込みは味付けはいい感じもお肉が筋っぽかったです。
お腹いっぱいになってきたね、と話していた最中にスタッフが持ってきてくれたのが、シェフにお願いしておいた「スモール・サイズ」のソテー・ヌードル、ドーン(笑。
見た感じは小さく見えるかもですが、パスタで言うと150グラムくらいの大盛りサイズです(笑。
まるでアメリカのスタバみたいに日本の2倍はあるくらいの大きなサイズで、スモールでこの量だったらラージはどれだけ大きいんだろうね、と想像しただけで怖くなりました(笑。
味は日本の焼きそばとは違って(この日は)ラム肉入りの東南アジア系のピリ辛なんだけど甘さもあるソース風味でなかなかでしたよ。
どのシェフもかなり大盤振る舞いなので、オーダーの際は必ず小さな器などを見せて、「スモール・サイズ、プリーズ!」とアピールしてくださいね(笑。
なぜかと言いますと、タコが1個だけ食べたかったので焼きそばを頼んだ際にシェフに「ワン・ピース・オブ・オクトパス(タコ1つだけ)、プリーズ」とお願いしましたが、それでも3個来ちゃいましたから(笑。
大盤振る舞いは有り難い話ですが、食が細い夫婦には大変でした(苦笑。
ちなみにタコも自分でソースを選んで味変が基本のようで、タコ以外の味はなくて、またやたらと弾力があってなかなか噛みきれず、最後は涙目で食べ切りました(笑。
しばらくすると突然スコール(にわか雨)が降ってきました。
5分くらいで止むモルディブ特有のスコールかと思っていたら、昨年末はスーパー・エルニーニョ現象のせいでか30分くらい続いたので、スタッフらと「本当に最近はおかしな天気だね」と話しながら、雨の中デザート・タイムを満喫することにしました。
デザートは、スイカ・ジュースの代わりに(笑)カットしたスイカとパイナップルに、アイスクリームと、バナナ・ホワイトチョコレート・キャラメル・ケーキです。
アイスクリームは昔懐かしい昭和のバニラ・アイスという感じで美味しくて、ケーキは悪くないですが我々には甘過ぎました。
スイカは美味しかったですが、パイナップルは中央に近い部分を取ってきたみたいで硬くて噛めません(笑。
というわけで、スイカのお代わり(笑。
消化を促す為にパイナップルも食べたかったんですが、ビュッフェには芯に近い部分しか残っていなくて諦めました。
という感じで、すごくゴージャスでも高級食材が並んでいるわけでもありませんが、ヴィラの価格相応の内容かつ、日替わりでバラエティに富んでいたので、個人的にはノヴァのビュッフェは満足でしたよ。
多分ですが、アラカルトだと当たり外れがあると外れた時にすごく悲しくなりますが、ブッフェだと当たり外れがあっても当たりをまた取りに行けば良かったりしますし、バラエティの豊富さから視覚的に脳が満足しちゃうみたいで、ビュッフェの内容に特に不満はありませんでした。
唯一の不満は、オールインクルーシブのドリンク・メニューにスイカ・ジュースがなかったことでしょうか(笑。
スイカを食べ終わる頃にちょうど雨が止んで、またいつ降るか分からない空模様だったので、ダッシュで帰ることにしました。