今朝は6時過ぎから、(画像右端の)アライバル・ジェッティの右側にあるパッセージからのエントリーでドロップオフに出て、右折して少し進むと強めの潮流を感じたので引き返して、ジェッティを左折して水上ヴィラの先端辺りまで進んでみることにしました。
ドロップオフを進んでいくと、スパに近い最初の水上ヴィラの前まで来ました。
昨日まで続いた悪天候から濁りが強くて視界が悪そうなコンディションだろうと聞きましたが、夏季のバア環礁でプランクトン祭で真っ白なドロップオフでのシュノーケル経験があるので、今朝のノヴァのドロップオフの透明度は全然問題なし(笑。
天気が悪い日の翌日とあってか、阪神タイガースさんの群れは崖の深いところに隠れてしまっています。
マンタやジンベイザメが年中見られる南アリ環礁だけあって、雨季のバア環礁と同じくらいプランクトンも豊富なようで、ドロップオフの数カ所でお魚さんが集まってはパクパクと大きく口を開けてプランクトンを食事中でした。
これ以上近づくと、もれなく顔や首をプランクトン(シーライス)に刺されてしまうので、遠くから眺めて終わりにしておきました(笑。
深いところにニモ・カップルを見つけたので、ズーム撮影。
ニモは他のお魚さんみたいに逃げないで、こちらをじーっと見つめて(警戒したり威嚇して、笑)くれるので、いつも見かける度に(勝手に癒された気になっては、笑)心の中で、おはよう〜!と挨拶している私です(笑。
隣の岩を見てみると、そちらにもニモ数匹が住んでいました〜。
さすが昔からハウスリーフで有名な島だけあって、ニモが沢山いるエリアみたいであちこちにいます。
ドロップオフの崖部分に近づいてみると、数メートルおきくらいにイソギンチャクとニモが続いていました。
↑ニモの親戚も含めて、あまりにも多くて途中から全部に挨拶するのが面倒になって省略したくらいでした(笑。
ニモの親戚@白黒とニモ@オレンジが仲良く暮らしているボーダーレスな住処まで(笑。
ニモの卵を狙ってかパウダーブルーが果敢に何度も接近しては、ニモに突かれていました。
じーっとニモを眺めていたら、私が何か獲物でも狙っているとでも思ったのか、カスミアジが私の周辺をくまなくチェックしながら過ぎ去っていきました。
ニモといえば、今年の初夏に訪れたカギのハウスリーフでは不思議なことに1匹のニモも見つけられなくて、過去に訪れたリゾートの中でニモがいなかった島はなかったので、ものすごく不思議でした。
ニモが全然いないカギのハウスリーフは本当に謎で、一体何が影響しているのか知りたくなって検索してみましたが、答えは見つからずのままでした。
モルディブでは厳しくコントロールされているので密猟などはないとは思いますが、気になって英語で検索してみると、世界中で販売されているニモを代表とするクマノミの75%は密漁からなんだそうです。
↓「カクレクマノミはそれほど絶滅の危機に瀕しているわけではありませんが、一部の地域では生息数が減少しています。 これは、これらの魚が世界の海洋観賞魚取引の 43% を占めており、そのうち 75% が野生から捕獲されているためです。 これは、開発された地域では人口密度が減少することを意味します。」
少し古い記事ですが、、、密漁は昔からインドネシアやフィリピンやスリランカなどで多く、インドネシアなどでは随分と前からシアン化合物を使った密猟を禁止しているそうですが、オンラインなどで簡単にシアン化合物(青酸カリ)が買えるのでこっそり密猟する人がいるんだそう。
シアン化合物を薄めた液体をボトルに入れてお魚さんに吹きかけると、瞬時に気絶するそうで、浮かんでいるお魚さんを大量に乱獲しては売り捌いているそうです。
お金儲けの為にやっている人たちなので量とか調整せずに大量に使用しては、お魚さんたちを大量に死滅させたりするだけじゃなくて珊瑚まで壊滅させているんだそう。
私はお魚さんが大好きで出来るなら四六時中眺めていたいくらいなんですが、こういったことから自宅で熱帯魚なんかを水槽で飼うことには反対派です。
我々がオンラインやお店で熱帯魚を買うことによって、密猟している悪徳業者らの懐を肥やすだけで、悪徳業者も儲かるとますます密漁が増えるだけですからね。
先へと進むと。。。
最初は木の枝かと思ったらプラスティックの紐だったので、こちらもしっかり回収します。
こちらは植物だったのでそのまま。
ドロップオフではアライバル・ジェッティから水上レストラン@ミズまでが今朝は一番魚影が濃い感じで、水上ヴィラの前に入るとところどころ賑やかなエリアと静かなエリアと数メートルおきに続いている感じでした。
顔を上げると水上ヴィラの真ん中くらいに来ていて、空の雲が黒っぽくなって来ました。
もしかしたらスコール(にわか雨)が降り出しそうな見た目だったので、ドロップオフからリーフ内を通って水上ヴィラに帰ることにしました。
干潮時から2時間後くらいとはいえ割と深さがあったので、珊瑚に触れることなく余裕で通り抜けられてホッとしました。
初回なのでよく距離感がよく分からないのと、なるべく珊瑚に触れないようにと珊瑚の少ない箇所を探し回ってあちこちをウロウロしていたので、結構時間がかかりました。
水上ヴィラに近づくにつれて、どんどんお魚さんが増えて来ました。
我が家が滞在したプール付き水上ヴィラからすぐのところでは、ドロップオフよりも全然魚影が濃くて、なんだか無駄に遠回りしたみたいで笑っちゃいました(笑。
今となっては珊瑚の残骸が目につきますが、モルディブ全域で大規模な白化現象が起きた2016年の前ヴァカリファル時代よりもっと昔のハウスリーフを見てみたかったです。
前ヴァカルファリ時代に作られたと思いますが、白化現象でダメージを受けて折れた珊瑚を山積みにして作られたサステナブルな防波堤が見えて来ました。
最初はダメージを受けた珊瑚のリサイクルとは知らずに、てっきり低予算の安いマテリアルで作られた防波堤だと思い込んでいたので猛反省しました(苦笑。
2016年のダメージから10年近くが経過して、あちこちに新しい赤ちゃん珊瑚がいっぱいで嬉しくなります。
今春に海面温度が上昇した数ヶ月間にバア環礁やマレ周辺などモルディブ広域で白化現象が起きましたが、どうかダメージが大きくありませんように。。。
以前ノヴァのデッキとプールを紹介した投稿の際に、「覚えておいてください」と書いたプール付き水上ヴィラの右隣にある大きな珊瑚岩が見えて来ました。
天候やコンディションにもよりますが、お天気が悪い日は水上ヴィラの目の前のこの周辺に沢山のお魚さんが避難していたので、ここら辺を泳ぐだけで十分楽しめました。
曇り空なので暗くて見辛いですが、奥に水上ヴィラの柱が見えます。
顔を上げると、我々のプール付き水上ヴィラでした。
プール付き水上ヴィラの周辺10メートルくらいをぐるっとチェックしてみます。
↓左側にあるのが防波堤で、右側が水上ヴィラの柱と、すぐ目の前なんです。
これまでに滞在したリゾートの中で、水上ヴィラのすぐ前に防波堤があるリゾートも幾つかありましたが、大抵の場合はお魚さんはドロップオフの方が沢山いたので、防波堤だけ目立ってしまい、眺めが今ひとつだなあ、なんて思ってきましたが、ノヴァは防波堤のすぐ反対側にお魚さんが沢山いたので、防波堤バンザイ!という感じでした(笑。
ヤガラさんが挨拶に来てくれましたー。
雨が降りそうだったので、急いでヴィラに戻ることに。。。
ヴィラの階段の密かな楽しみが、こちらのちびたの群れでした。
数ミリ・サイズのオヤビッチャやパウダーブルーの稚魚みたいな透明のちびたがいっぱいで、あまりにも小さくて可愛くて毎回ものすごく癒されました。
今朝は6時過ぎから画像右端のアライバル・ジェッティからドロップオフに出て、水上ヴィラまで進んで、ドロップオフからハウスリーフを通って、7時45分に水上ヴィラに戻りました。
あちこちでお魚さんの撮影をしたり、ニモなんかを眺めていたので2時間近くいましたが、立ち止まらずに普通に進めば30分も掛からないと思います。
ノヴァのサイトにはハウスリーフを紹介する良い画像が少ないですが、水上ヴィラ周辺が分かる画像に黄色い線で今朝のコースを加えてみました。
最初の矢印がドロップオフに出たコースで、次のコースが前編、その次が今回の後編のコースです。
この日の朝に特に魚影が濃かったエリアは、アライバル・ジェッティから水上レストランの辺りと、水上ヴィラの防波堤のすぐ外側(最後の黄色い矢印の先端箇所)でした。
モルディブのリゾートのハウスリーフは、ノヴァに限らず季節(寒気や雨季)だったり、その日の天候や風速によって大きく変化するので、これより良い日(魚影てんこ盛り)もあれば悪い日(ガラガラ)もあるので、もうこればかりは運でしかありません。
また私はなるべく早朝だったり午前中や干潮時から満潮時にかけてコンディションの良さそうな時間帯を狙って、一部エリアではなくてなるべく広範囲でシュノーケルしているので、更にお魚さんや大物との遭遇率も高くなるかと思います。
今朝シュノーケル中に回収した海洋ゴミは、バスタブに一度置いてシャワーを浴びた後にちゃんとゴミ箱に捨てました。
海洋のゴミ拾いといえば、最近こんな素敵な活動とアプリがあるのを知りました!
ダイビングではないのですが、是非シュノーケル版も作って欲しいところです。
そしたらもっと沢山の人たちが楽しみながら学べたり、シュノーケル中にもゴミを拾ってくれるようになるかも知れないですよね。