香港極妻日記

海外生活30年目の「極妻(極道ではなく、極楽なアメリカ人妻の略)」の楽しい香港での生活、旅行、美味しいモノ、愛犬の話等、さくっとご紹介♪

ノヴァ・モルディブのハウスリーフで早朝シュノーケル、前編

今朝は5時過ぎに目が覚めたので、もう起きることにしました。

 

昨夜はステーキを食べたので眠いのを我慢して胃がこなれるまで起きていましたが、それでも6時間くらいは眠れたみたいでした。

 

ノヴァのベッドはマットレスが硬めで、上のトッパーが7cm程の厚みがあるフカフカのタイプで、身体が沈み過ぎることなく程よいサポート感で、よく眠れました。

 

温かいハーブティーを飲みながら、早速タイド・テーブル(潮の満ち引き時間)をチェックします。

 

 

今朝の干潮時間は朝4時過ぎなので、5時から7時くらいがベストといった感じでしょうか。

 

次にWindyのアプリをチェックすると、今朝は青色で8ノット前後の弱い風といい感じですが、夜6時くらいから緑色に変わり、2倍の15ノットとやや強い風となるようです。

 

 

今週の風速予報を調べてみると、残念なことにずっと緑色(やや強い風)が続いていて、強風が吹くと波が出て視界も濁りがちなので、青色の今朝はもう行くしかありません(笑。

 

 

まずはノヴァの空撮を見て、島の地形を頭の中に叩き入れるところからスタートです。

 

 

次に大事なのは珊瑚に触れずにドロップオフに出入り可能なパッセージ(チャネル)の有無ですが、アライバル・ジェッティ右側(画像右端)とサプライ・ジェッティ前の沖(画像左側)の2箇所でした。

 

スタッフによると、干潮時以外であればパッセージ以外のどこからでもドロップオフに出入りが可能なんだそうで、今朝は干潮時に近いので水上ヴィラからドロップオフに出るのは諦めました。

 

今日は夕方まで沖からの風も弱いので多分波もなくて楽々泳げそうな感じです。

 

 

 

曇天ですが、6時を過ぎると次第に明るくなって来ました。

 

 

干潮時間の4時が0.6メートル前後なので、海面から頭を出す珊瑚もなくて、多分デッキからのエントリーでもドロップオフに珊瑚を触れる事なく行けそうですが、まだハウスリーフでは一度も泳いだことがないので、途中で珊瑚に囲まれて立ち往生した時に産卵期のゴマモンに威嚇されたりしたら逃げ場がないので、安全第一で初回はやはりアライバル・ジェッティからのエントリーにしておくことに(笑。

 

 

アライバル・ジェッティまでの道すがら、これから泳ぐ箇所の波や潮流をチェックしながら歩きます。

 

 

今朝は干潮時が0.6メートルだったので、ビーチ・ヴィラではなくて、ギリギリ水上ヴィラでした(笑。

 

 

スパ前も穏やかな感じです。

 

 

水上レストランのミズを過ぎて。。。

 

 

ツリーの前を通り過ぎて。。。

 

 

アライバル・ジェッティの正面にあるレセプションが見えてきました。

 

 

レセプションにた男女のスタッフにドロップオフについて幾つか質問してみました。

 

ヨーロッパ系の女性スタッフによると。。。

「昨日まで強風と大雨で大荒れだったので、今朝は視界が良くない感じなので、11時くらいがベストかも知れません。

パッセージに関係なく、今ぐらい(0.6メートル)の深さの時であれば、コーラル(珊瑚)に触らないでどこからでもドロップオフに出入り可能なので、水上ヴィラからドロップオフに出ても大丈夫ですよ。」

 

モルディブ人の男性スタッフによると。。。

「今朝は曇りで濁りが出ているので暗いかも知れませんが、風や波もないので泳ぎやすいと思いますし、早朝が一番魚影が濃いのでオススメです。

色々な種類の魚もエイもサメも沢山いますし、海亀もいますが彼らはシャイなのですぐ逃げちゃうかも知れないですよ。

ハウスリーフのベスト・エリアは正面のアライバル・ジェッティからプール水上ヴィラにかけてのエリアです。」

 

ちなみにノヴァのスタッフに聞くと大抵の人がベスト・エリアは、アライバル・ジェッティから水上ヴィラにかけて、と答えていました。

 

我が家の担当ハウスキーパー@バングラデッシュ人は、元ヴァカルファリのダイビング・センターで20年以上働いてきたそうで、長年ハウスリーフで泳いできた彼のオススメは、プール付き水上ヴィラからドロップオフにかけてのエリアがベストとのことでした。

 

そして私の感想はというと、昨年末は連日曇りや雨や強風でドロップオフを泳げた回数も少なく、濁りや波で今ひとつな感じでしたが、逆に強風から逃げてきたと思われるお魚さんたちがプール付き水上ヴィラの周辺に沢山いたので、ハウスキーパーの感想に近かったです。

 

 

 

アライバル・ジェッティの階段からも海に降りられますが、ジェッティの右側に深く掘り下げたパッセージ(チャネル)があるので、ビーチからのエントリーでパッセージを進んでみることにしました。

 

 

右側に見える島は、NHモルディブ・クダ・ラー・リゾート (NH Maldives Kuda Rah Resort)ですね。

 

 

こちら側のビーチ・ヴィラの場合は、結構近くに見えるかもですね。

 

 

 

目指すはブイが立っているパッセージです。

 

 

ビーチからのエントリーは何が怖いかというと、砂地なので砂を巻き込んで視界がゼロになることなんですが、今朝は曇り空で暗いので視界が更に悪そうで、ちょっぴりドキドキします(笑。

 

 

大丈夫、怖くない!と自分に言い聞かせて、うつ伏せになって泳ぎ始めた瞬間、目の前を1メートルを超えるサメさんが通りました(笑。

 

 

全く予想していなかったので、びっくりして声を出してしまいました(笑。

 

幸い周りには誰もいなかったのでセーフですが、ちょっと恥ずかしかったです(笑。

 

 

少し警戒しながら進んでいくと、ちびたのコバンアジが出てきて、ほっこり。

 

 

たまに顔を上げて軌道修正しながらフィン・キックでドロップオフを目指します。

 

ジェッティまでは珊瑚なんかの見どころはなくて、こんな感じが続きます。

 

 

あっという間にドロップオフに到着で、やはり波もなくていい感じです。

 

 

早速パウダーブルー数匹がくるくるとダンスしながら歓待してくれましたー(笑。

 

 

黒いサージョンフィッシュが珊瑚をツンツン突きながら移動中です。

 

 

目指すは左折して水上ヴィラなんですが、レセプションのスタッフ曰く、ジェッティの右側にタコが住んでいると聞いたので、右折してちょっと寄り道してみることに。

 

 

深いところにアカモンガラの群れが並んでいます。

 

 

ドロップオフはずーっとアカモンガラが続いていたので、ハウスリーフ側を見てみると。。。

 

 

珊瑚岩の下から、ガオガオー!とウツボが顔を覗かせて威嚇していました。

 

 

タコさんがいないか探してみましたが、見つからないので諦めて。。。

 

波はないものの、途中から少し潮流を感じ始めたので、Uターンして水上ヴィラ方面へ進むことにしました。

 

 

ガジガジさんことブダイの大きな咀嚼音を聴きながらジェッティに戻ります。

 

 

スタート地点のアライバル・ジェッティが見えてきましたー。

 

 

こちら側にもアカモンガラがいっぱいです。

 

 

そして人間を見ると、すぐ向かってきてはイチャモンつけにくる強面のお魚さんもいました(笑。

 

 

ここ3年くらいの間に訪れたモルディブのリゾートで、ハウスリーフのドロップオフで一番数が多いのがアカモンガラだったりしますが、海面温度が高くても平気な個体なのか、それとも海面温度が高くて増殖したプランクトンを主食とする個体だからか、最近ものすごく増えている気がします。

 

 

ボートの手前を通過中。

 

 

結構濁っていますが、うじゃうじゃ感が見て取れます。

 

 

アカモンガラに加えて、グレーのお魚さんの群れもいっぱい。

 

 

ジェッティを過ぎると、今度はムレハタタテダイの群れも少し混じって一気にカラフルに。

 

 

排水管も見当たらないのに、なんだかウジャウジャ集まっていましたよ。

 

 

静止していたらハタタテダイに囲まれて、お魚さんになった気分を堪能してみたり(笑。

 

 

深いところにもいっぱいいるのはプランクトンが豊富だからなんだろうなあと眺めていたら。

 

 

イトマキエイ出ましたー!

 

 

一瞬マンタかと思って驚きましたが、英語ではモビュラレイ、またはデビル・レイと呼ばれる、マンタによく似たレイで、マンタを一回り小さくして口ヒレ(頭鰭)が真っ直ぐなのが特徴なんですよ。

 

 

あと口がマンタは頭部にありますが、イトマキの場合はスティングレイみたいにお腹側にあるそうですが、写真には撮れませんでした。

 

 

泳ぎ方はイーグルレイに似ていて、ひらひら〜、スイスイ〜という感じで、優雅に去っていきましたー。

 

 

実はイトマキエイを見たのは初めてだったので、マンタじゃなくても十分嬉しかったです。

 

しかも悪天候の翌日の濁った日だったので、ガラガラだろうなあって期待薄だったので、なんとも嬉しいサプライズでした。

 

 

 

しばらく進むと、養殖珊瑚のフレームが沢山見えて来ました。

 

 

ヴァカルファリ時代の2016年に地球温暖化による白化現象でダメージを受ける前は、ものすごく美しい珊瑚がびっしり生えていて有名だったそうですが、現在はモルディブ全域のリゾートの大半と同じく、こんな感じのグレーの荒野状態でした。

 

ただ意外なことに、水上ヴィラの前にある古い折れた珊瑚で作った防波堤周辺には新しい珊瑚の赤ちゃんが沢山生えていたので、ドロップオフ側より水上ヴィラ側の方が元気な珊瑚が多い印象でした。

 

 

 

しばらく行くと、大好きなイカさんがすいーすいっと目の前を横切りました。

 

 

前日まで強風で土砂降りだったそうなので、今朝はこんな感じの濁りが出ていることは想像していました。

 

ドロップオフの魚影の濃さに関しては、滞在中に好天が続いたベストな状態ではなかったので、それらとは比べようがありませんでした。

 

 

逆に、ほぼ連日強風だったり雨が降ったりした12月で、こんなに沢山のお魚さんがいるということは、やはりノヴァのハウスリーフは良いんだなって思いました。

 

なので、きっと3月のベスト・シーズンは最高なんだろうなあと羨ましく思いました。

 

 

 

プカプカと浮かんでいるプラスティック容器を見つけたので回収しましたが、意外と大きくてデジカメの撮影しながら持ち歩く?持ち泳ぐ?のは一苦労です(汗。

 

 

ちょっと汚れていましたが、海亀さんたちを守る為だと自分に言い聞かせて、ラッシュガードの背中の部分に仕舞い込んでしっかり持ち帰りました(笑。

 

すると、ご褒美とばかりにブラック・ピラミッドの群れが出てきてくれましたー。

 

 

位置を確認すると、水上レストランのミズの正面でした。

 

 

ミズを超えた辺りから、崖みたいな形状が続きます。

 

 

昨日GMから聞いていた通り、ケーブ(洞窟)みたいな箇所が続いていて、ダイビングしたら楽しそうな感じでしたよ。

 

 

しばらく崖みたいなエリアが続いて。。。

 

 

ちょっと浅くなってきたので顔を上げてみると。。。

 

 

水上ヴィラの前まで来ていましたー。

 

 

つづく。。。