香港極妻日記

海外生活30年目の「極妻(極道ではなく、極楽なアメリカ人妻の略)」の楽しい香港での生活、旅行、美味しいモノ、愛犬の話等、さくっとご紹介♪

シンガポール航空のビジネスクラス@香港〜シンガポール♪

15時15分に搭乗開始となりました。

 

 

今回のフライトは。。。

SQ  893
Airbus A380-800
HKG 15:45 - SIN 19:50

 

スイートとビジネスクラスはアッパーデッキ(2階席)なので、奥の2階席専用ドアから入ります。

 

 

2階席の窓が見えますねー。

 

 

ビジネスクラスは1-2-1の座席レイアウト。

 

 

今回は中央のパーティションを上げ下げしたらカップルにもシングルにもなるシート。

 

 

とにかくワイドなシートで。。。

 

 

窓側のお隣さんがこんな感じと幅広サイズ。

 

 

シート左側のポケットにはヘッドセットと案内書など。

 

 

書物で思い出しましたが、昔はファーストクラスやビジネスクラスを利用した際は、機内の壁に並べられた日米の雑誌を幾つか選んでは機内で読み耽っていましたが、今ではあっても新聞紙くらいで、しかもあるのはせいぜい日本便くらいになりましたよねー。

 

昔ユナイテッド航空のファーストクラス担当の顔馴染みのアメリカ人クルーからSF到着時に「明日から新しくなるから良かったらどうぞ」と古い日本の雑誌数冊と貰い手のなかった日本の新聞(とおまけにワインなんか)をごっそり頂いたことがありますが、アメリカ在住の友人グループと回し読みしたくらい当時の日本の紙媒体は貴重でしたねー。

 

今ではインターネットで紙媒体に限らずありとあらゆるメディアがオンタイムで観られるので、雑誌なども買わなくなってもう10年以上経ちますかね。。。

 

ふと思い出して懐かしくなりました。

 

 

 

こちらを開けると。。。

 

 

安定飛行中に使用可能なUSBポートなど。

 

 

足元の通路側にはブランケットなどリネン類。

 

 

すぐにスタッフが出発前のドリンクを配り始めました。

 

 

オレンジ・ジュース、アップル・ジュース、シャンパンの3種類ですが、お願いすればお水でも何でも持ってきてくれますよ。

 

オレンジジュースを貰い、喉が渇いていたので一気飲みしてから、撮影し忘れたのに気付きました(笑。

 

幅広でも撮影するには狭いので、斜め後ろの席を撮影。

 

 

乗客が少なかったので、真後ろの席も撮影。

 

 

通路側にはエンターテインメントなどのリモコンが。

 

 

デスクのすぐ下にはシートやライトやテレビやコールのボタンが。

 

 

クルーが忙しくなる前に、ヘッドセットの耳当て部分にカバーをつけて、音量やノイズなどやシートの不具合がないかチェック完了。

 

 

シンガポール航空ではまずありませんが、以前旦那さんが利用したキャセイ・パシフィック航空のファーストクラスの座席のリクライニング・シートが壊れていて倒れなかったことがあり、そういう時に限って満席だったりするので、毎回一応確認しています。

 

ちなみにその際は全額カード払いのファースト・クラスでしたが、変なところが頑固で融通が効かないことで有名な企業のクルーだったので、ほぼ90度のシートのままでヨーロッパまで移動となりました。

 

通常はこういったトラブルの場合は他のマイレージのポイントでビジネスからファーストにアップグレードした乗客などを説得してビジネスに移ってもらって、ポイント未使用のファーストの乗客+最上のダイヤモンド会員を優先したりするんですが、一切そういったケアもジェスチャーすらもなし。

 

せめてジェスチャーだけでもあれば多少印象も違って来たと思うんですが、一切なしでした。

 

当時は多くの会員が当日のチェックイン時にマイレージ・ポイントを使ってエコノミーからビジネスへ、ビジネスからファーストへとアップグレードを申請して、キャンセルや当日購入の乗客なども含めて締め切った後に、もし空席があればゲートで搭乗する直前にアップグレード可能な会員だけが名前を呼ばれるシステムでした。

 

その日もゲートで搭乗する前に、多くの会員がエコノミーからビジネス、ビジネスからファーストというのを目の当たりにしただけに、余計に不条理だと感じたようです。

 

ビジネスクラスも半分以上をエコノミーからアップグレードして満席にしてしまったので、ビジネスクラスのシートへの移動といった配慮もないまま、当時150万円くらいだったかを支払って、斜めにすらならないほぼ90度のシートで13時間ほどの行程と最悪の空の旅でした。

 

もちろん後日CEO宛にクレームしましたが、お詫びは3千マイルくらいとその企業の「あるある話」が増えただけでした(笑。

 

 

 

話はシンガポール航空に戻り。。。

 

お隣との中央の仕切りはモニター部分までしっかりガード。

 

 

個人的に嬉しいのは出発する前から映画などが先に鑑賞出来ることですねー。

 

 

今時はSQのサイトやアプリからフライト番号を入れるとメニューが見られますが、備忘録として。。。

 

 

メニューを開けると、リクエスト式のアメニティ。

 

 

メニューはこんな感じで、シンガポールから香港の朝食と。。。

 

 

こちらが今回利用した香港からシンガポールのディナーのメニュー。

 

 

そして日本の映画はこんな感じでした。

 

 

幅広なシートはいい感じも、残念なのは斜め横にあるスライド式の足のせ台。

 

 

少し体を捻る感じで座らないと足が置けないので長時間だと辛いですし、シートがものすごく固いのでお尻も痛くなってくるんですよね。

 

運動不足だからかなと思って超アスリートの旦那さんに聞いたら、やはり痛いそうなので、眠れない人で硬いのが好きじゃないと長時間のフライトで座り続けるのはしんどいかもですねー。

 

 

 

しばらくすると安定飛行に入ったようで食事のサービスが開始されました。

 

 

スモーク・サーモンとサラダで、数種のパンからベーグルみたいなのを選びました。

 

 

スモークサーモンは普通に美味しく、旅行中の生野菜は怖いので、焼いてあるアスパラガスだけいただきました。

 

パンはふわふわでオニオン風味のトッピング部分が特に美味しかったです。

 

 

 

続いてのメインは、4種の中からソルト・ベイク・チキンを選びましたが、しょっぱ過ぎず良い塩梅で、ネギと生姜のソースも薄味の卵炒飯も美味しかったです。

 

 

デザートは、アイスクリームとフルーツを。

 

 

アイスクリームは旦那さんに半分あげて(押し付けて、笑)、フルーツは全部硬かったのでパイナップルだけ食べました(笑。

 

 

 

食事のサービスが終わるとすぐに照明が落とされて。。。

 

 

うとうとしていたら、突然パイロットからのアナウンスで起こされて、もうすぐ到着とのことで照明が明るくなりました。

 

 

混む前にダッシュでトイレに駆け込んで、もう一度歯磨きして戻りました。

 

 

 

19時40分に無事シンガポールのチャンギ空港に到着です。

 

ところがパイロットからアナウンスが入り、ゲートがないからと20分くらいそのまま待機で、ようやく飛行機から降りれたのは20時ちょうどでした。

 

 

遅延したせいでラウンジに寄る時間がなくなり、慌ててトレインに乗って。。。

 

 

T3からT2に移動して。。。

 

 

降りるとすぐにゲートに向かい。。。

 

 

招き猫さんが可愛くて一瞬立ち止まって撮影し。。。

 

 

途中で間に合うか不安になって急ぎ足となり。。。

 

 

相変わらず奇妙なアートを横目に急足で通り過ぎて。。。

 

 

たまにツリーが目に止まって、ながら撮影したり。。。

 

 

一応ランドマークちっくな企業も、ながら撮影したり。。。

 

 

どれだけ遠いかを分かってもらいたくて、ながら撮影してみたり。。。

 

 

綺麗な色使いに思わず立ち止まって撮影しては、焦って走り出したりして。。。

 

 

ようやくゲートに到着すると、定刻通りの20時40分の出発です(汗。

 

 

既に皆さん搭乗済みのようで、我々も急いで20時25分に搭乗です。

 

 

間に合って良かったねー、走って良かったねー、と当時は汗かきながら、呼吸を整えつつの搭乗でした。

 

 

 

今現在も人手不足なのか、今年の初夏も同じフライトでモルディブに行きましたが、着陸許可待ちに35分もかかり、また遅延となってしまいました(涙。

 

もちろんラウンジを利用する暇もなく、もし間に合わなかったら最悪なので、猛ダッシュで空港内を走り回って移動してようやくゲートに着くと、、、次のフライトの出発時間がどれくらいか分からないくらいに遅延と判明(涙。

 

もうこの路線はずっと遅延がデフォルトになってしまったのか、地上スタッフに聞いてみるとマレへのフライトは最低でも30分以上の遅延らしくて、全力疾走が水の泡になってしまい、汗だくのまま乗客全員でぎゅうぎゅう詰めのゲート内の仕切られた空間で待つ悲しさったら、、、でした。

 

チャンギ空港は無駄に広いので、機内で30分待機している間に乗り継ぎアナウンスでのフォローや、せっかく機内に無料Wi-Fiがあるので常時アプリやモニターでの情報共有なんかをしてもらえると助かるんですが、今回はチャンギ空港に降り立ってから何度もアプリをチェックしても出発ターミナルの表記が間違ったままだったりして散々な目に遭いました(涙。

 

皆さんもアプリを信用しすぎずに、きちんと出発案内(電光掲示板)も確認してくださいねー。