夜10時にドーハのハマド国際空港に着陸し、しばらく待機した後タラップを降りると。。。
正面にはビジネスクラスのシャトルバスが待機していました。
バスに乗り込むと、ランウェイをぐるっと回り込んでターミナルのビルに到着。
モルディブ時間の夜中に到着したので、全員無言でゾンビのような足取り(笑。
ターミナルの中に入った途端に、24時間営業の賑々しい世界に突入です。
今回は迷子にならぬよう、しっかりサインを追いつつ、迷う前に数回聞きました(笑。
歩きながらなのでブレブレですが、LVのショップが可愛くてパチリ。
このくたびれたクマたん、失敬(笑。
スイスのアーティストによるランプ・ベア@680万ドル(汗。
今回は大きい方のカタール航空のラウンジに行きましたが、すぐ近くにハロッズ発見。
人通りが多い外側のテーブルはちょっと勇気がいるかもですねー。
ランプ・ベアよりも、このクマたんの方が数倍可愛いですよね(笑。
ものすごーく眠いので、免税店もさくっとスルーして。。。
横にある大きなエスカレーターを上ります。
エスカレーターを上る途中に振り返ると、右上に巨大なラウンジが見えます。
その巨大ラウンジが、2箇所あるカタール航空のビジネスクラス・ラウンジの大きい方。
まあこれが広いのなんのって、、、無駄に広いと言いたくなるくらいの広さです(笑。
でもまだ当時はコロナ明けの2022年末だったので、マスクなしでも広くて安心でした。
嬉しいのは広さだけではなくて施設の快適さや充実度もですが、小さい方のラウンジと違って、こちらのラウンジのスタッフのプロフェッショナルで超親切なこと。
20mくらいごとにスタッフが壁際に立っていて、道案内してくれたりしていました。
親切なのは有り難いですが、レストランに向かう途中に色々と撮影したくて構図を探した際に、ほんの少しその場で立ち止まっていただけで「迷っている」と勘違いされて、レストランをお探しですか?お手洗いはこちらですよ、と片道だけで、探してもいないのに3回も道案内されました(笑。
特にやましいことはしていないんですが、スタッフは皆超高級ホテルのエリート・ホテルマンみたいにビシッとスーツで決めていて、眼光鋭く微動だにせず美しい立ち姿で、常に180度を監視してと、まるでセキュリティみたいで緊張しちゃいました(笑。
まあセキュリティも兼ねてと思いますが、半端なく圧がすごかったです(苦笑。
ホテルマンみたいにインカムでやりとりしていて、進行方向にいるスタッフに「今からアジア人女性がレストランへ向かいます、迷われていたのでアテンドお願いします」というのが聞こえてくるんですよね。
そして次のブロックで待機していた、これまた仕事が出来そうな美しい女性スタッフが笑顔で挨拶しに来て「レストランはこちらです。ご案内します。」とアテンドが始まり、まー、過剰なサービスとも思えるおもてなしに逆に緊張しました(笑。
その道すがらを何枚か撮影したかったのに、ずっとアテンドしてくれたのでチャンスを逃し、見事に邪魔されちゃった結果、ラウンジでの画像は少なめです(笑。
こういうVVIP(最上クラスのVIPサービス)に慣れている中東のお金持ちなので、彼らがモルディブのカジュアルなリゾートに行くと、モルディブの平均的なサービスでも「なんだこの雑なもてなしは!あり得ない!」とブチギレたり、またスタッフを平気で顎で使う理由がちょっと分かって、やや複雑な気持ちに(苦笑。
中東のお金持ち繋がりで。。。
一部の中東のお金持ちは、滞在2、3時間のCIPラウンジでもスタッフ全員に一人数百ドルのチップをばら撒いたり、モルディブのリゾートでもバトラーに数千ドルのチップから、レストランやスパやレセプションなどで現金がぎっしり詰まったハイブランドのバッグを開けては、皆に数十ドルから数百ドルをばら撒いてるんだそうですよー。
モルディブ人スタッフから聞きましたが、CIPラウンジのスタッフのチップ収入は、カツオの一本釣りの収入と同じくらいの額の月もあったそうで、お給料とは別のチップ=現金収入なので脱税し放題で、皆がこぞって働きがる一番熱い仕事なんだそうですよ(笑。
ちなみにモルディブのカツオの一本釣りで有名な環礁のフィッシャーマンの収入は、ポルシェにランボルギーニにフェラーリがほいほい買えるくらいで、当然走りを楽しむことも出来ず、大抵は潮で数年でイカレちゃうそうですが、島暮らしだと他に使い道を知らないようで、高級会社に注ぎ込む人も少なくないそう。
レストランなんてキッチンのスタッフ全員にまで配布すると軽く100名超えるんですが、それでも笑顔で、はいどうぞ、と全員に数十ドルを、まるで我々が節分の日に小袋に入った大豆をばら撒くくらいの感じで、笑顔で大枚をばら撒いちゃう中東のお金持ちって、本当にすごいですよねー(笑。
モルディブの国別渡航者のダントツ一位が中国人で次がロシア人ですが、ロシア人の一部の富裕層のチップが多いこともたまに聞きますが、そういえば中国人の話はあまり聞かないですね。
次回機会があればリゾートのバトラーにでもちょっと聞いてみますね(←ゴシップ好き、笑。
話は戻りまして。。。
睡眠不足からお腹が空いたので12時過ぎにレストランへ。。。
レストランは両端に2箇所あるそうで、一つはちゃんとした食事が摂れるそうですが、旦那さんはお腹空いていないのと次のフライトでしっかり眠りたいからとパスするそうなので、もう一つの小さい軽食レストランに一人で行くことにしました。
軽食ということで、スープが2種類に。。。
美味しそうなパンに。。。
デザートやフルーツがありました。
レストランのディスプレイから勝手に取っても良いんですが、レストランのテーブルに座るとウェイターが注文を取りに来てくれるそうなので、デザートのパンナコッタだけ取ってテーブルに座ってみることに。。。
するとすぐにウェイターが来てくれたので、ドリンクとスープをお願いしました。
程なくして恭しくスープがサーブされました。
レンティル・スープもパンナコッタもどちらも美味しくて、パンナコッタのおかわりしちゃいました(笑。
ホールの椅子よりもレストランの椅子の方が座り心地も居心地も良いんですが、冷房が強くてすごく寒かったので、羽織物がなかったので長居出来なくて早々に戻りました。
空港やホテルのUSBポートに直接繋げると情報抜き取られちゃうそうですが、もう眠いのと盗られても困るものがないので、繋げました(笑。
1時15分にそろそろ搭乗時間となり、歩いてゲートに向かう際にラウンジのレセプションを撮影しましたが、歩いていたので(Live画像にし忘れて)ブレブレ(苦笑。
実はこの数ヶ月後にハマド空港にルイ・ヴィトンの素敵なラウンジがオープンしまして、それがものすごく可愛くて、有料でも全然入ってみたかったので本当に残念でした。
ゲートに向かいます。。。
さようなら、ランプ・ベア。
2000年代初頭のドバイ空港を彷彿とさせますね。
もう眠くて疲れているので、アート作品が展示されていようと完全スルー(苦笑。
今回は迷うことなく最短コースで行けてるつもりですが。。。
もしかしたらまた余分な回り道してるかもですね。。。
どうにかゲートまで辿り着けましたー。
今回のフライトは、QR 818。
02:20 Doha Hamad international Airport, Qatar
14:45 Hong Kong
無事ゲートに着きましたが、ゲートのチェックインの行列の長いこと(涙。
バーコードをスキャンしてパスポートをチェックするだけなのに、これまたものすごい時間がかかっています(汗。
エミレーツ航空と同じでカタール航空が嫌いな共通点として、搭乗案内の際に優先搭乗しないことなんですよね。
マイレージ会員のステイタスがトップだろうが、エコノミーだろうがビジネスやファーストだろうが一切関係なく、全員が同じ長い行列に並ぶんです。
何の為のステータスなのか分からない!と中東のお金持ちもぼやく始末(苦笑。
というわけで、20分も長い行列に並んで、ようやく機内へ。。。
と思いきや、機内には入れず、ドアの手前で15分もの待機。
親御さんの睡眠不足による疲れとイライラでか赤ちゃんも大勢泣いています(涙。
1時50分にようやく搭乗となりました(汗。
最近どこかのホスピタリティ部門で、カタール航空がエミレーツ航空やシンガポール航空を抜いて一位に輝きましたが、個人的にはボーディングの際の手際の悪さとか、ハマド空港の分かりづらさとか、機内でも全体的に割と雑なサービスだったりと、シンガポール航空の方が「心あるおもてなし感」で上だと思います。