香港極妻日記

海外生活30年目の「極妻(極道ではなく、極楽なアメリカ人妻の略)」の楽しい香港での生活、旅行、美味しいモノ、愛犬の話等、さくっとご紹介♪

カンドゥルのハウスリーフで午前中にシュノーケル、その3♪

11時からアライバル・ジェッティの右側を抜けてドロップオフに。

右折してレストランまで目指したものの、中程で濁りがキツくなってUターン。

 

お魚さんが余りいないので、珊瑚を撮影してみることに。。。

 

 

と、黄色い歌舞伎メイクのお魚さんが。

 

 

そしてヤガラさんも、やっと出て来てくれましたー。

 

 

歌舞伎メイクのお魚さんは常にペアと仲良しなんですよ〜。

 

 

そろそろルンバ海亀さんが起きた頃かもと思いチェックしに行くと。。。

 

 

ルンバ海亀さんの姿が見当たらないので、どこかで遅めの朝食かもです。

 

 

ドロップオフの深いところをすーっと静かに通過するサメさん。

 

 

と、そこへルンバ海亀さんが戻って来ました〜。

 

 

どうやら、単に酸素補給しに浮上していただけと判明〜。

 

濁りが増していた為、すぐ近くでも海面にいる海亀さんが分からなかった模様。

 

 

充電ステーションへと戻って行く様子が撮影出来ましたのでご覧ください。

 

 

海亀さんは45分から1時間くらい平気で息継ぎしなくても済むんだとか。

 

 

通常の餌を探して食べたり泳ぐ際の潜行時は4、5分毎に数秒の息継ぎをするそう。

 

 

ただ、ゴーストネット(密漁含む漁船の廃網)なんかに絡まってしまうと、巨大なストレスから瞬時に酸素を使い果たして数分で死に至ってしまうとか(涙。

 

 

海洋ゴミの約50%が廃網で、海亀だけじゃなく、マンタやエイも引っかかって亡くなっているんですよ(涙。

 

 

また海洋のプラごみは廃網だけではなく、我々が子供の頃に買ってリサイクルせずに捨てたプラスティックのボトルや容器やストローなどが沢山含まれているんです(汗。

 

プラごみは数百年経っても消滅せず、海洋を漂うプラごみがどんどん小さくなって新型コロナのウィルス並みに小さくなった物をお魚さんたちが誤飲しては亡くなるんです。

 

鯨にイルカに海亀にお魚さんたちの死因の9割が、我々が子供の頃から適当に捨て続けていたプラごみなんですって(涙。

 

それを知ってからは、モルディブなど海でシュノーケルをする際は、代わりに海中で見つけたゴミ拾いをするようにしています。

 

 

リゾートのハウスリーフやビーチでゴミ拾いをしていると、他のゲストから不思議な目で見られて結構恥ずかしいんですが、大好きな海亀さんの為ですからね。

 

 

またリゾートのハウスリーフでゴミ拾いすると、そのリゾートの意識の高さや低さがよく分かるので、とても興味深くもあります。

 

 

残念なことは、リゾートのビーチで早朝ゴミ掃除をしている、主にエントリー・レベルと呼ばれる英語など外国語を話さなかったりリゾートで働き始めたばかりのスタッフの方々の意識の低さです。

 

 

マネージメントから言われた通りの仕事しかせず、単に見栄え良くする為だけに掃除しているスタッフの多いこと。。。

 

 

ガラス片やプラごみが落ちていようと知らん顔で、とにかく目についた大きなゴミだけ片付けたりと、ゲストの為でもなく、モルディブの海や海洋生物の為とかでもなく。

 

 

どの国の人だろうと意識変化させることは本当に難しいですが、南の島の人々の多くは海や海洋生物は永遠にそのままと思い、立ち止まって考える層が少なかったりします。

 

実際ゴミの分別とリサイクルが他国より優れていると自負している我々日本人ですら、ゴミの分別をちゃんとしてる=意識高い、とそこで完結していたりしますよね。

 

分別やリサイクル以上に大切である、プラごみ等を減らすべく購入時から意識して動いている人はほんの僅かだったりしますもんね(汗。

 

ここ数年の国内でのプラごみのリサイクル率は8割以上と高めで、それはこれまでに多くの企業が再利用やゴミ発電などリサイクルする研究を進めて来て下さったお陰ですね。

 

それでもリサイクル活動が始まる前に我々が地球に捨ててしまったゴミは負の遺産として永遠に地球の土壌と海洋を汚染し続けているので、意識はそこそこ高くてもまだまだ行動が追い付いていない自分への戒めも含めて、海ではゴミ拾いに励んでいます。

 

 

ルンバ海亀さん、お尻が出ちゃっていますが、ご愛嬌ということで(笑。

 

 

つづく。。。