香港では大抵移動が車なので、あまり外を歩いたり見上げることがないんですが、先日車で移動中に渋滞にハマり、ふと見上げると変なシェイプのビルが。。。
この微妙なビルも風水師のアドバイスを取り入れてのお高いデザインと思うと(苦笑。
香港のお金持ちは本当に風水師に入れ込んでいて、毎年何千万円以上も払って運気アップの為にと勧められるまま変なデコレーションを買って飾っていて、占い師全般は単なるインチキ商法としか思えませんが、人は莫大な資産を持つと急に不安になるんでしょうねー。
セントラルで用事を済ませた後、私はどこかで食べたかったのですが、、、。
旦那さんはほぼ毎週海外出張でレストランやホテルの食事が続いているので、おうちでゆっくりしたいそう、、、。
ということで、二人の希望の間をとって、外買(テイクアウェイ)することに〜。
友人に美味しい四川料理店があると聞いて、セントラル・マーケットへ。。。
なんか来る度に色々とイベントをやっていて、可愛かったりしますよね。
以前と比べて、最近は素敵なショップがどんどん増えて来ましたよ〜。
上の画像の右奥に四川料理店がありましたが、主にランチ・タイムを狙った麺類やお弁当なんかがメインらしくて、我が家のお気に入りの三希楼みたいな本格四川系メニューがなくて、アウト〜。
まだ時間的に夕飯には早くて、街中の大半のレストランは休憩時間。
仕方なく手ぶらで帰宅して、チリ・ファガラから宅配・デリバリーを注文。
以前ここから宅配した際に美味しくなかった記憶でしたが、他に美味しそうなお店がなくて、もう探すのが面倒になり、どうでもいいや状態でのオーダー。
チリ雲呑@花椒の風味は殆どなく、チリオイル味のみですが、普通に美味しかったです。
フライド・カラマリ(揚げたイカ)はまあまあも、上のトッピングがガーリックではなく、ガーリックのシーズニングを小麦粉に混ぜて水で溶いた衣を揚げた物(汗。
超高カロリーな上に血糖値急上昇必須で、小麦粉と古い油で腸内環境も無茶苦茶にされそうなので怖くて食べられません(笑。
四季豆は普通に美味しいですが、これで203ドルはちと違う気が。。。
口水鶏はチリオイルがメインで、辛いだけで旨みも風味もなく、しまりのない味。
豚肉の胡瓜巻は、イベリコでも黒豚でも日本の豚でもないのに、カットした胡瓜を巻いた豚バラが6個で181ドルと、これまた強気価格の割に味は普通というか、濃い醤油や砂糖が入ったやたらと濃くて多過ぎるタレの風味だけ。
麻婆豆腐はご覧の通りで、これまた味も旨みもなく、チリオイルで辛いだけ。
最後に花椒を振りかける店は、大抵麻辣を極めておらず、最後に小瓶に入った花椒をかけておけば香りが少し出て本格派に思えるはず、というなんちゃって四川なのでお気をつけて。
三希楼なんかの本格四川のお店では、必ず香り高い四川直送の花椒の粒をそのまま使っていて、香りだけじゃなくいい感じの痺れもありますからね。
チリ・ファガラは欧米人に結構人気なんですが、多分ですが唐辛子の上辺だけの辛さなので辛過ぎず、でも料理の見た目や雰囲気なんかが本格的っぽくて、周りに通ぶったり自慢出来るお店として人気、という立ち位置な気がします。
本場の四川料理が好きな香港人や日本人の間では、やはり三希楼がダントツの一位です(もっとローカルで汚い本場系のお店も沢山ありますが、同じ価格帯や雰囲気で比較してみました)。
ラーズーチー(辣子鶏)も、麻辣ではなく唐辛子の辛さのみで、妙に甘くて味に深みや旨みもなし。
デリバリー・フィーは、宅配をお願いするとかかるチャージ。
ライダー・チップは、宅配ドライバーへのチップ。
チップは0ドルから始まり、5ドルずつ単位で好きな価格を選べます。
以前、荒いバイクの運転で中身ぐちゃぐちゃにされたことが何度かあり、また香港の動画で宅配途中で開けて食べるドライバーがいたりと、なかなかに心配なレベルの香港の宅配・デリバリー・サービスなんですが、宅配サービスがないと困ってしまう山奥在住なので、チップは必ず渡しています。
以上、焦って半ばヤケクソで注文するとやはり痛い目に遭う、でした。