オーシャン・ウォーター・ヴィラのドロップオフ側のレイアウトです。
玄関正面にあるミニ・バーの後ろから右奥にかけてバスルームがあり、玄関ドアの右手にはクローゼットからの屋外バスルーム、そして反対側の玄関左手には、ベッドルームからのデッキ、というレイアウトです。
ベッドルーム兼リビングルームについての投稿です。
クローゼットとパウダールームについての投稿です。
玄関の向かいにあるバスルームのドアを開けて中に入ると。。。
左側には、仕切りがなく、丸見えのトイレが、どーん(笑。
トイレの真上には換気扇があり、すぐ横にはシンクがありました(苦笑。
オープンなトイレの光景には少しずつ慣れてきましたが、利用する際にはちょっとしたルールや儀式が必要でした(笑。
毎回トイレを使う前に、相手がしばらく洗面所やシャワーなどを利用する必要がないか確認した後、今からトイレを使う宣言をしなければならず、ちょっと面倒くさかったです(笑。
日本ではトイレの後は一般的にペーパーを使いますが、モルディブのようにイスラム教徒が多い場所では、トイレの後にハンドシャワーで洗い流すため、壁にハンドシャワーが設置されていました。
また、カギのスタッフからは、時々一部のゲストが母国の排水管トラブルから、使用済みのトイレットペーパーを流さずに床に山積みにすることがあると聞き、掃除をするハウスキーパーが困っているとも聞きました。
モルディブ行きの機内トイレも床が水滴でいっぱいで、靴で踏むのもためらわれる光景だったので、カギのトイレも裸足でいるのは少し不安でした。
ヴィラの室内スリッパは使用感が見られたのと、履き心地もあまり良くなかったので、屋外バスルームのバスタブにバスマットがかけてあり、バスタブは一度も使わなかったので、気休め程度ですが、それをトイレの前に敷いて心の平穏を保っていました(笑。
バスルームのドアを開けて左手がトイレとシンクで、右手はシャワーとタオル・ラック。
ガラスのスライディング・ドアを開けると、屋外のバスルームにと繋がっています。
ゆったりとしたサイズのバスローブは厚手で重いコットン素材で、タオルは大きくて吸水性に優れたタイプでした。
2つのシンクは、パウダールームと同様にハリウッド・ミラー(女優ミラー)が備わっており、シンク周りのカウンターも広く、シンクの下には棚があって、持参したアメニティを置くのにとても便利でした。
シンクの排水はプッシュアップ式の栓で、水着の塩抜きなど軽く洗いたい時に、栓を開け閉めする際に指で触れて押さなければならないのが苦手でした。
ハウスキーパーはとても親切で優しい人でしたが、掃除が行き届いているわけではありませんでした。
到着した翌朝、シンクの下に荷物を片付けていると、シンクの外側に変な虫がいる〜!と2人で大騒ぎしましたが、よく見たら前のゲストのつけまつ毛と判明しました(笑。
↑シンクの下の方に見える黒いのがソレです(笑。
翌日には掃除してくれると思ってそのままにしていたら、3日経ってもそのままだったので、自分たちでティッシュで拭き取りました(笑。
シンクの間には、ティッシュ、グラスとコースター、アメニティが入ったボックス、3つのボトル、そして手前にフェイスタオルが置いてありました。
3つのボトルには左から、ハンドソープ、アフター・サン・ジェル、そしてハンド&ボディ・スーザー(モイスチャライザー)が入っていました。
モルディブのリゾートではなるべくゴミを出さないように全てアメニティは持参しているので使いませんでしたが、アメニティ・ボックスの中には。。。
左上から時計回りで、ソーイング・キットにシャワー・キャップに歯ブラシと歯磨き粉に、ルーファーにヴァニティ・キット(綿棒とコットン)にネイル・ファイル、コーム(櫛)にサニタリー・バッグにバンドエイドなどが入っていました。
そろそろモルディブのリゾートも、ゴミ削減のためにシンガポール航空のビジネスクラスのように、必要なアメニティを申告制にするエコ対策を導入してほしいですね。
リゾートはラグジュアリーな雰囲気を演出するために、キラキラした要素が重要なので、盛れるところは盛りたいという気持ちも理解できますし、また、おもてなしの一環として、細部に拘ったアメニティの充実も重要かもしれません。
しかし、カギでは、はなからトイレとシャワーの仕切りやドアを取っ払ってしまっているので、アメニティに関しても潔くシンプルに、バンドエイドやソーイング・セットなど、あまり使わないものはレセプションで申告制にしてもいいのではないかと思いました(笑。
シンクの下の棚には。。。
ドライヤーに。
使用感がある室内用スリッパと、それに触れるように置かれた予備のティッシュ・ペーパー(汗。
ちなみに、室内用スリッパは4ドルで、バスローブは40ドル、ビーチタオルは30ドル、バスタオルは20ドル、ハンドタオルは10ドル、フェイスタオルは8ドル、バスラグは25ドル、バスマットは15ドルなので、持ち帰らないように気をつけてくださいね(笑。
右端には15ドルのバスマットと体重計がありましたが、流石に体重計は重いので持ち帰るゲストがいないのか、価格表に体重計は記載されていませんでした(笑。
記載がないからといって、まさかチャレンジするゲストがいたりして?なんて言いながら、2人で大笑いしました(笑。
続いては、シャワールームです。
シャワールームも、トイレと同じで仕切りもドアもありません。
壁の棚には、左からボディソープ、ヘア・コンディショナー、ヘア・シャンプーがありました。
カギに宿泊したことがある友人から事前に聞いていた通り、カギのシャンプーは髪が少しきしむ感じで、コンディショナーは髪がパサつく感じだったので、私は持参したコンディショナーを使っていました。
特にサラサラのロングヘアの女性は、シャンプーとコンディショナー、またはコンディショナーだけでも持って行った方が良いかもしれません。
シャワールームと隣のシンクとの間には、一応小さなガラスの仕切りがありました。
オーバーヘッドシャワーを使うと辺り一面びしょ濡れになるので、ハンドシャワーを試してみましたが、角度がついて水が飛び散ってしまい、扱いが難しかったです。
シャワーを浴びるときは、トイレやバスタオルにお湯がかからないように、ハンドシャワーの角度を屋外バスルームの方に向けて使いました。
角度に気をつけても、黄色い輪の部分はどうしても濡れてしまうので、シャワー後は大理石のフロアが滑りやすくなり、何度か足を滑らせそうになりました。
そのため、使用したバスタオルで拭くしかありませんでした。
最初はバスマットで拭いていましたが、飛び散る量が非常に多く、広範囲に広がるので、小さなバスマットはすぐにびしょ濡れになってしまいました。
それで、仕方なく身体を拭いた後の使用済みのバスタオルで、毎回きちんと拭くようにしていました。
実は、カギの旅行記をスタートする前に、英語と日本語の旅行記の幾つか読んでいたら、ある日本人の旅行者が、この濡れた床を拭くためわざわざ日本からタオルを持ってきたと書いていて、本当にビックリしました。
どれほど礼儀正しくて’思いやりがある方なんでしょう(涙。
もしこのブログを読まれている方の中に、近々カギに行かれる予定の方がいらしたら、日本からタオルを持参する必要は全くありませんよ。
セミ・バトラーに、シャワーの水でバスルームの床が水浸しになり、バスマットは小さくてすぐびしょ濡れになるので、どうしたら良いかと尋ねたところ、「使用済みのバスタオルを敷いてください」と言われました。
他のゲストからも同様のクレームが多く寄せられているようで、滑って転んでしまった方もいたそうです。
またセミ・バトラーには、「使用済みのビーチタオルを敷いても大丈夫です。」とも言われました。
地球に優しいアクションの一つとして、カギでは、洗濯時の水を減らすために、タオルとシーツを一度きりではなく、できるだけ何度も使って欲しいとヴィラに書かれています。
私たちもモルディブ旅行の際に幾つかのリゾートで同様の取り組みをしてきましたが、カギの屋内シャワーの構造ではエコ対策は難しいと感じました。
特に潔癖症ではありませんが、身体を拭くタオルで床を拭くことは衛生的に良くないと思い、正直少し抵抗がありました。
しかし、ヴィラには床拭き用の専用タオルや大きなバスマットが常備されておらず、使用済みタオルで拭くしか方法がありませんでした。
シャワーの真下や壁の棚から床にかけて黒いシミが出来ている部分は、その箇所だけ少し滑るくらい油っぽかったので、日焼け止めやオイルが原因かもしれません。
シャワーの排水溝の周りはほんの少し傾斜があり、水が排水溝に流れこむようになっていますが、その傾斜が非常になだらかで、排水溝の入り口も狭いため、髪を洗ったり身体を洗ったりしているうちに水がどんどん溜まってしまい、タオル・ラックの近くまで水が溢れ出てしまう状況でした。
以上をまとめますと。。。
カギのバスルームは、シャワーの水が飛び散ることを考慮しておらず、排水の流れも悪いという構造的な問題がありました。
リゾート側はその問題に対して、特大サイズのバスマットや水拭き専用タオルをヴィラに常備していませんでした。
大理石の床は滑りやすく、濡れた状態では数時間乾かないため、転倒の危険がありました。
また、シャワー後は使用したバスタオルで拭くしか対策がなく、バスタオルで床を拭くことに少し抵抗がありました。
それを考慮し、友人と話し合った結果、屋内のシャワーを使わず、屋外のシャワーだけを利用することに決めました(笑。
虫が苦手な私たちは、屋内にバスルームがあるリゾートを選んで旅行していますが、ストレスを避けるためには仕方ありませんでした。
これでバスタオルで床を拭く必要がなくなり、高級リゾートで自分たちで掃除しなければならないなんて悲しい思いをすることもなく、大理石の床に飛び散った水で滑って転ぶ危険もなくなり、ストレスから解放されましたー(笑。
次回は、屋内シャワーの代わりに使用していた、屋外シャワー編をお送りいたします(笑。