香港極妻日記

海外生活30年目の「極妻(極道ではなく、極楽なアメリカ人妻の略)」の楽しい香港での生活、旅行、美味しいモノ、愛犬の話等、さくっとご紹介♪

ミライドゥ・モルディブのビーチでキャンドル・ライト・ディナー

マンタ・ツアーから戻り、急いでシャワーを浴びて支度を整えて、歩いてビーチへ向かいます。

 

今夜は夜7時からビーチでプライベート・ディナーです。

 

 

ビーチに着くと、待機していてくれたバトラーがテーブルまで案内してくれて、ディナーを担当するスタッフに引き継いで、問題なくスムーズに会食が始まるのを確認してから、「エンジョイ!」と笑顔で去っていきました。

 

 

 

我々のテーブルの他にもう1組別のカップルのテーブルが少し離れた場所にあり、どちらもオン・ザ・ビーチでドーニ型の水上レストラン&バー@バッテリが見える素敵なロケーションです。

 

 

これまでに訪れたモルディブのリゾートでビーチ・ディナーは過去に何回か経験していたのでお腹いっぱい感があったり、前菜とメインは二択だったり選べることもありますがクラシックなコース・メニューの場合が多く、ここ数年は特にいいよね?という感じで避けていました。

 

久々のビーチ・ディナーでしたが、ビーチのオシャレなセッティングに華やいだ気分になれたりして、やはりこういうロマンティックなディナーもたまにはいいねと盛り上がりました。

 

 

 

コース・メニューの中から予め選択していたので、お水とワインを頼むだけです。

 

 

パンとディップはいつもの感じでした。

 

 

 

美味しい赤で乾杯です。

 

 

 

 

ビーチは明るいレストランとは違って照明がない分、いつもより星が沢山見えました。

 

満天の星空は、まるで星が降り注いでくるかのように、レストランで見るよりもずっと身近に感じられます。

 

 

旦那さんやスタッフとスマホで星空を撮影大会したり、マンタ・ツアーの際に撮影した画像と動画を見ながらマンタの話で盛り上がりました。

 

 

 

アミューズブーシュはなく、すぐに前菜が届けられました。

 

私はサーモンのタルタルで、サーモンは焼き鮭は大好物も、それ以外のサーモン料理は特に好きではないんですが、他に食べたいメニューがなくて選びました。

 

 

サーモンのタルタルは、普通に美味しかったです。

 

旦那さんの前菜はロブスター・ビスクで、少し薄味でしたが、美味しかったそうです。

 

 

 

 

私のメインはグリルしたスナッパーで、味付けはまあまあでしたが、火を通し過ぎたのか切り身がパサパサしていて硬くて、ちょっと残念でした。

 

 

旦那さんのメインはビーフ・ヒレ・ステーキで、ソースは普通だそうですが、お肉はジューシーで焼き加減もよく、美味しかったそうです。

 

 

私も最初はステーキにしようか迷いましたが、クラシックなコース料理の味付けがあまり好きではないため、シンプルな魚料理を選びましたが、今回はそれが裏目に出てしまったようでした(苦笑。

 

 

 

デザートは、チョコレート系とこちらの2択と選択肢が他になかったので選びましたが、独特の風味があって、我々の好みではありませんでした。

 

 

今思うとミライドゥは、メニューに食べたいものがなければ、他のリクエストにも可能な限り応えてくれるリゾートなので、事前に無難なアイスクリームなんかをリクエストしておけば良かったなと(苦笑。

 

旦那さんは2択の中からチョコレート系のデザートでしたが、アイスクリーム以外は微妙だったそうです。

 

 

 

 

モルディブでのビーチ・ディナーは雰囲気が最高も、コース料理になると選択肢が少なくなり、リゾートによっては古い感じのメニューが多かったりするので、我が家としてはメニュー次第ですが、もういいかなと思いました。

 

もちろんこれはリゾートの意向とシェフによっても大きく違ってきますし、ミライドゥのディナーが残念ということではなくて、ビーチ・ディナーのメニューだけは我々の口にはあまり合わなかった、ということです。

 

また後日別のリゾートでビーチ・ディナーをした際は、我々の好みに合っていてとても美味しくて満足したので、やはり一概にビーチ・ディナーは残念、という訳ではありません。

 

リゾートのビーチ・ディナーが自分に合うかどうかを判断する方法としては、ブログや旅行記、レビューを参考にするのも良いですが、SNSに投稿された料理の写真をじっくり見ることで、雰囲気をより具体的に感じ取れると思いますし、コメントよりも画像の方が、実際の様子が伝わりやすいと個人的に思います。

 

私たちはミライドゥのレストランとバーの料理は気に入っていたので、今回はビーチ・ディナーのメニューを事前に受け取って選びましたが、画像は確認しませんでした。

 

もしその画像を事前に見ていたら、バトラーにビーチ・ディナーのコースをスリランカ・カレーのコースなどに変更できるか聞いていたかと思いますし、ミライドゥは殆どのリクエストに可能な限り応えてくれるので、きっと笑顔で変更してくれたと思いますよ。

 

 

 

ディナーが終わる頃にバトラーが顔を出してくれたので、マンタ・ツアーの報告やディナーについて話をして盛り上がりました。

 

コース料理については人それぞれの好みがあるため、人気かも知れませんが、我が家の好みには合わなかったことと、魚の火の入れ具合など、改善できそうな点を正直にしっかりとバトラーに伝えました。

 

バトラーは真摯に受け止めてくれて、「貴重なご意見をありがとうございます。ゲストの本音を伺えることは、オペレーションや料理、メニューの見直しに役立ち、最終的には口コミやレビューの向上、リピーターの増加にも繋がりますので、本当に感謝しています。早速明日の会議でお話しさせていただきます。」と笑顔で返答してくれました。

 

ミライドゥの素晴らしい点の一つが、このスタッフ間での意見交換が活発であることで、特にゲストからのフィードバックは、ほとんどの場合、翌日には会議で取り上げられ、意見が交わされるんだそうです。

 

その結果、バトラーだけでなく、全てのスタッフが情報を共有し、しっかりと全員でサポート&フォローしてくれるのが嬉しいですし、トラブルなんかが発生した際にも、迅速に対応して解決に導く姿勢が本当に素晴らしいなあと思いました。

 

 

 

さらに、後日バトラーからは、「翌日の朝礼で報告し、その後全スタッフと意見を交換しました。メニューについては今後少しずつ改善を進める予定です。また、調理に関してはオペレーション上の問題を見つけましたので、さらなる改善に努めていきます。ゲストの皆様からのフィードバックは大変貴重ですので、本当にありがとうございました。」と笑顔で報告してくれました。

 

バトラーとはその後、しばらく本音を交わしましたが、我々ゲストはサービスや料理についての率直なフィードバックがしにくいのでは、とスタッフも感じているようでした。

 

彼が以前働いていたリゾートでは、「スタッフが『問題ありませんか?美味しいですか?』と尋ねる一方で、ゲストが建設的な意見を述べると、あまり真剣に受け止めずに『そんな答えは期待していない』といった表情を見せたり、明らかに不快そうな反応をするスタッフもいた」そうで、「なかなか難しい問題ですよね。」と苦笑していました。

 

「言いにくいかもしれませんが、スタッフが『何か問題はありませんか?』と尋ねた際に、『全然問題ないです』や『美味しかったです』と答えた後に、帰国後にトリップアドバイザーやGoogleのレビューなんかで『サービスがひどかった』とか『美味しくなかった』と書かれるのが一番困ります。だからこそ、私たちは本音を引き出し、問題やトラブルを未然に防ぎ、滞在中に心から楽しんでいただけるよう日々努力しています。」とも話していました。

 

全スタッフがゲスト一人一人の声にしっかりと耳を傾けてくれる姿勢が、ミライドゥが長年常にリピーターでいっぱいの理由なんだろうなあと感じました。

 

 

 

バトラーに見送られてヴィラに戻ると、今夜のお菓子@まん丸の白いチョコレートみたいなのが置いてあったので、旦那さんとチョコかなあ、お餅じゃないよねと話していたら、旦那さんがギュッと掴んだ際に見事にチョコレートと判明しました(笑。