先程ビーチで会った欧州人カップルに一緒にシュノーケルをと誘われたので、ヴィラに戻ってさくっと着替えてから待ち合わせをしたビーチ・レジデンス#301前に向かうことに。
到着すると、ビーチに2人の姿が見当たらず、周囲を見回すと、浅瀬から上がってくる2人を見つけました。
どうやら待ちきれずに先にシュノーケルを楽しんでいたようで、ビーチに上がってきた2人に駆け寄って話しかけると、「海の透明度は高そうに見えたものの、実際には濁りが強くて視界が悪く、魚も少なかった」とのことで、ちょっとプリプリしていました(苦笑。
初モルディブということで、もしかしたら浅瀬だけで泳いでいたのかも知れませんし、ダメ元でドロップオフまで行って自分の目で確認してみることにしました。
また後で会おうね、と挨拶を交わし、早速ビーチ・ヴィラ#207の前のビーチからエントリーしました。
浅瀬は波が砂を巻き込むので、このように透明度が悪くなるのは普通のことですが、果たしてドロップオフはどうでしょうかね。
今朝方見つけたニモを見に行くと、今朝に比べると透明度は若干落ちているようでした。
どこも濁りが増していてよく見えませんが、海中で白い物がバタバタしたので目をやると、イーグル・レイでしたー。
砂地から離れるにつれ砂による濁りは少なくなるので、岩が多いドロップオフ周辺はクリアだったりします。
残念ながら今日はお魚さんが深いところに潜っちゃっている感じでした。
浅いところにもガジガジくんことパロットフィッシュ(ブダイ)なんかもいるんですけどね。
別のニモのところにも見に行きましたが、やはりちょっと濁っていました。
こちらのニモはちょうど光がいい感じに当たるのでくっきり見えています。
それにしてもビーチからすぐのところに、ニモがあちこちにいるのが嬉しいですよね。
夏季はモンスーンの影響でプランクトンがバア環礁大量に集まるので、海が濁りがちですが、ミライドゥのドロップオフは海流や風向きによって日々違うようで、数メートルごとに濁っている場所とクリアな視界の場所が交互に現れたりすることがよくあり、今日はそんな感じの光景がよく見られました。
浅瀬のニモを見ていたら、太ったグルーパー(ハタ)がやってきて居座り、どうやらニモを狙っている様子で、グルーパーが少しでも近づくと、ニモがすぐに頭突きをしたり、必死に威嚇していました。
ドロップオフに戻ると、大きなゴマモンが逃げていく最中でした。
ゴマモンは40センチくらいと大きな成魚でも、意外とビビリだったりして人間を見ると産卵期以外は大抵こんな感じでそそくさと逃げていくんですけどね。
本当に産卵期だけはものすんごい形相で襲ってくることがあるので、皆さんも注意してくださいね。
2023年の夏も2024年の夏も、2年続けてゴマモンに襲われました(涙。
*ミライドゥでゴマモンに襲われた投稿(笑。
*後日ミライドゥで同じゴマモンに再度襲われた投稿(笑。
それ以前は過去20年近く同じ夏にモルディブに行っていますが、ハウスリーフでゴマモンが逃げるのを何百回も見てきましたが、産卵期のゴマモンに襲われたことは皆無でした。
やはり4年ほど前から地球温暖化の影響で、海流の変化や海面温度の上昇などでお魚さんたちも混乱しているようで、ゴマモンの産卵時期も6月から7月が多いそうですが、一ヶ月くらいズレ込んでいるみたいでした。
*地球温暖化の影響とゴマモンについての投稿。
ということは、今後モルディブの乾季であるベスト・シーズンも、過去2年間で1月と2月と4月は雨や風が多くてベストだったのは3月だけでしたが、もしこのズレ込み仮説が当たりだとすると、この先はベスト・シーズンは3月ではなく4月にズレ込んじゃうのかなあ、なんて推測しつつ、今春くらいにモルディブ再訪を計画中の今だったりします(笑。
白いブイ周辺も濁りが増して、真っ白になってきました。
岩の下を覗くと、大きなロブスターがいましたー。
浅瀬のニモを見て癒されます。
可愛いですよね、本当に、ずーっと見ていられます、ってニモにとっては大迷惑な話でしょうが(苦笑。
ニモ観察を満喫したので、ビーチに上がります。
ちょっと探してみましたが、ヒラメもどこかへ消え去っていました。
満潮に近づいているようで、波がかなり高くなってきました。
ヴィラに着くと、マンタも侵食被害に遭っていましたー(苦笑。
ヴィラ側だと分かりづらいので海側から撮影してみると、かなりの侵食ダメージ(苦笑。
マンタだけじゃなくて、防波堤のサンドアートも作っておくべきだったかしら(笑。
今朝は11時から#207前にあるチャネルからドロップオフに出て、周辺を少しチェックして、また同じチャネルから戻ってきました。