オーシャン・プール・ヴィラのデッキからのエントリーで、ドロップオフを左折して、ヴィラの先端を超えたところにある、お魚さんの群れが集まる大きな造礁サンゴのところにやってきました。
大きな造礁サンゴを後にして、しばらく進むと、2匹のバットフィッシュ(ツバメウオ)が深いところから挨拶にあがって来てくれましたー。
つぶらな瞳で、こちらをじーっと見つめてくれました(笑。
すぐ目の前までやってきて、そのまましばらく鑑賞されました(笑。
この人懐っこい2匹は、他の日にも出没することが多かったので、場所がよく分かるように、ドロップオフからの見た位置を撮影しておきますね。
すると、上の写真を撮影している間に、なんと2匹から4匹に増えていましたー(笑。
オーシャン・プール・ヴィラからスパにかけてのこのエリアは、強いカレントが大抵出ていたので、先へと進むことに。。。
オーシャン・プール・ヴィラ沿いのドロップオフと同じく、しばらくガラガラのエリアが続いた後、オヤビッチャの小さな群れを見つけましたー。
昨年の初夏だけかもしれませんが、早朝以外は深いところに潜んでいたり、潮の流れによってプランクトンが集まりやすい場所にお魚さんたちが集まっているようでした。
滞在中にドロップオフを一周した印象としては、お魚さんがほとんどいないエリアが全体の8割以上を占めていて、魚が集まっている部分は日によって全体の1〜2割程度という感じでした。
水深20mくらいのところにブラック・ピラミッドの群れがいましたが、凪の日が多い3月とかなら海面近くまで浮上してくるかもしれませんね。
先に進むと、今度は別のハンプバック・レッドスナッパーの塊が深いところにいましたー。
レッドスナッパーの箇所から、インリーフ(インナーリーフ/ハウスリーフ内側)を眺めて。
↑インリーフも多少ありましたが、満潮時でもサンゴから海面までの高さがなくて、通ることが出来ませんでしたが、もしかしたらこの浅瀬にオレンジのニモが住んでいるといいなあと願いました。
ふと視線を感じて振り向くと、先ほど見かけたバットフィッシュ(ツバメウオ)のうちの2匹が私の後をついてきているようで、じーっとこちらを見つめながら並泳していました(笑。
ストーカーされたドロップオフのエリアから島を眺めて。
最初にツバメウオを見かけた場所から、ずっと私の後を追って泳いでいたのに、数百メートルほどスパ側に進んだところで、途中で止まって戻っていったので、好奇心が旺盛で、テリトリー意識も強いのでしょうね。
メイン・ビーチが正面近くに見えてくると、大きな造礁サンゴがあちこちに見えてきます。
あちこちに白化しかけたサンゴが幾つかありましたが、海水温が下がれば復活するケースも多いそうなので、どうか元気に復活していますように。
オーシャン・プール・ヴィラのドロップオフからメイン・ビーチまでも結構な距離がありますが、ビーチ正面からスパまでの距離も結構長いんですよ。
ニョロニョロさんこと、ガーデン・イール(チンアナゴ)がいるエリアを通過して。。。
こんな感じの風景がしばらく続いた後に。。。
突然視界に入って毎回ドキッとしていたのが、こちらの浮き輪(笑。
溺死体かと一瞬ドキッとしてしまった不気味な浮き輪から数十メートルくらいスパに向かって泳ぐと。。。
カギのハウスリーフに3箇所あるベスト・エリアの一つである、40m四方の広い砂地のエリアに到着です。
上のサンゴと左斜め前にあるサンゴにしか、ちびたの群生はありませんでしたが、とにかくちびたてんこ盛りで随分と癒されました。
後日スパでランチをした際に撮影しましたが、黄色い矢印の部分が40m四方の砂地のエリアです。
オーシャン・プール・ヴィラの左側(ビーチ&スパ側)から見える場所に位置していますが、同じ左側のヴィラからこのエリアに至るまでの間はかなり浅瀬になっていて、満潮時でも珊瑚から海面までの深さが30cmくらいと低くて、通り抜けることができないほどでした。
このエリアに到達するには、ドロップオフを泳いで行くか、ビーチから沖に向かって真っ直ぐ進むのが最も近い方法だと思います。
流石に午後3時過ぎとなると、濁りも出てきたり、お魚さんも深いところに潜ってしまうので、ちょっと寂しかったので、そろそろ切り上げることにしました。
また明日ねー、と、ちびたの群れに挨拶をしてビーチに向かいます。
ドロップオフからビーチまでは見どころが殆どないので、友人がいる場所へフィンキックで向かいます。
たまに顔を上げて、コースを外れていないか確認したり。
友人がシュノーケリングしているスパに近い防波堤までくると、もう少しだけ泳ぎたいそうなので、周辺を散策してみることにしました。
防波堤から島に近いオーシャン・プール・ヴィラの間には、たくさんのトリガーフィッシュ(モンガラ)がいました。
小さなモンガラから、大きなゴマモンまで、ちょっと散策するだけで5匹以上は見かけました。
途中でゴマモンに混じって、イーグルレイのちびたが貝殻を探していたのを発見したので、少し近づいてみると。。。
別のゴマモンが泳いでいたのでフィンキックして逃げました(笑。
防波堤のところにいる友人に声をかけて、ビーチに上がることに。
防波堤のところに、オヤビッチャがいたので近づいたら、また小さなモンガラが出てきました(笑。
初夏から夏にかけては、ゴマモンが砂地エリアの岩陰に巣を作って産卵し、卵から孵るまでの数日間は巣から40m以内に入ってくる魚や人間など全てを敵と見做して近づいたら最後噛んだり攻撃してくるので、くれぐれもカギの砂地エリアには近づかないように、そして見かけたらすぐに反対方向にゆっくり堂々と後退りする感じで逃げてくださいね。
私のように背中を向けてフィンキックして逃げると、もれなく追いかけてきて足を噛まれたり、延々と追いかけてきますからねー(笑。
昨夏に訪れたリゾートでも、卵を守っているゴマモンに威嚇されましたが、以前は5月から7月が産卵期だったようですが、最近は地球温暖化による海水温の上昇からずれ込んでいるようです。
変温動物である魚は海水温の変化に敏感で、また海水温の上昇は魚の生殖腺の発達や産卵の準備を妨げるため、産卵時期を遅らせる可能性があるそうです。
昨年は春からエルニーニョの影響で海水温が急上昇してモルディブ全土でサンゴの白化現象が起こるほどの暑さだったため、8月までずれ込んだようでした。
今春はエルニーニョもラニーニャも発生しておらず、比較的お天気が安定しそうな夏だと思いますが、世界規模で地球温暖化による海水温の上昇は続いているため、今夏も8月上旬くらいまではゴマモンに要注意かと思います。
浅瀬に小さくて綺麗なアジがいましたー。
やはり透明度の高さとお魚さんの数は、早朝から早い時間の午前中が良いみたいでした。
友人と何を見たか報告しながらヴィラに帰りました。
今回は、オーシャン・プール・ヴィラのデッキからのエントリーで、ドロップオフを左折してスパの方へ向かいました。
午後とあって透明度が低く、またお魚さんも深いところに潜ってしまっていたので、メイン・ビーチの沖から、パッセージみたいな開かれた砂地のエリアを通って、防波堤周辺でシュノーケリングを楽しんでいた友人と合流して、ビーチから上がりました。