香港極妻日記

海外生活30年目の「極妻(極道ではなく、極楽なアメリカ人妻の略)」の楽しい香港での生活、旅行、美味しいモノ、愛犬の話等、さくっとご紹介♪

デュシットD2モルディブ(dusitD2 Feydhoo Maldives)が7月27日にオープン

バア環礁にある人気のリゾートであるデュシタニ・モルディブを経営するDusit Hotels and Resortsが、モルディブのマレからスピード・ボートで5分のところに2番目のリゾート「デュシットD2モルディブ(dusitD2 Feydhoo Maldives)」を7月27日にソフト・オープンするそうですよー。

 

しかも、皆さんの大好きなオール・インクルーシブですよー(笑。

www.dusit.com

 

 

 

ちなみにグランド・オープンは今秋予定ですが、7月27日に合わせたのは、ヴェラナ国際空港の新ターミナルの試運転が7月26日で、新ターミナルの試運転の3つのエアロブリッジから、最初は中国やインドやシンガポールなどのLCCの直行便からの運行開始なので、それに合わせての日程でしょうね。

 

ということは、今秋か、下手すると年末までリゾートのどこかで絶賛工事中かもしれませんね(苦笑。

 

多少の騒音や見た目よりも、安いのが一番という方へ、耳寄りな情報です(笑。

 

ソフト・オープンを記念して、リゾートと直接予約すると、以下のお得なプランてんこ盛りですよー。

www.dusit.com

 

「ソフトオープンを記念して、リゾートは2人用の無料の往復スピードボート送迎、無料のヴィラアップグレード、滞在ごとに1回のフローティングブレックファースト、24時間のチェックインとチェックアウト、および追加の特典を含む限定パッケージを開始します。DusitのDusit Goldロイヤルティとライフスタイルプログラムのメンバーは、dusit.com/enrollmentで無料でサインアップできます。滞在中、会員料金の15%オフと限定特典も受けられます。」

 

英語が苦手なので直接予約はちょっと、、、という方は、代理店さんにも同様の特典がリゾートから来ているので、上の特典を見せれば、同じ内容にしてくれると思います。

 

無料申請できるデュシットの会員になると、世界中のグループホテルでの宿泊や食事などの割引やポイントが受けられるため、ポイント活動がお好きな方は、会員になっておいた方が良いかもしれませんね。

 

 

 

我が家もバア環礁にデュシタニがモルディブにオープンしてすぐの頃に行きましたが、快適なヴィラで美味しいタイ料理を含む食事とホスピタリティも最高でした。

 

↓デュシタニ・モルディブの旅行記です。

gokutsuma8.exblog.jp

 

デュシタニ・モルディブのハウスリーフのドロップオフは、強い潮流がある箇所も一部ありましたが魚影が濃い箇所も多くて、大変稀だそうですがラッキーなことにハウスリーフでジンベエザメのちびたに遭遇しちゃいましたー♪

 

gokutsuma8.exblog.jp

 

オープンから数年後に訪れた友人数組の話によると、アジア人のゲストが一気に増えて、「ハウスリーフと食事とホスピタリティの良さで有名」なホテルから、アジアの国の大箱ホテルみたいになっていたと聞いて、再訪は見送りました。

 

 

 

それでは、デュシットD2モルディブ(DusitD2 Feydhoo Maldives)の詳細をチェックしていきましょう。

 

www.dusit.com

 

デュシットD2はデュシタニの姉妹ブランドでカジュアルでモダンな路線らしく、やはりモルディブのカジュアルなリゾートが大抵取り入れているオール・インクルーシブ(AI)のコンセプトだそう。

 

デュシット・リゾートの中ではAIは初挑戦だそうですが、食に定評があるデュシットだけに、ちょっと期待出来そうですね。

 

ただ、マレからボートで5分(〜7分とも記載されているため、まるで不動産の広告みたいです、苦笑)という超絶駅近(笑)好ロケーションなだけに、直行便で週末など気軽にモルディブ旅行を楽しむ中国やインドからのマス層からアッパーマス層がメインとなりそうな予感がします。

 

 

 

気になるヴィラの数は127軒とかなり多めで、ヴィラのロケーションによってはカートなしだとかなり歩くことになりそうですね。

 

Beach Villa 77 sqm 30

Beach Pool Villa 115 sqm 32

Waterfront Pool Villa 140 sqm 13

Overwater Pool Villa 125 sqm 44

Two Bedroom Garden Residence with Private Pool 280 sqm 2

Two Bedroom Family Suite with Private Pool 319 sqm 3

Two Bedroom Party Suite with Private Pool 314 sqm 3

 

ヴィラの大きさは77〜319平方メートルということで、大世帯向けの2BRヴィラは8棟あれど、77平方メートルから140平方メートルのヴィラ数がダントツで多く、画像を見ると隣のヴィラとの間隔も近く、インテリアもシンプルでカジュアルですね。

 

最近の新しいリゾートではハイエンドなところになると一番小さなヴィラでも150平方メートル前後はあるので、AIで77平方メートルというとかなり狭めなので、多分カジュアルな低価格帯のリゾートになりそうな気がします。

 

チェックしてみると、一番スタンダードなビーチ・ヴィラで一泊500ドル前後からでした。

 

↓オーバー・ウォーター・スイート。

 

 

やはり使っている素材やインテリアもシンプル&カジュアルな印象ですね。

 

ベッドの足元に小さめのソファーの上に、小さいクッションがぎうぎうに置かれているの様子からも、部屋はやや狭めかと。

 

水上ヴィラは(下に貼り付けた動画で見た感じでは)、1棟タイプの他に1棟2室になっているヴィラがあったので、もしかしたら二世代や友人家族とのコネクト・タイプのヴィラか、もしくは大きなリビングがついた1BRのヴィラですかね。

 

 

 

↓パーティ・スイートは、ジェッティ先端にある一番大きな水上ヴィラでしょうか。

 

 

窓ガラスが大きいので一見かなり大きなリビング・ルームに見えますが、壁のギリギリまでソファーが占めているところからすると大きさはせいぜい100平方メートルあるかないかくらいでしょうか。

 

正面のデッキの両端にデッキ・チェアが左右2脚ずつ置いてあるところを見ると、リビングの両側にバスルーム付きの寝室が2室ありそうなので、こちらも二世代または友人家族との宿泊も可能ですね。

 

www.dusit.com

 

サイトには現在も詳細や画像が記載されていないため、今秋予定のグランド・オープンまでに、2BRを絶賛工事中の現在と思われます。

 

 

 

個人的に一番気になるハウスリーフはというと。。。

 

広々としたラグーンと繁栄するサンゴ礁に囲まれたこのリゾートは、海洋生物多様性と世界クラスのダイビングサイトへの優れたアクセスを提供し、水中愛好家や冒険を求める人にとって理想的な目的地となっています。」だそうです。

 

まずはマレのヴェラナ国際空港との位置関係ですが、右下の赤い丸が空港で、左中央にあるのがデュシットD2で、中央上にはクルンバ、右上にはシェラトン。

 

*グーグル・マップ先生から。。。

 

ちゃんとハウスリーフもあるみたいですねー。

 

 

↓右上にあるクルンバは、形は違うものの大きさはデュシットの7割くらいでしょうか。

 

 

クルンバはマレからボートで10分、ヴィラは全部で180室、スーペリア・ルームが74平方メートルで、島一周は徒歩で20分だそうなので、デュシットD2はかなり大きな島のようで、もれなく島内はカート移動必須となりそうですね。

 

 

 

元々の島はこんな感じだったそう。

 

 

元々あった島が4割で、残りの6割はコンクリートで埋め立てですね。

 

 

10年以上前からあったと思われるハーバー周辺のコンクリートっぽい防波堤のドロップオフ側は追加工事をされていないので、昔からいるお魚さんが結構残っているかも。

 

 

 

 

昔はマレに住む人たちの為のピクニック・アイランドとして維持したかったそうで、以前モルディブのローカル会社が同じような目的でツアーを出していた模様。

 

 

この頃は珊瑚礁も工事によるダメージは少なく、お魚さんもきっと沢山いたんでしょうね。。。

 

*Feydhoo finolhu - BYC believe you can

 

 


その後は警察のトレーニング地などに数年利用し、2016年に中国の投資家が50年のリース契約をして、2020年から工事が始まり、ようやく今年になってデュシタニがリゾート契約した模様。。。

 

 

 

 

と、ここまで書いていて、どこかで見聞きした感じだなあ、水上飛行機でリゾートに向かう途中で見た景色かなあ、いや、軍事施設っぽい作りだと以前書いたところかもと思って調べてみたら、やはり昨夏にブログで紹介していました(笑。

 

gokutsuma.hatenablog.com

 

↑の投稿に貼った動画ですが、一番リーフが分かり易いので、また貼っておきます。

 

www.youtube.com

 

マレからすぐなのでビーチやヴィラからの眺めはマレの空港や近隣のローカル島がかなり近くに見えそうですね。

 

しかしながらボートで5分(から7分、笑)は本当に便利なので、島からの眺めにはそう拘らず、中国やインドや中東など直行便で短時間で来れて、短い連休や思い立った時にお手軽にお得にモルディブ旅行を楽しみたいリピーター層なんかにはもってこいのリゾートかと。

 

 

 

他にも複数のレストラン&バーに、キッズ・クラブ、ジム、幅広いタイ式マッサージと美容トリートメントなどを提供する予定とか。

 

↓大きく分けて3箇所のプライベート・ビーチがあり、加えてビーチ・ダイニングが楽しめるピクニック・ビーチもあるそうです。

 

ヴェラナ国際空港からスピードボートで僅か5分という地の利を活かし、リゾートにエンターテイメント施設や小さなコンベンション・センターなども併設されており、ビジネス旅行者、企業のリトリート、インセンティブグループのために、リゾートには最大240人のゲストを収容できるフルサービスの会議施設が含まれているそう。

 

もし滞在中に大きなコンベンションとか開催されていたり、団体グループがいたら、レストランやバーが一気に社員食堂に変身しちゃいそうですね(苦笑。

 

 

上の画像の下部分にある「いわくつきの謎に巨大なハーバー」と、その途中にパラソルのアイコンがある箇所は「見張り台」としても使える展望台でしょうか(笑。

 

リゾートに宿泊しているゲストからすると大量の宿泊者以外のゲストは勘弁して欲しい気もしますが、デュシットが契約する以前に既に大きなハーバーが設置されていたので、このまま放置もヘンテコだし勿体無いし、せっかくの機会なのでという感じのビジネス展開でしょうかね。

 

 

 

他にも工事中の動画を見つけたので貼っておきますね。

 

www.youtube.com

 

中央にあるスタッフ・ルームの屋根は全てソーラー・パネルですねー。

 

スパは水上ではなくて、島の中央にあるガーデン系のようですね。

 

www.youtube.com

 

ビーチ・ヴィラの大半はプライバシーなさげですが、水上ヴィラの沖に面している半分くらいのヴィラは一応他のヴィラは見えない感じも、沖を行き交うボートやタンカーに開発中のリゾート島やマレのローカルが住む島なんかがガッツリ見えますね(汗。

 

既に島の一部に防波堤が設置されているようですが、ビーチに押し寄せている強そうな波の状態からすると侵食が進むのは時間の問題という感じなので、最低でもドロップオフの半分以上は今後防波堤がぐるりと設置されそうが気が。。。

 

動画を見る限りではドロップオフの半分くらいがフラットっぽくてハウスリーフ(珊瑚礁)がない箇所も見受けられるので、お魚さんが隠れたり出来る珊瑚礁があるのは半分ちょっとですかね??

 

 

今秋以降にオープン予定とのことですが、モルディブのリゾートあるあるで、年末ギリギリまでずれ込むかも知れませんね。

 

先週この件を発表したばかりというのに、今年3月から(多分ですが6月末にかけて)モルディブ全域で海水温の上昇により珊瑚の白化が急激に進んでいて、珊瑚のストレスを回避すべく先週からモルディブ全域での工事やドレッジング(浚渫)などリーフや海に関する作業が来月10日くらいまで禁止されてしまったので、リゾート側も焦っている今かもですね。

 

リゾートの中には工事が未完成でも強引にオープンする場合がたまにあって、そうなると見てくれの悪さに加え、工事絡みの騒音によりお魚さんが逃げちゃったり、一部のレストランが未完成故に営業していないといった残念なケースもあるので、きっちり完成してからのオープンに期待したいですねー。

 

 

 

オープン直後に行くメリットとしては、定評あるホスピタリティとスパのセラピストの腕は勿論のこと、デュシットが初AIリゾートとして力を入れているだけに、フード&ドリンクの内容はかなり良さそうな気がしますね。

 

デュシットなので食事やホスピタリティのクオリティは来年以降も維持出来るかもですが、AIリゾートにありがちなフード&ドリンクの内容のダウン・グレードが若干心配だったりも。。。

 

ここ数年でAIが主流となり、お財布を気にせず全部のフード&ドリンク・メニューが楽しめるようになったのは、AI好きの方にとっては最高ですよね。

 

しかしながらAI&お酒好きの観光客が一気に増加し、AI系リゾートで昼間から散々飲みまくることによりリゾート側としては採算が合わなくなってしまって、仕方なく原価を抑える=激安ワイン&ハード・リカーという流れになったところも。。。

 

そして原価を抑えるべく安物に切り替えた途端に「あのリゾートのAIはお得じゃない」だの「安いお酒しか置いてない」とか「食事も安い素材で種類が少なくて美味しくない」などとSNS上で叩かれてしまい、止むを得ず値上げし始めた低価格帯リゾートもあったりで(汗。


もしAIのフード&ドリンクの内容重視する場合は、初AIだけに最初は大盤振る舞いが予想されるので、オープン直後がより豪華かもですね(笑。

 

 

 

逆にハウスリーフ重視の場合は、どれだけリーフにダメージが少ないようにと気を遣って工事をしても少なからずリーフに影響が出ると思うのと、今現在もまだ工事が終わっていないので、今秋以降のオープン直後から来年にかけては、お魚さんが一時的に近隣の珊瑚礁に避難していたりして、しばらくガラガラかもですね。

 

また通常リゾート側は防波堤を極力最小限に抑えたいので、オープンしてからしっかりモニターしながら、風向きや風の強さに波の強さや侵食の場所などを調査します。

 

そして風と波によるビーチの侵食が酷すぎて砂を補充する作業が追いつかなくなったり、波が強くなってジェッティにボートが横付け出来なくなったり横付け出来ても揺れが凄くて安全にゲストが乗り降り不可能になったり、また波が水上ヴィラに当たって煩くなったりデッキの階段から海に入れないくらい強くなった場合などは、徐々に防波堤を追加設置して行くケースが少なくありません。

 

そういう場合はオープン後どれだけ経過していても、設置工事の際に一斉にお魚さんたちが逃げると思うので、ハウスリーフでシュノーケルを楽しむのが目的の方は、設置が完成してから少なくとも半年くらいは経過観測しつつ、TAなどのレビューをチェックするのが良いかと。

 

ちなみにノーチラス・モルディブのスタッフからも、防波堤を設置した際にはお魚さんたちが一斉に逃げたそうですが、設置後は半年くらいで戻ってきたと聞きましたよ。

 

というわけで、個人的にはデュシットは大好きなのと近いのは嬉しいですが、巨大ハーバーのリサイクル案としてのコンベンション・センターやエンターテイメント・ハブとなると大箱リゾートちっくなので好みが別れそうなリゾートになりそうですね。