今朝は友人と歩いてメイン・ビーチに行き、八の字みたいに設置された防波堤の間から沖に向かって真っ直ぐパッセージ(チャネル)を進んで、ドロップオフに出ました。
40m四方の砂地の緩やかなドロップオフに到着し、散策していると、モルディブでよくいちゃもんをつけられる強面のお魚さんが睨みをきかせているのを見つけました。
眺めていると、猛スピードでこちらに向かって突進してくるような感じで威嚇してきました。
多分テリトリーだと思うので、余分なストレスを与えないように、右折して進んでいくと。
この一帯にだけ、固まって浮かんでいるブラックピラミッドを見つけました。
ハウスリーフの内側(インリーフ)にある珊瑚が育っている岩(おそらく元々は造礁サンゴで白化したものだと思います)は海面に近いため、近づくことはできませんが、そこそこ多くのお魚さんがいるようでした。
ノヴァのように低い位置に珊瑚があったり、珊瑚同士の間に隙間があれば、強風や雨の日でもインリーフ(ハウスリーフの内側)でシュノーケリングを楽しむことができるので、もっとお魚さんを近くで眺められますが、カギではインリーフでのシュノーケリングは難しそうでした。
波があるので、ハウスリーフから少し距離を保ちながら。。。
ドロップオフをオーシャン・プール・ヴィラ側に進みます。
メイン・ビーチから沖に向かって真っ直ぐのエリアです。
スパからオーシャン・プール・ヴィラの先端までは、近いようで結構な距離がありましたよ。
先へと進むと、ドロップオフは砂地が続いていますが。。。
ビーチ側のハウスリーフの内側(インリーフ)では、約8割が死んでしまったサンゴが見られましたが、ところどころに新しい赤ちゃんサンゴが育っていましたよ。
ここにだけお魚さんの小さい群れが集まって、忙しそうに突いていましたよ。
カギのハウスリーフに限らず、ノヴァやノーチラスやミライドゥやカンドゥルなんかでも、お魚さんがいる場所といない場所とはっきり分かれていました。
ベスト・シーズンの3月から4月であれば、ハウスリーフ全体にお魚さんがいるかもしれませんが、雨季はやはり少なめなんでしょうね。。。
インリーフに大きなゴマモンを見つけましたが、特にオーシャン・プール・ヴィラとスパの間の浅瀬では、結構な数のゴマモンを見かけたので要注意ですよ。
海亀さんを見つけるのは得意な方ですが、なかなか見つかりません。
30m近い深いエリアの珊瑚が白化していたのは、やはり海水温の上昇が原因なんでしょうね。
今年は今のところエルニーニョ現象は発生していませんが、年々モルディブでも海水温、気温、そして体感温度が上昇しているため、心配になりますよね。
こんなに深くは潜れないので、ズーム撮影してみました。
オーシャン・プール・ヴィラまではまだ距離がありますが、常にこの辺には強いカレント(潮流)が出ているようで、この朝はアゲインストのカレントと高波の両方が出ていました。
スパを振り返って。。。
体力にはまだ全然余裕があったので、一生懸命フィンキックをして進んでみましたが、足がかなり疲れるわりにはお魚さんが全然いなかったので、Uターンすることにしました。
Uターンして、スパの方へ向かいます。
ニョロニョロさんこと、チンアナゴが見えてきました。
先ほど通った小さな群れがいたエリアに戻ってきました。
この10m四方だけですが、群れを見ていると楽しくなりますよねー。
背鰭を開いたり、お口をおきく開けて、クリーナー・フィッシュにお掃除してもらっています。
お魚さんについた害虫や藻類や汚れなんかを食べてくれるそうで、たまにくすぐったそうに体を拗らせているお魚さんがいるので、見つけたらしばらく観察してみてくださいね。
先ほど見かけた、ブラックピラミッドがいるエリアに戻ってきましたー。
テリトリーなのか、滞在中はこの辺に浮かんでいることが多かったですよ。
続いて、ここだけ混雑しているインリーフに通りかかりましたが、先ほどと同じく浅瀬で波があるので、遠くから眺めるしかできません。
波の合間に、ちょっとだけリーフに近寄って、急いで撮影してみましたー。
中央の砂地のエリアの手前くらいで、ブルーのフュージラー(タカサゴ)の群れに遭遇しました。
左から右に猛スピードで移動していきます。
仲間とはぐれてしまったのか、10数匹のフュージラーが砂地エリアを泳いでいるのを見つけました。
お魚さんが集まっている浅瀬に近づきたいですが、珊瑚が近すぎて危険なので行けません。
つづく。。。