香港極妻日記

海外生活30年目の「極妻(極道ではなく、極楽なアメリカ人妻の略)」の楽しい香港での生活、旅行、美味しいモノ、愛犬の話等、さくっとご紹介♪

カギ・モルディブのハウスリーフで、午前10時からシュノーケル、後編

オーシャン・プール・ヴィラのデッキからのエントリーでドロップオフに出て、右折してレストラン&プールの方へ流してみることに。。。

 

gokutsuma.hatenablog.com

 

 

 

レストラン&プール前のハウスリーフは、深い砂地のエリアになっています。

 

 

約9割が白化現象により死滅してしまったサンゴの残骸ですが、あちこちにたくさんの綺麗なサンゴが生まれていました。

 

 

ただ、昨春に発生した白化現象の影響で、枝珊瑚などの一部のサンゴに白くなっている部分が見受けられました。

 

 

 

造礁サンゴに群がる小さいお魚さんの群れを見ていたら、サンゴの向こう側の砂地部分に、何やらメタルで文字が描かれたサインが出ているのに気づきました。

 

 

反対側に回ってみると、#KAGIMALDIVESと描かれていて、ここでダイバーが記念撮影しているようでした。

 

 

どうして砂が舞い上がっているのかと思ってよく見ると、スティングレイ(アカエイ)が私から隠れようとして、必死にバタバタさせて砂の中に潜ろうとしているところでした(笑。

 

 

私が浮かぶ海面からスティングレイまでの距離は、軽く15mほどあるため、2m以上潜れない私は、どんなに頑張っても近づくことができないので安心してね、と笑いながら念を送っておきました(笑。

 

 

顔を上げると、プールとバーの少し手前の辺りまできていました。

 

 

どこかにお魚さんが隠れていないか探していたら、ヴィラのタオルが沈んでいるのを見つけました。

 

 

こういうゴミもサンゴにとっては大きなストレスになるので、ぜひカギではリノベーションで休業中の今こそ、スタッフ全員でハウスリーフの大掃除をして欲しいところですね。

 

 

レストランの前に後付けされたジェッティが見えたので、チェックしてみることに。。。

 

 

*レストランからのジェッティの眺めです。

 

ジェッティに向かう途中で、10匹くらいのボラとすれ違いました。

 

 

この界隈はかなり波の影響が強くて、沖からの風がこの辺りに強く吹いている感じで、大きな波も出ていて、また次第にカレントが強くなってきたのを感じました。

 

レストラン前のジェッティは比較的新しいようで、特に名称も記載されておらず、また滞在中にこちらに着くボートなどは全く見かけなかったので、通常は利用していないようでした。

 

 

ジェッティの手前にボート用と思われるアンカーロープが浮かんでいました。

 

 

ロープの近くにジェッティの柱が見えるので、プライベート・ジェッティというスタンスでしょうか。

 

 

ふと気配を感じて振り向くと、イーグルレイがやってくるところでしたー。

 

 

すぐにこちらが見ているのに気づいて、Uターンしちゃいましたが、どうやら私は後頭部にも目があるようで、モルディブのガイドよりいち早く海亀やイーグルレイを見つけるのが得意だったりします(笑。

 

20m以上でしょうか、深い部分にある造礁サンゴは1割くらいが元気そうでしたが、周辺のお魚さんの数は少なく、また白化していたりすすのように黒っぽくなっているサンゴも多く見受けられましたが、テルピオス海綿じゃないことを祈るばかりです。

 

 

レストラン前のジェッティ周辺は波も高くて強いカレントも出ているので、それでカギでも遊泳禁止という設定にしているようでした。

 

 

私は特別に許可をもらいましたが、特に何もいなかったので、ダイビングはともかくとして、シュノーケリングや水泳では来なくても良いと思いました。

 

 

レストランの前にあるプライベート?ジェッティの先には非常に強い流れがあったため、流される危険があったので、オーシャン・プール・ヴィラに戻ることにしました。

 

 

行きに見かけたバットフィッシュがこちらを見つめています。

 

 

さっきの動かないつまらないやつだ、と認識したようで、一瞥しただけでスルーされました(笑。

 

 

排水管の近くにいるオヤビッチャの群れがいるエリアを通り過ぎて。。。

 

 

沖の深いところを猛スピードで通り過ぎるフュージラーの群れを撮影していると。。。

 

 

突然視界に入ってきた、バットフィッシュ(笑。

 

 

しばらく睨めっこしながら遊んでもらい、さらに進んでいくと、サメさんが通り過ぎました。

 

 

滞在中のオーシャン・プール・ヴィラを通り過ぎて。。。

 

 

ジェッティ先端の近くまでやってくると。。。

 

 

同じ場所にハンプバック・レッド・スナッパー(ヒメフエダイ)が固まっていました。

 

 

いつも大体ジェッティ先端近くにいて、人が通る度に、左右にそそくさと逃げ回っていました。

 

 

ジェッティ先端にあるヴィラは、ドロップオフから数メートルと目と鼻の先でしたが、その分波の被害も大きいようで、デッキの階段に大きな波飛沫が上がっていました。

 

 

↑同じ位置から、海中の眺め↓です。

 

 

この周辺にも新しく防波堤が設置されるみたいなので、新たな強いカレント(潮流)が発生する恐れがあるため、今秋以降にカギを訪れる予定の方は、くれぐれも気をつけてくださいね。

 

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さらに先へと進んでいくと。。。

 

 

バタフライフィッシュの群れが見えてきましたー。

 

 

深いところには、レッドスナッパーの小さな群れが見えます。

 

 

インリーフに入って、バタフライフィッシュをズーム撮影した後は。。。

 

 

その先にある、大きな造礁サンゴに向かいます。

 

 

こちらがカギのハウスリーフで3つある魚影の濃いエリアのうちの1つです。

 

 

雨季の影響で波が荒いせいか、カギのハウスリーフでは全体的に魚の数が少なかったですが、このスポットは唯一、近くで大きな魚を観察できる場所でした。

 

 

Uターンして、先端にあるヴィラから自分のヴィラまで、インリーフ側(ヴィラに近いリーフ内側)のどこかにお魚さんがいるエリアがないか、チェックしながら帰ることにしました。

 

 

先端から3、4軒のヴィラは、ドロップオフから数mと、とても近くて便利そうでしたよ。

 

 

ただご覧のように波が激しくて、デッキのはしごからのエントリーは大変そうでした。

 

 

そして、どうやらこの辺りに防波堤が建設される予定みたいなので、ヴィラへの波の衝撃は激減されるものの、ヴィラからの景観が損なわれることや、防波堤に当たって左右に流れる波の衝撃が強いカレントとなって、防波堤からの出入りが難しくなったり、この辺りは季節によっては多少泳ぎづらくなるかもしれませんね。

 

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特に悪天候や強風の日が多い雨季には、昨年投稿したノーチラス・モルディブのオーシャン・レジデンス前のハウスリーフみたいに大変になるかもしれないので、少し心配しています。

 

 

防波堤の内側となることで、栄養が行き渡らず、お魚さんの往来も減り、お魚さんによるサンゴのメンテナンスも減ることで、サンゴの育成にも影響が出そうですね。

 

 

オーシャン・プール・ヴィラ前のインリーフは、防波堤が設置される前は特に見どころがなかったため、インリーフは無視して、せいぜいドロップオフを流す程度で良いと思います。

 

しかし、ハートのフレームの斜め前にある沖の群れが集まる大きな造礁サンゴはとても楽しかったので、波がない時を狙えば、シュノーケル中級者以上であれば、ヴィラやメイン・ビーチからでも楽にアクセスできると思います。

 

 

 

波は高かったですが、特に強いカレントもなく、無事ヴィラに到着しましたー。

 

 

階段脇にサインはありますが小さいので、目の悪い方は近くまでこないと数字の目視は難しいと思われるので、何か目印となるものをハシゴの手すりにつけておくと良いかもしれませんね。

 

 

海中の眺めですが、何度も高い波がクラッシュしてくるので、手すりをしっかり掴んで、自分で距離を保たないと、ハシゴに打ち付けられて痛い目に遭います。

 

 

たくさん泳いだ後に、こんな試練が待っているのは非常に辛かったです(苦笑。

 

 

今回は、オーシャン・プール・ヴィラのデッキからのエントリーで正面のドロップオフに出て、右折してレストラン&プールがあるメイン・ビルディング前に後付けされたプライベート?ジェッティの周囲を散策しました。

 

 

プライベート・ジェッティ周辺はとても強いカレントがあったため、危険を感じてすぐにUターンしてオーシャン・プール・ヴィラ前のドロップオフを戻り、ジェッティ先端にあるハートのフレームの斜め前のドロップオフにある大きな造礁サンゴの周辺に群がるお魚さんの群れを鑑賞してから、ヴィラ前のインリーフを泳いでヴィラに戻りました。

 

水泳が得意で、荒海でのシュノーケリングに慣れている人であれば、スタッフの許可のもと、カレントに十分に注意することでレストラン&プール前を泳ぐことは可能と思われますが、特に見どころはないため、凪の日以外にはお勧めしません。