朝食から水上ヴィラに戻ると、時間は9時過ぎでした。
デッキに出てみると、雲はありますが晴れていて美しいのなんのって。
島側の空を見てみると、鱗雲が空を覆っていますが、概ね晴れという感じです。
こんなにお天気が良くて波も穏やか方なのに、どうして誰もシュノーケルしていないのか不思議なくらいです。
後で判明しましたが、大半のゲストは(我が家のヴィラの裏手に位置する)メイン・ビーチからラグーン経由で防波堤まで進み、よく海亀さんがいるという水上ヴィラ先端の防波堤3つ分くらいでシュノーケルしていたようでした。
その次に多いのがアライバル・ジェッティから直接ドロップオフに出て水上ヴィラ前を楽しむ感じでしたが、滞在中は風が強かったりお天気が悪い日が多かったので、そちら側を楽しむゲストは少なかったです。
今すぐにでもシュノーケルしたいところも、お腹がこなれるまでぐっと我慢(笑。
10時にジムへ出かける旦那さんを見送ってから、そろそろ私もシュノーケルに出かけようと着替え始めた途端にドア・チャイムが鳴ったので、忘れ物をした旦那さんかと思って笑いながらドアを開けると、ハウスキーパーが立っていました(笑。
ノヴァはオール・インクルーシブのカジュアルなリゾートでバトラーもいないので、最初から5つ星のサービスは期待せずにいたので、朝の掃除時間も特に指定せずにいたら、我々のヴィラの掃除タイムは日によってバラバラで、今朝は10時半からが掃除タイムとして振り分けられたみたいでした。
ハウスキーパーの前で着替える訳にもいかなくて、話をしながら掃除が終わるのを待っていたので、出発するのが少し遅れてしまいました。
今日は昨夜釣り上げた魚をキッチンで調理してもらいランチにいただく予定で、グリルするのに時間がかかるので到着時間を決めていたので、もし遅刻して迷惑がかかるといけないので、レセプションに電話をして12時半からの予定を1時に変更しておきました。
掃除が終わるまでデッキに出て海を眺めていると、海鳥さんがやって来ましたー。
キリリっとした佇まいですが、足元の柱の部分を見ると、どうやら白いペンキをこぼした訳ではなさそうです(笑。
モルディブの自然は我々のものですよ、と言わんばかりに、目の前で盛大に披露してくれました(笑。
シュノーケル前の準備として、、、まずは風速のチェックです。
14ノットとかなり強めの風ですが、満潮時間を過ぎたばかりなので、水位は高くて波もそんなに出ていない感じです。
お天気はというと、、、明日からはトホホな感じですが、午後は大丈夫そうです。
タイド(潮の満ち引き)は、、、ベストな時間帯は過ぎていますが、水位が高いまま満潮時間に入ったので、多分そんなに濁りはなさそうな気がします。
ちなみにノヴァのハウスリーフでシュノーケルする際は、デッキから戻る場合にバスルーム側のドアをいつ来るか分からなかったハウスキーパーにロックされないように、出かける前に必ず「今からシュノーケルするのでバスルームのドアはロックしないでくださいね。」と書いたメモをミニ・バーのカウンターの上に置いてから出かけました。
というわけで、10時半からシュノーケルに出発です。
しっかりストレッチをしてから、右手でフィンを抱えて、左手で手すりを掴んで慎重に階段を降りて。。。
階段の下の方に座って、フィンを履いてから。。。
デッキの下から周辺を覗いてなんとなくチェックしてみたり(笑。
海に入るとすぐに小魚さんの群れが近寄って来ましたー。
思っていた通り、満潮時でも濁りは少なく、また結構穏やかな感じです。
少し進んでから自分のヴィラを振り返って。。。
今回はゲストが沢山泳いでいたり海亀さんがよく出没するという水上ヴィラの先端から沖のドロップオフ手前くらいをチェックしてみることにしました。
左折して先端のヴィラ側へと進んでいくと。。。
先端の水上ヴィラの防波堤にいつもいるオヤビッチャの先には、カラフルなお魚さんたちが。
20メートルくらい進んでいくと。。。
今朝方見かけたロープが見えて来ました。
すぐ近くにも別の短いロープが珊瑚に絡んでいたので、引っ張って取ろうとしましたががんじがらめ状態でびくともしません(汗。
ロープと必死で格闘する私を横目で見ていたパウダーブルーさん(笑。
ロープの現場から水上ヴィラを眺めて。
ロープは諦めてスタッフに託すことにして、更にリーフ内側へと進みます。
一見ボロボロのリーフですが、よく見るとあちこちに元気で綺麗な珊瑚が育っているんですよー。
ノヴァのリーフが楽しかった最大の理由は、悪天候でもヴィラからすぐの防波堤付近でお魚さんたちが沢山いたことですが、同じくらい嬉しかったのは浅瀬で至近距離で海亀さんやサメさんやカラフルなお魚さんが沢山見られたことでした。
ノーチラスのハウスリーフはドロップオフがメインですが、滞在中は強風などの影響もありドロップオフまでのアクセスが大変で、いつも「よし、シュノーケルに行くぞ!」という感じで気合を入れないと挫けそうになるハードルの高さでした。
ノヴァではドロップオフも楽しめますが、わざわざドロップオフまで行かなくても、水上ヴィラからすぐのハウスリーフ内側にもいて、しかもすごく浅いところにお魚さんが沢山いたので悪天候でも影響がなくて、ふと思い立った時にさくっと楽しめた点が非常に便利で嬉しかったです。
結構な距離を進んでみましたが、たまにお魚さんがいる程度で噂に聞いていた海亀さんの姿はありません。。。
どれくらい遠くに来たかなと振り返ってチェックしてみると、あれれ?全然目と鼻の先です(笑。
どうやらハウスリーフのこの辺りは思っていた以上に広いみたいでした。
途中でサメさんに遭遇したり、珊瑚の隙間にピタッと縦に収まって休んでいるハタを見かけたり(笑。
全然海亀さんが見つからないから、もう諦めて今日はお魚さんを接写する日にしようかと思ったその瞬間。。。
海亀さん来ましたー!
大きさは50cmくらいでしょうか。
チラっとこちらを見ましたが、特に気にする様子もなくゆっくりと泳いでいます。
後ろの黒いお魚さんがフォトボムしてくるので邪魔だなあと思っていたら。。。
どうやらパラサイトなどを食べてくれるみたいで、何度もあちこち突かれていました。
海亀さんも最初はありがとうねという感じで突かれていましたが、しばらくするとくすぐったかったのか、お尻の辺りを突かれた途端に猛ダッシュで逃げ始めました(笑。
つづく。。。