サンセット・フィッシングから戻ると、バトラーも一緒にアライバル・ジェッティに上がり、停めておいたカートでOcaso(オカソ)レストランまで送ってくれました。
レストランの入り口にあるレストルーム(トイレ)で手を洗ってからテーブルに着くと、冷たいお水と仄かにフレグランスが香る冷たいおしぼりでリフレッシュ出来ました。
オカソはビーチ・レストランですが、中央のレストラン部分にグリル・キッチンと鉄板焼きなどが楽しめるカウンターがあり、ワイン・セラーも併設されていました。
今夜はサンセット・フィッシングで釣った魚を調理してもらうので、ビーチに点在するガゼボ・スタイルのプライベート・テーブルに案内されました。
帰りのボートで魚と調理法を選んで注文した際に、旦那さんがマッシュド・ポテトを追加注文しておいたので、テーブルではワインを選ぶだけでした。
送ってきてくれたバトラーは、我々がテーブルに着いてオーダーがきちんと通ったのを確認してから、「楽しんでくださいね。」と笑顔で去っていきました。
いつもエスコートしてくれたり見守ってくれていて、本当に頼りになりました。
すぐに程よく冷えた赤ワインが来たので、釣りの成果に乾杯しました〜!
ちなみにどんな魚が釣れたかというと、こんな大きな鯛を5匹でしたー。
しばらくすると、スタッフがやって来て、(バトラーお勧めのエンペラー・フィッシュではなく)綺麗に捌いた鯛の切り身を見せてくれて、「今からお刺身にしますね」と。
とても蚊に噛まれやすい体質なので、今夜も席について5分で蚊に刺されたことを水を注ぎに来てくれたスタッフに話すと、「そうなんですね。。。」と去って行ったと思ったら、またすぐに戻って来て、「宜しければこちらをお使いください」とこの2つを差し出してくれました。
オーガニック系の虫除けと痒み止めのスプレーだそうで、よく他のゲストからも同じクレームが入るそうで、常に島内の色々な場所に常備しているそうでした。
親切なスタッフに「ありがとうございます!」と感謝して受け取った後、、、そういえば酔い止め用にと持参していたシンガポールのミント・オイルがバッグの中にあったことを思い出したので、代わりにそれを両手両足に満遍なく塗っておきました。
普通の人より鼻がよく効くのでシトロネラなんかの強めの香りに弱くて、香水やアロマオイルや柔軟剤など香りが強い物を嗅ぐと気分が悪くなったり頭痛が起きることがあるので、普通の人みたいに気軽に市販の物が使えないという面倒な私なんです(汗。
そんな面倒な私が唯一大丈夫な香りがミント系なので、ミント・オイルを腕や足に塗っておきましたが、どうやら蚊には効果抜群みたいで、それからは刺されませんでした。
しばらくすると、美味しそうなアミューズが来ました。
*ノーチラスは2024年春からエグゼクティブ・シェフが変わり、メニューや味付けが昨夏とは変更されているかと思いますので、以下は参考までに。。。
アミューズを食べ終わると、先ほど見せてもらった鯛のお刺身が来ましたが、まさかの懐かしい舟盛りスタイルでの登場(笑。
モルディブのリゾートに舟盛りの器があるだなんて、なんだか面白くて笑っちゃいました。
当時のエグゼクティブ・シェフが日本人の方だったからかもですが、なんだか日本の海の近くの温泉宿に来ているような気分で楽しかったです(笑。
ボートの上で活け締めや血抜きなどの処理もなく、釣ってから2時間近く経過しているので死後硬直も終わって、どちらかというと柔らかめの食感でしたが、それでもモルディブで新鮮な鯛のお刺身が食べられて本当に嬉しかったです。
美味しかったんですが、これがまた結構な量で、旦那さんと2人で頑張って食べても3分の1くらい残ってしまいました。
旦那さんはメインのグリルとポテトを楽しみにしていたらしく、普段よりセーブしていたようなので、私が半分くらい食べちゃっていたのかもです(笑。
メインのグリルの登場ですが、ちゃんと食べやすく、鯛とエンペラー・フィッシュの両方を切り身にしてからグリルしてくれたようです。
てっきりサイド・ディッシュをオーダーするシステムだと思い込んでいて、確認せずに旦那さんが大好きなマッシュド・ポテトをオーダーしたんですが、実はちゃんと野菜のグリル付きだったようで、これまたお腹いっぱい案件に(苦笑。
奥の器に入ったのがマッシュド・ポテトなんですが、見た目は小さく見えますがおうどんの器くらいに大きくて、日本のジャガイモ3個分は優にある感じで、しかも1人1皿ずつと大盤振る舞いでした(笑。
鯛のグリルは身が硬めでしたが、スタッフが「ジョブ・フィッシュ」とか「エンペラー・フィッシュ」と呼んでいた方の魚は、実は日本では高級魚と呼ばれるフエダイだったみたいで、モイストでもっちりしていてとても美味しかったです。
どんなお魚だったかというと、↓釣れた魚の画像の中央に7匹いるグレーで唇がちょっといかりや長介さんみたいな魚です。
旦那さんと、ちゃんとサイド・ディッシュの有無を確認すべきだったね、また沢山残しちゃったねと反省しながら、お腹いっぱいでまたデザートに辿り着けずの夜でした。
お会計のチェックをもらうと、マッシュド・ポテトとワインしか含まれておらず、釣った魚の調理やサイドの野菜に関してはサービスとのことでした。
そう考えると2時間のプライベート・ボートでのフィッシング・ツアー@900ドルは、かなりお得だなあと感じました。
そして今宵もディナーが終わる頃にバトラーが迎えに来てくれて、ヴィラまでの帰り道は釣りの話や明日の予定で盛り上がりました。
ヴィラに着いて「ありがとう!おやすみ!また明日ね!」と挨拶を交わして、バトラーとは玄関前でさようなら。
ヴィラに入ると、今夜のおやつがテーブルの上に。。。
見た感じでは、ミューズリーのバーみたいでした。