打ち合わせ通り、5時半にバトラーがヴィラに迎えに来てくれました。
今朝やお昼前のシュノーケル話で盛り上がり。。。
タイムから戻れず大変だったことなんかを話していると。。。
あっという間にアライバル・ジェッティに到着〜。
ギリギリのところにカートを停めて。。。
チャーターしたボートに乗り込みます。
ちなみにノーチラスのアクティビティはグループ・ツアーが一切ありません。
よってダイビングを始め、シュノーケルやサンセット・フィッシングにドルフィン・ツアーなど全てプライベート・ツアー扱いとなり、どれに参加するにしても個人でスピード・ボートをチャーターしなくてはいけません。
以前はどのツアーも4桁以上と高かったそうですが、昨夏の滞在時は値下げした後だったのか、サンセット・フィッシングの為にボートをチャーターした際は2時間で900ドルでした。
*ツアー内容に適したボートやサイズによって価格は違ってきます。
ツアー内容は他のリゾートのものと全く同じで単にプライベート仕様になる訳ですが、我々とスタッフ全員が釣った中から好きな魚を選び、レストランでお刺身とグリルをいただきましたが、それらの代金はチャージされていませんでした。
ざっくりですが、お刺身とグリルが300ドルくらいとするとツアー自体は600ドルとなり、中堅どころのリゾートのボートのチャーター代金と同じくらいなので、そう考えるとプライベート・ツアーにしては全然悪くない価格だと思いました。
現在の価格については代理店さんまたは直接ノーチラスに確認してくださいね。
プライベートなので、ゲストは我々2人だけ。
キャプテンとクルー2名にバトラーも参加して、スタッフは計4名。
皆テキパキと作業を済ませ、あっという間に支度が整い。。。
時間通りに出発となりました。
今朝シュノーケルの際にこのハーバーの手前で危うくボートに轢かれかけたので、ボートの上から防波堤付近を注意深く見てみましたが、確かに死角となっていて見づらいので気をつけないといけないなと思いました。
一応ボートのキャプテンはゆっくりしたスピードでハーバーを出て、沖に出てからスピードを上げていましたが、モーターのゆっくりしたスピードと我々が泳ぐスピードは大差があるのと、ボートはすぐには止められないので、やはり我々が注意して自分で身を守らないといけないと認識しました。
あっという間にノーチラスの島が小さくなっていって。。。
豆粒サイズになっちゃいました。
キャプテンもクルーもバトラーも釣り好きらしく、モニターを見ながら天候や潮の満ち引きや流れからポイントを慎重に探しています。
今夜のサンセットも綺麗〜。
釣り好きが集まったということで、今夜はもれなく対決となりましたー(笑。
ちなみにプライベートのツアーなので、ゲストがリクエストすればシャンパンでもフルコース・ディナーでも何でもオーダー可能ですが、私は釣りが大好きなので真剣勝負の際はアルコールは飲みません(笑。
ハンドライン・フィッシングの際は常に片手の指に釣り糸を引っ掛けて、(餌が突かれたり食べて引っ張られて)ヒットしたら、その瞬間になるべく早く大きく引き上げるのがコツなので、もしグラスを持っていたら漏れなく逃してしまうので、とにかく集中したいので飲みませんでした(笑。
そして実際に後日飲んでいたせいで逃しました(笑。
というわけで、冷たいお水だけですが、やっぱりちょっと寂しいです(笑。
カジュアルなリゾートだとプラスティックのボトル水を出すところが多いですが、ノーチラスはサステナブルな取り組みをしている環境に優しいリゾートなので、ガラス瓶に入ったお水を(ボートなので割れないように)何度も使えるプラのカップで提供していました。
いよいよポイントに到着したようですが、ご覧ください、真剣な釣り人たちの姿を(笑。
先日のスーパー・ムーンの影響でまだキング・タイドらしく、いつもはもっと深いところに錘をつけて釣るそうですが、今回は5mくらいと浅いリーフの近くで錘なしでの挑戦とのこと。。。
昼間だったらシュノーケルしたら魚影が濃そうなポイントみたいでしたよ。
潮の流れ的にも問題ないとの判断で、アンカーを下ろして釣りの準備に取り掛かります。
我々よりもクルーが先に釣りを始めたので、どんだけ釣りが好きなの?そんなに負けたくないのかな?と思いましたが、多分バトラーが我々のケアをしてくれていたので他にやることもなかったのと、後で分かりましたが万が一ゲストが全然釣れなかった場合のフォローにと頑張って釣ってくれていたみたいでした。
ノーチラスの1番の顧客はロシア人と中国人の富裕層ですが、特に中国人ゲストは釣りが大好きで、トローリングからハンドラインまで大人気らしく、たまに釣れない時があるらしく、こうしてフォローしているそうでした。
確かに過去色々なリゾートで釣りをしてきましたが、ツアー参加者の8割以上がアジア人ゲストで一番真剣なのが中国人、次いで韓国人という感じでした。
釣りの餌はサバみたいな光り物で、血生臭い匂いに釣られて大物が掛かるんだそう。
釣り好きスタッフ全員と真剣勝負のスタートです(笑。
こんなところで本当に釣れるのかなと疑っていましたが、流石は釣り好きなモルディブ人だけあって彼らの読みは見事的中し、釣り糸を垂れてしばらくツンツンと糸を動かしていたら、すぐにヒットしてレッド・スナッパー(鯛)の大きいのが釣れちゃいましたー!
一番乗りで釣れたのが嬉しくて、「獲ったどー!」のポーズで鯛を掲げた姿をスマホ撮影してもらっていたら、鯛が暴れまくった際に血が飛び散って、腕やトップスが血だらけに(笑。
続けて他のスタッフが釣り上げて。。。
バトラーも釣り上げて。。。
旦那さんはというと、ものすごい重い魚がヒットしたものの、引き上げようと格闘した際に随分暴れまくった後、どうやらバラクーダーだったそうで針ごと食いちぎられて逃げられちゃいましたー。
満面の笑みで釣れた魚を見せびらかすバトラー(笑。
別のスタッフも大きな魚をゲット。
日が沈み、ここからが本番勝負です。
文字通り競い合うように交代でヒットしまくり。。。
互いに見せびらかし合う中、旦那さんは1匹も釣れず(笑。
ほぼバトラーと私の一騎打ちとなり。。。
僅か1時間ちょっとで釣れまくりでしたー。
私の釣った魚はこれとあれかな?と旦那さんと話していたら。。。
バトラーが綺麗に並べてくれましたー。
本日の収穫は、、、バトラーが7匹、私は合計6匹のうち1匹は小さい鯛なのでリリースして5匹、旦那さんはゼロ、他のスタッフが3匹と全部で15匹で、優勝はバトラーでした〜。
「今夜レストランでお好きな魚を召し上がれますよ」というので、鯛のお刺身とグリルとどっちが美味しいかな?と旦那さんと話していたら、バトラーが「お刺身ならエンペラー・フィッシュですよ」というので、私が釣ったのは鯛だというと、「全部お2人の物です。どの魚でもどれだけ選んで頂いても結構ですよ」と。
お言葉に甘えることにしてお勧めを聞いたところ「エンペラー・フィッシュのお刺身と、グリルなら鯛とエンペラー・フィッシュのどちらも美味しいので、そんな感じでいかがですか?」とのことなので全部お任せしちゃいました。
ノーチラスに帰る際に、ココナッツ・ウォーターとカット・フルーツを出してくれましたが、この後ディナーの予定だったので、ココナッツ・ウォーターだけいただきましたー。
ノーチラスではツアーの前後に書類やチェックなどにサインを求められませんでした。
この時も「チェックを忘れたのかな」とか「チェックがないとキャプテンらへのチップも書き込めないし、次回からは現金を持って来ないとダメだね」なんて感じでちょっと戸惑いましたが、もうよく分からないので最終日にまとめて渡しました(笑。
キャプテンとクルーらにお礼の挨拶をして、さようなら〜。
残った魚はレストランで使用したり、スタッフの食事として提供されるそうで、どの魚をどこで使うかあれこれ談義していました。
7時半にノーチラスに戻ると、バトラーも一緒にボートから降りて、停めておいたカートを運転して、オカソまで連れて行ってくれました。