ハーバー脇にあるビーチ・ヴィラ前の防波堤の切れ間からリーフ内に入り、ビーチに上がりました。
↑画像の時計で4時半の位置にある内側に折れ曲がった部分です。
強い波と潮流の中をフィンキックしながらのシュノーケルで疲れていたので、ビーチで少し休息していると、ノーチラスに近づいてくる黒い雨雲が目に入りました。
ビーチ・ヴィラ前の沖はこんなに綺麗な空なので泳いでいる際は気づきませんでした。
防波堤があると波が消されて穏やかになりますが、新鮮な海水が入ってこなくなると海藻が増すみたいで、波打ち際にも藻が浮かんでいました。
右斜め奥が一番大きなヴィラ@マンションなので、ビーチ・ヴィラ#101の前辺りかと。
今回初めてビーチを歩きましたが、どこも綺麗に目隠しされていて、頑張って覗こうとしない限り、全然中が見えない作りになっていて感心しました。
一番大きなヴィラ@マンションはゲストが滞在中みたいで、デッキ・チェアにタオルが敷いてありました。
見えないとはいえ、なるべくヴィラから遠い波打ち際を歩くことにしました。
波打ち際には折れた珊瑚の欠片が沢山転がっていましたが、フィンソックスを履いていたのでセーフでした。
ヤドカリさんや貝殻は殆ど見当たらず、折れた珊瑚が殆どでした。
毎日数回ビーチの掃除をしているのは、これを片付ける為だった模様。。。
毎日何度かビーチを掃除してくれているようでしたが、集めた欠片は浅瀬に捨てているみたいで、強い波のせいでビーチにまた戻って来ちゃうみたいでした(汗。
どれくらい波が強いかというと、滞在中は赤い線のエリアに沖からの風が吹いて、波が来ていました。
↑私が上がったビーチは画像下部分にあるハーバーのすぐ右側なので、一番波風の影響の少ないエリアだったにも関わらず。。。
波による侵食はこんな感じでした。
ハーバー脇のビーチには、波で流されたような珊瑚の欠片が沢山ありました。
これはノーチラスに限らずモルディブの大半のリゾートが直面している温暖化による影響なので、残念ですがモルディブではこれがデフォルトと受け止めなくてはならないようですね。
毎日朝から晩までスタッフ数名が何度もせっせとビーチを掃除したり、侵食した部分に砂を運んでならしたりと、本当に大変な作業だと思います。
出来れば見たくありませんでしたが、色々と調べてみるとモルディブ全域の多くのリゾートで一年を通して頻繁にこういう状況になっているようなので、同情する気持ちでいっぱいの今です。
この先は各リゾートの侵食に関するメンテナンス代が年々嵩みそうですよね(涙。
近づいていた雨雲はノーチラスの沖を通過してくれたみたいで安心しました。
モルディブのストーム(短い嵐やにわか雨)って、大抵こんな風に事前に見えるので、追跡や対策しやすくていいですよね。
アライバル・ジェッティを超えて。。。
ノーチラスのサインを右に曲がり。。。
道沿いに進んでいくと。。。
美しいランドスケープに癒されながら道を進んでいきます。
水上ヴィラのジェッティが見えてきましたー。
フィン・ソックスを履いているので、熱々のジェッティもへっちゃらです。
満潮時間に向かっているのか、波が出てきました。
波止めがあっても、それを年々超える高さの波になっているようで、植物の根が剥き出しになっています(涙。
何回掃除しても、侵食ですぐ波に砂が持っていかれたり、珊瑚の欠片が押し流されたり。。。
ノーチラスがオープンしてから2年くらい風向きや波や侵食をモニタリングしたそうですが、年々モルディブ全域で波や潮流の勢いが増していて、どれだけ念入りに専門の方々が計算して設置してもなかなか追いつかない感じなんだそう。
ふと見上げると、通り過ぎたと思った黒い雨雲が広がり始めました。
無事ヴィラに到着しましたー。
ビーチから歩いて来たので、フィンソックスが砂だらけなので、瓶にある水をかけて洗おうとしたら。。。
藻が生えていましたー(笑。
藻が生えた水は悲しいですが、砂がついたソックスのままヴィラに入るのもあれだしと、どうしたら良いか迷ってしまい、しばし玄関前でフリーズしちゃいました(笑。