香港極妻日記

海外生活30年目の「極妻(極道ではなく、極楽なアメリカ人妻の略)」の楽しい香港での生活、旅行、美味しいモノ、愛犬の話等、さくっとご紹介♪

カギ・モルディブのレストランでディナー@Ke-un(ケウン)

夕方の5時半にヴィラに戻り、シャワーを浴びてさっぱりした後は、少し蒸し暑さが残っているものの、涼しさが心地よいデッキでサンセット・タイムを満喫しました。

 

 

穏やかでリラックスした時間が静かに過ぎていく中、残念ながら美しい夕日を見ることはできませんでしたが、雨季のため、晴れているだけでもとてもラッキーです。

 

 

 

 

夜7時半から、パシフィック・リム料理レストラン「ケウン」にディナーに向かいます。

 

 

今回は一番風が穏やかな夜なので、海の表面も湖のように静かです。

 

 

ケウンはスパのジェッティの手前、すぐ左側に位置しています。

 

 

昼間は目立たず気づかなかったサインが、夜になると美しく照らし出されていました。

 

 

スパのジェッティの手前、左側に小道があり、少し進むとケウンが見えてきます。

 

 

雨季の閑散期だったため、店内には1組、デッキには2組のゲストしかいませんでした。

 

 

店内はファンがあり、デッキよりも少し涼しい感じです。

 

 

店内の照明が非常に明るいので、料理などの撮影には向いているかもですが。。。

 

 

私たちは、波の音を聴きながら、月明かりの下で食事をしたかったのでデッキのテーブルを選びました。

 

 

目の前にはビーチが広がっていて、夜の海は真っ暗で何も見えませんが、とてもプライベートな空間で、嬉しいことに蚊は全く出ませんでした。

 

 

隣のテーブルとの間も、大声でなければギリギリ聴こえないくらいと程よい間隔でした。

 

 

ドリンクとフードの紙メニューが同時に来るので、ドリンク・メニューからワインなどを注文してから、フード・メニューをチェックしました。

 

どちらのメニューも、カギのウェブサイトとアプリの両方からも見ることができますよ。

 

 

 

フード・メニューを注文し終えると、すぐにブレッド・バスケットが来ました。

 

 

左は抹茶のバター、右はチリペッパーのバターということで、夜はカフェイン抜きにしているので、ウェイターに頼んで抹茶にカフェインが含まれているか聞いてもらいました。

 

シェフによると、カフェイン・フリー(デカフェ)の抹茶パウダーを使用しているとのことでしたが、カフェイン敏感症でない限り、こういったことには無関心&無責任なケースが多いため、念のために食べるのをやめておきましたが、味見した友人が言うのは、特に食べなくても後悔しない風味、だそうでした。

 

ちなみに、デッキのテーブルは光量が低くて、料理の撮影には暗すぎてボケてしまうため、友人にスマホのライトでかざしてもらい、撮影しました。

 

 

 

今夜はピノ・ノワールにしましたが、普通に美味しかったですよ。

 

 

アミューズの内容がよくわからなかったので、友人に試食をお願いしたところ、カフェインの風味や具材は感じられず、とても美味しいと言われたので、私も少し不安になりながら食べてみましたが、友人に同意するほどの美味しさでした。

 

 

 

今夜の担当ウェイターは、ブータン人男性でしたが、名前がドルジだったため、思わずドラマ「VIVANT」を思い出ししたが、カギで働いて2年になるドルジは、シャイで真面目てとても優しいスタッフでしたよ。

 

カギにはブータン人スタッフが3名いるそうで、皆とても洗練されていて、恭しくもてなしてくれて、笑顔もとても爽やかで、プロフェッショナルな仕事ぶりで、カギのスタッフの中で抜きん出ていましたよ。

 

 

 

ケウンのフード・メニューはパシフィック・リム料理だそうで、私が旦那さんと1990年代にハワイに住んでいた頃にアラン・ウォンズやロイズによく通っていたので、なんだかとても懐かしい気がしました。

 

ハワイ以外でパシフィック・リム料理を食べたことがなくて、しかも30年以上経過してからの久々のパシフィック・リム料理、かつモルディブのリゾート、しかもフード・メニューが少なくてちょっと不安だったので、今夜は無難そうなカルパッチョにしてみました(笑。

 

 

カルパッチョは、お刺身自体はモルディブの平均値でしたが、ソースがとても美味しくて、カギに来て初めて心から美味しい!と思いました。

 

 

 

 

友人は、長時間の海でのシュノーケリングから少し波酔いしてしまったようで、トムヤンクンからのスタートでしたが、とても美味しかったそうで、一口もらいましたが、体調不良の時に飲みたいような、元気が出てきそうな美味しさでしたよ。

 

 

 

 

友人はメインをスキップして、餃子にしましたが、こちらも美味しかったそうです。

 

 

 

 

私のメインは、タイのレッドカレー風ソースがかかったグリルした海老でしたが、4匹の大きな海老の火入れが完璧で、香ばしさとプリプリした身の甘さに、濃厚なソースが美味しくてリピートしたくなる風味でした。

 

 

全部美味しかったので、2人で「毎晩ケウンで食べたいくらい最高〜!」とドルジに話していたら、わざわざ忙しいシェフをテーブルまで呼んでくれました。

 

とても料理熱心で穏やかで優しいシェフはフィリピン人の男性で、以前アマンプロでもヘッド・シェフとして働いていたことがあるそうで、カギでは1年くらい前から働いているとのことでした。

 

カギの料理の中でシェフが作るものが一番美味しかったので、今調べてみたところ、残念ながらもう他のリゾートへ移っていってしまったようでした(涙。

 

 

 

デザートはパスして、チェックをもらい、ドルジに挨拶をして、ヴィラに帰ります。

 

 

ヴィラに帰る途中、ジェッティを歩いているハウスキーパーのボスを見かけたので挨拶をすると「ちょうどヴィラにポータブル・ファンを運んだところなので使い方を説明します」と、わざわざヴィラまで一緒に来てくれました。

 

どうやら昼間シュノーケリングをしている間に、ドアのセンサーをチェックしてくれていたようで、玄関ドアには問題ないそうですが、屋外バスルームとデッキのドアの合計3箇所のセンサーの接触が悪いそうで、度々エラーとなりエアコンが止まってしまうようでした。

 

 

また、このエアコン問題は私たちのヴィラだけではなくて、他のゲストからも苦情がたくさん届いているそうでした。

 

 

 

ポータルブル・ファンは、オン&オフ、首振り&静止とシンプルな仕様でした。

 

 

私たちには柔らかすぎたベッドの問題については、アスリートで健康な友人は床に寝るという大胆な行動に出て、正直ちょっとびっくりしましたが、腰のあたりが沈んでしまう柔らかいマットレスよりは全然眠れるとのことでした(苦笑。

 

私も硬めのベッドが好きですが、流石に床に寝るのは無理なので、友人の勧めで、「多分使用回数が少ないであろう」ベッドの中央に寝てみたところ、最初の2、3時間は快適でしたが、しばらくするとまた腰の辺りがグッと沈み込んでしまい、その度に、右に寝てみたり、左に寝てみたり、また中央に戻ったりと、夜中に何度も目が覚めては移動を繰り返していたので、首や肩こりまで出てきたり、朝になっても疲れが取れた感じがしませんでした。