カギに来て、オーシャン・プール・ヴィラのデッキから見る初めてのサンセットは本当に美しかったです。
昼間は暑くてデッキに長くいるのは難しいですが、サンセットの時間になると、まだ蒸し暑さは感じますが、直射日光がないので、やっとデッキでリラックスできます。
旦那さんにサンセットの写真を送ろうとしたら、なかなか送信できなかったのでWi-Fiの速度を確認したら、以下の数値でした。
風は少し強かったですが、晴れていたので素晴らしい1日に感謝です。
予約していた時間の5分前にヴィラを出た際に、ジェッティ先端を見ると、カップルと思われるゲストが写真を撮っていました。
友人との女子旅でロマンティックは求めていないので、美味しいワインとイタリアン料理が楽しめるレストランに急ぎます(笑。
夜のジェッティや、ジェッティから見えるレストランの景色もとても綺麗でしたよ。
メインビルディングに続くこの桟橋のような場所がとても素敵で気に入りました。
照明の使い方もとても上手でした。
友人と命名した「銀ちゃん階段」を上がる前に、友人と気合を入れます(笑。
階段は美しいデザインですが、手すりが掴みにくく、離れた位置にあったり、階段の高さが少し低いため、手すりを持つとアンバランスさを感じ、バランスが取りづらいと感じました。
カギはオープン当初、アダルト専用のリゾートでしたが、昨年から赤ちゃんも受け入れるリゾートに変わりました。
滞在中には小さなお子さんがいたため、親御さんが赤ちゃんを抱っこしたり、ベビーカーを押したりする場面や、自分で上り下りしたがる幼児のサポートなど、なかなか大変そうでした。
階段を上がって正面にあるバー・カウンターには、スツールに足を置けるスペースがありましたが、カウンターとスツールの高さや奥行きを考えると、カウンターに近づくと膝が当たるかもしれませんね。
バー・カウンターで食事を楽しむこともできそうですが、早い時間帯にここに座っているお客さんは見かけませんでした。
広々としたレストランの窓際にだけテーブルが配置されていて、バー以外の残りのスペースはがらんどうのようで、全体的に少し不均衡な印象を受けました。
レストランは広々としたスペースがあるのに、テーブル同士の距離が少し近く感じたため、余計に違和感を覚えたのかもしれません。
ヴィラの数が少ないリゾートなので、テラスと窓際のテーブルだけで十分だと思いますが、奥のデッドスペースが少しもったいなかった感じがしました。
案内されたテラス席は、夜7時過ぎでしたがまだ少し蒸し暑かったです。
後日訪れた時は強風が吹いていましたが、店内のファンの真下にあるテーブルでも蒸し暑く、ロングドレスを着ていたために、ちょっと汗が出てしまいました。
テラス席からの眺めは、主に撮影用と思われる小さなジェッティと中庭でした。
カギのプレミアム・インクルーシブについての投稿にも書きましたが、今夜は初めてのディナーということで、カギのディナー・ビュッフェをかなり楽しみにしていました。
*カギのプレミアム・インクルーシブについての投稿です。
ところが、昼間にバトラーからWhatsAppでチャットが入り、「今夜はノンナを予約いたしました」と書いてあったため、「今夜は初めてのディナーのため、ビュッフェに行く予定なので結構です。(滞在中は)ノンナは3日に1度の利用と記載されているので、まだ到着して2日目なので行けないですよね?」と返信すると、そこで初めて、「実は本日の稼働率は30%前後と低いため、今夜のビュッフェは中止となりました。」と言われました。
バトラーの説明不足なのか、今日の昼間に突然決まったことなのか、当時はなんだかよく分かりませんでしたが、とりあえず他に選択肢はないようなので、ノンナにやってきました。
担当バトラーはチャットアプリで質問すると、ほとんどすぐに返事をくれるなど親切でしたが、レストランでは一度も見かけませんでした。
近くのテーブルで担当ゲストに説明している他のバトラーを何度か見かけたことがあるので、バトラーによって異なるのか、あるいはそのゲストたちが到着したばかりで初回のみアテンドして説明しているのかもしれないので、そのどちらかがよくわかりませんでした。
ノンナでは、マネージャーらしき人たちが時々見かけましたが、ゲストのテーブルに来るのは、注文を取りに来るウェイターだけでした。
ところが、不思議なことに、まだ一泊目だというのに、カギからメールが届いていて、メールを開くと、「宿泊した感想(フィードバック)をください」と書かれていました。
まだ2日目なのにメールで感想を尋ねてくるのも妙でしたが、一見とてもゲストの声を大切にしているように思えますが、マネージメント陣がゲストのフィードバックを欲しいのであれば、どうしてレストランやバーなどで声をかけて話をしないのか不思議でたまりませんでした。
これまでのリゾートでは、滞在中にGMやリゾート・マネージャー、F&Bマネージャーなどが、レストランにいるゲスト全員に声をかけてフィードバックを求め、滞在中に問題や不満、質問があればすぐに対応してくれる形だったので、どうして現場で声を聞かずにメールでのやり取りなのか、疑問に思って仕方がありませんでした。
もしかしたらゲストの8割近くが中国人ということなので、あまりフィードバック慣れしておらず、また言葉の壁もあって、それで諦めてしまったのかもしれないと思いましたが、それでもレストランにいるゲスト全員に声をかけないマネージメント陣は初めてだったので、ちょっと残念に思いました。
バトラーやウェイターの話をまとめると、今週の稼働率は約30%で、8割が中国人で、残りの2割は、日本人、韓国人、ロシア人、イギリス人の順番という感じでした。
最近は欧米のモルディブ・リピーターの中でも、カギの空港からのアクセスとハウスリーフの良さが知れ渡り、徐々に訪問者数が増えているので、現在は欧州人がもう少し増えているのではと思います。
まずはプロセッコとモクテルで乾杯です。
プロセッコは廉価版でしたが、クセがなくてとても飲みやすかったですよ。
ブレッド・バスケットは日替わりのバター・ディップの他に、小皿があるので、オリーブオイルやバルサミコ酢などは自分で自由に、という感じでした。
ノンナのメニューも紙メニューでしたが、Webサイトやアプリでもメニューが見られますよ。
友人は、スターターの中から、ブッラータチーズとピーチのサラダで、オリーブオイルとバルサミコ酢がほんのり効いて美味しかったそうです。
私はスターターの中から、和牛ビーフのカルパッチョで、肉質は普通で、味付けはトリュフ・ソースと記載されていましたが特に風味はなくて、オリーブオイルと塩胡椒とチーズの味のみでしたが、薄味だったのでくどさが全くなくて完食できました。
メインの肉料理はボリュームがありそうなので避けて、友人はパスタの中から、ブッラータチーズとポルチーニのスパゲティにしました。
麺は乾麺でしたがもちもち&ツルツルでいい感じも、味付けは薄くややインパクトには欠けたそうですが、逆に薄味だったため最後までくどいと感じることなく完食できたみたいでした。
私は消化に良さそうなリゾットの中から、サフラン・シーフード・リゾットにしました。
シーフードは、イカとホタテと海老で、他には白ワインとパルメザンチーズが記載されていましたが、オリーブオイルとチーズの風味が少しあるくらいで、シーフードの旨みは少なく、同じく薄味で、可もなく不可もなく、でした。
これが有料であれば、ちょっと残念だなあというレベルでしたが、災い転じて吉となる、でしょうか??閑散期で稼働率が3割前後だったおかげで、夜のビュッフェがなくなり、ノンナとケウンを1日おきにオール・インクルーシブ・プランで無料で食べることが出来たので、もしかしたらラッキーだったかもしれません。
薄味に関してですが、、、後日、ケウンのシェフとお話しする機会がありましたが、特にカレーやアジア料理については、本場のレシピで作ると辛すぎて食べられない、または塩分が強すぎるといったクレームが非常に多く、ゲストが残してしまうことが多いそうです。そのため、大半のレシピは常に薄味で提供しているとのことでした。
ケウンのメニューには私の大好きなシンガポールのラクサがありましたが、非常に薄味で、正直言って美味しくありませんでした。そこでウェイターにそのことを伝えると、シェフが来てくれて、事情を説明してくれました。その後、作り直してくれたラクサはしっかりと濃厚で、本場の美味しさがありました。
本場のアジア料理や辛い料理が好きな方は、オーダーの際に「本場の辛さは大丈夫なので、本場の味付けでお願いします」と一言添えると、しっかりと濃厚で美味しい料理を提供してくれると思います。
滞在中のカギのオール・インクルーシブのプランには、ノンナでの食事は、アラカルト・メニューの前菜とパスタの中から1品、メインから1品、デザートから1品の合計3品を頼めるようになっていました。
ノンナのスタッフに確認したところ、前菜、メイン、デザートの合計3品を食べた後、まだ足りない場合は、全てのメニューの中から1品でも何品でも食べても良いと話していました。
それを聞いて、ポーション(サイズ)が小さいのかも知れないと思いましたが、ランチの際に結構なボリュームだったので、念の為に今回は2品だけ最初に頼んで、後からまだ食べられるようであれば、デザートなりメインなり追加しようということにしました。
届いた料理のポーションはかなり大きめで、若い方であれば3品くらい余裕かもしれませんが、普段からあまりたくさん食べられない女性は、前菜のページから2品にするか、またはパスタなどはハーフ・ポーションでお願いすると半分のサイズで作ってもらえるようでしたよ。
ハーフ・ポーションで前菜から4品とかも全然大丈夫ですよと言われましたが、念の為に翻訳アプリなどを使って、注文時に確認してみてくださいね。
食後のデザートはパスして、コーヒーやティーもパスして、チェックをもらって、サインをして帰りました。
この微妙な高さの階段を食後に降りるのが怖かったので、プロセッコは2杯で辞めておきましたが、正解でした(笑。
今夜はムービー・ナイトらしく、プールの近くに大きなスクリーンが設置されていて、映画が上映されていましたが、早い時間とあってかデッキには誰もいませんでした。
豪華ではありませんが、素朴な感じのヴィラの作りで温かみがありましたよ。
ヴィラの数が少ないので、あっという間に到着です。
ヴィラに入ってすぐにエアコンを入れましたが、なかなか効かないので、夜風に当たって涼もうとしましたが、あまり涼しくありませんでした。
ヴィラのプールの下に照明があるので、もしかしたらプランクトンが集まっていたりして、それ目当てのお魚さんもいるかもとしばらく眺めていましたが、波が高いせいか、何もいませんでした。
そろそろ冷えたかなと思ってヴィラの室内に戻ってみましたが、全然涼しくなくて、エアコンの設定パネルを見てみると、ちゃんと最低設定温度に近い25.3度と表示されていました。
下のマイナスのボタンを押し続けると18度くらいまで数字は下がりますが、手を離すとすぐに25度に戻ってしまいました。
推測ですが、セントラル・クーリング・システムが導入されているとのことなので、全てのエアコンの最低温度が25度に設定されている可能性があり、そのためオーシャンヴィラは蒸し暑かったですが、ジムやデパーチャー・ラウンジは非常に寒かったので、25度以下に設定すると、ジムやオフィスなどが冷えすぎてしまうのかもしれませんね。
昨夜と同じく、夜中を過ぎても蒸し暑いままで、パネルを見ると25度くらいの表示のままでしたが、体感温度は28度くらいで明け方までよく眠れませんでした。
友人はエアコンが苦手なので普段はなるべくつけないようにしているそうですが、そんな彼女が寝苦しくて眠れないと嘆いていたので、ヴィラのロケーションによるかと思いますが、私たちが滞在したオーシャン・プール・ヴィラの#308のエアコンは全く効きませんでした。