今日は夕方からサンセット・フィッシングのツアーなので、今夜のサンセットはボートの上からの眺めになります。
5時半に出発とのことで、5時25分にダイビング・センターに。
今夜は映画ナイトらしく、ビーチではセッティングの最中でした。
こちらはプライベート・ディナーのセッティング。
一見プライベートな感じはしますが、レストランのすぐ隣です。
小さな島なので他にロケーションがなく、どうやらここがベスト・ロケーションのよう。
サプライ・ジェッティの袂にダイビング・センターがあり。。。
ダイビング・センターでのチェックインと支払いになります。
正しくは「バイト・アット・ナイト」というツアー名で、日本でも釣りの際に魚が食いついた際に「バイト」「ヒット」「当たり」と言うので、もれなく「夜釣り」という意味ですねー。
カンドゥルは古いリゾートなので単に遊び心でネーミングしただけと思いますが、最近の新しいリゾートってやたらと小洒落た英単語を組み合わせたりしてバトラーやスパやレストランなんかにオリジナルなヘンテコ名称をつけて悦に入ってるところありますよね(苦笑。
あれ、一見さんのゲストとしてはすっごく覚えづらいのと分かり難いのに加えて、そう呼ぶのがちょっと恥ずかしい時もあったりして、また特に浸透していない場合はカッコよくもオシャレでもないので、ごく普通の一般名称に統一していただきたいなあと(笑。
時間になったので、サプライ・ジェッティへ。。。
右奥の渦巻きのイラスト入りのボートで出発です。
先日ランチをしたメキシカン・レストランの看板、こんな下にありました。
こちらが侵食対策として多くのリゾートが保有するドレッジング・ボート(浚渫船)。
このボートで砂を吸い上げてから侵食された区域に移動して散布します。
カンドゥルでも季節によって風や波の方角が変わるので、一年中頻繁に島のあちこちで吸い上げと散布を繰り返しています。
今夜は綺麗なサンセットが拝めそうです。
ボートに乗り込むように指示が出ました。
かなり老朽化した珍しいタイプのボートで、昼間はダイビングに使用しているそう。
我々の他に、イタリア人とアジア人のカップルがそれぞれ2組、キャプテン始めスタッフが5名と、合計11名でした。
先日シュノーケル・ツアーで適当な仕事をしたスタッフです(汗。
古株スタッフが餌に使う大きな魚を捌いています。
最初に古株スタッフが、ハンドライン・フィッシングの説明を。
新人くんは古株スタッフの仕事を見て学んでいる様子。
10分遅れの5時40分に出発しましたー。
今回は途中でボートが故障して引き返す事もなく順調に動いています(笑。
特にイルカとか何も出ないまま波に揺られて進むと。。。
15分くらいで最初のポイントであるリーフに到着〜。
餌の魚はモルディブでよく獲れるサバの冷凍っぽいですね。
新人くんもみようみまねで頑張ってカットに挑戦です。
釣り始めてすぐに旦那さんがレッド・スナッパーをゲットしましたー。
と、すごかったのは最初の1匹だけで、あとは誰も釣れず。。。
カンドゥルのハウスリーフと同じく強い波と潮流があったので、波で釣り糸がグイグイと引っ張られるので、ヒットした(魚が餌に食いついた)かどうかも分からなくて、皆しばらく経って釣り糸を巻き上げて確認すると知らぬ間に餌を食い逃げされていました(苦笑。
ということで、ポイントを変えようとなり、全員釣り糸を引き上げた後に、ボートで10分くらい先のカンドゥルの近くに戻って来ました。
太陽が雲の後ろに隠れてしまって、ちょっと怪しげなサンセット。
新しいポイントはどうかというと、、、釣り糸を下ろした瞬間にヒットしましたー!!
頑張って引き上げた魚はスタッフに針を外してもらうんですが、なんとコバンザメ(笑。
コバンザメは不味いから食べないそうで、すぐにリリースしました。
そして新しい餌をつけて釣り糸を垂らした途端に、またもやヒット!
で、またまたコバンザメ〜(笑。
私が何度もコバンザメを釣り上げる中、私以外のほぼ全員は釣り糸を垂らしてもすぐに餌を食べられてしまって、何度も確認しては餌が取られていたのでまた餌を付け直すという羽目に。。。
ところが、スタッフは5名いるものの、実際にエサをつけたり魚をフックから外しているのは2名のみ。
残りのスタッフ3名はゲストが餌待ちでたちぼうけでも全くの知らん顔で、勝手気ままに釣りを楽しんでいます(汗。
これまで訪れたリゾートではキャプテンとか関係なく全てのスタッフがゲストを待たせることなく甲斐甲斐しく世話をしてくれていたので、ちょっと驚きました。
6名のゲストに対して2名のスタッフで、その2名もそれぞれ釣りをしているので、ゲストは皆10分から15分くらいずっと餌をつけてもらう為に辛抱強く待っていたり、何か釣れてもそのまま待たされたまま。。。
そしてその横で知らん顔して釣りを楽しむスタッフ3名で、なんだかなあって感じでした。
モルディブのサンセット・フィッシングではサンセット直後が一番釣れるんですが、こういう時間が勝負のツアーで、無駄に待たされる時間があると悲しいですよね(涙。
私もずっと待たされているので、旦那さんが代わりに餌をつけてくれようとしてくれたら、なんと「勝手にやらないで」と釣りを楽しむスタッフに叱られました(汗。
針で怪我する恐れを心配してかもですが、それなら手伝ってくれてもいいのにねえと(涙。
15分ちょっと待って、ようやく私のところにも来てくれて、餌をつけてもらったので、すぐに釣り糸を垂らしたら、またまた即座にヒットです!
しかもまたまたコバンザメ(苦笑。
まだ隣にいたので、すぐにリリースしてもらい、餌をつけてもらい釣り糸を下ろしたら、またまたコバンザメがヒットして、旦那さんとスタッフと一緒に大笑いです。
しかもコバンザメは頭上にベルクロ(マジック・テープ)みたいな布に容易く引っ付く部分があるので、針を取ろうとコバンザメを掴むと、頭が手袋にくっ付いてしまって、なかなか簡単に取れません(笑。
なのでしっかりホールドする感じで、ぐっと握ってから針を外さないと怪我しかねないんだとか。
というわけで、大半のゲストが食い逃げされるか、たまに他のゲストが釣れても私と同じコバンザメなので、またまた別のポイントに移動となりましたー。
そこではスタッフとゲストが大きな魚を釣り上げていて、私も大物がヒットしたと思ったら針ごと食いちぎってしまったようで、新しい針と餌をつけてもらうのにまた10分くらい待たされて、ようやくつけてもらえた時には時間切れと言われて撤収でした(涙。
今夜の収穫です。
旦那さんが釣ったレッド・スナッパー以外はスタッフや他のゲストが最後に釣った物。
10分遅れの7時40分にカンドゥルに戻りました。