今回は滞在中の最後の早朝シュノーケリングなので、少し薄曇りでスコールの後でしたが、頑張って水上ヴィラから海に入って、ドロップオフを左に曲がって、スパの前までやってきました。
スパを超えると、いつものように侵食対策に使用して余った砂袋が無造作にハウスリーフに放置されているのが目に入りました。
こういったものは全て海洋汚染に繋がるため、侵食対策として利用されているのであれば仕方がないのですが、こうして不法投棄されているのを見ると、モルディブの2大リゾート会社であるクラウン&チャンパが運営しているのに、サステナブルやエコを掲げているのに、なぜこうなってしまったのかと非常に心が痛みます。
嘘つきだとか適当だとか言うよりも、自分たちで自分たちの首を絞めていることにどうして気がつかないのか、と悲しくなります。
防波堤沿いにアライバル・ジェッティまで進みます。
アライバル・ジェッティに到着すると、ものすごい群れに圧巻です。
以前は防波堤沿いは遊泳可能マークでしたが、現在は遊泳禁止マークに変わったので、現地のスタッフに確認してから、安全にシュノーケリングを楽しんでくださいね。
今朝もジェッティにいた顔馴染みのクルーらに挨拶をすると、「しばらくしたらボートが出るから、その後ならジェッティの真下にナースシャークがいるから見てみるといいよ。」と教えてくれました。
ボートが出るまでは、安全な防波堤で作られた壁際や排水管の辺りを楽しむことに。。。
角を曲がって壁沿いを安全にハシゴの位置まで進みます。
いつものバナナフィッシュに挨拶をして。。。
ジェッティのハシゴ近くと一番安全なところにいつもいたバットフィッシュ(ツバメウオ)にもご挨拶です。
しばらくするとボートが出発したので、スタッフに教えてもらったジェッティの真下を見てみると、いました、いました!
2匹のナースシャークが寄り添って仲良く眠っていました。
そろそろお腹が空いてきたので、Uターンして帰ることに。。。
それにしても、このうじゃうじゃ加減、本当にここだけ魚影がものすごく濃かったです。
逆に言うと、ここ以外のハウスリーフの80%以上はあまりお魚さんがいなかったという印象の雨季のカギでしたよ。
スパの前には、また強めのカレントが発生していました。
時間帯や潮によって、スパの前や水上ヴィラの先端など、強いカレントが発生していたので、くれぐれも気をつけてくださいね。
ウォータースポーツ・ビーチ前に戻ると、ユニコーン・フィッシュがエラを広げて、クリーニング・フィッシュにお掃除してもらっている姿が見えました。
風速が増してきているようで、風と波のすごいこと(笑。
映っていませんが、海亀さんを怖がらせていたアジア人カップルが、高波の中で浅瀬の珊瑚の上に行って、少しでも近くでお魚さんを見ようとしては、波に飲まれて珊瑚にぶつけられて痛い思いをしたようで、もがいていました(汗。
中央の造礁サンゴまで戻ると、ブルーのフュージラーの群れがやってきましたー。
イエローやオレンジなどのお魚さんも綺麗ですが、ブルーに光るお魚さんも本当に美しいですよね。
早朝時で薄曇りで太陽光が少ないため、真下はクリアで鮮明ですが、真横はこんな感じに。
白化した珊瑚の上にいたお魚さんは白背景だったため、鮮明に撮れました(苦笑。
これが最後の早朝シュノーケリングということで、ちょっとセンチメンタルな気分に。。。
目印の大きな造礁サンゴの左側にあるチャネルを通って。。。
珍しくクリアで綺麗に撮れた浅瀬を通って。。。
ウォータースポーツ・ビーチから上がりました。
今回は朝6時半過ぎから8時半くらいまで、オーシャン・プール・ヴィラのデッキから海に入り、ドロップオフを左に曲がって、スパを越えてアライバル・ジェッティまで行き、元来たコースを戻って、ウォータースポーツ・ビーチから上がりました。