香港極妻日記

海外生活30年目の「極妻(極道ではなく、極楽なアメリカ人妻の略)」の楽しい香港での生活、旅行、美味しいモノ、愛犬の話等、さくっとご紹介♪

カギモルディブのハウスリーフで早朝シュノーケリング、前編

今朝は5時45分に友人と一緒に起きましたが、友人は昨夜の船酔いからは回復したものの、毎晩の蒸し暑さで寝苦しく、少し寝不足か疲れているようで、今朝のシュノーケリングは見送ることにしたそうです。

 

 

デッキに出ると、今朝も風はやや強めで、高い波が出ていました。

 

 

沖からの風がちょうどデッキに向かって吹いている感じだったので。。。

 

 

サーフィンが楽しめそうなロングの波がたくさん出ていました(笑。

 

 

干潮時から2、3時間が経過したくらいでしたが、今回の干潮時はかなり浅かったようで、高い波が断続的にやって来ているようでした。

 

 

かなり浅いため、ジャンプすると必ず足を打ってしまう可能性があるので、ハシゴの右側の手すりをしっかり掴んだまま、下から3段目まで胸を張って海老反りの姿勢で降りていき、斜め前に水平に倒れ込むような形で海の中に入りました。

 

 

そしてすぐに波の洗礼を受けました(笑。

 

 

波を乗り越えつつ、間にフィンキックを入れて、素早くドロップオフに到達しました。

 

 

ドロップオフからオーシャン・プール・ヴィラを振り返ると、ちょうど太陽が上がってくるところでした。

 

 

水面に顔を戻すと、いきなりコワモテのお魚さんのアップで、焦りました(笑。

 

 

知らぬ間に、ブルーのフュージラーの群れにも囲まれていたようで、頭突きしてきそうな勢いのお魚さんとのコラボ写真が撮れました(笑。

 

 

早朝6時を過ぎたばかりで、日差しがまだ弱いので、画像は少し暗めですが、実際にはもっと美しかったですよー。

 

 

水上ヴィラの先端を目指して進んでいきます。

 

 

今朝も静かで穏やかな時間を楽しんでいると、突然大きな声と水しぶきと共にアジア人の家族が現れました。

 

 

日本人以外のアジア人が早朝シュノーケリングを楽しんでいるのをあまり見たことがなかったのですが、今夏訪れたリゾートでも早朝シュノーケリングを楽しむアジア人が少なくなかったので、最近は泳げる人たちが増えてきたようですね。

 

 

オーシャン・プール・ヴィラの先端に近づくと、インリーフ(ドロップオフからヴィラにかけてのハウスリーフ)が非常に浅く、波もあったため、前述のアジア人家族がドロップオフに出るのに苦労している様子でした。

 

 

オーシャン・プール・ヴィラの先端の右斜め前にあるベスト・エリアに差し掛かると、波は高かったですが、干潮時から2、3時間という絶好のタイミングだったためか、いつもより視界が良好でした。

 

 

昨日と同じくらいの風の強さで、少し高めの波でしたが、昨日よりも魚影が濃くて、何が影響しているのか、どんなコンディションの日が良いのか、もう全くわかりません(笑。

 

 

顔を上げると、今日も晴れてきそうで嬉しくなります。

 

 

もっとじっくり見ていたかったのですが、さっきのアジア人の家族がとても賑やかで、魚が逃げ出すほどの勢いで常にバタ足フィンキックをしているので、蹴られるのが怖くて、早めに先に進むことにしました。。。

 

 

少し進むと、ちびたの海亀がちょうど息継ぎをするために浮上してきたところでした。

 

 

そこで私は手前で立ち止まり、じっと見ていると、私が何かを見つけたことに気づいたのか、後ろからアジア人の家族が猛スピードで追いついてきました(汗。

 

そして、息継ぎをしようとした海亀さんの30センチくらいまで接近して、周りを家族全員で囲んだため、海亀さんは恐怖を感じ、息継ぎの途中でしたが、驚くほどの速さで反対方向に泳ぎ去ってしまいました。

 

 

モルディブの法律では、海亀に6フィート(約1.8メートル)以上近づくことが禁止されています。

 

モルディブのリゾートのハウスリーフにいる海亀は、大きいものは比較的人に慣れているため、ある程度の距離を保っていればずっと眺めていても逃げません。

 

ただ、今回のように30センチほどの若い海亀は、まだ人に慣れておらず、人が近づきすぎたり、触ろうとしたりすると、非常に驚いてしまい、それ以降は人を見るだけで逃げるようになります。

 

カギでは、中位の海亀を数匹見かけましたが、皆トラウマになっているようで、どの海亀も深いところにいない限り、人が見ているとすぐに逃げていました。

 

滞在中、カギのゲストの8割がアジア人だったため、ルールをあまりよく分かっておらず、追いかけ回す人が多かったのかもしれませんね。

 

そういえば、カンドゥルのハウスリーフでは海亀が10匹以上いましたが、2匹の小さい海亀を除いてほとんどの海亀が逃げなかったのは、海洋生物の生態系をしっかり理解しているマナーの良い欧州系のリピーターが多かったからかもしれないと思いました。

 

 

 

マナーの悪いゲストから離れたかったので、先に進むと、いつものようにカレントの強いエリアに差し掛かり、頑張ってフィンキックをしてそのエリアを脱出できました。

 

 

振り向くと、私の後をついてきたと思われるアジア人家族は、カレントの強さに諦めて戻っていくところでした。

 

 

相変わらずマリンスポーツ・ビーチ正面沖のドロップオフにはお魚さんの数が少ないですが、今朝は透明度が高くてよく見えます。

 

 

浅くて波が高いのでインリーフには近づけませんが、結構な数のお魚さんがいるみたいでした。

 

 

中央の砂地のエリアに来ると、砂地だけにここだけ少し濁りが出ていました。

 

 

中央のちびたが集まる造礁サンゴに到着すると、驚くほどの数の群れが出迎えてくれましたー。

 

 

同じ造礁サンゴの場所によって、異なる種類のちびたが住み分けているように感じましたよ。

 

 

スパの前に差し掛かると、パウダーブルーやバタフライフィッシュが舞っていました。

 

 

やや強めのカレントを感じたので顔を上げると、スパが見えました。

 

 

スパの下は非常に暗く、現在進行中のリノベーションにおいて、スパの柱の周りをパネルのようなもので囲むと聞きました。

 

そうなると、今後さらに強いカレントが生まれる可能性がありますね。

 

 

つづく。。。