朝食の後、ヴィラに戻って、11時半くらいからシュノーケリングをしようと考えていましたが、あまりにも風が強すぎて、波の勢いがものすごいのと、満潮時に近かったため、デッキからのエントリーも容易ではなく、またお魚さんもただでさえ遠かったのに、満潮時となるとさらに遠くなってしまうため、シュノーケリングは諦めて、友人とヴィラでまったり過ごしました。
朝食ビュッフェは食べたい物が見つからず、早朝シュノーケリングで結構なカロリーを消費していたため、12時前にはお腹が空いたので、12時半からランチに出かけることに(笑。
満潮時に近いとあって、防波堤の人口砂州はほぼ線状態になっていました(笑。
バーの方が食べたいメニューが多かったのと、椅子が低くてくつろぎ易く、また雰囲気的にもまったり出来るので、バーでランチをすることに。
日焼け対策にスイカ・ジュースをいただきましたー。
雨季の閑散期だから空いていると思っていましたが、プールを利用していたゲストがデッキチェアに座った瞬間、あまりの暑さにジャンプしていたため、パラソルがないために、暑すぎて誰も利用したがらないと判明しました(苦笑。
ドリンクはすぐに届きましたが、スタッフが少ないのか、他にゲストもいないのにフードは30分以上かかりました。
カギでは和食系は期待できないと思い知った友人は、ナチョスをハーフで注文しました。
ワカモレが、フレッシュなアボカドではなくて、業務用のタッパーに入ったワカモレらしく、微妙な風味だったそうです。
ワカモレの他には、サワークリーム、リフライドビーンズ、カットただけのトマト、オニオン、チーズ少々、と言う感じで、サルサの風味もなく、リピートはなしという感想でした。
同じくしっかり学んだ私も和食を避けて、妥当な和牛バーガーにしてみました(笑。
ポテトは冷凍ですが、安定のカリカリ具合です。
期待ゼロで挑んだバーガーは、意外にも美味しくて驚きました。
バンズはふわふわで甘くて美味しくて、パテも練りすぎておらずジューシーで濃厚な牛肉の風味で、ピクルス、ソテーしたオニオン、トマトとの相性も抜群で、バーで一番美味しいメニューに暫定的に殿堂入りしましたー。
チーズは四角い廉価版のプロセスチーズでしたが、ちょっと微妙だったので、上のバンズとチーズは剥がしていただきました(お行儀が悪いですが、食が細いため、悪しからずです)。
バーガーの最初の写真を見ても分かるように、スイカのジュースが空になっていても、バーのスタッフは誰も気付かず、おしゃべりに夢中で、またバーガーを届けてくれたスタッフも全く気づかずのままだったため、カウンターでおしゃべりに夢中なスタッフに声をかけて、お代わりをお願いしました。
すると、冷蔵庫にピッチャーに入れたスイカのジュースのストックがあるようで、すぐに出てきました(笑。
待っている間に、カウンターを眺めていると、欧州人ゲストがカウンターで、注文したカクテルと一緒に2枚のピザをアルミホイルに包んでヴィラに持ち帰るところでした。
カギなどオールインクルーシブのリゾートでは、基本的にレストランやバーでのドリンクやフードのヴィラへの持ち帰りは禁止されており、代わりにイン・ヴィラ・ダイニング(ルーム・サービス)料金をチャージするシステムが一般化されています。
ノヴァではバーのドリンクはヴィラにこっそり持ち帰って良い(あくまでも内緒で、笑)システムだったので、カギのバーテンダーに確認したところ、カギではドリンクのヴィラへの持ち帰りは問題なしとのことで、フードはアウトでしたが、欧州人ゲストの奥さんが体調不良とのことで、今回は特別に許可しているとのことでした。
体調不良なのにピザ?と思いましたが、まあ、そこら辺はユルユルの方がお互いウィンウィンの関係なのかもしれないですね(笑。
意外と当たりだったバーガーを食べ終えて、ほっこりしていると、友人が「カウンター見て」と言うので、カウンターに目をやると、スタッフがカウンターの陰で、ポテトを貪り食べていました(笑。
「どうせ食べるなら、監視カメラから隠れるだけじゃなくて、ゲストの視界からも完全に隠れて食べてほしいわよね。」と友人が笑っていました(苦笑。
ヴィラに帰る途中に友人と、「どうかヴィラのエアコンが稼働したままで、ヴィラに戻ると、ひんやりしていますように!」と強く念じながら、ものすごく暑いジェッティを歩いて戻ります(笑。
言霊なのか、予想が当たってしまったのか、エアコンつけっぱなしのヴィラに戻ると、強風でドアのセンサーが外れてしまったようで、ドアが開いたと認識されたようで、しっかりエアコンが止まっていました(涙。
ヴィラの中は暑くていられないので、デッキに出てみると、容赦無く照りつける日差しで、肌しては立っていられないほどでした。
干潮時からまもないと言うのの、強風からの高波で、ヴィラの低い基盤に波がぶつかり、ドーンという低音と共に、微妙な振動で、ちょっと三半規管が弱い友人は体調を崩しそうだと嘆いていました(汗。
友人と一緒に、4か所あるセンサーがついているドアの開閉を何度も繰り返しては、玄関脇のエアコン・パネルのスイッチが入ったか確認すること、5回目で、ようやくエアコンがオンになったので、二人でよろけるように扇風機の前に倒れ込みました(笑。
センサーの問題はすでに熟知していたため、留守中にオフになることを想定してエアコンをつけておいたので、エアコンがオフになっても28度くらいの暑さで済みましたが、もしポータブルの扇風機がなかったら、室内の温度は30度は超えていたと思うので、もれなく体感温度は40度近かったと思います(涙。
デッキの踊り場の穴から、勢い余った海水が、ボボボボボーっという音と共に溢れ出していました。
カギは現在リノベーション中で、オーシャン・プール・ヴィラのドロップオフ側に防波堤を設置するようですが、リノベーション明けには、このヴィラからの眺めも、防波堤となるようで、仕方がないとはいえ残念ですよね。