午前10時過ぎから、メイン・ビーチからのエントリーで、ハウスリーフを沖に向かって真っ直ぐに進み、ドロップオフに到達しました。
*ビーチの浅瀬からドロップオフまでの投稿です。
潮の影響なのか、天候のせいなのか、それとも地球温暖化や異常気象の影響なのか、噂で聞いていたほどの魚の群れは見られませんでした。
カギのスパからオーシャン・プール・ヴィラの間のエリア限定ですが、ドロップオフは緩やかな傾斜になっていて、まるでスキー場の初心者コースのようで、とても安心感がありました。(笑。
真下を見た感じでは、約20メートルはありそうでしたが、透明度はそれほど悪くなさそうでした。
右に曲がって、オーシャン・プール・ヴィラの方へ流してみることに。。。
時々、深い場所でも白くなった珊瑚がいくつか見えました(涙。
お魚がいなくて寂しい気持ちが海の神様に届いたのか、救世主が現れました(笑。
バットフィッシュ(ツバメウオ)の成魚のちょっと手前という感じですね。
目の高さくらいまで上がってくると、真横で静止し、そのまま延々とガン見されました(笑。
動かず見つめ返す私がつまらなかったのか、しばらくすると、そのまま深いところに潜っていきました(笑。
SNSの動画で、近づいてきたツバメウオに幼い子供が手を伸ばした瞬間、ツバメウオが楽しそうに反応する様子を見たことがあります。
私も大きく手足を動かしたら、ツバメウオが楽しんでくれるかもしれないと思ったのですが、もし怖がらせてしまったら二度と人間に近づいてこなくなるかもしれないので、我慢してただ眺めることにしました(笑。
ドロップオから、ハウスリーフ側を眺めて。
顔を上げると、オーシャン・プール・ヴィラまではまだかなりの距離があるようです。
この辺りまで来ると、ハウスリーフの方にお魚たちがちらほらいました。
深い場所にも、少しですがいろいろな種類のお魚さんがいるようです。
突然、沖の深いところに妙な形のものが揺れているのを見つけて、溺死体か何かかと思ってドキドキしながらよく見ると、なんと救命ブイが水深10mくらいのところに浮かんでいました。
ダイビング用だとか、何か特別な目的や意味があるのかもしれませんが、非常に濃いブルーで少し不気味な場所なので、驚かされるのは勘弁してほしかったです。
ハウスリーフのドロップオフには、シュノーケリング中に目印となるブイや、休憩するために掴まることができる救命ブイが全く見当たりませんでした。
このエリアは潮の流れが悪くて水温が高めなのか、メイン・ビーチから真っ直ぐ進んだ沖合はカギのハウスリーフの中でも特に珊瑚の白化が進んでしまったようでした。
目の前を急に横切ったジャックフィッシュ(カスミアジ)には驚かされましたが、こういう驚きは大歓迎です(笑。
猛スピードでジャックフィッシュに続くスマ(カツオみたいな魚)。
しばらく進むと、突然25mほどの深いエリアに、お魚さんの群れが現れましたー。
かなり遠いですが、お魚さんの群れを見ることができて、嬉しいです。
ハウスリーフ側に目をやると、ブラックピラミッドが5mから10mほどの深い1箇所に集まっていました。
ハウスリーフの内側、インリーフには他のお魚たちも少し見かけましたが、強風で波が高く、体が珊瑚にぶつかる危険があるため、近づくのはやめました。
さらに進むと、なだらかな砂の斜面から、つくしのようにニョロニョロさんが顔を出していました。
ニョロニョロしたものの正体は、どうやらチンアナゴの集団です(笑。
以前フォーシーズンズ・ランダーギラーヴァルに滞在した際に、浅瀬で数匹見かけたことがありますが、これだけの群れは水族館でしか見たことがないため、初めてで嬉しくなりました。
ビーチからすぐの浅瀬で海でのシュノーケリングを練習中の友人を見てみると、どうやら休憩中らしく、ビーチに座ってこちらに向かって手を振ったり、OKサインをする姿が見えました。
オーシャン・プール・ヴィラに近づくにつれて、強いカレント(潮流)が出てきたり、波が後ろから感じるようになったので、ここでUターンすることにしました。
スパに向かって、元来たコースをフィンキックして戻りました。
ビーチの真正面まで戻ってくると、深いところに小さなお魚さんの群れと白化した珊瑚を見つけました。
小さなお魚さんたちが可愛いなあと眺めていたら、モルディブのリゾートのハウスリーフで毎回いちゃもんをつけられるお魚さんたちに、至近距離でいちゃもんつけられました(笑。
縄張り意識で、テリトリーに近づくと威嚇しているようですが、ゴマモンと違って噛んだりすることはなく、ギリギリまで猛スピードでやってきては、こちらが正面を向くと、スーッと引き返し、またギリギリまで攻めては、こちらが離れるまで繰り返す感じです。
ストレスを与えないように、中央エリアに戻ってくると。。。
目印の丸い大きな珊瑚岩から20mくらい沖に向かって右斜め前に進んだところにある、珊瑚の小さな森みたいな塊の部分に、ちびたが群生しているのを発見しましたー。
カギのハウスリーフには、ベスト・エリアが3つありますが、その一つがこちらでした。
いつも小さなお魚さんがたくさんいて、時折ジャックフィッシュ(カスミアジ)やブルー・フュージラー(ササムロ)が現れ、逃げ隠れする小魚さんの群れが光を受けてキラキラと輝く様子がとても美しかったです。
そこから沖に向かって、左斜め前に10メートルほど進むと、小さな珊瑚の森の近くに小さなお魚たちの群れがいましたよ。
スパの近くまで探索してみることにました。
スパの周りは滞在中、強風の影響で大きな波が立ち、泳ぎにくく、また水が濁りがちでした。
場所によっては透明度が良かったところもありましたが、そのほとんどは強い流れがある場所でした。
滞在中は風が強く、スパ周辺では大きな波が立っていました。
また、この周辺は常に強い流れがあったため、行くのは簡単でしたが、帰るのはかなり大変でした。
滞在中に風が穏やかな日も1、2日ありましたが、早朝を除いて風は次第に強くなり、強風の時にはスパ前を通り過ぎてからUターンしてビーチ前に戻ろうとしても、シュノーケル初心者の中国人ゲストは必死にフィンを使っても戻れなくなってしまいました。
後編へと、つづく。。。