カギ・モルディブの水上ヴィラを紹介する前に、、、。
カギ・モルディブは2020年10月にオープンしたばかりですが、来月の5月10日から9月10日までの4ヶ月間、大規模なリノベーションのために休業することが発表されました。
推測ですが、実際に宿泊した際に私たちが直面した問題や他のゲストの話を考慮すると、リノベーションの内容は主に水上ヴィラのエアコンの強化や接触センサーの改修工事、さらには水上ヴィラの基盤の引き上げも含まれている可能性があるかも知れません。
ジェッティから見る水上ヴィラは、ウェブサイトなどで見ていたよりも、かなり狭く小さく感じました。
実際にヴィラに滞在した感想ですが、鰻の寝床のような形状という表現は少し失礼かもしれませんが、まるで京都の町屋のように細長いデザインで、基盤がとても低いヴィラでした。
カギはとても小さな島なので、島やビーチの景観をできるだけ損なわず、各ヴィラのプライバシーにも配慮しながら、より多くの水上ヴィラを設置するためのデザインが考えられたのかもしれませんね。
玄関を入ってすぐの廊下とデッキには少し圧迫感がありましたが、ベッドルームはこぢんまりとした印象で、賛否が分かれる仕切りのないトイレを備えた屋内バスルームは、ベッドルームが狭いために逆に広く感じられたり、それに続く屋外バスルームの存在は小さなボーナス・ポイントという感じでした。
バスルームは大理石で(オープンなトイレ以外は、笑)豪華な印象を与える一方、ベッドルームやデッキ、ジェッティ側にある屋外バスルームは木造で作られています。
木造建築部分は、ドアや壁、家具の傷み具合から、オープンしてからまだ3年とは思えないほどの経年劣化が見受けられ、全体的にかなりシャビー(見窄らしい、安っぽいという意味)な印象を受けたので、少しアンバランスな組み合わせに感じました。
*ベッドルーム越しのデッキの眺めです。
屋外バスルームからクローゼット側の眺めです。
カギの前に訪れた同価格帯のリゾートはノヴァでしたが、ノヴァの水上ヴィラは新しく、(個人的にプールが邪魔する眺め以外は)使い易さ、快適さ、美しさの全てが揃っていたので、カギの欠点がより目立ってしまったのかもしれません。
他の同じ価格帯のリゾートにもいくつか行ったことがありますが、参考までに、同じように幾つか問題があり、居心地があまり良くなく、また新築リゾートなのに少し古びた印象を受けたのは、同じグループのフラワリの水上ヴィラでした。
ただし、これは他のリゾートと比較した私の個人的な意見なので、もし初めてのモルディブ旅行であれば、美しい海やビーチにほとんど目を奪われるため、気にならないと思います。
投稿前にネットで調べて、日本語と英語のレビューサイトをいくつか見てみたところ、日本からのハネムーナーの方々の初めてのモルディブのレビューでは、カギの水上ヴィラに対して概ね満足している様子が伺えました。
しかし、初めてのモルディブでも欧州からのゲストやリピーターの方々のレビューでは、ヴィラに関するさまざまな問題が指摘されているのをいくつか見かけました。
また、モルディブのリピーターが集まるSNSグループでも同様の指摘がいくつか見受けられました。
オープンからわずか4年で、4ヶ月間も閉鎖する大規模なリノベーションが行われるのは、一般的には考えにくいことかもしれません。
しかし、残念ながらモルディブ全体では、数年前から地球温暖化による気候変動の影響で、体感温度が上昇し、強風や高波の日が増加し、侵食によるダメージも増えているという問題が発生しています。
そのため、どのリゾートも防波堤やヴィラ、ジェッティのメンテナンスをこれまで以上に頻繁に行う必要に迫られています。
2023年の夏にノーチラス・モルディブに滞在した際、バトラーから聞いた話ですが、2021年に防波堤の設置工事を行った際には、騒音や不便が生じる可能性があるため、ゲストに迷惑をかけないように工事期間中は完全に閉鎖し、すでに予約していたゲストには差額なしで別の日に振替をお願いしたり、振替が難しいゲストには同等の高級リゾートを手配し、宿泊費を負担することで納得してもらったりと、非常に手厚いホスピタリティに感動しました。
一方で、カギやフラワリ、クダドゥを運営するクラウン&チャンパ・リゾーツ(C&C)は、工事による騒音や不便さをあまり重視していないようで、そのためゲストへの事前告知が前日ぎりぎりだったり、クレームに対しても特に配慮しない姿勢が見受けられました。
また、数日で終わるリノベーションについては、滞在中に突然翌日からの工事を告知し、防波堤の設置工事を始めたり、1、2日で終わるレセプションやレストラン近くの工事を行う際には事前の連絡はなく、レストランで食事中に突然ドリル音が響いて驚くと、スタッフから事後報告とお詫びの言葉が初めて伝えられるというのがC&Cの一般的なのスタイルのようでした。
そんなC&Cだけに、今回カギを完全に休業するということは、かなり大規模な工事が行われることを意味していると思いますし、長期間にわたってヴィラが利用できなくなるのは、そのためかと思います。
カギのレストランなどメインビルディングのエリアでは、強風の際に物が飛ばされたり、大雨の時に雨が吹き込むことはありましたが、日差しが強い時は蒸し暑くなる程度で、特に大きな問題はなかったと思います。
ジムとレストランがあるスパのエリアでは、海に面した外のテーブルでは強風で物が飛ばされることがありましたが、デザインの問題なのか中央エリアは風が入らず、吹き抜けからの直射日光が非常に強く、晴れた日には風があってもなくてもとても暑くて、5分ほどで汗だくになってしまいました。
レストランとプールを備えたメインの建物も、スパの建物もどちらもとても美しい建築物でしたが、特にスパの建物は最近のモルディブの気候変動にはあまり適してないように感じました。
カギのスタッフに、同じ建築家が手がけた姉妹リゾートのクダドゥの状況について尋ねたところ、強風の際には風向きによってはプールやバーをカバーを下ろして閉鎖しなければならないことがあると教えてもらいました。
テーブルが吹き飛ばされるほどの強風が吹くこともあるそうで、建物の中央にある渡り廊下部分も非常に強い風が吹くとのことでした。
カギのスパについてですが、蒸し暑さだけではなく、ランチ・タイムのみ営業しているレストランの食事の質にやや問題があり、一度の訪問で懲りてしまいました(汗。
このような状況から考えると、今回の大規模な工事では主に水上ヴィラなどのリノベーションが行われるのではと思います。
下で詳しく説明しますが、もしエアコンの交換に伴う配線やパイプの入れ替えを行うとなると、天井や壁を開ける必要があるのではないかと推測しています。
水上ヴィラのドロップオフ側のレイアウトです。
赤字で解説を加えましたが、玄関正面にあるミニ・バーの後ろから右奥にかけてバスルームがあり、玄関ドアの右手にクローゼットからの屋外バスルーム、そして反対側の玄関左手には、ベッドルームからのデッキ、というレイアウトです。
4箇所のピンク色の線は、大規模なリノベーションの要因の一つと考えられるエアコンのオン&オフセンサーが設置されている箇所ですが、まずはリノベーションの主な目的とされるエアコンについてお話しします。
玄関ドアの脇にあるエアコンのコントロール・パネルです。
モルディブの多くのリゾートが安定のダイキンのエアコンを使用する中、カギのエアコンは初めて聞く会社、 H&D社製でした。
検索してみると、地球に優しいエコな排水処理や太陽光発電や冷却&温水システムに特化した、イタリアの歴史のある企業みたいです。
モルディブでも幾つかののリゾートでソーラーパネルや排水処理などを手掛けているようでした。
カギのハウスキーパーに詳細を尋ねると、エアコンは循環水を利用しているとのことですが、具体的なシステムについてはあまりよく分かっていないようでした(苦笑。
カギが排水処理も同社に任せていたかどうかは不明ですが、アライバルジェッティの近くにある排水管周辺には常にものすごい数のお魚さんがいて、排水の際には数百匹以上の魚や大きな海亀が一緒になって、ガンニバルのあの人状態で貪っていたりで、よく見学しにいっていましたが、今思うと、、、(汗、苦笑。
温水シャワーには特に問題はありませんでしたが、エアコンのセンサーの不具合とは別に、とにかくエアコンの効きが悪くて、初日から最終日までずっと蒸し暑く感じました。
特に午前9時以降から明け方にかけての体感温度は、雨の日を除いてエアコンをつけていても常に26度から28度くらいで、非常に蒸し暑く、よく眠れませんでした。
地球温暖化の影響で、モルディブでは年々日差しが強くなり、春から夏にかけては体感温度が40度を超える日も増えています。
それにも関わらず、新しいリゾートにしては珍しくデッキをカバーする大きな屋根がなく、昼間の直射日光で外にいるのが難しいほどの暑さで、また、ベッドルームも熱がこもり、非常に蒸し暑く感じました。
ヴィラの中で唯一涼しかったのはバスルームでしたが、そこには寛ぐ場所も椅子もなく、オープンなトイレを眺めながら過ごすのは快適とは思えませんでした(苦笑。
木造建築は天井が低く細長い形状で、窓を開けることを考慮しておらず、長細い部屋の左端にあるデッキ側にスライディングドアがあり、右端には屋外バスルームのドアがありますが、両側の壁には窓はひとつもありません。
風が強い日が多く、エアコンの効きが悪かったので、一度だけ両端のドアを開けてみましたが、強風のせいでベッドルームにあったものが周りに飛び散ってしまったほどでしたが、思ったほど涼しくはなくて、すぐにドアを閉めました。
風通しや換気が悪く、エアコンなしでは非常に暑くなることは、素人の私でも一目瞭然だったので、正直驚きました。
またベッドルームの天井にはバリのリゾートにあるようなアジアン・テイストのファンがついていましたが、風速を最大にしてもうるさいだけで、全く涼しくなりませんでした。
環境に優しいとされるエアコンは、設定温度を20度以下に下げても、なぜか24度以下には設定できない仕組みになっていて、デフォルト表示は25度でした。
エアコンの表示が24度になっていても、送風口からは冷たい風が出てこなくて、ベッドルームからクローゼットにかけての体感温度は常に26度から28度でした。
明け方から午前8時頃までは外の気温が下がるので、少し涼しく感じましたが、それ以降から午前4時頃まではエアコンが全く効かず、耐え難い暑さで、ブランケットを被るのは到底無理で、ブランケットなしでも暑くて眠れないほどでした。
滞在中に出会った他のゲストに話を聞いたところ、ヴィラのロケーションによってはエアコンが効いてやや涼しいところもあったようですが、私たちのヴィラやその周辺では特に効きが悪かったようです。
2人とも2日続けて十分に眠れなかったため、日に日に疲れが溜まり、友人があまりの暑さで体調を崩してしまいました(涙。
そこで、3日目の朝にセミ・バトラーにWhatsAppで連絡したところ、同日の夜にハウスキーパーがポータブルファンをヴィラに届けてくれました。
ファンを使ってなんとか少しは眠れるようになりましたが、私も友人も非常に低い設定温度のエアコンと同じくらい、直接身体に当たる扇風機の風が苦手なので、二人揃ってしばらく睡眠不足が続いてしまいました。
2人とも毎日5時間くらいは荒波や強いカレントの中を泳いでいたので、疲れていたせいでそこそこ眠れたみたいでしたが、シュノーケルをしないカップル数組はやはり私たち疲れておらず、暑さでより眠れなかったみたいでした。
昼間はエアコンを最大にしていても、扇風機がないと蒸し暑さで汗が止まらない状態でした。
環境に優しいはずの取り組みが、イタリアの冷却システムではヴィラを十分に冷やすことができなかったようで、多くのヴィラにポータブル扇風機が必要になり、最終的にはエアコンの強化が求められるという、本末転倒な結果になってしまったのは非常に残念です。
エアコンについては、冷却システムとは別に大きな問題が存在していました。
画像に示されている4つのピンクの部分にはエアコンの接触センサーが設置されており、ドアを開けるとエアコンが自動的にオフになり、ドアを閉めると再びオンになる仕組みです。
モルディブの他のリゾートでも、玄関やデッキのドアに同様の接触センサーが取り付けられていることがありますが、鍵の設置場所は玄関ドアに加え、屋外バスルームに通じる2つのドアを含む合計4箇所でした。
すべてのドアは木製で、モルディブの強い日差しや風、潮風、大雨の影響で、予想以上に木材の劣化が進んだのか、オープンから1年後にはセンサーに不具合が発生し始めたようです。
滞在中は、4つのドアを何度しっかり閉め直しても、センサーが反応せずエアコンが作動しないことが多く、エアコンの効きが悪い中で、2人で汗をかきながら何度もドアを開け閉めする羽目になりました。
もしかしたら閉め方に問題があるのかもしれないと思い、優しく閉めてみたり、逆に力強く閉めてみたりしましたが、それでもうまくいかないと分かると、閉めたドアを押し込んでみたり、センサーに当たるように少しずつ位置をずらしてみたりと、様々な方法を試しました。
そんなことを30分ほど繰り返した結果、ようやくエアコンが動き出すという、まるで意味不明な罰ゲームのような日々でした(苦笑。
どれかのドアが開いているという単純な理由でオフになるわけではなく、恐らく建て付けが悪くて、昼夜問わず、強風でドアが揺れるとセンサーが反応してエアコンが勝手にオフになってしまうこともありました。
昼間にエアコンをつけていても突然汗だくになったり、夜寝ていて突然妙に蒸し暑くなって目が覚めては、もしやと思って玄関横のエアコンのコントロール・パネルを確認すると、やっぱりエアコンがオフになっているということが何回かありました(苦笑。
夜中にエアコンが切れて蒸し暑さで目覚めるのも悪夢でしたが、その後、エアコンのスイッチが入るようにと、4つのドアを何度も開け閉めしているうちに、すっかり目が覚めてしまい、エアコンがついてからもしばらく眠れなくなるというパターンも非常に辛かったです(苦笑。
どのドアのセンサーに欠陥があったのかは、最後まで分からずじまいでした。
毎回、1人がパネルの前でオンになったか確認担当となり、もう1人がドアの開閉担当となり、ドアを閉める度に「どう?点いたー?」と叫び、パネル担当が確認して「ダメー、まだ点かないよー。」と答えてはやり直すという繰り返しでした。
多い時には4つのドアをそれぞれ10回以上開け閉めしても全く反応がなく、「ダメだこりゃ!」と2人で暑い中笑い転げていました(笑。
もし旦那さんたちが一緒だったら、即GMに直接クレームを入れるような事態だったのと、他にもいくつか問題があったので、こうした大変なトラブルでも全て笑いに変えて楽しめちゃう女子旅で本当に良かったねー、と(笑。
たまに、エアコンが全く作動しないことがあり、その際は他のゲストと同様に、セミ・バトラーにWhatsAppで連絡を取り、メンテナンスのスタッフに修理に来てもらっていました。
スタッフはとても親切で、何度もドアを開け閉めしたり、ドアのセンサーを拭いたり位置を調整したりして修理に努めてくれました。
しかし、どうやら根本的な問題は解決できないようで、話を聞くと、私たちのヴィラだけではなく、他の多くのヴィラでも同様のトラブルが発生していたようです。
地球温暖化による強風による潮風や大雨が影響し、木造建築は老朽化が進んでおり、使用する木材によってはメンテナンスが非常に難しいと話していました。
カギは、姉妹リゾートのフラワリやクダドゥにジャワカラといったエコ対策に特化したリゾートで、ヴィラのデザインは日本人建築家によるもので非常に魅力的です。
しかし、木造建築であり、スタッフに聞いた話によると、通常モルディブで使用される木材とは異なる種類らしく、かなりの劣化が見られるようです。
モルディブでは、エコ対策の進展以上に、地球温暖化による悪天候や強風、高波といった問題が深刻化しているようで、本当に大変な状況のようでした(涙。
最後は、強風と高波が引き起こす、ヴィラとデッキの騒音問題です。
画像を見ると分かるように、水上ヴィラの基盤がかなり低いため、満潮時にはデッキの階段とプールの底に波が激しくぶつかり、その度に大きな音が響いてきました。
設計段階で、満潮時の高さに加え、最近の強風や高波を考慮して、なぜ余裕を持って2、3メートル以上高く設定しなかったのかが、非常に疑問に思いました。
風が少しでも吹いている日は、波が水上ヴィラのコンクリート基礎に激しくぶつかり、そのたびにドッパーンという大きく低い音がヴィラに響き渡り、ベッドで寝ていても軽い振動が伝わるため、夜中に何度も目が覚めてしまいました。
翌日、レストランで出会った欧州人やアジア人のカップルと立ち話をていると、彼らから「昨夜は波がぶつかる音がうるさいし揺れたりして眠れなかったよ。」と話題を振られたので、どうやら私たちだけが音と振動に繊細な訳ではなさそうでした。
また、ハウスキーパーからも騒音に関する多くの苦情が寄せられていると聞いたので、エアコン問題に次ぐ大きな懸念事項だったのかもしれません。
もしかしたら、水上ヴィラの基礎を上げる工事も今回のリノベーションに含まれているのかもしれませんね。
また先週カギに滞在していた友人から、大量にブリックス(煉瓦のようなもの)が運ばれてきたとの知らせがあり、彼女たちも蒸し暑さと波がぶつかる音で眠れなかったそうで、水上ヴィラの基礎を作り直すためか、あるいはオーシャン・ヴィラ側にも防波堤を設置するためではないかと推測していました。
その理由は、水上ヴィラの基礎を高くする工事には非常に多くの費用と人手が必要であり、予算的にも最も手軽な方法として、オーシャン・ヴィラ側に高い防波堤を設けることで、水上ヴィラの基盤に当たる波を緩和できるのではないかという考えでした。
もしかしたら防波堤の追加もあり得るかも知れませんが、ブリックスの使用に関しては、カギやフラワリ、クダドゥの防波堤は、ノーチラスと同じインドからの大きな石を使用しているので、個人的には違う用途の気がします。
メイン・ビルディングから海に向かって左側に位置するオーシャン・プール・ヴィラのドロップオフ側のヴィラは、先端から2、3軒ほどはドロップオフが5メートルちょっとと近く、先端からすぐのところに魚影が濃いスポットがあるので、工事が始まると、もしかしたら海亀さんやお魚さんたちが驚いて逃げしまう可能性も(涙。
スタッフからの情報によると、カギがある島にはかつて多くの海亀が生息していたそうで、2017年頃からカギの建設工事が始まり、2020年10月にオープンした際には他のリゾートと同様に閑散としてそうですが、徐々に魚たちが戻ってきて、2024年までには5匹くらいの海亀が戻ってきたそうです。
さらに、2025年の初めには2匹の海亀さんがビーチに産卵したそうで、今年の2月くらいに沢山のちびた海亀さんが無事に孵化し、ヨチヨチとビーチを歩いて海へと戻っていったそうです。
海亀には地磁気の刷り込みによって生まれた場所に戻る帰巣本能があると言われていますが、今春から秋にかけての大規模な工事の騒音によって、再び一時的に離れてしまう可能性があるため、心配ですね(涙。
海亀さん2匹が産卵した箇所は、今回の工事エリアでないこと、そして問題なくまた産卵して無事海に戻れることを祈っています。。。
モルディブの幾つかのリゾートのスタッフによると、大規模な工事の後に逃げてしまった海亀さんやお魚さんたちが戻るのに通常半年から、長い場合は1年以上掛かることがあるそうです。
リノベーションの内容にもよりますが、もし水上ヴィラの大幅な梃入れ作業がある場合は、カギはハウスリーフの良さが有名なリゾートだけに、シュノーケル目的で考慮している方は、年内は様子を見た方が良いかもしれませんね。
リノベーションの具体的な内容が分かり次第、またこちらに追記するつもりですが、今回指摘したエアコンの効きが悪いことや、ドアの接触センサーの不具合、そして波によるヴィラの騒音が改善されることを願っています。