今月半ばまでモルディブに出入国する際には、モルディブ到着前の96時間以内とモルディブ出発前の96時間以内に、オンラインのIMUGA(イムガ)のTraveller Declaration(旅行者申告書)がそれぞれ必要でしたが、8月15日をもって帰りの出発前の申請は不要になりましたー!
オンラインでの簡単な手続きとはいえ、英語だったりパスポートや写真をスキャンしないといけないので、結構面倒だったので嬉しいですよね!
ただし行きの到着前の申告書は必要なので、これからモルディブに行かれる方は、モルディブ到着前の96時間以内にオンライン申請することをお忘れなく。
オンラインで事前にイムガを申請しておけば、モルディブのヴェラナ国際空港に到着し、移民局の窓口で入国手続きの際にパスポートを提出するだけで、イムガにインプットした内容は全てパスポートに紐付けされているので、その場で写真撮影の必要もありません。
移民局の係員がパスポートをスキャンすると、到着日から滞在日数に滞在先のホテルなどの情報がモニターに映し出されるシステムで、今年の初夏にモルディブを訪れた際は、確認のために係員から口頭による質問がありました。
係員から聞かれたことは、「How many days? (何日滞在か)」「Where do you stay? (どのホテルに宿泊するのか)」「When do you leave? (いつ帰るのか)」の3点でした。
答えは、Five(滞在日数)とか、Nova(ホテル名)、August 30(帰る日)といった簡単な単語やフレーズで察してくれます。
今夏をもって廃止となった背景には。。。
日本人旅行者は大半が旅行代理店を通しているのでイムガ申請もフォローして貰えていたようなので出入国時に問題や混乱はさほどなかったと思います。
ただ欧米など海外の旅行者の多くは代理店を通さず直接リゾートと予約し、中にはイムガの事を全く知らずに到着しては、入国時に移民局の窓口で初めて知って、慌てて現地でオンライン申請するケースが意外と多かったそうです。
それらの待ち時間が結構掛かってしまい、入国審査の列に並んだ旅行者の中には水上飛行機やボートの出発時間に間に合わなくて、結果水上飛行機の出発時間が遅延したり、帰りの国際線のフライトにも多少なりとも影響があったそうです。
また今年に入ってからもイムガのサイトがしばしばダウンしたりアップロード出来なかったりしたことも多々あり、SNSでも「便利などころか前より手間も時間も掛かっている」という感じのネガティブなコメントをよく見かけました。
ということで、旅行者が時間や手間やストレスもなくスムーズにモルディブ旅行を楽しめるようにという政府の計らいで、出国時のみですが廃止となりました〜!!