香港極妻日記

海外生活30年目の「極妻(極道ではなく、極楽なアメリカ人妻の略)」の楽しい香港での生活、旅行、美味しいモノ、愛犬の話等、さくっとご紹介♪

カギ・モルディブでチェックアウトして、スピードボートでマレのヴェラナ国際空港へ

午後5時過ぎに最後のディナーから戻ると、5時半にまた雨が降り出して5分ほどで止みましたが、10分後にはまた小雨が降り出して、波が高くなりました。

 

強風だったり雨が降ると更に風の勢いが増して波が高くなり、ボートが大揺れになることがあるので、ちょっとドキドキしながらヴィラを出ました。

 

 

いつもはこれからディナーに出かける頃なのにね、と友人と話しながら歩きます。

 

 

バトラーから言われた通りの時間にレセプションに着くと、バトラーの姿は見えませんでした(笑。

 

 

しばらくすると、別の不機嫌そうなスタッフがやってきて清算を終えました。

 

 

もしバトラーやウェイターやハウスキーパーなどに、チップを渡したい場合で、現金がない場合は、清算の際に「個別にチップを渡したいので加算したい」と伝えると、スタッフの名前とチップの金額を記載した用紙をプリントしてくれるので、そこにサインして、加算された金額をクレカで清算することが可能です。

 

私たちは、一番お世話になったハウスキーパーには毎朝ベッドに現金を多めに置いて渡していて、バトラーには帰りに握手する際に握らせて、スパやツアーでもその場で現金を手渡したので、他のスタッフは特にお世話になったりよくしてもらった人はいなかったため、今回は加算しませんでした。

 

 

 

カギのバトラーはセミ・バトラーで、通常のフル・バトラーとは異なり、レストランやツアーの際に挨拶やアテンドをしてくれることはありませんでした。

 

主なやり取りはWhatsAppというチャットアプリを通じて行われ、レストランやスパ、ツアーの予約はアプリを使って自分で行う方が確実です。

 

夜間に到着したためか、最初に提供された情報が非常に少なく、レストランの営業時間とヴィラのミニバーについてのみ教えてもらいました。ビーチサンダルやビーチバッグが有料であることも知らされず、情報が不十分で、自分たちで調べたり他のスタッフに尋ねて得た情報が8割程度という印象でした。

 

稼働率が3割と低すぎて利益が出ないため、夜のビュッフェが中止されていた件については、勝手にアラカルトレストラン2軒の予約が1日おきに入れられており、疑問を持って質問した際にネタバラシのように話してくれました。

 

アプリにはそこそこの情報が含まれているリゾートなので、ゲストはそれを知っているだろうと完全に思い込んでいます。

 

そのため、アプリを事前にしっかりと読み込んで理解していないと、バトラーからの提案は受けられません(マンタ・ツアーや写真撮影などの一部の押し売りはありましたが、笑。

 

カギに限らず、アプリがあるリゾートでは事前の予習と理解が必須です。

 

カギのバトラーに関しては、ベッドやエアコン、Wi-Fiなどの問題を伝える役割を果たしてくれましたが、実際に問題を解決してくれたのは各部署のスタッフです。

 

特にバトラーから何か特別なサポートを受けたことは一切なく、単なる質問の窓口としてチャット・アプリでつながっている担当窓口スタッフくらいに思っておいた方が良いかもしれません。

 

私たちも、到着時と出発時以外はほとんど見かけることがなく、特にお世話をしてもらえず、サプライズも全くなかったため、ハウスキーパーよりも少ない金額しか渡しませんでした。

 

 

 

バトラーの詳細についての投稿です。

 

gokutsuma.hatenablog.com

 

最終日のチェックアウトの詳細と空港へのボート移動などについての投稿です。

 

gokutsuma.hatenablog.com

 

 

 

遅れて姿を現したバトラーの案内で、並びにあるデパーチャー・ルームへ移動しました。

 

 

入ってすぐ右手にミニ・バーがあり。。。

 

 

宿泊したゲストが置いて行ったと思われる古い文庫本が隅に積まれていました。

 

 

20年から10年くらい前までは、私と旦那さんも、毎回たくさんの単行本や文庫本を持参しては、読み終えるとリゾートの図書館に寄贈していましたが、今はデジタル本が主流なので、リゾートでもあまり見かけることが少なくなりましたね。

 

冷蔵庫の中には、お水とソーダ類とミルクがありました。

 

 

奥の部屋は、スーツケースを預かってくれるストック・ルームで、推測ですが、3月など満室に近い繁忙期は、午後の早い時間からチェックアウトとなり、ボートの出発までデパーチャー・ルームで数時間過ごす羽目になりそうですね(汗。

 

 

シャワー・ルームがあれば、ギリギリまでスパやシュノーケリングも楽しめるかと思いますが、トイレしかありませんでした。

 

 

一応天井は高いですが、写真の半分くらいはスマホの超広角カメラ撮影なので、実際はもっと狭くて、空調もあまり良くなくて、湿気った匂いがしていました。

 

 

また壁のコンセント(アウトレット、ソケット)は、数カ所にしかないので、スマホなどはチェックアウト前にヴィラでしっかり充電しておいた方が良いと思います。

 

 

 

 

時間になったようで、バトラーが迎えにきたので、歩いてジェッティに向かいますが、バトラーではなくて、別のスタッフがキャリーバッグなどを運んでくれました。

 

 

バトラーとはここでお別れなので、チップを現金で渡す場合は、ここで握手をする際にチップを握って手渡す感じとなります。

 

 

カギのスタッフは、ケウンのシェフと一部のウェイターを除いて、あまり愛想が良くなく、マネージャー・クラスはアジア人=言葉が通じないと決め込んでいるようで、アジア人軽視という印象を受けて初めてスルーされました。

 

しかし、どうやらクラウン&チャンパ系列はこのような感じらしく、カギに滞在した欧州人の友人10数名も同じ意見でした。

 

私はいつもモルディブのリゾートに行くたびに、大抵数名のスタッフと仲良くなり、チャット・アプリで繋がって、長い人だと10年以上もやり取りを続けたり、香港に来た際には食事をしたりアテンドしたりする関係が続いていますが、カギでは仲良くなったスタッフはゼロでした。

 

欧州人の友人たちとも意見が一致しましたが、スタッフとゲストとの触れ合いがなく、スタッフ同士でおしゃべりしている姿が目立ち、レストランなどでもお皿を下げたり、お代わりを聞いてくれる頻度が少なく、積極的に働いていたのはブータン人スタッフの数名くらいでした。

 

モルディブ人のスタッフ個人個人はそんなに悪くないと思うので、明らかに社風なんだろうなと感じました。

 

特にライバル企業のユニバーサル系列の温かいおもてなしと真逆のスタイルなので、どうしても目立ってしまう印象でした。

 

 

 

ボートに乗り込むと、私たち以外にはマレに行く休暇中のスタッフが2名いて、あとはキャプテンとクルーの2名だけで、他のリゾートに比べて人手が非常に少なく、また、ライフジャケットの着用を促すことも、実際に着せることもありませんでした(汗。

 

 

ライフジャケットを着ると暑いので、着ない方が嬉しいですが、片道10分以内ならともなく、1時間近くかかる長距離なのに、万が一の衝突やトラブルで沈んだりした場合に、キャプテンとクルーの2名というのも不安ですし、安全面に関しては適当すぎて不安になりました。。。

 

 

 

お見送りも最小人数で、バトラー以外は話をしたことがない初見のスタッフばかりでした。

 

 

強風の影響で波が高く、かなり荒れていて、時折ボートが浮き上がり、海面にドスンと強い衝撃を伴って打ち付けられる感覚があり、腰や首を痛めないかとドキドキしましたが、無事に1時間後にマレに到着しました。

 

 

私も以前はボートやバス、タクシーに乗るとすぐに酔ってしまうタイプでしたが、モルディブの荒波の中でシュノーケリングを重ねてからは、車酔いや船酔いが不思議となくなりました(笑。

 

そのおかげで、今回も大揺れのボートの中でもスマホをいじっていても全然問題ありませんでしたが、船酔いの経験がない友人ですら少し気持ち悪くなって目を閉じていたので、船酔いしやすい人にはかなり辛かったのではないかと思います。

 

 

それにしても、ヴェラナ国際空港の7色に輝くイルミネーション、どんな層にウケているんでしょうかね(苦笑。

 

 

ものすごくイケていないと思うのは、私だけでしょうか(汗。

 

 

新ターミナルも夜はかなりカラフルなイルミネーションだったりします(苦笑。

 

 

最近、中国の都市からモルディブへのカーゴ便が増えましたが、タオバオなどからリゾートやモルディブの人々が注文した荷物が多いようです。

 

コロナ明けの2022年後半くらいから、多くのモルディブのリゾートでは、家具やインテリア、季節のデコレーション、ギフト、テーブル用品などをタオバオで購入するところが増えましたよね。

 

便利な時代になったのかもしれませんが、高級リゾートに到着してタオバオのカメラでレストランのテーブルやヴィラをスキャンすると、同じ商品が簡単に激安価格で見つかるので、少し興醒めしてしまいます(苦笑。

 

見るなと言われればそれまでですが、たまに可愛くて欲しくなっては、Google検索のようにタオバオを検索すると、大抵激安価格の同じ商品が出てきて、あっという間に現実に引き戻されてしまいます(笑。

 

ちなみに、Google検索をすると日本語設定のため、よく楽天にある同じ商品が表示されますが、価格がタオバオの2、3倍から、中には10倍のところもあったりして、、、以後省略(苦笑。